Web版ひであき日記

2010年05月

  (未定稿)甲子園!
05/01 (土)

puri.gif 事務所にて民主党兵庫県参議院第4区総支部長の「みはしまき」さんの街宣車の引き継ぎ。GW中も休まず下記動画のように県内各地の街宣を実施中。昨日は多くの人出で賑わう甲子園球場周辺でも街頭演説をしたそうだ。必死に頑張っている。今晩こちらは甲子園にナイター観戦に行くとは言えず…。

県内のどこかで見掛けたら声をかけてあげて下さい。声を掛けてもらえると嬉しいものです。

第367回_みはしまき街宣_芦屋駅前_100501_自転車街宣

第132回_みはしまき街宣_上郡町役所前

第133回_みはしまき街宣_佐用町上月支所前

第134回_みはしまき街宣_佐用駅前

その後、Fくん、Mくんらと松本たけあき代議士若手後援会有志メンバーによる甲子園ナイター観戦に参加。M代議士も姫路駅の集合場所に来て挨拶(野球観戦は参加せず)。

参加者の多くは私を含めて阪神ファンだったものの、巨人ファンの方もいた。チーム代表のFさんからは、なぜか私の顔は巨人ファンに見えるとの疑いをもたれる(苦笑)。




自分が観戦した試合では阪神が負けた記憶が多いが、今日は9対4で巨人に勝利。マートンら外国人助っ人の活躍が光っていた。巨人は新人の長野がタイムリーヒットを放つなどひとり気を吐いていた。新人でレギュラー、かつ活躍するのだから相当な新人である。

終了後、六甲おろしを歌ってから帰途につくと姫路に着いたのは日付が変わるころ。疲れたが楽しかった。

  (未定稿)夢前町へ
05/02 (日)

hare.gif 姫路市内北部へ。ポスター掲示作業。私が現在掲示しているポスターは松本たけあき代議士・みはしまき兵庫県参議院第4区総支部長バージョンのほか下記の水岡参院議員とのバージョンとあわせて現在2種類。もうすぐもう1種類増える予定。


水岡俊一参議院議員支援者の家に掲示したポスター


GWということで、途中、夢前町の観光施設も訪ねる。


まず芝ザクラで有名なヤマサ蒲鉾本社工場の裏山「芝桜の小道」


その後、明神山のふもとは夢前町神種の「夢やかた」夢さき夢のさと農業公園へ。


農業生産法人「夢前夢工房」の衣笠愛之代表と懇談。衣笠さん自ら打ったそばをいただくと共に農業政策について提言を受ける



夢前夢工房でつくられた姫路産の大豆のほか姫路産の原料にこだわった夢きなこアイス


上海万博で昴を歌っていた谷村新司さんの娘谷村詩織さんの公式ブログでも取り上げられています

夢前夢工房のHP
夢前夢のさと 夢やかたのHP

その後、弥彦山(新潟)、英彦山(福岡・大分)と共に日本3彦山といわれる雪彦山方面へ。登山客もちらほら。賀野神社に参拝。牛馬安全との石碑も。登山道にはシャガという(アヤメ科)の自生地があり、きれいな花を咲かせている。


かなり高いところにある賀野神社



シャガの群生地。シャガは著莪と書くらしい


途中、今年4月に前之庄小学校へ統合された山之内小学校の旧校舎を見つける。旧夢前町と姫路市が合併する際、市議会合併問題調査特別委員だったのだが、複式学級となっている小学校が管内に存在することになり驚いたことを覚えている。1998年から複式導入。最近の児童数は、平成20年度が24名、平成21年度が20名、今後の児童数の推移は、平成22年度13名、平成23年度7名と見込まれていたという[姫路市教育委員会林前教育次長のブログより])。

少子化対策の効果ある施策がほとんどとられない中、合併後に市内に複式学級があるという話をすると住民の方も驚かれることが多かった。限界集落という言葉は知られるようになったが、姫路市という中核市にもにそうした現実がある。少子化対策としてのこども手当等に対する批判も大きいが、出生率の回復させた先進国の事例を見ても少子化対策の重要な柱の一つ。26,000円という額については正直高いという感想を持っているので見直しの議論も必要だと思うが、少子高齢化の進展を少しでも食い止めないと年金や医療制度にしても回らなくなる。この施策は間違っていない。

その後、飲食店経営のAさん夫妻と懇談。四方山話。その後、来姫の朝日新聞東京本社のN記者夫妻と懇談。今年からある省庁を担当しているようで仕事は充実しているようだ。生気がみなぎっている。お子さんの受験予定話や昔懐かしい話も。この調子で頑張ってほしい。遅くまで。

  (未定稿)GWの街頭演説!!
05/04 (火)

hare.gif みどりの日の祝日。山陽電車姫路駅前。水岡俊一参院議員の街頭演説。M代議士、I市議と共に参加。10時の山陽百貨店の開店を待つ人たちや行楽に出かける家族連れなど月曜の朝とは違った層の方がおられる。民主プレス号外のビラ配り。通行人の方の鳩山政権に対する声も聞かせていただく。


水岡俊一参院議員の街頭演説


終了後、みゆき通りのハマモトコーヒー。M代議士事務所のK事務局長と四方山話。その後、一旦自宅。6月議会のための資料精査。進捗せず。昼食は辻井で買ってきてもらったモスバーガー。

午後は、ポスター掲示作業。Rも手伝ってくれる。天気はいいものの風が強く予想外に手間取る。その後、香寺町のサクセスひのストアー、姫路サティなどで買い物。その後、事務所経由実家。母や妹Mらと夕食懇談。

  (未定稿)忍び寄る超高齢化社会!!
05/05 (水)

kouji.gif こどもの日の祝日。新聞には、子供の数が戦後最低を更新との文字。比較可能な1950年以降の最少を更新。なんと29年連続の減少という。中国のような一人っ子政策ではなく、食糧難でもない。無策だったというべきだろう。民主党政権は少子対策の施策転換をはかろうとしているが、既に現役世代1人で1人の高齢者を支えるような社会が近づきつつある。正三角形から円筒型、そして逆三角形の人口ピラミッドという少子高齢化の進展である。施策転換が遅れた代償はこれからの日本全体に大きくのしかかってくる。

現役世代を優先させてきたのは選挙で選ばれた為政者の施策。今の選挙に参加できない将来世代の声を酌んでこなかったのはその為政者の質。それを選んできたのは我々である。また、現役世代優先施策(現世利益優先)は、政権交代を回避させてきたた大きな要素の一つでもあるとも思っている(もう一つは中選挙区制の選挙制度)。

