Web版ひであき日記

2010年09月

  (未定稿)姫路市総合防災訓練!
09/01 (水)

puri2.gif 豊富町神谷の姫路セントラルパーク。駐車場で開催の姫路市総合防災訓練に出席。FM GENKIの生放送もあり、現場リポーターからの実況形式でわかりやすい。


バケツリレーによる消火活動



ヘリを使っての救出活動



消防と警察、自衛隊が連携した土砂災害時の救出訓練



恒例のアルファ化米試食。非常時の備え。


市議会時代の旧知の顔ぶれとも遭遇。多くの方から民主党代表選についての意見を聞く。菅・小沢の支持傾向は分かれる。終了後、事務所へ戻る。アルファ化米だけでは少し足りずカラムーチョを少し。

その後、こども見守り隊で活動されている自治会役員のNさん来訪。小学校登校時に児童が使う歩道橋補修の御礼も。その後、テレビで代表選の討論会のテレビ中継などを見る。その後この件に関する取材多し。

  (未定稿)代表選挙、地方議員へも働き掛けが…
09/02 (木)

hare.gif 事務所に寄った後、播但線等で兵庫県庁。 終日、会派の幹事当番。昼食は元町駅近くのマクドナルド。(大)月見バーガー。美味。秋の月見に由来する商品だが、外は9月を全く感じさせない暑さ。


(大)月見バーガー


県議会の会派控室で交通、警察関係の要望、調査依頼。河川関係で国会経由の陳情対応など。その後、神戸新聞のI記者来訪。代表選挙に関するアンケートの依頼。その後、連合兵庫の政策研究会で会派政策を説明するための資料作り。途中、同僚議員と党の代表選挙について意見交換。途中、某若手代議士より陣営支援依頼の電話。若手同僚の動向、情勢も聞いてみる。新聞に載っていた通りの話。

その後、議会図書館。政治主導関係の本を借りる。代表選でも争点の一つになっている。借りた本を読みつつ、電車で姫路。某所。少し時間をとって一人でぼーっとする。

深夜、沙羅の声で起きる。おむつの交換。それでもなお泣く。お腹もすいているようだ。生まれて2週間ほどはあまり泣かなかったが、数日前から空腹時をはじめ親を呼ぶ時に声をあげたり、泣くようになった。昼も夜も関係ないのが赤ちゃんである。先日、保健師さんが来た時に体重をはかったら3,500グラムと順調に増えているようだ。

  (未定稿)総理を選ぶ私の一票0.238ポイントの重み!!
09/03 (金)

puri.gif 神戸の県庁。同僚のI県議の当番を替わってほしいとの要請を受けて昨日に引き続き会派の幹事当番として県議会控室で待機。国会の参議院国会対策委員会でも副委員長による当番制度はあったが、実際に当番の務めを果たす人はほとんどいなかった(苦笑)。会派控室に専属の党職員を置いていないこともあるが、県議会民主党は真面目だ(笑)。

そういえば、I県議とは昨年7月に補欠選挙で宝塚市選挙区から選出された池畑浩太朗県議のことなのだが、農業高校の教師を経て、市村浩一郎代議士の秘書となり、県議線に出馬したという異色の県議である。いつも私の何倍も忙しく来客も多くパワフルに活動している。私より数ヶ月若い新進気鋭の県議である。

池畑浩太朗県議のHP

私といえば、昨日のうちに県庁でしかできないことを済ませたので、資料の整理や県議会のパソコンのメンテナンスなど。その後、県警本部。その後、近くの薫庵で昼食。もりそば(大)。もりそばだが、刻み海苔がのっていない。昔よく通った国会参院内の一茶そばでは、「ざる」そばと「もり」そばの違いは海苔の有無だったので、それが違いかと思っていたら諸説あるらしい。「もりそばとは」とネットで検索すると、早稲田大学鵬志会時代にお世話になった吹浦忠正さん(現ユーラシア21研究所理事長)のブログが2位にヒット。驚く。国旗に関する我が国の第一人者であることは知っていたが、そばにも造詣があるとは…。要は諸説あるらしい。


薫庵のもりそば


その後、民主党代表選挙に関して今日は某参議院議員から支援要請。民主党代表選挙はポイント数の1位が当選となるのだが、国会議員824ポイント(412人で1人2ポイント)、党員・サポーター300(全国34万人/衆院小選挙区ごと1票/比例配分ではなく勝者総取り方式)、地方議員100(2382人でドント方式=比例配分)の計1224ポイントをめぐって争われる。私は全体で100ポイントが与えられている地方議員の一人だが、民主党は全国で2382人の地方議員がおり、100ポイントはドント式で振り分けられるため、私の一票は0.238ポイントということになる。国会議員が1人2ポイントなので、国会議員の10分の1程度である。

地方議員の一票が0.238ポイントに過ぎないというのか、0.238ポイントもあると思うのかは地方議員それぞれの感覚でもあるのだが、実は、自民党政権時代の総裁選挙は地方議員は1党員に過ぎなかった。民主党の地方議員はそうした配慮をほとんど知らずに投票するのだと思うが、実は党本部としては地方議員に配慮した制度をつくっているのである。この代表選挙の導入時期、私は党職員だったが、実は「総取り方式」の党員・サポーター300ポイントについて当時も議論になっていた。総取りとは、小選挙区で得票1位となった候補だけがその地域の党員・サポーターの1ポイントをとるのである。今回の選挙ではこれが一番差を生むだろう。国会議員票にすると150人分の票である。

決起集会の状況を見ると国会議員票はさほど差がついていない。党員・サポーターの票が最後に勝負を決めることになるのではないか。総取り方式の票が300ポイントもあることに今後マスコミ等も注目するだろう。これがドントではないことが差を分ける。あわせて51対49の得票数の差があっても、ポイントでは250対50なんて結果となる場合があるのである。今回の選挙、党員・サポーターの皆さんの票がそれだけ重いということだろう。

その後、姫路へ戻り、兵庫県電力総連西播地域連絡会の会合。挨拶。その後も懇談。

  (未定稿)3日連続で神戸へ!!
09/04 (土)

puri2.gif 朝の報道番組を見る。党代表選挙の話題も。前向きな話も多い。その後、神戸の民主党兵庫県連。選挙対策委員会。統一地方選選対本部設置について大いに協議。その他、川西市議会議員選挙、川西市長選挙への対応について協議。終了後、ラッセホール。党県連常任幹事会。


松本たけあき県連代表の挨拶


統一地方選に関して党本部に権限のある兵庫県議、神戸市議選の公認決定が8月30日に行われたことの報告をはじめ各種報告。不肖私の県議選2期目の公認も決定。そのほか統一地方選選対本部の設置、県連大会の開催等について協議決定。代表選挙については代表選挙の結果を承認するための臨時党大会に出席する地方代議員のメンバーが決まったが、2候補への投票について統一的な対応を県連としてすることもないし、特段の話はでず。

終了後、県庁を西へ少し歩き、マルシェ。カツカレー。美味感動。家族用に冷凍の商品を郵送。店主のYさんにも挨拶。


絶品のカツカレー


その後、兵庫県議会。控室で原稿作成をしようとするも暑い、暑過ぎる。その後、姫路へ戻る。使ってきた携帯電話の電池が一日持たなくなったこともあり、新しい機種に変更。最新機種等にこだわりがないのでドコモの905の中古品にマイナーチェンジ。メーカーが変わったので使い方もわからないことが多い。少し慣れが必要だ。

  (未定稿)政治主導を進めるために!!
09/05 (日)

puri2.gif 朝の報道番組を見る。フジテレビの報道2001には代表選の菅・小沢両候補が出演。それぞれの主張には一長一短がある。政策調査会の復活については菅代表、ひも付き補助金から一括交付金への転換は小沢前幹事長、各省庁の予算一律10%削減は政治主導ではないという主張は小沢前幹事長、政治とカネの問題は菅代表に分がある。

私は政権交代で転換すべき最大のポイントは個別の政策もさることながら政治主導への転換だと考えている。小沢前幹事長の無利子国債の提案等への反論を、役所のペーパーを読むように既存の論理で反論している大臣の姿は見ていてがっかりである。資質の問題は別にしても、菅内閣は参院選で敗北したことで、政治主導が発揮できない状況に追い込まれている。政治主導には政治家や政党の能力、それを引っ張る強い政治家のリーダーシップが必要だが、さらに結果責任も求められる。参院選の敗北の責任を執行部が誰もとっておらず、結果責任を政治家が負うという政治主導の前提と相容れない状況となっていることは話にならない。この点については支援の要請をしてきた菅陣営の国会議員にも直接言っておいたが、結果責任をとっておればこんな状況にならなかったのではないか。相当な判断ミスだと思う。

いずれにしろ、どんな結果が出ても選挙後は挙党一致の体制をつくらなければ、政治主導を進めるのは難しいだろう。両院で過半数もとっていない与党が内部で抗争をしていて政治主導なんてできるわけがない。

菅代表の主張を聞いているとやはり消費税増税を成し遂げ、財政健全化で名を残したいと思っているようだ。その必要性はよく理解できる。しかし、その前に国会議員の定数削減など身を切って国民に範を示さなければならない。そうした取り組みがなく、国民の負担を先に求める姿勢を見せたから参院選で必要以上に敗北したのではないのか。まず身を切る力、リーダーシップを見せなければならない。それがより難しいことなのだが。

