11月18日(水) 8:00〜

<日本の製造業> 新日本製鐵(株)広畑製鐵所 見学

姫路キヤッスルグランヴィリオホテル チェックアウトし、荷物をフロントに預けて新日本製鐵(株)広畑製鐵所へ。


新日本製鐵(株)広畑製鐵所の正門前で桐野さん、松本剛明衆議院議院議員夫人孝子さん、大路秘書と現地で合流



広畑製鐵所の武田政文総務部長から歓迎の挨拶をいただく


そして工場見学に先立ち英語版の製鐵所案内DVDをみせていただく

 
今日の見学に同行していただく新日鐵広畑ゆめさき会の生原幹事長(左)とガイドの浅原さん。
まず簡単に敷地の説明を受けた後、見学用に着替えました。

 
LLでもサイズが小さい人には特大を用意していただきました。

 
バスに乗って出発。車中でも活発な質疑応答が行われました。

自動車タイヤのリサイクル現場などを見ながら広い工場内を熱延工場に向かって移動


熱延工場前で説明を受ける訪日団メンバーら
撮影禁止の行程があるため、写真ではわかりにくいのですが、1500度にも熱せられた鉄の熱延行程を間近で見学することができました。
 
見学後も熱心に質問するメンバー。貸していただいたレシーバーが役に立ちました。

見学終了後、記念写真の撮影。

今日の団長であるアルゲニー郡議会議員・全米鉄鋼労働組合法律顧問のアマンダ・グリーン (38歳)(Ms. Amanda Green)から御礼の挨拶をさせていただきました。
晴天の広畑製鐵所をあとにする。



 10:15〜

<日本の労働組合>
新日本製鉄広畑労働組合 大森唯行 組合長表敬・意見交換

新日本製鉄広畑労働組合会館 (姫路市広畑区小松町)

全米鉄鋼労働組合法律顧問のアマンダ・グリーンからの来日前からの希望で日本の労働組合を見てみたいというものがあり、大森組合長に打診したところ、快く受け入れていただきました。

まず労働組合を紹介するビデオ上映

名刺交換から意見交換会はスタート
 
大森組合長から歓迎の挨拶の後、訪日団長のアマンダからも挨拶。団長役は1日ごとに交替しています。

大森組合長から新日鉄広畑労組と産業別組織やナショナルセンターである連合との関係について説明をいただいた後、意見交換となりました。

日本の労使の関係において、労使協調がもたらしてきた成果や意義、利益分配の仕組みなど熱心なやり取りが行われました。政治との関わりや合理化の歴史等についても質問が出ました。

終了にあたっての挨拶。

 
大森組合長は2005年にペンシルバニア州ピッツバーグの全米鉄鋼労組本部を訪問したことがあるそうです。
当時の写真などをアマンダに見せたら、アマンダの知人が多く写っていたようです。世間は狭い"small world"と言っていました。
 
プレゼント交換。大森組合長からは現在都市対抗野球の全国大会に出場している新日鉄広畑野球部の帽子などを記念にいただきました。「うちの野球部はメジャーの3A」より強いと言われて、訪日団も驚いていました。


新日鉄広畑野球部の帽子をかぶって記念撮影。組合長によると、外国議員団の訪問初めてではないかとのこと。
受け入れていただき、ありがとうございました。

11月18日(水) 11:30〜

11:30 <日本の世界遺産>世界文化遺産 姫路城登閣


姫路城登閣口で英語案内ボランティア「かしの木会」の溝井さんと待ち合わせ、以降城内を案内していただきました。
また、姫路市からは観光交流推進室の田中富美子さんが出迎えてくださり、英語での挨拶のほかパンフレット等をいただきました。
ありがとうございます。
 

 
ところどころ説明を受けながら天守閣に向かって進みます。


 
アンドレアスは背が高い!

天守閣
 

天守閣最上階へ
 


最上階にある長壁神社

最上階にもソロプチミスト姫路西から寄贈されたAEDもありました。私が2005年に仲介しました 参考リンク
 
記念スタンプも結構人気でした。

天守閣を出て出口に向かいます。

 

 
アマンダ団長から溝井さんに御礼の挨拶をさせていただきました。
大変わかりやすい説明だったと評判でした。ありがとうございました。


昼食 イーグレひめじ「レストラン・ミレ」
 
姫路最後の食事ということで、せっかくなので姫路城を見渡せるイーグレひめじで昼食をとってもらいました。
感動していました。


これで全行程は終了。みゆき通りを通って徒歩にてJR姫路駅へ。

途中、二階町のハマモトコーヒーで寄り道して、サイフォンでいれたコーヒーを飲んでもらいました。
 
やはり珍しかったらしく写真をとっていました。


浜本店長からも訪日団にお気遣いをいただきました。ありがとうございました。


その後、姫路駅に到着。中央改札口付近にはホテルに預けた荷物が届いていました。

私の友人の赤帽福田運送の福田くんにお願いしておきました。ありがとうございました。

新幹線ホーム。訪日団はこれから京都へ向かうのです。いよいよお別れです。

これが最後の記念写真。
 
「京都には一緒に来ないのか?」と言われましたが、残念ながらここでお別れです。
アメリカに来たら自宅で歓迎すると言ってくれたメンバーもいました。

私がホスト役を受けたのは、自分が訪米させてもらって、政治主導とか自分の知らなかった概念を学ばせてもらって、選挙に出て議員になることにした経緯があることのほか、アメリカで歓迎してもらった良い思い出があるから。少しでもその恩返しができたとしたら幸いだし、また今後アメリカを訪問する日本人がいたら歓迎してあげてほしいと。

寂しい気持ちとホスト役として3日間無事に終えることができた満足感が錯綜する、そんな気持ちで新幹線を見送りました。


御礼 
訪日団はこの後、京都で2日過ごし、20日夕刻には、関西国際空港からアメリカに帰って行きました。
今回の受け入れにあたり、大変お忙しい中、また突然のお願いにもかかわらず、受け入れを快諾くださった方、様々な見えない努力をして下さったことと思います。また懇談会等にも英会話の有無にかかわらず無理をお願いして参加いただいた方も多くおられました。ご協力いただいた全ての関係者の皆様方に衷心より御礼申し上げます。

手前味噌かもしれませんが、訪日団全員が兵庫県を楽しんで、帰っていったと信じています。
アメリカは日本の友好国であるだけでなく、民主主義を私たちに教えてくれた国でもあります。草の根レベルでも友好を深めたいと思います。
アメリカの地方議員にも日本好きの人が増えた。そう信じて、ペンを置かせていただきます。ありがとうございました。 竹内英明

参考 11月23日付「兵庫ジャーナル」でも取り上げていただきました。