日本は戦後復興や右肩上がりの経済成長、人口増などにより80年代までは順調に発展してきた。借金(起債)額もそう多くはない。それが90年代に入ると急に借金が増えている。バブル経済の崩壊や景気悪化により、経済対策としての起債による公共事業等を実施したことが大きな要因である。ただし、国民の租税負担額以上のサービスや配分を行っても、結果としての税収増を生むような自律型経済成長は起きなかった。結果は、何百兆もの借金を抱える国になっているのである。

他方、一定の個人金融資産も形成されている。金融資産が1,400兆円ありローンを除いても1,200兆円あるから1,000兆円借金があっても国家財政は大丈夫という人もいるが、近年そのバランスが崩れつつある。借金額と金融資産の伸びを比較すれば、借金額だけが突出して増えているのに対し、金融資産はほとんど増えていないのである。

将来世代の受益を先食いしていることに思いを致さず、現世利益優先の施策展開をしている責任は重いと言わざるを得ない。特にその責任は選挙民より為政者に重い。

中選挙区制については、最近、自民党の離党者ら第三局を形成したい人たちから小選挙区制度を見直すべきとの話が出ている。イギリスの総選挙を引き合いに出している例もある。イギリスの場合、労働党・保守党の二大政党の構図に対する有権者の固定化批判や議会費の腐敗問題等の要因が既存政党の批判につながっているのだろう。

90年代に同じ政党ながら違う政策を堂々と主張できる中選挙区制を廃止し、小選挙区二大政党制を志向する政治改革がこの国に行われていなかったとすると、財政破たんまでこの国には真の政権交代がなかったかもしれない。中選挙区を放置し1党独裁の形式を続けさせなかったことは、当時の良識だった。戦後、選挙による政権交代は今回の1回だけと言っていい。日本とイギリスは歴史や背景が違うのである。

後輩Nからメール。昨日知人の息子さんが結婚されるということで神戸のホテルに祝電を送ったのだが、私の祝電が披露されて驚いたという。会社の同期の結婚式だったらしい。世間は狭い。

昨日に引き続きポスター掲示作業。昨日に続きRも手伝ってくれる。GW最後の休日ということで留守も多い。民主党に対する意見も多い。期待の裏返しの部分でもある。しっかり受け止めて行きたい。今日は特に強い日差し。飲み物を下さる方も。ありがたい。

昼食は梅が谷のアマルでカルボナーラ。筍が入っており驚く。


アマルのカルボナーラ

  (未定稿)「走る男」森脇健児さんを発見!!
05/06 (木)

kocchi.gif 自宅で作業。その後、車で神戸の県庁。同僚議員と打ち合わせなど。昼食は鯉川筋脇の紅宝石で焼きそば定食。食後、県庁3号館近くを走っているタレント森脇健児さんを発見。複数のカメラスタッフが自転車で追いかけているのでサンテレビ等でやっている「走る男」シリーズの撮影ではないだろうか。


紅宝石の焼きそば


県議会の各会派代表者会議・議会運営委員会・広報委員会を受けて会派の幹事会。その後、会派の議員団総会。東京で開催されている民主党地方自治体議員フォーラム全国研修会・総会も同時開催されているため欠席者多し。

6月からの議会新年度に向け、新たな委員会構成や委員長などの人事交代、希望委員会聴取などについて協議。新年度の会派基本方針決定にいたる中間報告については私から提起と答弁。また、管外調査予定や来年の統一地方選にかかる特例法に入るかどうかの意見聴取も行われる。選挙(4月)と任期開始(6月)期間の不一致については自治の観点からも問題が多く、何とか改善したいが、議会の自主解散は現職議員の多数の意見や議員年金等の観点からも簡単ではない。難問である。

控室で作業。途中、警察本部、少子対策課、地域振興課とやりとり。その後も作業。少し遅くまで。

  (未定稿)沖縄・普天間基地問題に思う!
05/07 (金)

puri.gif 米軍の普天間基地移設問題で徳之島や沖縄をはじめとする報道多し。鳩山総理の野党時代の県外移設演説が批判にさらされている。手法や発言に稚拙な面や変な人の良さがあり、格好の攻撃の対象となっている。こうして形成された世論の流れに抗することはまずできない。沖縄入りした際に着ていたカリユシファッションにまで批判の声が聞かれた。「坊主憎けれゃ袈裟まで」のようである。

私がまだかかわる1998年以前の旧民主党時代、代表として沖縄で党大会を開くなど鳩山さんは沖縄に強い関心を持ち、本気で沖縄の基地負担を軽減しようとしていたと聞いている。時に駐留なき安保と言われたほどである。

しかし、県外移設発言時は野党だったが、政権を担った後は国内だけでなくアメリカとの交渉にも責任を持たなければならない立場になった。アメリカとの交渉が予想以上に厳しく、自分の思いが発言どおり実現できないこととなった。甘い、期待を持たせた責任は重いと言われればその通り、強い責任がある。

しかし、鳩山総理の沖縄に対する思いやこれまでの考えを知っている立場の人からすれば忸怩たる思いだろう。日米安保を維持する一方、県外移設を実現するのは難しいという結果だけを鳩山総理自らがはっきりさせてしまったということである。

昼過ぎまで降雨。昼過ぎには急に晴れて気温上昇し暑いほど。変な天気。昼食は野里商店街に移転オープンした紅鶴。食後、Kさんに店舗内を案内してもらう。想像以上に広く、個室や披露宴等のできるスペースも。


五目焼きそばセット


夜、電車を乗り継ぎ神戸・三宮。姫路西高3年2組の非姫路在住の有志メンバーと夕食歓談。皆子どもの話も。政治の話も多く出る。会社での立場に肩書きもつくなど中堅どころとして活躍している人も多い。励みになる。私も頑張ろう。

  (未定稿)逢坂首相補佐官、来神!!
05/08 (土)

box.gif 神戸の民主党兵庫県連。選対委員会。参院選挙対策並びに地方自治体選挙方針について協議・決定。その後、ラッセホール。同じく党県連の常任幹事会。選対委員会決定を受けて地方自治体選挙方針を決定。

終了後、タクシーで新神戸駅。来神の逢坂誠二首相補佐官(地域主権、地域活性化及び地方行政担当。北海道第8区選出衆議院議員)を出迎える。実は補佐官は私のマイミクの一人でもある(補佐官就任後は自身のHPに重点を移している)。私の事務所にもある「自治体再生へ舵を取れ」(学陽書房/補佐官ら共著)を早大鵬志会のM先輩が編集したこと、訪米団の仲間Hさんという共通の知人もいる。

クラウンプラザ神戸内で党県連の松本代表、自治体議員団会議の藤井県議とともに昼食懇談。自治、情報公開、国会・官邸の現状等について懇談。私からは平成の大合併を受けた都道府県のあり方について問題提起。住民自ら決めるのが自治という回答。