車で豊富小学校。体育館で行われた婦人会主催の敬老会に来賓出席。


岩田連合婦人会長の挨拶



豊富中学校筝曲部の皆さん



豊富幼稚園の皆さん



豊富小学校の皆さん



民謡集団 鯱の皆さん



沖縄エイサー踊ろう会の皆さん



出席最高齢の98歳の女性と93歳の男性に記念品が贈呈された


終了後、神南中学校グラウンド、市立ふれあいの郷船津公園へ。市のソフトボール大会北部地区予選の応援。多くの方から民主党代表選の話題を振られる。話題を振ってこられる男性は小沢支持が若干多いか。女性は小沢嫌いがかなり多い。理屈のないものもある…。







9月とは思えぬ暑さの中で熱戦が繰り広げられる。その後、自宅。その後、播但線、神姫バスを乗り継ぎ、手柄のM代議士事務所。M代議士とともにYさん、Hさんから兵庫の地場産品の広報・宣伝等について提案を受ける。前向きで素晴らしい取り組み。支援したい。

その後、バスで姫路駅前。松下政経塾の大阪研修のために関西入りしていた早大鵬志会出身の後輩Aくん、神戸在住のTくんと夕食懇談。Aくんは変わった商売で成功している。新宿一らしい。その成功までの苦労話や今の状況、アンダーグラウンドの話などもいろいろ教えてくれる。何しろ全く知らない世界の話。興味深い。

  (未定稿)朝は少し涼しくなってきた!
09/06 (月)

puri.gif 山陽電車姫路駅前。朝の街頭演説。先週までの暑さに比べて今日はかなりまし。朝晩は涼しく感じることもある。ただし日中は変わらず暑い。不思議である。県政報告のほか党代表選挙について話す。ビラ配りをしていると通行する知人の多くが代表選について声を掛けてくれる。どちらが勝利するかの予想も多い。

その後、事務所へ戻り、諸作業、来客対応など。最近、姫路市長選挙の話題を聞く機会が増えている。先日も呼ばれて強い声をきかせていただいた。皆さんいろいろ思いがある。昼食は坂田町のジアンジアンでチキンカレー。美味。


ジアンジアンのチキンカレー


実家の庭でとれたブドウをもらったので、Rのお母さんにジュースやジャムにしてもらう。


実家でとれたブドウ



そのブドウでつくってもらったブドウジュースやジャムなど


連絡
先月中旬ごろ、HPから「竹さん通信」をお申込みされた姫路市書写のF(姓のイニシャル)さん。住所の番地が記載されておりませんでした。お手数ですが、再度お手続きいただくか、直接メールでご連絡いただきますようお願いいたします。

竹内ひであき事務所

  (未定稿)県議会総務常任委員会の管外調査へ!
09/07 (火)

kumori.gif 総務常任委員会の管外調査。播但線で姫路。新幹線で名古屋。バスで長野県の木曽町。町役場へ。


木曽町役場



木曽町の皆さん


T町長、H企画財政課長から「まちづくり条例」の概要説明等を受ける。木曽町は人口12,957人で、高齢化率は34.7%。典型的な過疎の町。木曽町のまちづくり条例は現行法の枠内で主権者は町民であるということを徹底しようとして考えたもの。町村合併を契機として、住民自らが地域の発展のための意思決定に参画する仕組みをつくるためには、自治体の憲法としての条例が必要と考え「木曽町まちづくり条例」を制定することとした。まず合併協議会と平行して協議をはじめ、旧4町村の「地域自治組織」を新町の条例の中に位置づけることや、地域自治組織が担う役割等について、「住民自治」と「公民協働」を実現するための具体的な方法についても規定した。特に「地域自治組織」の代表者で構成する「政策諮問会議」を条例の中で定め、議会に提出する重要な政策については議会に提出する前に「政策諮問会議」に諮問しなければならないこととし、特に住民の意見を直接聞くものについてはパブリックコメントにかけることとした。

議員の提案を町職員が真摯に受け止めるのは当然だが、町民の意見であっても議員同様にその意見を尊重しようと考えている。ある住民のメンバーが町に図書館がないので新設してほしいという陳情を持ってきた。そこで、その住民の方々に実行委員会をつくって全国の図書館の状況などを調べて計画しないかという逆提案を行ったこともある。まちづくりも同様である。議会制民主主義と相容れないと言われるかもしれないが、住民の力を借りることはいいことではないか。

有名なニセコ町の自治基本条例も調べたが、不利益除外規定があった。不利益除外規定とは、住民がまちづくり等にかかわらなくても不利益を被ることはないというニセコ町の規定のことだが、木曽町ではこの規定を入れなかった。できれば主体的に自分たちのまちづくりに関わってほしいと考えている(不利益を被る規定はない)。

その後、質疑応答。兵庫県議会側からは「まちづくり条例」を制定して移行の行政の成功例やパブリックコメントの実施数、(地域自治組織の代表者で構成される「政策諮問会議」で承認された内容の議案等を審議することとなることから)議会の役割は低下するのではといった趣旨の指摘も。旧4町村の地域代表者で構成される「政策諮問会議」の構成メンバーと町議会議員を比較すると、地域柄、「政策諮問会議」の構成メンバーの方が力を持っているようだ。そのような力関係の中で「政策諮問会議」で審議し了とされたものが議会に提出されるということは議会の機能は低下して当然である。直接公選ではなく地域の力学で選ばれた数人の「政策諮問会議」が議会の代わりである。政策諮問会議がどれだけチェックの役割を果たすかにもよるが、町長によるスピーディーな行政運営を可能にする制度とも言うことができる。しかし、この規定を含んだ条例を可決したのも議会。議会を更に名誉職化させる仕組みでもあろう。多くの議会の視察団が訪れているというが、興味深い。

終了後、H企画財政課長が私のところに来られるので何かと思ったら、姫路市のN市議にお世話になったことがあるという。世間は狭い。

終了後、長野県木曽広域連合へ向かう。


長野県木曽広域連合の事務局



長野県木曽広域連合の皆さん


先に訪れた木曽町を含む3町3村がつくっている、消防・救急、介護保険の運営、し尿・ゴミ処理、ケーブルテレビ運営、広域観光振興・公共サインの設置、木曽川上下下流交流・森林整備協定の推進などの事務を行うための広域連合である。広域人口は31,558人。まず木祖村議会議長でもあるT広域連合副議長から挨拶。その後、広域連合事務局のO総務課長らから広域連合、木曽地域振興構想、木曽文化継承・共育システムについて説明を受ける。

その後、質疑応答。広域連合への長野県の関わり、サイン(道案内板)への国補助金の累計金額、観光産業への取り組み内容等について質問がある。国土交通省のサイン補助金だけで累計9億円という話に訪問した県議らも驚いていた。結果として地元業者にお金はおりているのだと思うが、道案内の企画までこと細かく国が関与する補助金行政はどうなのか。終了後、松本市内へ向かう。

  (未定稿)長野県内を横断!
09/08 (水)

puri.gif 松本を出発し、長野県飯山市本町の飯山市本町商店街協同組合。


T理事長から商店街活性化のための「六斎市復活プロジェクト」について説明を受ける。六斎市とは当地で昔6のつく日に行われていた市の名称。



六斎市の開かれる場所


飯山市の人口はピークの4万人が現在2万4千人に減少。本町商店街も平成元年のバブル期には106店舗あったのが、現在43店舗と6割減った。大型店も撤退した。商店街に生鮮食料品などを扱う大型の核店舗があったほうがいいという意見が住民の中にあり、他の大型店の誘致にも取り組んだが、採算が合わないとして断られた。また、商店街への支援、アーケードの設置などについては、市の財政難や民間の商業者への支援は難しいという判断もあり、自ら取り組む必要があった。商店街の役員も若返り、なんとかしたいという思いで、この「六斎市」の取り組みをはじめた。

六斎市は地元の食材や惣菜等を地元の人が販売するスペースを提供している。以前はテントでやっていたが、雪がふるなどで壊れたため、常設型のものを建設した。総事業費は約360万円だったが、長野県の元気づくり支援金事業を活用し、240万円の支援を受けた。飯山は徳川時代の譜代大名の城下町で、当時行われていたのが六斎市。北陸新幹線開業の折には朝市もはじめたいと思っている。また、法政大学の小島ゼミの学生40人も一緒に活動している。アメリカでファーマーズマーケットが成功しており、六斎市も同じく成功するはずということで応援してもらっている。このほか青年会議所からも協力の申し出があり、イベントや地元高校生とのコラボ企画等の演出をしてもらっている。

その後、意見交換、現地見学など。


振舞われた名物の「笹すし」「謙信すし」(ばら寿司)



