日米青年政治指導者交流プログラム
第22回米国代表団訪日プログラム

主催: (財)日本国際交流センター、国際交流基金日米センター
米国青年政治指導者会議(ACYPL)

参加者(略歴) 姫路日程 全日程

ひめじ滞在記



(財)日本国際交流センターでは、国際交流基金日米センター(CGP)、米国青年政治指導者会議(ACYPL)との共催により、きたる10月18日から31日にかけて日米青年政治指導者交流プログラム第22回米国代表団訪日プログラムを実施いたします。今回のプログラムには米国の州議会議員など9名が参加、2週間にわたり東京、神奈川、姫路市、北九州市、京都を訪問する予定です。東京では各界の指導者との交流を通じ日本の政治、経済、社会の情勢およびこれらをめぐる政策課題についてのブリーフィングを受け、神奈川、姫路市、北九州市では政治家の地元活動、地方と中央との関係、地方自治のあり方等についての理解を深めることになっています。また日本側にとっては、来年行われる大統領選挙に向けての政局の動きや政治、社会情勢について、若手地方議員や連邦議会スタッフの意見を聞く良い機会になると考えます。

日米両国間の諸問題の解決には、両国内の政治・経済・社会構造や課題について相互理解を深めることがますます重要となっております。また、両国の共通課題についての意見交換が、お互いにとってこれまで以上に意義深いものになりつつあります。特に米国では地方の政策課題への対応が連邦政府・議会の政策決定にも強く影響する傾向が強まっており、米国各地でオピニオン・リーダーとして活躍している地方議会議員、政党の地方組織のリーダー、連邦議員のスタッフ等との交流を深めることは、今後の日本政治のあり方を考えていく上でも有益なものと考えます。

同プログラムは、当センターによる日米議会交流プログラムの一環として、ACYPLとの共催により1973年以来継続的に実施しているもので、これまでに米国各地から約220名の州議会議員、連邦議会スタッフ、政党関係者が来日いたしました。ACYPLは、民間非営利団体として米国の青年政治指導者のための国際理解促進プログラムを実施しており、毎年、米国各地から選ばれた議会関係者、政党幹部などからなる代表団を日本、中国、旧ソ連をはじめアジア、オーストラリア、ヨーロッパなど、世界各地に派遣しております。これまでに日本を訪問した参加者も、その多くが連邦政府高官、連邦議会議員、政党有力幹部など、米国政治の中心で活躍中であり、日米関係についての深い関心を持ち続けております。

今回のプログラム実施にあたり、関係者各位のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

2003年9月 (財)日本国際交流センター
理事長 山 本   正

 

平素は、格別のご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。
この度、(財)日本国際交流センター、独立行政法人国際交流基金日米センター(CGP)、米国青年政治指導者会議(ACYPL)の共催により、来る10月18日から31日にかけて全米各地の州議会議員を中心とする9名の来日が予定されております。日米関係につきましては、その重要性は言うまでもありませんが、相互理解や両国間の生活習慣、文化の違いが依然大きく、外交交渉や貿易、留学のみにとどまらない様々な交流の必要性が叫ばれています。

さて、本市でも、2001年の総合計画で街づくりの基本構想を発表し、現在実施計画に基づき施策を実行していますが、その大綱には「国内観光客はもとより、姫路城を生かして外国人観光客の誘致に努めるとともに、新たな広域観光ルートの開発や観光客受入体制の整備などもてなし機能の充実に努め、滞在型観光地としての集約機能の向上を図る」と明記されています。世界文化遺産「姫路城」を有する当市にとって、観光は最も重視すべき産業の一つであり、国内観光客の伸び悩みや再訪率の低い城郭施設という特性にも鑑み、外国人観光客の誘致を更に重視する必要があると思われます。

今回の訪日団は、当市のほかに、東京(国会)、横浜、京都、北九州の各都市といずれも政令指定都市以上の大都市を視察されるということです。当市の標榜する"国際観光都市"に相応しいおもてなし(ホスピタリティ)でお迎えするとともに、市長・市議会議長などの表敬訪問、姫路市最大の国際交流イベントである「国際交流フェスティバル」への参加、姫路城などの観光地視察、関係者との懇談などを通じて、国際交流、姫路の観光振興について意見交換等を行う予定です。
ご多忙中のところ大変恐縮ですが何卒ご理解を賜り、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

姫路市議会議員
竹内 英明