その後、ラッセホールに場所を移し2人で引き続き懇談。逢坂さんが町職員を辞し、35歳でニセコ町長選挙に出馬した理由(当時全国最年少)に始まり、地方自治のあり方など様々なことについて尋ねる。国家予算に経常収支比率の概念がないことや国家財政が過去のツケが予想以上に重くのしかかっている実情も直接説明を受ける。熱心に話しこみ、次の講演開始の時間を忘れてしまうほど。首長や公務員の違いが住民サービスに大きく反映されるのも自治と。


逢坂誠二内閣総理大臣補佐官と


その後、県内各種団体との政策懇談会。今日は健保連兵庫連合会、神戸旅客船協会、県弁護士会。多くの報道陣が詰めかけていた。

その後、県連自治体議員団会議総会。


議員団会議議長の藤井県議による開会挨拶



党県連代表の松本代議士による挨拶。4月19日付の毎日新聞の記事。マニフェスト達成度について客観評価されている。政権交代7ヶ月で2割達成。4年任期ということなので、あまり報道されないが、実は着々と進んでいる。朝日新聞の早野透さんの会合で評論家の皆さんと話をしていたが、民主党が改革したいい点や実績もあるのに、報道されない。実績をあげたら記念碑を建てないと報道されないという話も評論家から出ていた。実はどんどん進んでいっている。今日は民主党の地域主権政策の要である逢坂誠二内閣総理大臣補佐官を招いた。じっくり話をきいてほしい。そして意見や質問をぶつけてほしい。



逢坂誠二内閣総理大臣補佐官による「鳩山政権の地域戦略」と題した講演


●逢坂補佐官の講演要旨は下に記載。


地方自治を変えてやるという強い決意が感じられる講演。
自治の実現に尽力する補佐官だが、地方側の能力や覚悟の点で権限の移譲を心配する声には、「卵が先か鶏が先か」の議論に過ぎず、「自治は民主主義の学校」なのだから真っ先に進めなければ真の民主主義が育まれないとみているのではないだろうか。現場を知りつつ理想に燃える人である。



講演終了後、お見送り。補佐官はこの後、関空から札幌へ向かい、明日は東京へ戻るという(翌日曜の首相動静に官邸で総理と打ち合わせしたことが書いてありました)。

その後、自治体議員団会議総会にてローカルマニフェストについて協議。

その後、鯉川筋の参院4区総支部長「みはしまき」事務所。選対メンバーと会議。終了後、意見交換会。その後、党幹部のB秘書らと打ち合わせ。その後、最近よく乗る時刻の新快速で姫路へ帰る。


●逢坂補佐官の講演要旨は下記の通り(文責竹内)

ニセコ町長当時、ある勉強会で松本代表と知り合った。政治の世界では松本代表は大先輩だが、実は同い年で誕生日は1日私の方が早い(笑)。

まず講演に先立ち、政権交代をどう見るかという話をする。政権交代が起きた理由を「自民党政権が長く続いたから制度疲労を起こした」とか「有権者のある種の諦め」という話もある。一面それは正しい。30〜40年同じ体制が続けば制度疲労を起こす。自分のニセコ町長時代も2期目に劣化を感じた。ただし、それだけではない。

「明治維新」、「戦後改革」、「今回の政権交代」。近代では3回の大改革があったと言える。ただし、前2者と今回の政権交代は違う。「明治維新」の場合、富国強兵という明確な目標、ヨーロッパというお手本があった。黒船がきて15年。明確な変わるポイントもあった。「戦後改革」の目標は、国や経済を立て直すこと。アメリカをお手本とできた。今回の政権交代はこれがない。変わるポイントは旧ソビエトの崩壊なのかプラザ合意だったのか。徐々に変化のポイントに入っていたが、明確でない。また、現在の日本ほど少子高齢化・財政悪化の進んだ国は他にない。お手本もない。

人類の生活は狩猟・農耕の時代から、産業革命、そして近年は脱工業化、低炭素社会の考えも出てきた。いま世界は転換点にある。単に自民党政権が長期間続いたからではなく、必然であった。日本という国の質を変えなければならない時期。従前の価値観ではこの国は立ち上がれない。

民主党の成長戦略がないと批判する人もいる。旧来の大企業中心の成長戦略で、日本人の労働力がいくら良質でも今21万円の自動車をつくることができるか。インドのタタ自動車はやっている。日本の従前の価値観ではできない。iPadも日本の技術力が入っているが、アイデアは外国のもの。単に自民党が悪い・長く続いたからではなく、今変わらないといけないから政権交代が起こったということである。

我が国ではこれまで民主主義の基本的な要素の中で、例えば情報公開などが不十分だった。基本的に情報公開が不健全な国とさえいえる。予算情報すら公開されていない。予算書があるという人もいるが、予算書をみても金の使い道はわからない。外務省の密約問題なども民主主義の国にはありえないこと。30年後に公開するとかいう制度が必要ではないか。

報道のあり方、記者クラブについても海外から歪に見られている。首相官邸のオープン会見化に反対したのが、日本の記者クラブ。大臣会見等では戸別に開放するようになってきているが、記者クラブが抵抗する。新聞の中にはこの問題に触れないところも。新しい政権はこうしたことも大掃除する。マスコミと戦うのだから大騒動となる。戦っているのだからストレートに報道されるはずがない。

飲食店のテナントで、店の経営者が変わるとき、厨房や器具を入れ替える方法とそのまま使う「居抜き」方式がある。政権交代は究極の「居抜き」である。政権交代でも官僚は変わっていない。メニューは変わっても、変わったのは政治家だけなのである。そういう意味で居抜き。政権交代後も24時間政府は動いていく。動きながら変えていくのが難しいのは容易に想像ができる。欧米ではたまに政権交代があり国民も慣れている。私は35歳のとき、ニセコ町長選挙に出た。職員ではあったが、親戚もいない土地。町議会の議員もほとんど応援してくれなかった。選挙は勝利したが議会の構成は変わらない。居抜きで入った。それでもできることはできた。皆さんも民主党を支えて応援してほしい。


■鳩山政権の1丁目1番地は地域主権。これまで地域主権を1丁目1番地に掲げた政権はなかった。民主主義で最も大切なものは自治。中国の自治を見てほしい。都市と農村と格差。教育や社会保障の格差はある。国家としてのパフォーマンスは強くなっているが、自治がない中で国民の安心や安定が今後もはかられるのか。中央政府がなくなり無政府状態になればどうなるか。地方は自治がなければならない。

1805年フランスでトクヴィルが生まれた。彼は、地域の住民がうまく自治ができるならば、国の運営はうまくできるといっている。組織や団体、会社も含めてこうした組織の自治がうまくされれば、国全体も同じことということである。「自治は民主主義の学校」という言葉で有名なイギリスのプライスもいた。これは200年も前の話である。日本でも石橋湛山が東洋経済の社説で自治の重要性を説いた。自治は頼りなく見えるかもしれないが、だんだんうまくなるようになる。自治ができれば国がうまくいくと言っている。だから鳩山総理も1丁目1番地と言っている。