商店街に喫茶店がなかったことから、まちカフェ空楽も運営。近くの人々の憩いの場となっている。


終了後、長野県上水内郡小川村の「小川の庄」。


小川の庄



鰹ャ川の庄の常務取締役であり創業当時からのメンバーであるTさんから「過疎化地域での高齢者の雇用づくり」について説明を受ける。


同社は昭和61年創業の小川村の第三セクター。民間企業や農協の出資もあり、うち食品加工会社の出資が最も高く、民間企業の子会社の側面ももっている。信州名物のおやき、野沢菜などの漬物などの食品販売のほか、レストラン小川の庄を運営している。60歳以上の人でも入社でき、定年はない。社員は86人(60〜64歳14人、65〜69歳10人、70歳以上16人)。最近は新卒者の雇用も始めているという。現在、年商は7億円。創業当初から村だけでなく農協の出資や工場提供などの支援があったこと、初代の権田社長の過疎への対抗心とお年寄りの雇用づくりという目的があったこと、100パーセントおやきなどの食材を国産材料をつかっていることが成功の鍵ではなかったかと思っているという。昨今食材に対する消費者の関心が高まり国産材料の値上げもあるなど経営環境は厳しいときもあるが、頑張っているとのこと。阪神大震災の際は2トン車で神戸におやきを届けたという話も。


囲炉裏でおやきを焼き、食べることもできる


終了後、長野市の長野県庁。長野県議会のT総務課長から挨拶並びに長野県議会の概要について説明。その後、A市町村課長から「地域発 元気づくり支援金」について説明を受ける。地域発元気づくり支援金とは、午前中の六斎市復活事業のように、市町村や公共的団体(地域作り団体、NPO、自治会など)が自主的に取り組む地域の元気を生み出すモデル的で発展的な事業に対して支援金を交付する制度。

平成22年度は10億円の予算に対して、1,101件17億7千万円の応募があり、地域ごとの選定委員会による選考の結果、785件9億9千万円が採択されたという。補助率はハード事業3分の2以内、ソフト事業10分の10以内となっている。

正直、地域の活性化に資するという条件以外は特に使途・分野の制限がなく、申請者の条件も緩いため使いやすい補助金だろう。「地域一律」給付でなく意志のある人や地域が活用するため、義務的に使われて無駄となる比率が少ない。一方、地域差が出るともと言える。


長野県議会の委員会室


その後、質疑応答、意見交換など。

Q.導入の経緯は?
A.平成14年から部局縦割りをなくす総括的な補助金(3億円)をスタートさせたが、17年度から田中元知事がコモンズ支援金と名称を改め、予算額を10億円に増額した。その後、村井前知事に交替し、19年度から現在の名称になった。

Q.市町村を飛ばして直接県が補助をするということには議論があったかと思うが?
A.導入当初は市町村かせ行う事業への補助に偏っていたが、近年、公共的団体の活用が増えてきている。民間の団体も市町村を通しての申請となるため市町村の関与がないというわけではなく、協働事業と考えている。

Q.補助金を受けた団体数とその金額ベースは?
A.平成21年度実績で、市町村110件2億5600万、広域連合10件1900万円、公共的団体580件7億2300万円である。

Q.広域連合はいくつあるのか?
A.県の出先機関である地域事務所と同じ数・圏域の10である。

Q.広域連合が全ての地域に、地域事務所と同じだけ設置してあるというのは、分権の考えからすれば県の事務をその広域連合に移せという意見はでないのか?
A.介護保険、消防など市町村の担うべき事務を共同で行うために広域連合は設置されている。県の事務を移譲しようという考えは今のところない。

Q.広域連合の取り組みは将来的に合併につながるのではないか?兵庫県は平成の大合併で市町の数が大きく減少した。
A.長野県の状況は、先日退任した村井前知事は合併推進派だったが、強制はしないという立場だった。その前の田中知事は合併推進派ではなく自立を唱えられていた。それでも県内の市町村数は121→77に減っている。とはいえ人口千人以下の村もまだ残っている。定住自立圏構想の導入なども検討するなども行っている。

Q.補助金はランニングコストなど継続的な支援はしないのか?
A.しない。行政が主体的になると長く続かないし、コスト面でも難しい。地域に根付き自主的に運営していくのが理想ではないか。

終了後、諏訪方面へ。台風が福井に上陸しこちらに向かっているようで少し雨が降っている。いつ以来かわからないぐらい久方振りの雨である。風はない。

ホテル到着後、マスコミ各社の代表選アンケートに回答、電話回答など。

  (未定稿)長野→岐阜→名古屋→神戸→姫路!
09/09 (木)

puri2.gif 諏訪を出て長野県下伊那郡の下條村役場。村に入るとタレント峰竜太さんの出身地という大きな看板が。村役場到着後、職員で下條歌舞伎保存会の事務局も務めるSさんから村の財政状況・少子対策、下條歌舞伎の保存・伝承について話を伺う。


実は峰竜太の甥なんですという自己紹介に一同驚く。


同村の人口は今年4月現在で4,163人。昭和25年の6,410人から減少傾向が続いていたが、平成に入ってから増加に転じたという。高齢化率も28.8%と近隣の村に比べれば高くなく、0〜14歳の若年層の人口比率は16.7%と県下の自治体で一番高いという。出生数や率が高いことが理由。若者向けの村営住宅を整備し、村外から若い世代を集めた。村営住宅の家賃は2LDKで月額3万6千円。最近、事業を始めて年数がたってきたため、子供が大きくなり、中学生ぐらいになり、村営住宅では手狭になるという問題が出てきたため、村による住宅分譲も行いはじめている。

村営住宅の入居は「子供がいる」か「これから結婚をする若者」に限定している。また、国の補助金を使わず村単独事業で整備したため、国の定めるような年収要件にかかわらず独自の基準で優先入居させることができた。また合わせて、村の行事への参加や消防団への加入を入居条件にしたことにより質の良い若者が集まってきている(同資料)という。

また、住宅だけではなく、子供の医療費について平成16年からは中学生まで、今年度から高校生の医療費も無料にしている。保育料も19年度から毎年10%ずつ下げてきている。

これらの施策をとるのは若者に定住してもらうことが村の活性化につながるという現村長の考えと、それを可能にしているのは、下條村の極めて良好な財政状況がある。村の起債残高は15億7千万円。この起債残高のうち国の交付税措置があるものを除く実質起債残高は2億8千万円のみ。一方の貯金にあたる基金残高は32億4千万円。基金(貯金)と起債(借金)の実質的な差し引きは29億6千万の基金超過である。実質公債費比率も3.5%(平成20年度決算)に過ぎない。

村は特段税収が豊かなわけではない。役場の職員数が少ないなど、村の基礎的な運営コストがかなり低く抑えられているのが財政が良い理由である。経常収支比率は68.9(同20年度決算)とかなり低い。正規職員は35人で類似自治体平均の44%と半分以下の職員数。非常勤の嘱託職員は26名。

また、村のコスト削減の取り組みの一例として、国の推進した公共下水道や農業集落排水ではなく「合併浄化槽方式」を導入したことがあげられている。公共下水等なら見込まれた43億円の事業費が、浄化槽方式ではその5分の1の8億円の事業費で事業が完了したという。地域の実情に応じた選択であり、国の一律の基準というものが地域の実情にあわず多くの無駄なコストがかかっていることを証明している。

以下、質疑応答から
Q.資料に資材支給事業(村道・農道・水路の整備を住民自らが施工する場合に、村がその資材を支給する事業)とあるが、ちょっと私の地元稲美町でも考えられない。
A.平成4年から実施している。農道整備などが多い。簡単な工事なら業者に頼まなくても実施できるし、国の補助金もいらない(国の補助金を受けるためのコストや一律の基準にあわせることは無駄で地域の実情にも合わない)。平成20年は57箇所579万円の実績があった。

Q.これらの施策は現村長に変わってからなのか?歴史的な背景があり続いているのか?
A.現町長にかわってから村営住宅の整備や職員数の削減が始まった。昔は他の自治体のように人口も減っていた。

Q.職員数を減らしたというが例えば?
A.それまで保育園が3園あったが1つに統合して効率化をはかった。正規から嘱託化も実施している。私も2つ3つの掛け持ちの仕事が増えた。負担は大きいが頑張っている。

Q.町長の出身は?
A.村内のガソリンスタンドの経営者。75、6歳だと思う。(現在5期目)。

Q.実質公債費比率が3.5%というのは聞いたことがない。
A.現在、村単独で高齢者の医療費の負担軽減策を新たに検討している。自己負担を減らす方向で。お金はあるので何に使おうかという話にもなっている(笑顔)。

基金超過で支払い利息より受け取り利息の方が多いという下條村。基金のうち4億円を子育て応援基金としてその利息を子育て支援の追加財源にに充てている。今の低金利施策は損という極めて珍しい自治体でもある。松下幸之助さんが理想として掲げた基金利息を財源とした無税国家を思い出してしまったほど、夢のような財政構造をしている自治体である。何より、増税よりまずコストカット、そして少子対策の実践例であり成功例である。その背景にあるのは町長の経営者としての合理的な思考と強いリーダーシップだろう。国の財政運営も同じこと。


偶然イベントの準備で村役場の玄関に椅子が並べられていたので記念撮影


終了後、岐阜県恵那市へ。旧山岡町が設立した道の駅「山岡のおばあちゃん市」へ。

 



旧山岡町職員出身のG専務取締役から、女性高齢者による地域活性化「山岡のおばあちゃん市」について説明を受ける。


そもそものスタートは農家に余剰野菜が多くあり、それをどうにか活かしていこうと考えたことがきっかけ。これを持ち寄って朝市をすればいいのではという発想ではじめた。最初は13名で始めたが、今や360名になった。最初に朝市をしたとき、いきなり30分で売り切れた。周辺に4箇所のゴルフ場があり、そのゴルフ客が都市部の方で朝向かう途中に朝市に来てくれた。さらに、その都市部のお客さんが口コミで宣伝してくれた。おばあちゃんたちは日銭収入としてその日の売上をそのまま家にもって帰った。

しかし、この朝市の成功が町外の農家にも知れ渡り、半径10キロのところに8箇所も別の朝市ができた(苦笑)。うちは8時30分スタートで早くはあけないというルールがあったから、他の地域の朝市は競争して朝早く開けたりした。そこでうちは常設店舗にし、食堂もはじめた。全ておばあちゃんの手作りの料理にした。

私は当時、旧山岡町(現恵那市)の男女共同参画の担当室長だった。町からこの道の駅の運営をしないかとおばあちゃんたちに持ちかけた。おばあちゃんたちは当初「赤字になるのでは」と心配した。しかし、誰かがやってみてはどうかといい始めた。昔のこの地域のおばあちゃんたちは保守的で引っ込み思案、そのままではそういう意見はでなかったと思う。しかし、おばあちゃんたちはお金を稼ぐようになり、自分たちで商売することにより自信を持っていたのである。その時に、当時の町長から道の駅担当になるように指名された。派遣されるにあたり、赤字になれば町が面倒を見るという条件はつけたものの、商売関係は経験もなく不安だった。駅長となったものの立ち上げは大変で、朝早く出勤してまずゴミ拾いを毎日することから始めた。家族からも何をしているのかと言われたこともあったが、失うものはなかったし、町のものを売っているので自信を持って頑張った。未だに旧山岡町・現恵那市以外の商品を業者から仕入れないようにしている。旧山岡町・現恵那市以外の商品は他の道の駅の商品や子供のお菓子などごく一部で10%である。食味検査もしている。味や安心には自信を持っている。

実は、18年4月に指定管理者制度が導入されたことを契機に、町職員を早期退職した。同時におばあちゃんたちに1万円ずつ出資をお願いし、株式会社を立ち上げた。今こうしてここで頑張っている。仕組みとしてはここで販売した商品の15%を会社に納めてもらい、残りはおばあちゃんに渡すこととした。昨年の売上は2億7千万円。着実にお客さんが増えており、今年は3億円になるだろう。今年のうちにお客さんの数も300万人を迎えると思う。現在働いているおばあちゃんの最高齢は87歳。これからもおばあちゃんのために頑張りたい。

以下、質疑応答。
Q.野菜などの値段の設定は?
A.値段部会を毎月1回行っている。基本の価格設定はあるものの、スーパーのチラシも参考にしながら値決めをしている。

Q.おばあちゃんたちが持ち込んできた野菜等の量が多い場合どのように調整するのか?
A.全て商品として並べる。ここまで持ってくるのに遠いおばあちゃんもいる。旬の食材なので買い取って食堂で活用することもある。

Q.従業員数は?
A.50名。職員は6名。あとはパートタイム。

Q.おばあちゃんの反応は?
A.年金プラスここで月数万円とかの収入があると孫に小遣いをあげたりもできる。国民年金だけで大変な家もある。経営は大変だが、ここを続けていくのが私たちの大きな責任であると思っている。


おばあちゃん市の野菜売場



おばあちゃん市のレストラン厨房で働くおばあちゃんたち


終了後、名古屋方面へ。名古屋駅前で「赤から鍋」「名古屋名物」との看板の店を見つける。鶏皮やせせりといった「姫路まるよし」発祥のメニュー、鍋の辛さのつけ方なども姫路の「唐から鍋」とよく似ている。最近、姫路から神戸など派生し、経営母体の異なるチェーンも増え、味も少しずつ変わっていっていることは承知しているが、名古屋名物になっているとは。使っている味噌が名古屋味噌ということで名古屋名物ということのようだ。料理自体が拡がること自体はいいことだが、「唐から鍋」自体は姫路まるよし発祥である。念のため。

名古屋駅内の郵便局で党代表選挙の投票用紙を投函。その後、新幹線で新神戸。地下鉄で三宮。菅総理陣営の系列地方議員、小沢前幹事長の関係者らと夕食懇談。中立の方の話では、立会い演説では小沢前幹事長の評価が相当高いという。前幹事長の関係者には、政調復活を否定するのはよくないこと、広報戦略等について意見させてもらう。

今日で大方の地方議員、党員・サポーターの投票は終わり、国会議員以外の票は確定する。残すところは態度未定の国会議員が14日の臨時党大会で最後の2人の演説を見て決める票の行方。菅総理は前回の代表選で最後の演説で逆転されたと言われている。私も現在までの演説内容では小沢前幹事長の勝ちだと思っている。菅総理の演説がどのようなものとなるか。オバマ大統領も演説で大統領になった。14日に期待したい。

  (未定稿)郵便事件、恐ろしい冤罪…
09/10 (金)

box.gif 前日までの出張中のことだが、いつも移動の時間は車中で調査内容をパソコンに打ち込んだりしている。ほぼリアルタイムで当日記を更新している場合があるのは時間があるから。本や雑誌を読む時間にもなっている。その読んだ雑誌の中で【続・自分と家族の「命」をどう守るか】「家で死にたい」 46歳すい臓がんで死んだアニメ監督の選択 という『週刊現代』の記事に落涙。先月末膵臓がんのため亡くなったアニメーション映画監督の今敏(こん・さとし)さんが遺した遺書が死後ブログで公表され、注目を集めていることが取り上げられていた。こうした分野には疎く、この監督の名前も知らなかったのだが、いろいろ思うところがあった。

【続・自分と家族の「命」をどう守るか】「家で死にたい」 46歳すい臓がんで死んだアニメ監督の選択『週刊現代』9/18号紹介

同誌で紹介されている今敏さんの遺書HP

午前中、花北のD。M代議士らとO姫路市議のお母様の告別式。合掌。その後、事務所へ戻る。その後、312号線沿いのそば翔。自然薯とろろそば。美味。


そば翔の自然薯とろろそば


その後、事務所にFくん来訪。党代表選挙の状況について意見交換。その後、郵便不正事件で厚生労働省の村木元局長に無罪判決との速報。冤罪や動機不純も明らかだったが、裁判員裁判でもないし、日本では刑事事件で起訴されると99.9%が有罪という裁判結果の傾向があるそうなので結果はどうかと見守っていた。

昔から自白偏重とかいう捜査手法の問題点が指摘されることはあったが、今回のように事実が全く存在しないことを自白したようにして調書をつくり、拇印を押させる方法が裁判の中ではっきり明らかになったのは珍しい。今回つくられた村木元課長の部下の係長の調書は裁判所では証拠採用されなかったが、取調室では係長は無理やり手を掴んで指を押させられたのではない。認めるまで取調室で精神的に攻め立てられ、数日で諦め、観念して嘘の調書に押印しているのである(被疑者ノートにその心境が記されている)。恐ろしい話ではないか。それを日本に3つしかない最強の捜査機関特捜部が行っているのだ。これに対抗できる人は日本人の何%いるのか。やってもいないのにやったと追い込まれるということである。

特捜部は巨悪と戦う組織と言われてきたが、巨悪と言われる事件の検挙件数が減っているという。特に与党の有力政治家を挙げるような巨悪事件は明らかに減っている。今回の事件のように捜査能力が落ちているからではないかと言われて、焦っているのかもしれない。しかし、私はそれは違うと思っている。人間の欲望等はいつの世になっても変わらないかも知れないが、過去の事件の例からその穴をふさぐ形で法律や制度自体が見直されてきており、そう簡単に多額の違法な収賄等の犯罪は起こりにくくなっているからである。行政の現場でも、昔に比べてコンプライアンス意識も明らかに高くなっている。国政において単純な巨悪事件が起こらない仕組みができてきているのである。

特捜部の存在意義が薄れてきているのは当然で、議会や行政が少しずつ成長していることの対でもあるのだ。劣化しているのではなく、着手できる事件そのものが減っているに過ぎない。にもかかわらず存在意義や評価のために無理筋に手を出さざるを得ない。それが今回の冤罪の背景の一つではないかと思っている。

しかし、そうした当然の背景は形式的なことだ。それよりも、今回の裁判については、むしろ大メディアについて検証する必要があると思っている。村木さんが逮捕されたことを含め、当時はリーク情報による報道のオンパレード。国会議員の関与などを含めて情報源は1つしかなく、一方的なたれ流しだった。今、逐一発信源を含めて自己検証すればいいのではないか。ただし、これはいつものこと。今回は、公判における検察側の問題点があり過ぎ、判決前から雑誌やネットメディアだけでなく、新聞等の大手メディアでも無罪の公算とか、検察の捜査批判まで踏み込んだ記事も掲載されていた。批判の大半は事実確認を怠ったという捜査の杜撰さとか、検察のシナリオに証言等をあてはめていくという捜査の手法についてである。こうした批判が大手メディアを通じて表に出るだけでも一歩前身と言えなくはないが、そんなことは公判を傍聴すれば国民の誰もがわかること。それよりも、記者クラブに入っている大手メディアが検察関係者に取材した、記者らしか知らない内容をどこまで表に出すのかということを問いたい。そもそもの捜査の目的は何だったのかということである。当時の動きを含めて記者クラブメディアが知っている全てを国民に明らかにしてほしい。