トリクルダウンという経済用語がある。簡単にいえば、「おこぼれ頂戴」(金持ちがさらに富めば、貧しい者にも自然に富が浸透していくというもの)というものである。大企業がよくなれば中小企業もうまくいく。これを進めて企業の内部留保も多くなったが、労働者への配分は必ずしも増えなかった。これから我々は地域の皆さんが地域のあり方を自分たちで決めようとする社会、地域の中から権限等を奪い取っていくということになればいいと考えている。

15万人以上しか自治体とは認めないなどと一律で決めなくてよい。自治体同士で合併が良いと判断すればそうすればいい。地域自らが地域のあり方を決めればいい。これが民主党の地域主権の考え方。横浜市の360万人、東京都青ヶ島村の200人。同じ基礎自治体である。ニセコ町は島根県ぐらいの圏域に人口10万人しかいなかった。日本の統治構造はジグソーパズル。ピースを基礎自治体としてそのまとまりが都道府県。こんな画一的な3層構造は世界でも珍しい。外国では基礎自治体がない区域もある。

しかし、一方で地域主権はあり得ないという野党もいる。主権国家と同じ意味で地域主権という言葉はおかしいと言う人もいる。地域自ら考えるのは大変だ。国が方向付けをした方がいいという人もいる。これも否定はしない。自分たちで自分たちのことが決められるとわかった人は今の日本の仕組みがどれほど不自由かわかるはずである。

■地域主権戦略会議
地域主権戦略会議は、地域のことは地域に住む住民が決める「地域主権」を早期に確立するため、地方分権改革推進委員会の勧告を踏まえた施策を実施するため、平成21年11月17日に閣議決定に基づき内閣府に設置された。

■地域主権戦略の行程表(原口プラン)について

法律による義務付け・枠付けの見直し、基礎自体への権限委譲、一括交付金化、地方税財源の充実、直轄事業負担金の廃止、地方出先機関の見直し、国・地方の協議の場の法制化などの具体的進捗状況について

一応旧政権でも取り組んでいたが、勧告を出しただけで全く進まなかった。勧告をしても実現させなかった。これから地域主権戦略大綱を6月に出す予定。今日の段階で
義務付け・枠付けの見直しの8割は実現可能とみている。基礎自治体への権限移譲は5割可能。橋本政権下の地方分権一括法を上回る法案の内容となるのではないか。鳩山総理は育ちがよく自らPRしない、私ならもっと言うのに。

▼義務付け・枠付けの見直し
保育所・福祉施設の基準について、自治体になんか任せていいんですかという反対意見が出る。義務付け・枠付けの見直しは「規制緩和」ではない。全く違う。マスコミは規制緩和と書いてしまうが、基準を強化してもいいし、緩めてもいい。国民の身近な立場、自治の現場で決めてもらえばいい。基準を厳しくしてそれを売りにする自治体があってもいい。

▼予算関連の一括交付金
補助金をもらうことにエネルギーを使う。補助金申請の事務膨大。自治体の実情にあわない基準もある。また、霞ヶ関が地方をコントロールする道具にもなっている。預けみたいな問題もあった。使い方に自由度がないという側面もある。ひも付き補助金は問題が多い。

一括交付金化されるひも付き補助金の分け方だが、現金給付は国、サービス給付は地方というのが基本的考え方である。確実に決まっている現金給付は国や地方どちらで配っても裁量はない。国がやったほうが効率的。サービス給付は身の丈にあった対応ができる地方がやればいい。

自治体からの声
一括交付金化に関する地方ヒアリングの概要(神野主査提出資料)など参照
省庁間の縦割りを飛び越えた一括交付金にしてほしいという声が地方から届いている。例えば、下水一つ見ても、農業・漁業集落排水・特定環境・合併浄化槽など省庁はばらばら。面倒である。また、都道府県は年度間で補助金総額の差がまだ少ないが、市町村は個別の事情で大きく変化する。予算編成に影響が少なくなるよう制度設計をしていきたい。

ニセコ町長のときは、補助金がほしいから道や国に頭を下げていた。20年前ぐらい前などは霞ヶ関への付け届けや官官接待のようなこともしていた。ある省庁などは補助金獲得のあかつきには、御礼に東京に来てほしい、一席設けてほしいという話も。議会に言えないから食糧費に回していた。交付金化というのは霞ヶ関の権限が地方にいくということ。実は革命的なこと。私と、松本(当時政調会長)、玄葉(同分権調査会長)さんで当時の小沢代表と議論した。その際に、一括交付金化が絶対に必要だという話を小沢さんもされていた。

しかし、個別に省庁のからのヒアリングでは、これが我が政権の政務三役なのかと耳を疑いたくなるような発言もあった。ある分野では中央集権化がいいという政務官や我が省には一括交付金化できるものはないと発言した人もいた。これからは相当に山があると思う。ひも付き補助金でいいと地方側に言わせる動きがあるかもしれない。地方側でそうしたことを言わないようにしてほしい。霞ヶ関では1係に1補助金があるといわれるほど。コスト削減にもなる。「月刊 地方財務 2010年5月号」(ぎょうせい)に「みどりの分権改革」の特集が組まれている。わかりやすいので是非見てほしい。

▼国・地方の協議の場の法制化
これは既に国会に法案を提出している。自画自賛するが、法案の作成プロセスにおいて国と地方が協議して法案をつくった。形だけの意見聴取ではない。これが制度化されれば聞き置くということができなくなる。一方で、使い方を間違うと駄目。陳情や要望の場になったりすれば、意味がない。


■民主党地方議員との質疑応答

Q.交付税について聞きたい。私の市では50億円の税収で400億円の市債残高がある。過疎地で合併浄化槽の方が効率的な地域でも、過疎債のような高い交付金措置がある有利な起債があるので下水道を整備している。交付税は大丈夫なのか?

A.国税5税。ルール通りなら7兆、繰り入れなどで10兆、そして臨時財政対策債を含め24.6兆円を確保した。一方、そのうち20兆円は過去の元利償還金分と言われる。元利償還金をこれ以上入れていくのは限界を迎えていると言えるのではないか。合併特例債は約束だから実施するが、交付税措置があるから箱物をやっていいという時代は終った。

Q.地方自治体の二元代表制は憲法で変えられない。予算編成権を議会に移すことで地方を変えられるのでは?
A.二元代表制のあり方については多様な意見があり、メリット・デメリットもある。現在議論している中で、まだ結論が出ていない。ただ、画一的である必要はないと考えている。

Q.私の市の全会計合計で2700億円。調べてみるとそのうち国庫補助負担金は288億円で、社会保障費など義務的なもの以外は12億に過ぎない。一括交付金はあまり意味がないのではないか?
A.外形標準的に一括する形になり、裁量が大きく増す。今後は議会の責任も重くなるだろう。

Q.地方分権で地方自治体の首長、議会に大きな責任がかかってくる。地方議会の議員は非常勤職員である。常勤の公選職として位置づけるべきでは。日当制を導入した自治体もあるが、おかしい。報酬ではなく議員歳費にすればいいのでは?
A.人口の少ない自治体では、専門議員の要らないところもある。プロフェッショナルのほしいところはそうしたらいい。それも地域で決めればいい。

■最後に
前政権なら逆立ちしてもできない改革をする。他にも、いっぱいそれぐらいの内容をしている。地方議員の皆さんには今後とも支えてほしい。

  (未定稿)母の日は行楽日和!!
05/09 (日)

puri.gif 市立野里小学校。子供会主催の球技大会に来賓出席。


選手宣誓



男子はキックベースボール



女子はバレーボール


関係者と昔話。学校を取り巻く状況は私のいた当時と全く違う。教育関係者の負担も昔と全く違う。大変な仕事だ。

その後、地域の役員さんらと市立城内図書館内のプロコップ。市政懇談。

その後、シロトピア公園で開催の姫路クラフトフェア。手作り工芸品の展示や即売がある。今年で10回目の開催。実行委員会のIさんから趣旨等の説明もうける。


フェア風景。いい天気で絶好の日和


姫路クラフトフェアのHP


会場内で販売中の「たつのバーガー」。新宮産ポーク、揖保川産トマト、龍野産醤油ベースのたれなど全てがたつの市産。美味。


会場を後にして姫路城方面へ。


工事の準備が着々と進んでいる



大手門では「門番さくら組」のボランティアの皆さんが観光客の皆さんを歓迎中。



外国人観光客の方も記念写真をとっていた


「門番さくら組」のことが取り上げられている神戸新聞の記事

その後、家老屋敷跡公園で商店の方から最近の観光客数等について話を伺う。工事の影響で観光客は減少気味。こういう時こそ知恵がいる。その後、たまごかけご飯で人気の卵専門店「たまごや」で卵焼きを買い求め、みゆき通りに立ち寄るなどして北条行のバスで帰宅。


注文を受けてから作る卵焼き。姫路夢前産のたまごに少し甘めの味付け。美味


帰宅後、すぐに父のいる病院へ。看護師さんから微熱ありとの話。自分で体温管理ができないのでよく熱が出る。今日は手をごしごし洗う。ボードでもやりとり。その後、母の日ということで実家。Tさんの来訪後打ち合わせ。その後、妹Mも一緒に夕食懇談。

  (未定稿)健康診断
05/10 (月)

puri2.gif 仁豊野のM病院。健康診断。従姉も受けており驚く。昼食はブドウ糖負荷検査の後に同病院で。途中時間をあける検査等もあり夜まで。


病院食


当然ながら休肝日。夜もほかにすることもなくテレビを見る。関西テレビの冒険チュートリアルという番組で姫路セントラルパークが取り上げられていた。GW中はテレビCMで「ヒメセン ゴーゴー」とよく流れていた。昔母がパートで働いていたところでもある。久方振りにゆっくり過ごす。

  (未定稿)東京、大阪、神戸の政治、報道関係者らと意見交換!
05/11 (火)

puri.gif 昨日に続く健康診断の最後に胃のX線検査。バリウムは嫌いではない。その後、結果説明。体重減が必要ということだろう。取り組んでいるつもりだが、結果は伴っていない…。

その後、事務所。その後、姫路駅前。大手前通り脇の新生軒で中華そば。あっさり懐かしい味。


新生軒の中華そば


その後、山陽百貨店の北海道展を少しのぞいた後、電車で神戸へ。元町駅から県公館を経由して県庁に行のだが、公館の庭に先日新聞に掲載されていた彫刻家牛尾啓三さんの制作したモニュメント「オウシ・ゾウケイ ランダム」を発見。


オウシ・ゾウケイ ランダム


控室で会派の幹事当番。会派担当のM政務調査員と意見書制度についてやりとり。地方分権・主権が叫ばれるが、地方のあり方を考えるときに、地方議会の機能確保やそもそものあり方を見直すべき時。当局側は国と地方の協議の場の法制化など一定の国との関係を見直しつつある。議会側も昔と同じことを同じようにしていては成長がない。

その後、党兵庫県連。県連の青年委員会。青年局の政治スクールの内容等について協議決定。その後、鯉川筋のみはしまき事務所。懇談。その後、議会関係者と懇談。その後、東京、大阪、神戸の政治、報道関係者らと意見交換会。遅くまで。健康診断の日ぐらいは自制しないといけないかもしれないが、そうも言っていられない。時間はあるようでそうない。

  (未定稿)国家公務員法改正案採決の茶番!
05/12 (水)

box.gif 事務所で作業。父のお姉さんも来訪。昼食は事務所でパスタ。ナポリタン。


今日の昼食


国会も会期末をあと1か月余りとなり、そろそろ終盤国会である。衆院内閣委員会における国家公務員法改正案の採決の模様もテレビ報道されている。中央省庁の幹部人事の内閣一元管理や降格処分を可能にした法改正。

政治主導、内閣主導の実践のための法案でもあるが、採決を強行するような法案ではない。35時間も審議して野党の合意がないと強行採決なんていうなら対決法案はすべて強行採決になるだろう。

当初から決っている質問割当時間を超過して発言する野党議員を委員長が「申し合わせの時間が過ぎております」と制止し、多数決で採決する一方、野党の質問者が「採決はおかしい。もっと議論をつくす必要がある」と主張するのは国会の昔からの光景。最初から与野党ともわかってやっている。

シナリオは入念だ。委員長に制止され、絶叫する役割を誰にするか、委員長席に詰め寄る人を誰にするかなども最初から決まっている。今回質問者に選ばれたのは小泉進次郎議員。普通は若い当選1回生にはやらせないのだが、初めてと思わせない役者ぶり。正直いい人選でメディアが好意的に取り上げるなど成功している。一方委員長席に詰め寄った議員はほとんど映らず誰だったかもわからない。強行採決というよりシナリオ通りのやりとりで、報道する側の政治部の記者の皆さんも事前に知っていてカメラを向けている。そんなことは伝えられないが現場ではわかっていて動き、そして報道されている。

実は、今回のようなシナリオ通りのものとは別に与野党国対の合意の全くない、筋書きのない本当のガチンコの強行採決もある。これは本当に危険である。私が国対職員時代に何度かあったが、現場にも近づくなと上司から制止された。野党が体を張って止めようとする法案、与党が体を張ってでも強行しようとする法案は、国民生活に直接的な影響があるもの、つまり増税や年金、治安関連などに限られる。今回はそうした内容ではない。