いずれにしろ壮大な虚構をつくり、冤罪をつくろうとした人たちは表にも出てこないし、処分されることもない。判決後の記者会見で村木さんは笑顔を見せていたが、逮捕前に比べ明らかにやつれた感じである。人の人権や人生を何だと思っているのか。制度とはいえバランスを欠いているだろう。無罪となったから処分しろとは言わない。例えば、検察審査会の議決内容に、明らかに問題のある捜査について、起訴を決めた管理職等に一定の処分を取り入れるなどの制度をつくったらどうか。検察審査会という一般素人が見て、問題がありすぎるような杜撰な捜査には誰かが警鐘を鳴らさなければならない。警鐘を鳴らすのは政治では駄目なのだろうし、記者クラブメディアでもできない。検察審査会が起訴相当とか不起訴不当を決める能力があるのだから、十分にその逆の役割も果たせるだろう。

しかし、今回の一連の動きをみて、今回は特異な例のように思う。村木元局長は女性初の次官候補などとも言われたように省内外また福祉関係団体等からの人望もあり、応援する有識者、強い家族もあった。また、弁護士もその道のプロ中のプロの弘中弁護士がついていた。もし、普通の人で普通の弁護士や国選弁護士しかしかいない、また世論も注目しないとしたらどうだっただろうか。有罪となっていた可能性が高いのではないか。これを考えると恐ろしい。

今回の事件については政治の世界にいる人間は余計に恐ろしく感じているのではないか。逮捕されるのは無論のこと、報道されるだけでブラックやグレーのように思われ、政治生命が終わる政治家もいるのではないか。過去を考えても生き残っているのは特に強い人だけの世界である。推定無罪はおろか無罪が確定しても政治生命を失うような話だ。

しかし、今回の捜査に「同じ公務員なのになぜこんなことをするのか」という中央省庁の職員の怒りのコメントが紹介されていたが興味深い。試験組だから同じだと思っているのが間違い。バッジ組の次に捕まえたいのはキャリアの幹部公務員だろう。捕まえる人の立場に立てば不思議なことではない。それが仕事として評価されるからで、これ自体は間違っていないのである。

夏に入って初めて、クーラー付けず、扇風機で対応。

  (未定稿)沙羅、初の外出!!
09/11 (土)

puri2.gif 沙羅を初めて外出させる。車に乗せ、父のいる病院へ。チャイルドシートも初めて使う。赤ちゃんは抵抗力も弱いということで1ヶ月待っていた。ようやくの訪問である。父のベッドの脇には、沙羅の写真こそ貼っていたものの、父が実際に見るのは初めて。父としては初孫ということもあるのだろう、泣いている。父は手を動かすことも話すこともできないが、胸のところで抱いてもらった。口は「ありがとう」と動いていた。私の肩の荷も少しだけ降りた。ほっとした。




その後、五軒邸のパオンなどで買物。その後、実家にも沙羅を連れて行き報告など。父の誕生日や沙羅の1ヶ月、実家の柴犬モモの誕生日を一緒にケーキでお祝い。


パオンのケーキ


昼食はB−1グランプリ常連、富士宮焼きそばのカップ焼きそば。


コシの強い麺に鰯の削り節。本物も食べたくなった。

  (未定稿)代表選まであと2日!!
09/12 (日)

puri2.gif 朝の報道番組を見る。昨日で地方議員、党員・サポーターの投票は締切られた。神戸新聞の社会面に私のコメントも取り上げられている。国家議員の10分の1程度とはいえ地方議員に特別な票が与えられているのは民主党だけ。私を選んでいただいた人の声を聞いて投票するのも1つの対応。民主党の代表選挙は14日行われる。

知人の運営しているデイサービスセンターの拡充に伴う内覧会。施設長に設備等の説明をしていただいた後、各介護現場を見学させて頂く。入浴機器等を見せていただき、昔に比べて機械が進歩したことに感心するが、当然ながら人間の労力の必要性も変わらない。大変な現場で働いておられる皆さんだが笑顔に努めているという。敬意を表したい。


介護用入浴機器。お湯がすぐ一杯に。そのスピードの速いこと



センターで働く方のためのセンター内託児所も新設。兵庫県はこうした事業所内託児所を推進しています


その後、事務所へ戻り、播但線で姫路。姫路駅中央コンコースで開催の「姫路と播磨の農水産加工品フェア」を見学。地元の農水産物の加工商品の紹介や販売を行っている。


姫路と播磨の農水産加工品フェア


その後、プリエ内の宝屋。ラーメン。女性や家族連れの比率が高い。


宝屋のラーメン


その後、姫路キャッスルホテル。連合兵庫・地協合同の『政策研究集会』。会派のN政調会長が所用のため政策担当副会長の私が県政について、特に会派の「重要政策提言」について講演。この「重要政策提言」は明日I知事に提出予定。


過ぎるのが早い1時間でした


その後の質疑応答では大変多くの質問が出る。昨年講師を務めた神崎郡選出のU県議に聞くと昨年は質問がなかったという。県立高校の学区見直し、中学校給食、シカ食害対策、県民緑税・林業振興対策、公立病院の統合と地域医療、公契約条例など多岐にわたる。県下の自治体の中学校給食の導入率についてはそこで回答できず後日改めて回答することに。本会議で質問したことのある分野など自分の得意分野の質問もあり、なんとか窮せず答弁。最近答弁も面白いと感じるようになっている。不得手の分野を減らしたい。そのためには好き嫌いせず勉強することだと思う。


地元自治体の取り組みについて姫路市議会市民クラブ・民主党の八木隆次郎会長も登壇。パワーポイント、プロジェクターを駆使し姫路のまちづくりなどを説明。さすが三菱電機出身である



国政については県連会長の松本たけあき代議士から。代表選についての微妙な話も



終了後、懇親会へ。途中、講演や県政についての意見を多くの方から頂戴する。貴重ないい機会である。


連合姫路の大森会長の歓迎の挨拶



県議会を代表して三田市選出の芝野県議が乾杯の発声



山口つよし代議士



水岡俊一参議院議員



太子町議会に新人として出馬予定の藤澤さんの決意表明も。東芝労組出身。甲子園球児である阿山正人姫路市議の東洋大姫路野球部の2つ先輩ということだ


散会後、1人で雑誌を読みつつ少しゆっくり。

  (未定稿)知事に対して「重要政策提言」を実施!!
09/13 (月)

puri2.gif 播但線で姫路。山陽電車姫路駅前で街頭演説。代表選挙後の政策比較、選挙後の党運営、9月県議会について報告。

その後、電車を乗り継ぎ神戸へ。電車の隣の席にK県議が乗って来られたので登庁まで四方山話。その後、会派控室で定例幹事会。その後、特別会議室。I知事に対して民主党・県民連合として重要政策提言を行う。


提言書の手交



提言の趣旨説明を行う中田幹事長



重要政策提言は議会行事の中でも特に重要な位置づけのようだ。知事、両副知事、教育長、県警本部長、公営企業管理者ら当局側の幹部が一堂に会する



終了後、県政記者クラブで提言内容を発表。


記者発表の模様


その後、青少年課のK課長から青少年規制条例の改正について説明を受ける。その後、昼食。友乃井の出前弁当。その後、9月議会に議案提出が見込まれる関西広域連合について、各府県議会の動きについてT総合政策室長らから説明を受ける。その後、A企画県民部長、T新行政課長から新行革プランの見直しに関連して、行革審議会、公社等経営評価委員会の動きについて説明を受ける。

その後、県警本部のJ生活安全課長、暴力団対策課のYさんから風営法施行条例(出会い喫茶等の全県営業禁止)、暴力団対策の新条例について説明を受ける。その後、会派の議員団総会。様々な案件について協議、決定。その後、会派内の行革担当委員で行革の見直しに対する会派態度について協議。行革への取り組みについては議員間でも一定の幅がある。背負うものの違いと言ってもいい。途中、Y県議会議長来訪。なんだろうと思ったら長女誕生のお祝いのため来られたとのこと。感謝。

その後、イオンリテール労組本部のN書記長らが千葉から来訪。代表選挙等について意見交換など。夜、姫路に戻り、元姫路市議会議長のNさんを交え夕食懇談。

  (未定稿)民主党臨時党大会にて菅代表再選!!
09/14 (火)

panda.gif 民主党代表選。朝から緊張。昼食は312号線沿いの文楽。月見山かけそば。


文楽の月見山かけそば


その後、来客対応。公正な社会づくりについて情報交換。話題は市長選、市議選等についても。

その後、党代表選挙に注目。途中でテレビが壊れるも来客のYさんと一緒に党臨時大会のネット中継で何とか見る。小沢幹事長の主張がいいことはわかっていたが、今回は菅代表の演説もよく練られていた。