正直与野党対立の大きくないこの程度の法案をこれだけ大きくテレビに取り上げさせたのは小泉進次郎代議士のおかげである。一般の議員ではいなかったと思う。今後も度々同じような場面で使われることになるだろう。それが現実である。

しかし、一番腹が立ったのは後ろの自民党議員が「天下り根絶をなぜやらない」というプラカードを数多く掲げてテレビにPRしていたこと。テレビカメラに向かってアピールする姿に目を疑った。これまで政権を担ってきた人たちにとって天に唾する話だろう。恥ずかしくないのか。

  (未定稿)「みはしまき」さんと終日活動!!
05/13 (木)

puri2.gif 事務所に立ち寄った後、播但線で姫路。参議院選挙において民主党の公認が決定している「みはしまき」さんと山陽電車姫路駅前にて朝の街頭演説。私も昨日の国家公務員法改正の件で腹が立っていたので久方振りに多く強く話す。


山陽電車姫路駅前での朝の街頭演説。私も朝早かったが、阪神方面から来る面々は更に大変



関西テレビの同行取材風景


終了後、呉服町の喫茶ミチ。関西テレビのインタビュー取材を受けつつ懇談。その後も終日行動。


増位本町の姫路サティ前



3月3日の公認決定後、497回目となる街頭演説


その後、子育て関係や医師の方々との懇談会、M代議士事務所を訪問するなどしつつ活動。「みはしまき」さんかなりタフである。


飾磨の姫路リバーシティ前



499回目の演説


イオン姫路大津ショッピングセンターで記念すべき500回目の街頭演説を実施。民主党に対する厳しい話をいただくことも多い中、厳しい声を出して下さる方こそ期待の裏返しとし、こうした声にこそしっかりと謙虚に耳を傾ける政治家になると宣言。

活動の途中、私は中播磨県民局姫路土木事務所で三左衛門堀川で開催される「川まつり」関係の要望などをこなす。すぐに対応いただきありがたい。感謝。

  (未定稿)加西へ
05/14 (金)

hare.gif 自宅にMさん来訪。諸契約。その後、事務所で作業。Nさん来訪。事務所隣の浜さきで昼食懇談。プライベートの話も。


新メニューの鴨つけうどん


その後も事務所で作業。新ポスター納品も。夜、入っていた予定をキャンセルして加西。中学の同じクラスだった友人らと合流。同級生の通夜に参列。式後、顔も見せてもらったが、全く変わらない。若い、若過ぎる。合掌。急な肩凝り。

  (未定稿)家族行事
05/15 (土)

hare.gif 家族の行事に父の代理として出席。挨拶。その後、昼食歓談。政治談議も。その後、父のいる病院へ。行事の報告など。

今日は民主党県連の政治スクール集中講義日であったが欠席させてもらう。岡山県で強固な保守地盤をこじ開けたフロンティア議員の若手代表格の柚木代議士や地方議員で唯一事業仕分人となっている京都府の熊谷県議らも講師として参加してくれたようだ。手前味噌だが、内容や中身が濃い。昔は公開募集する取り組みはなく、ある意味、コネや人間関係がなければ参加できなかった。政界に有為な人材に入ってもらう一助となればいいと思って開催している。興味のある向きは次回以降参加していただければと思う。

  (未定稿)時間が早く過ぎる
05/16 (日)

kouji.gif 朝の報道番組を見る。チャンネルを頻繁に変えるもどこも似たような話ばかり。

その後、本会議質問のための資料整理、読み込みなど。昼食はいただきものの赤飯。時間が過ぎるのが早い。進捗せず…。

  (未定稿)ガムダイエット!?
05/17 (月)

kouji.gif 山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。M代議士、I市議、K秘書、Tさんも一緒。私からは県政報告。勤務前に立ち寄ってくれたMさんからなぜか箱入りのガムをもらったのだが、理由を聞くと、ガムダイエットが効果があるからという。私に痩せろと言っているということだろう(苦笑)。

その後、電車で神戸の県庁。幹事会。会派基本方針、政務調査方針、新しい正副委員長・委員の割り振りなどについて協議。終らず。建設常任委員会を除く常任委員会の閉会中調査の日のため休憩。昼食は吉禅の出前弁当。その後、幹事会再開。代表質問の素案説明も。

その後、会派の議員団総会。各派代表者会議等の報告のほか、幹事会で決定した内容についても協議。会派の基本方針決定。また、国における地方議会の意見書の扱いや実情等については私から報告。地方議会に対して報告を返す義務がないどころか、残念ながらほとんど読まれてもいない。国にとって利用する価値のあるものしか利用されない。全会一致の対外的な意思表明に重きを置く作業は否定しない。しかし、せっかくの協議の場や時間は地方議会の本来業務である議員提出条例等の政策立案に振り向けるべき。といっても私は何をやっているのだろう…。

その後、控室で作業。同僚議員と懇談。参院選挙についても意見交換。国の政権運営がしっかりしないと候補者や地方議員がどれほど走り回っても難しい。それが参院選挙。沖縄の米軍基地の移転問題では本当にミスリードしているが、それ以外の政策の方向性は間違っていない。なんとか信頼を回復するよう頑張ってほしい。

  (未定稿)建設常任委員会、閉会中調査!
05/18 (火)

puri2.gif 車で神戸の県庁。委員会担当のTさんと打ち合わせの後、県議会建設常任委員会。6月定例議会の提出予定議案の説明。県公共事業の工事請負契約議案が中心。また、県営住宅の家賃滞納者に対する訴訟専決処分の報告も。

さらに「公共交通・航空ネットワークについて」について説明を受けた後、質疑応答。委員からは航空機の需要予測の根拠や但馬空港から羽田乗り入れ計画の具体的動きについての質問や鉄軌道の重要性、更には播但線の寺前以北の電化を求める意見も。

最後に私から関西3空港問題について大阪寄りに進んでいることに懸念を表明。政治主導のもとではトップの決定が最優先される。議論の積み上げや根回しが徒労に終わっては浮かばれない。政策決定過程の変化を捉えていくことと、こちらもトップの動きが重要だということ。

終了後、県警本部西のヒンホイでカレー。


ヒンホイのカレー


その後、代表質問の調査、来訪者と意見交換など。遅くまで。

  (未定稿)諸活動1
05/19 (水)

puri.gif 事務所で作業、来客対応。昼食は事務所で焼きそば。


焼きそば


夜、赤穂市文化会館。西播磨5青年会議所(相生・赤穂・神崎・龍野・姫路)の5月合同例会。「Change!〜学校改革から学ぶ組織力UP〜」と題する県立加古川北高等学校長 原潤之助先生の講演会。面白い先生である。


原潤之助先生の講演


終了後、メンバーの先輩方から相談を受ける。

  (未定稿)諸活動2
05/20 (木)

puri2.gif 事務所に立ち寄ったのち、車で神戸の県庁。会派の幹事当番。控室で作業。

昼食は神港学園高校近くのときどき。安価で人気があり開店からすぐに満席。知っている人が何人か諦めていた。姫路で開催の播磨政経懇話会はYさんに代りに出席してもらう。


ときどきのランチ


夕刻、姫路に戻り、イーグレ姫路。勉強会メンバーとともに屋上のビアホールの内覧招待会。


姫路城も見えます

  (未定稿)苺シーズン到来!
05/21 (金)

puri.gif 終日、事務所で作業、来客対応。昼は時間なく事務所で買ってきてもらったマクドナルド。夕刻、Iさんから畑でとれた苺や桔梗を頂く。みずみずしい。姫路の北部はイチゴの産地。美味。


苺シーズン到来


夕刻、姫路市民会館。みずおか俊一参議院議員の国政報告大集会。立ち見も出るなど盛況。


民主党兵庫11区幹事長として冒頭挨拶

  (未定稿)諸活動3
05/22 (土)

puri2.gif テレビを見ながら自宅で作業。質問作成に手こずっている…。その後、紺屋町のインダスレイ。カレー。


インダスレイのカレー


その後、イーグレひめじ。白鷺城フェスティバル顔寄せ手打ち式。


松本剛明代議士の挨拶



演奏



金澤副知事と石見市長、石川先生による対談


その後、手柄のM代議士事務所。党総支部の幹事会。役員の皆さんの関心事は国政と姫路市政の話題ばかり。その後、神戸のみはしまき事務所。会議。

  (未定稿)進捗せず!
05/23 (日)

ame.gif 増位中学校体育大会が雨天のため延期。その後、翌日にかけて雨が強くなる。自宅で作業。質問全文を明日の会派幹事会に示す必要があるが、進捗しない。

昼食は自宅で日清のまねきの駅そばカップ麺。駅そばというよりドン兵衛天そばに近い。


日清のカップ麺。まねきの駅そば

  (未定稿)市川氾濫寸前、砥堀土砂崩れ!!
05/24 (月)

ame.gif 朝の街頭演説のために姫路駅へ向かう途中、車のラジオをつけると姫路の市川で洪水の恐れと。自宅は市川から50メートルのところにあるが、そこまでひどいとは思っていなかった。昨日からの強い雨が続いていたが、徹夜で集中していたため雨量が増えているのに気付かなかった。

7時には、砥堀・水上・豊富(薮田)地区に対して、姫路市が避難準備情報が発令される。


冠水している市川河川敷


街頭演説は雪が降っても槍が降っても実施すると平素言っているので、今日も実施。雨も風も強い。


朝の街頭演説


終了後、10時からの会派の定例幹事会、団体との研修会もあるが、キャンセルさせてもらい、急いで地元へ戻る。


砥堀・豊富間の生野橋。これだけ水位が上がったのを見たのは初めて


雨がこれ以上ふるとまずいと思っていたが、雨脚は弱まり、降ったり止んだりに。すると警戒していた地域の方々から砥堀で土砂崩れとの情報。駆けつけると大変なことになっている。


山からの地すべり的土砂に押しつぶされた家屋の状況



台所に土砂が流れ込み食器棚が押しつぶされるなど大変な状況である


姫路東消防署長をはじめ市消防局、県民局、県警の担当者が安全確認や被害状況を確認している。消防団や自治会の役員も集まっている。再び山崩れが起こる可能性もあり、避難する方も。

災害等の対応に詳しいHさんが事務所に来訪。意見交換。その後、雨はやみ、日が照りはじめるなど天気が回復。通常日程に戻す。その後、網干のR保育所。会議。大雨洪水警報が出たため子供達は自主登園となったらしい。近く警報等が自治体ごとになるという話も。

その後、広畑のモスバーガー。その後、国分寺方面。みはしまき街宣車と合流。その後、事務所。その後、広畑天満宮。青年会議所のスタッフ会議。


今朝の雨が嘘のように静かに佇む広畑天満宮

  (未定稿)会派政務調査in東播磨!!
05/25 (火)

puri2.gif 会派の県内政務調査。車で加古川の県立加古川医療センター。会派議員と合流。


県立加古川医療センターのT院長ら幹部のみなさんと質疑応答。病院側からドクターヘリの設置要望も出ていた。



救命救急センター。他の病院との役割分担、ここは3次救急に特化した診療体制を維持したいとの現場の意識が感じられた。



ドクターカー。医師のみが使える医療機器が満載されているなど、一般の救急車とは設備が異なる


その後、播磨町にある県立東はりま特別支援学校へ。


県立東はりま特別支援学校



校長先生らから説明を受ける



学校施設、授業風景の見学


その後、明石市にある県立清水が丘学園、県立土山学園へ。「清水が丘学園」は「軽度の情緒障害を有する児童を、短期間入所させ、又は保護者の下から通わせて、その情緒障害を治すこと」を目的とした情緒障害児短期治療施設で明石学園は、1909年(明治42年)に県立土山学園として開設された児童自立支援施設で「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童を入所させ、必要な指導を行い、その自立を支援すること」を目的とする施設である。


県立清水が丘学園



質疑応答



県立明石学園



施設見学


両施設は大半の児童がこども家庭センター(児童相談所)の判断で入所することとなっているが、その設置目的こそ違うものの、両者の入所児童の背景を調査すると、保護者に原因があることが多いという。特に、入所児童が虐待を受けたかどうかについて調べると、「清水が丘学園」の2009年度の入所児童47名のうち、34名と72%もの児童が虐待を受け、「明石学園」でも入所児童71名のうち、30名42%が虐待を受けていた。また、発達障害のある児童の比率が高いこともわかった。

2009年度の県内の児童虐待相談件数が、県と神戸市のこども家庭センター(児童相談所)に寄せられた児童虐待相談1,176件と市町に寄せられた相談件数3,131件とあわせて4,688件になり、過去最多となっている。本県において、2001年に発生した尼崎市での虐待死亡事件を契機として、専門職員の増強、こども家庭センターへの児童虐待24時間ホットラインの設置など、児童虐待防止のための体制整備を進め、2006年度には川西こども家庭センターを独立させるなど、組織の体制強化を図るなど対応してきたが、残念ながら、07年に小野市、08年に伊丹市、09年には三田市でそれぞれ児童虐待による死亡事件が起こっている。最近はこうした児童虐待の事件が大きく報道されることもあり、近隣住民や知人からの虐待の相談や通報も増えているようで、虐待への認識が高まっていることもわかる。しかし、児童虐待はそのほとんどが保護者により家庭内で起こされるため、発見が非常に難しい。