結果は、劣勢が伝えられていた国会議員票でも菅総理が206票と小沢前幹事長の200を上回った。地方議員票は6対4と報道されているより小沢前幹事長が獲っている。これはドント方式、候補が2人なのでそのままの数字である。しかし、小選挙区ごとの総取り方式を採用している党員サポーターの開票は大きな差がついた。9月3日の当日記で250対50と書いたが、ある国会議員は現場を回るともっと差がつくかもといっていた。結果的には投票総数の結果以上に菅総理に有利にはたらいた。また、地域偏在のある候補には不利になることもわかった。しかし、この仕組み自体は総理を選ぶ選挙としては有効だろう。ただし、党員サポーター数にかかわらず小選挙区に1票というのは要検討である。

ポイント 国会議員 地方議員 党員サポーター
菅     412    60    249   = 721
小沢     400    40     51   = 491

民主党代表選集会(臨時党大会)2010年9月14日の録画放送

  (未定稿)代表選から一夜明けて
09/15 (水)

puri2.gif 朝の報道番組などを見る。国会議員票と党員サポーター票の順位が同じだったことが結果としてマスコミの批判を抑える効果を発揮している。しかし、新聞・テレビという大手メディアの世論調査とネット調査との世論の違いが取り上げられるなど、今回の選挙では世論調査についても少し取り上げられていた。ネット投票は1人で何度も投票することが可能な調査も多い。一方、マスコミが使う電話による無作為抽出の世論調査などは、そもそも投票に行かない、生涯行ったことがない人の意見も含めて調査するのだから選挙結果と乖離する場合もある。投票率が低ければ低いほど乖離が大きくなるというのが私の認識である。今回の代表選挙は、民主党を支持している人中心の投票であり、小沢前幹事長の熱心な支持者も多い。そんな中でのこの結果。絶妙のバランスではないか。

会派の幹事当番のため神戸へ向かう。県議会控室で作業。N政調会長と共に企画県民部のY総務課長らから議会提出議案、追加経済対策について説明を受ける。その後、三宮のクワンチャイ。パッタイ(タイの米粉焼きそば)のセット。美味。


パッタイのセット


その後、県議会招集前の1週間前議運を受けて先輩議員と意見交換。菅代表の再選を受けて、党役員人事、内閣改造が予定されている。昨晩のNHKに江田五月前参院議長が出演され、人事についても発言されていたが、江田先生のような方に相談しつつ決めれば確かな人事ができるのでは。この方が菅陣営の選対本部長に就任されたことも実は大きかったのではと思っている。いろいろ取り沙汰されているが、しっかり適材適所の人事をお願いしたい。日が暮れるのも早くなり、夜はかなり涼しい。夏から急に秋になってきた。

最近よくぐずるようになっている沙羅も風呂に入るとすぐに眠りに。少しずつ大きくなり、少しずつわがままになっている(笑)。


  (未定稿)総務常任委員会!
09/16 (木)

puri2.gif 北八代の県立姫路西高校。運動会。雨天のため開始が1時間遅れる。


生徒たちがスポンジでグランドの水溜りの水をとっている


校長室で校長、教頭両先生、IPTA会長らと懇談。模試結果、選抜大会に向けた野球部の活動などについても話が出る。文武両道が理想。ある案件でも支援要請がありすぐに対応。

そういえば、当校の前校長N先生が姫路市の教育長に就任されたという。県教育委員会の経験もあるが、むしろ県立高校5校(舞子・香寺・姫路南・赤穂・姫路西)もの校長を歴任され、様々な学校の現場をよく知っている人という特色がある。「地域リーダーを育てる」進学校の役割について直接教えていただいたこともある。進学実績という結果も求める先生だった。その後、体育大会に向けた各クラスの旗を見たり、食堂の方に挨拶など。


今年から校舎に掲げられるようになった応援旗











その後、神戸の県庁へ。県議会総務常任委員会。閉会中調査。所管する外郭団体の財務諸表等が開示されているので一通り見る。未収金の差異、資産運用など一瞥して特徴のある点について確認質問。これまでの話と同じ効果をもたらすと考えられる内容もあり驚く。事前に結果がわかってする質問ではない。その後に取り寄せた資料にも目を通しすがこれにも驚く。何もしらなかったのが恥ずかしいし、自らの調査能力不足も恥ずかしい。

実質公債費比率は全国ワースト2位ながら、外郭団体等の損失負担等を含めた将来負担比率では、全国ワーストを続けている本県財政。早期健全化団体に転落しない400%以内になんとかとどまっている。これらの数字とは何なのか。少しじっくり考えたい。

その後、昼食。ロインの出前弁当。美味。その後、広域連合特別委を受けて、会派の幹事会。その後、議員団総会。議運報告のほか、9月議会の代表・一般質問の内容、協議。その後、決算特別委と幹事団の打合せなど。

  (未定稿)柳田法務大臣誕生!!!
09/17 (金)

panda.gif 今日は、組閣のため、菅内閣の新たな入閣情報が続々と入ってくる。総務大臣に片山善博前鳥取県知事(地域主権推進特命担当大臣兼務)。菅内閣となって地方主権改革への関心が薄れていたと言われるようになっていただけに大変いい人事ではないか。

また、参院時代の知り合いでは、元上司の直嶋正行経済産業大臣が交替となるのは残念だが、同じく元上司の北澤防衛大臣は留任、そして国家公安委員長・消費者・少子化等担当相として岡崎トミ子参院議員が入閣された。国対畑の方ではないので、直接お仕えてしていないが、偉ぶらず目下の人間に対しても優しく声をかけるような人格者である。

そして個人的には何といっても柳田稔参院議員の法務大臣としての入閣には驚いた。直嶋前大臣と共に姫路での私の結婚式に出席してもらったこともある(そこで飲んだ姫路の日本酒を大変気に入り、その後、東京で会っても「姫路の酒は美味しい」と振り返ってくれていた)。また、新聞などの閣僚紹介・プロフィールなどに東大時代に寿司屋で板前として本格的に修行し、東大を一時辞めた話も掲載されているが、一心不乱の性格である。私は昔その修行した世田谷の寿司屋に連れて行ってもらったこともある。これは大変嬉しい話である。姫路のお酒を贈ってお祝いしたい。

明日のイベント準備のため、R、沙羅と花北のカシタニ、ヤマトヤシキ、杵屋などで買物。その後、辻井のモスバーガー。車の中で食べる。Rにとっては約1ヶ月振りの外食。モスバーガーが食べたかったようだ。


モスバーガー公式HPより(私の撮った写真が不味そうに見える為)


その後、沙羅の産まれた病院へ。母子の一ヶ月検診。その後、事務所。Hさん、H2さんら来客の方々と意見交換。夜、M代議士関係の会合。役員交代の模擬選挙イベント(笑)。その後、市政懇談会。Yさんに自宅まで送っていただき恐縮。

  (未定稿)お宮参り!!
09/18 (土)

kocchi.gif 書写の曽左小学校。S保育園の運動会に来賓出席。 運動会は昭和23年に始まり、63回目という。


オープニングは和太鼓「ロックソーラン」



園児入場



園長先生の挨拶と選手宣誓



2歳児のバルーン演技


その後、自宅。沙羅、義母、Rと合流。実家でも母や妹たちをピックアップし、白国の白国神社へ。沙羅のお宮参り。禰宜のMさんに祝詞をあげてもらう。沙羅は祝詞の際に打たれた太鼓にも目を覚まさず、ずっと眠っている。







無事にお宮参りを終えた後、保城のまとの。皆で昼食。その後、お披露目を兼ねて挨拶回り。沙羅がどちらに似ているかという話題になるが、たまに私に似ているという声も。自分では似ていないように思うのだが…。

夕刻、途中で離脱。電車を乗り継ぎ神戸へ。みはしまきさんを囲む会。しばらく振りだが元気そう。最近、自動車教習所へも通っているそうで、路上教習中に教官にブレーキを2度も踏まれたとか(笑)。参加者と共に近況や代表選挙への対応について話すなど歓談。参加の国会議員や地方議員と様々な話題についても懇談。

3月3日のみはしまき出馬記者会見手伝いから始まった4ヶ月間の参院選だったが、結果は残念だったものの、新しい経験や人間関係の拡がりもあった。今ではいい経験をさせてもらったと感謝している。

  (未定稿)前原大臣の対応に時代の変化を感じる!
09/19 (日)

puri.gif 日曜朝の報道番組を見る。尖閣諸島周辺で起きた中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件についての報道も。裁判所は中国人船長の拘留の10日延長を認めたようだ。日本政府は国内法に基づき対応しているが、逆に中国は抗議のレベルを上げた。当初、船長の即時返還を求めて丹羽大使を何度も呼んで抗議したりしていたが、今回はさらに閣僚級以上の交流の停止を正式に発表し、国内報道もさせるなど抗議をエスカレートさせている。民間企業の1万人訪日旅行もキャンセルされ、上海万博関連の若者の交流イベントも一部延期されたという。中国国内での反日デモも起こっているようだ。観光を産業にしようという話だが、実際には多くが中国人観光客を想定している。これにとっては冷や水だろう。

しかし、中国の今回の要求を見ていると、単に国内の不満勢力のガス抜きとしようというよりも、経済成長や軍備の増強などを背景に大国としての自信を深め、今回の事件を対日活動に利用しようとしているのは間違いないだろう。中国は尖閣諸島周辺が天然ガスなどの海底資源があること、東シナ海の制海権にとって重要ということで戦後に領土問題を持ち出しているという。高圧的な態度は拡大志向と通じるものだろう。領土問題の多い陸続きの国に生きていると、こうした隣国との諍いは多いのだろうが、島国の場合、正直少ない。歴史を振り返ると領土に関係する小さな問題を契機として大きな戦争が引き起こされた例もある。今回の案件はいつまでも平和ボケしてはいけないという警鐘かもしれない。

しかし、この事件が発生した当時、海上保安庁を所管する国土交通省の大臣は前原さん。巡視船の衝突跡を視察するなどの対応をとっていた。現在は外務大臣になっている。前原大臣は、こうした問題において途中で弱腰となるような政治家ではない。考えてみると、昨今、外国に対してこんなに毅然とした対応をとった政治家は知らない。前原さんは敗戦経験や行き過ぎた戦後教育を受けた世代ではない。こうした世代が国を指導する役割を担うようになっている。これはとりもなおさず、わが国も普通の国に近づきつつあるということだろう。

また、毅然とした態度の後ろには強い国力もなければならない。これが失われつつあるのは残念。財政における過去のツケが重過ぎる。

友人のGくんからメール。神奈川県厚木市で開催されたご当地グルメの全国大会「B―1グランプリ」に行ってきたという。大盛況だったようだ。そして来年の姫路開催に敬意を表して「姫路おでん」に箸4票入れてきたという。結果は初出店の「甲府鳥もつ煮」が優勝したそうだ。公式HPによると、来場者数は18日(土)175,000人、19日(日)260,000人、2日間でなんと435,000人という。姫路での来年秋の2日間開催だが、交通規制を含めて万全の体制で取り組まなければならない。商工会議所や行政との連携やプレイベントの開催などでできる限り、地域経済のプラスになるようにしてもらいたい。

しかし、改めて思うが、全国での激しい誘致運動の結果、近畿初の開催を決めた面々の功績は多大だ。改めて敬意を表したい。

B―1グランプリの公式HP

  (未定稿)家庭の仕事!
09/20 (月)

puri.gif 終日、カシタニ野里駅前店での買物など家庭の用事。沙羅も初めてベビーカーに乗せ一緒に行動。昼食は姫路サティの東風でとんかつ。沙羅が飲食店に入るのは初めて。途中で泣き出す。私の行動パターンではファミレスのような形態の店舗を利用することは少ないのだが、これからは使う機会が増えるかもしれない。

その後、菅内閣の副大臣・政務官人事についての連絡が入る。いい話なので関係方面に早速連絡。当日記をチェックしているという同級生Tさんから最近当日記の私の親バカ振りが顕著という人事と関係ない指摘も(苦笑)。

サティのほか、コープ砥堀店で夕飯の買出しも。何人か知人に出会ったので沙羅をお披露目。


とんかつ定食



初めてのベビーカー


夜飯も私が担当。先日料理なんかしないでしょと某氏に指摘されたので、どんなイメージをもたれているのかと思ったので敢えて書くが、実は金曜日も私がお好み焼きをつくった。自分の朝食をつくることも結構ある。夕飯は少し涼しくなってきたので、今シーズン初の鍋にしてみる。白菜が売り切れだったこともあり、キャベツや豚バラも使う。

  (未定稿)松本代議士、外務副大臣就任!!
09/21 (火)

puri2.gif 父のいる病院。先生と面談。先日母を通じて呼ばれた段階で覚悟していたが、予想は当たっていた。ここ数日この件で結構しんどかったが、決まった以上、前向きに考えたい。

その後、父のもとへ。松本たけあき代議士が外務副大臣に任命されたことを報告。鳩山内閣は大臣が副大臣を一本釣りするパターンも多かったようだが、今回は完全に官邸主導。深謀遠慮も伺える。反小沢とかいろいろあったが、適材適所、挙党一致内閣で頑張ってもらいたい。松本代議士がこれまで務めていた衆議院の議院運営委員長は川端前文部科学大臣が指名される予定。副大臣は天皇認証官のため、皇居にて陛下から認証状をもらうのだが、早速時事通信で配信されている。

認証を受ける松本外務副大臣(時事通信)

その後、花田の丸亀製麺。相変わらず混んでいる。おろし醤油うどん。


おろし醤油うどん


その後、事務所へ戻る。作業。その後、手柄のM代議士事務所。副大臣就任もあり、幹部支援者の方が集まっている。就任を知らせる広報紙の作成準備も。その後、安田の姫路市役所。市議会市民クラブ・民主党控室。その後、事務所へ戻る。その後、市議会議員の有志懇談会に出席。夕食懇談。

  (未定稿)大阪地検特捜部の現職検事逮捕を受けて
09/22 (水)

kouji.gif 昨日の朝日新聞のスクープで始まった大阪地検特捜部の郵便事件に関する証拠隠滅事件。今朝の各紙では現職の主任検事である前田検事が昨晩逮捕されたことが大きく報道されている。郵便事件自体も朝日新聞のスクープだったが、今回の事件も完全なスクープ。

厚生労働省の村木さんの無罪判決後に新聞各紙が掲載した自らの報道姿勢を検証する記事を具にみてきた。検察批判や一方的報道になり過ぎたという過去にない謙虚な姿勢が目に付いた。毎日新聞が当初から検察のリーク垂れ流しだけにならず村木さんの無罪主張を相当入れた記事を掲載してきた理由について書いていた。村木さんの人柄、仕事振りなどを知っている記者が東京にいたことが主な理由と。朝日新聞は、自らの調査報道により事件化したという自負があったのだろう、言い訳ばかりが目に付いていた。それが今回もスクープ、大スクープである。

しかも、報道当日に現職の大阪地検特捜部の主任検事が逮捕される。最高検が直接逮捕、家宅捜索することも奇妙だが、同時に検証チームの発足も発表している。異例尽くめのことながら用意周到である。しかし、最高検も検察組織。検察内部の不正を検察自らが捜査しても信用できない。また、今後、警察同様の監察制度や公益通報制度を内部につくる話も浮上するだろうが、密室の中では十分機能しないことは明らか。政治家の介入は国民も望んでいないし、政府首脳のコメントも慎重だが、トカゲの尻尾きりで終わる捜査が予想されるだけに、制度として検察を処分する機能を国民が持っておくことが必要だろう。過日、当日記で、検察審査会に検察の捜査そのものを検証、処分する機能をもたせるべきではと提言した。捜査にしても弁護士が検事として捜査、起訴する検察審査会の強制起訴と同じにすればいい。

いずれにしろ、逮捕・長期拘留され、とんでもない目にあった村木さんには申し訳ないが、リークに基づく検察情報の垂れ流し報道にとってはいい警鐘となるだろう。国民の皆さんの意識も明らかに変わった。

と、またまた朝日新聞の凄いスクープが。フロッピーディスクの日付改竄に腑に落ちない点があったが、同僚検事との話が明らかに…。証拠返却の謎も解けてしまうあまりに凄い証言だ。

朝日新聞23日付「「FDに時限爆弾仕掛けた」 改ざん容疑の検事、同僚に」

神戸の県庁。議会運営委員会終了後、会派の幹事会。その後、議員団総会。その後、本会議。9月定例議会開会。I知事による諸般の報告や提案理由説明など。その後、議員団総会再開。請願の署名可否について。そろそろ私の限界だ。昼食はさくらの出前弁当。その後、議会写真の撮影など。午後から降雨との天気予報だが、なかなか降らない。姫路へ帰る途中に降り始める。姫路城観月会に行く予定をしていたが、姫路バイパスの事故渋滞と悪天候もあり取り止め。予定通り行われたそうだ。

  (未定稿)HPを更新しました!
09/23 (木)

ame.gif 秋分の日。姫路東高、網干高校の体育大会に招待されていたが、降雨のため早々に中止の連絡。その後、北条のまねき会館。JR西労組姫路支部の定期大会。T、M両参院議員、T市議らと共に来賓出席。県の公共交通施策の取り組みを含めて挨拶。終了後、T市議と打ち合わせ。その後、大手前通り沿いの夢乃蕎麦でもり蕎麦。


夢前町産の十割そば


その後、二階町のはまもとコーヒー。雨のため少しゆっくりしている。外国人のお客さんがサイフォンの写真をとっている。その後、HPチェックなど。

■お知らせ
ホームページを更新しましたのでお知らせします。姫路市議時代にも作成していた「予算編成に対する申し入れと当局からの回答」のページを作成しました。

今回は高校同級生の義兄Nさんに作成を助けていただき見易くしていただきました。姫路市のように部局別ではなく、政策項目別・予算額入りと形式は違っていますが、民主党会派の意見等が予算編成に反映されているかどうか等、確認していただける一助となるのではないかと思います。

2010年度当初予算編成に対する民主党・県民連合の「申し入れ」と「当局からの回答」のページ

毎年度ごとの更新は作成に大幅な時間がかかるため難しいのですが、今後ともしっかりとフォローしてまいります。

  (未定稿)食文化とまちづくり
09/24 (金)

puri.gif 事務所で来客対応など。その後、関西テレビの「よーいドン」という番組の「プロが教えるとっておき 本日のオススメ3」というコーナーを見る。GACKTさんのオススメとして姫路の唐々鍋の店(三左衛門店)が取り上げられている。コンサートの打ち上げで私の事務所隣の本店にスタッフらと一緒に来たという話を聞いて知っていたが、番組で薦めるたことがある。本人が20番というかなり辛いレベルの鍋まで食べたという経験を語っていた。

その後、昨日雨で順延となっていた県立姫路東高の体育大会。

その後、コムサロン21記念交流パーティー19周年記念(三日潮)


部活動選手宣誓



男子生徒による組体操。題は「姫路城」



女子生徒によるダンス



表彰式



昼食は学校食堂のカレーそば。美味


学校長、PTA役員の方々と懇談など。その後、事務所。その後、総社本町の三日潮。NPO法人コムサロン21の19周年記念交流パーティ。M理事長の挨拶の後、先日のB−1グランプリin厚木に出展した「姫路おでん」の取り組みについて写真を見ながら説明を受ける。日経新聞のHPにもグランプリの模様が掲載されているが、数千人のボランティアがいたことなど違った視点で書かれている。市民参加という点でも十分な体制構築が必要のようだ。日経新聞の動画映像(下記リンク)では最後に姫路市のU商工観光局長が気勢をあげている内容も。意気込みや良し。

日経新聞の動画映像


B−1グランプリの姫路開催を食文化振興にとどまらず、まちづくり全体に活かしたいと語る前川理事長の挨拶。姫路誘致の立役者でもある



厚木のステージ。姫路市のしろまるひめ、姫路おでんのしょうちゃん、兵庫県のはばたん。その後、暑い中この中に入っていた人の挨拶もありました



私も挨拶。理事長はじめ関係者の皆さんによる姫路おでんの取り組みやB−1誘致の活動を最初から知っているだけに、敬意を表しました

  (未定稿)姫路西高たそがれコンサート成功!!
09/25 (土)

kocchi.gif 早朝、広畑の新日鉄広畑労働組合会館。新日鉄広畑労組の定期大会に多くの国会議員、市長らと共に来賓出席。新日鉄広畑病院に新たに設置される救命救急センターの西播全体の救急体制における意義、敬意等も含めて挨拶。

その後、手柄のM代議士事務所。M代議士の外務副大臣就任に伴い、地元事務所にも外交問題等で意見が寄せられるらしい。宿命である。また、地域の代表選投票に関していろいろ教えて頂く。そういえば代表選からまだ10日余りしか経っていないが、検察や中国の問題が起こったこともあり、昔のことのように感じる。その後、広畑のモスバーガーで昼食。スパイシーモスバーガー。


スパイシーモスバーガー


その後、自宅に戻り、夕刻、北八代の県立姫路西高。たそがれコンサート。地域の自治会ほか近隣住民の方々を聴衆に、同高音楽系クラブが同時にコンサートを開催。


箏曲部



ギター・マンドリン部



音楽部



室内合奏部



バトントワリング部



吹奏楽部



終了後、城北小学校の上に虹が



多くの近隣住民の方が参加して下さり、終了後、良かったと反応を示されていた


宣伝に関わらせていただいたが、県立高校と地域住民との交流という趣旨も活かされ、成功していた。西高45回生の同級生で高校教師の旧姓Bさん親子、高校1年時代の担任N先生夫妻など懐かしい面々とも出会う。

その後、香寺の日野ストアー香呂店。夕飯の食材の買物。よく周りから「子育てちゃんとやっているか」と聞かれる。義母という強力な助っ人がいたので、たいしたことをしてなかったが、来週からはそういう訳にはいかなくなる。

  (未定稿)運動会シーズン!!
09/26 (日)

puri.gif 母校砥堀小学校。運動会に来賓出席。


選手宣誓



ダンス演技



砥堀幼稚園と合同の開催



親子演技



騎馬戦の勝ち抜き線では1人の女子が男子5人を連続して倒す



最後は大将決戦。赤組の大将が勝利。いつのまにかMくんも大きくなっていました



組み体操


終了後、Hさんの奥さんに送ってもらう。感謝。夜、沙羅を風呂に入れる。少しずつ重くなってきた。

  (未定稿)はや9月最終週!!
09/27 (月)

kouji.gif 早朝起床。山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。M代議士は既に上京。外務副大臣への就任により地元にいる時間は確実に減少する。私たちもしっかり留守を守らないといけない。

その後、駅南大路の喫茶クレヨン。Eさんと懇談。その後、飾磨の姫路市教育会館。神姫バス労組の定期大会。兵庫10区のO代議士、T、M参院議員、U県議、I市議らと来賓出席。挨拶。その後、商工会議所新館。その後、312号線沿いのそば翔。自然薯とろろそば。


自然薯とろろそば


午後、事務所で陳情、来客対応。沙羅も事務所に来る。先輩代議士の事務所の真似をして小型のベビーベッドも置いた。先日ある人の家を訪問したら、知られていたので驚く。事務所は道路沿いにあるので目に入ったそうだ(笑)。

その後、資料作りなど。その後、十二所前町の関西電力。強い雨。その後、駅南のホテル日航姫路。県のH23年度予算編成に対する姫路市の要望会。意見交換も。その後、同じく西播市町長会の要望会、懇談会。


姫路市要望会に出席した幹部の皆さん



西播市町長会は石見姫路市長が会長


終了後、報道関係者、市政関係者らと懇談会。決算審査も始まっているようだ。いつも同じような話になる…。地方分権は進めるにあたり、財源・権限の移譲をした場合にいかなる影響があるかについても意見交換。分権の要不要ではなく、現実に予想される事態に対する懸念がむしろ大きくなる。このあたりは自治体間の差が大きく、その規模だけで割り切れない問題も。大変悩ましい問題。遅くまで。

  (未定稿)茨城県住宅公社が破産申請!
09/28 (火)

kouji.gif 神戸の県庁。議会運営委員会を受けて会派の幹事会。その後、議員団総会。その後、本会議。代表質問。今議会は加古郡選出のN政調会長が登壇。会派として公社改革に重点的に取り組むとの決意表明も。

昼休憩時に豊福の出前弁当。時に控室のテレビのニュースでは茨城県の外郭団体 茨城県住宅公社が破産申請との報道。詳細は不明だが、破産ということなので債権の一部はカットされるのだろう。民間の金融機関は以前から経営状況を把握しているだろうから、融資には茨城県の損失補償をつけているだろうから損失は利息などに限られるのではないか。また、第三セクター等改革推進債という法的整理の場合起債が認められる県債の発行も。法的整理は既定路線だったということだろう。

下記の公社HPでは県議会委員会から早期に解散すべきとの声が上がっていた旨記されている。いずれにしろ破産申請は都道府県・政令市の公社では初めてのようだ。自治体財政も厳しく追加支援に限界のある中では、資金繰りに窮する公社も出てくるのではないか。いずれにしろ保有土地等を時価評価させるルールが拡がれば、この流れは止まらない。そういう時代の号砲となる可能性がある。

茨城県住宅供給公社の破産手続開始の申立てについて

昼食後、幹事会の続き。疲労困憊。その後、本会議再開。代表質問の続き。帰宅後、義母が帰ったこともあり、私が夕飯をつくる。味は別としても炒める時間が長すぎて野菜から汁が多く出る。見た目が悪い。失敗。


  (未定稿)本会議、一般質問スタート!
09/29 (水)

puri2.gif 神戸の県庁。会派の幹事団打ち合わせ。意見書について。その後、県議会本会議。一般質問1日目。休憩時に各会派政調会長会。県議会の決議について。昼食は長崎の出前弁当。午後の本会議後に諸雑務。加古川バイパスで事故。渋滞。

  (未定稿)本会議、一般質問2日目!!
09/30 (木)

puri.gif 神戸の県庁。本会議。一般質問2日目。昼食は帝武陣の出前弁当。控室のテレビで東国原宮崎県知事が出馬せずとの報道にベテラン議員を中心に意見が出でいる。宮崎県民の高支持率と政治関係者の評価がかなり違うのは興味深い。知事の引退は県職員にとっては既にわかっていたこと。昨年の衆院選の前に同県を訪問した時に言っていた。副知事が出馬するのも既定路線。

その後、議員団総会。請願態度について。本会議終了後、決算、外郭団体の財務諸表の調査。今年は決算委員ではないが、本会議で決算や財政の質問が全く出ないので念のため。地方財政健全化法に基づく財政指標等も改めて調査。終わらず。与野党の別なく、要望と提案、国政の課題が本会議質問の大半となっている現状は国会と違いすぎている。大統領制と議院内閣制という制度の差より大きな差がある。

帰宅途中、加古川バイパスが渋滞。加古川南北道路との接続工事個所での大きな臨時カーブで減速することが原因。



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