虐待が子どもの心や身体に計り知れない深い傷を残し、こうした環境のもとで知的発達や情緒発達の遅れが引き起されることもある。人格形成にも大きな影響を与える。被虐待者が親となったときに、子どもを虐待してしまうことも多いと言われる。これは負の連鎖である。これを断ち切らなければならない。

つまり、入所している児童だけを支援するだけでなく、保護者のケアや指導も必要があるということである。近年の複雑多様な社会の中で、こども家庭センター、明石学園、清水が丘学園などで働く職員の皆さんが懸命に問題に取り組んでも、結果的に保護者が変わらなければ根本的な解決とならない場合も多いのではないか。しかし、この保護者に対する指導というものは簡単ではない。負の連鎖を断ち切るために、こうした問題にどのように行政が取り組んでいけるのか。難しい問題である。

夕刻、県議会へ戻る。その後、O県議と民主党兵庫県連。自治体議員団会議幹事会。各種課題について協議決定。

  (未定稿)諸活動4
05/26 (水)

puri2.gif 雨天順延となっていた母校増位中の体育大会に来賓出席。


入場行進



徒競争


途中、強い風と雨も降るがそのまま決行。その後、事務所で来客対応。Nさんと懇談。その後、久助で昼食。ジャージャーうどん。


久助


その後、飾磨区中島の関西電力姫路第一火力発電所。労組支部主催の政治研修会。関西3空港問題、国や県の財政問題について話す。終了後、役員の皆さんと政治懇談会。支援いただいていることに改めて感謝。

  (未定稿)神戸へ
05/27 (木)

puri2.gif 神戸の県庁。県議会議会運営委員会を受けて会派の幹事会。各種報告後、代表質問の要旨説明など。先日の姫路の豪雨被害等についても聞かれる。近年、ゲリラ豪雨といわれる降雨の集中化が顕著なことを身をもって感じた。その後、会派の議員団総会。幹事会同様の内容と議会人事対応について協議決定。その後、三宮センタープラザ地下の吉兵衛で遅い昼食。4時にもなるとさすがに行列はない。


吉兵衛のかつ丼


その後、控室で代表質問について指摘を受けた点の変更作業など。遅くまで。

  (未定稿)諸活動5
05/28 (金)

hare.gif 事務所で作業。その後、Mさん、市村代議士のS秘書来訪。姫路駅前のすし宗で昼食懇談。


初夏のあゆすし


午後、姫路北部を回る。途中、姫路サティ前で街頭演説。


姫路サティ前の街頭演説


夕刻、事務所に戻る。その後、関電労組支部の政治研修会。T市議の市政報告の後、一昨日に続いて関西3空港・但馬空港問題、財政問題について話す。その後の懇談会では消費税問題、地方競馬の活性化など様々な政策提言を受ける。勉強になる。

その後、T市議から市政について意見交換など。メディアの報道だけではほわからない背景などもっと伝えなければならない問題も多い。

  (未定稿)勉強は大事!
05/29 (土)

puri2.gif 自宅で作業。その後、ホテル日航姫路。報道ではホテルオークラの傘下に入るということだが、ここはどうなるのだろうか。姫路市医師会総会懇親会に来賓出席。


医師会会長の石川先生のご挨拶


松本たけあき代議士、辻泰弘参院議員の挨拶も。2人とも医療政策に明るく挨拶も専門的で感心。少し前の時刻に神戸では県医師連盟・神戸市医師連盟共催の討論会があり、水岡、みはし両参院予定候補も出席しているが、勉強している人かどうかは少し話を聞けばわかる。懇親会の場でも旧知の先生方からしっかり頑張れと声を掛けられたが、きちんと勉強して期待に応えられるようにしたい。その後も懇談。

  (未定稿)社民党、連立離脱!!
05/30 (日)

kouji.gif 日曜朝の報道番組を見る。社民党が全国幹事長会議での議論を経て、正式に政権から離脱するという。福島党首を罷免しただけに当然の帰結かもしれないが、罷免を決断したリーダーシップが評価されるどころか、福島党首を英雄扱いする報道は予想外だったのではないか。そもそも辺野古しかないと主張していたメディアも含めて総理批判となったことは予想外であったのではないか。読み違えたということだろう。支持率が下がると「貧すれば鈍する」のようなスパイラルに陥る。「坊主憎けりゃ袈裟まで」である。しかし、敢えて基地移設問題という簡単に解決できない難問を争点にし、時期をきったのは自らの判断。マニフェストに入れなかったのは難しいことがわかっていたからである。総理の責任は重い。また、それを軌道修正せず、止められなかった総理周囲の人間の責任も重い。

その後、兵庫10区のO代議士の要請を受けてある方と面談。

その後、みゆき通りの麺や六三六。つけ汁の海苔の上に煮干しの粉を浮かべるいかだ方式は六厘舎と同じスタイルだが、淡路島の製麺会社が展開しているチェーンだけに玉ねぎが入っていた。


つけ麺


その後、事務所。作業。終わらず。その後、本町のしらさぎ大和会館。合掌。その後も再び作業。朝方ようやく終了。仕事が遅い自分に腹が立つ。

  (未定稿)厳しい街頭演説!!
05/31 (月)

puri.gif 山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。内閣不信任案の提出を含め国会情勢が混沌としてきているためM代議士は議運委員長として上京中。M参議院議員が来られて演説。


水岡俊一参院議員の演説


普天間移設に関する日米共同声明の閣議決定問題の対応をめぐる福島党首の罷免や社民党の連立離脱を受けて、かなり厳しい反応。姫路駅南口でも街頭演説を行ったが、「支持率が落ちて北口から逃げたのか」という人や私たちの配っている民主プレス号外を目の前でビリビリに破る人も…。定例的に街頭に立てば、その反応の変化はすぐにわかる。かなり厳しい状況である。政権交代の意義や実現した政策等を訴えても聞いてもらえない。報道もされない。厳しい。

終了後、遠方から参院選の取材に来ていたY記者とみゆき通りのはまもとコーヒー。姫路独特のアーモンドトーストを食べたいとのこと。H店長にお願いすると読売テレビの「秘密のケンミンSHOW」という番組が取材に来たという。近いうちに放送されるかも知れない。


はまもとコーヒーのアーモンドトースト


その後、事務所。その後、神戸の県庁。県議会控室で会派の幹事当番。昼食の弁当を食べた後、会派幹事団とI知事、両副知事をはじめ県幹部との意見交換会。関西広域連合の問題などが話題に。

夕刻、姫路の事務所へ戻る。その後、下寺町の姫路商工会議所。青年会議所の委員会。公益社団法人格取得をめぐる協議など。議事録作成も。その後、懇談会。慶応出身の先輩から「東京六大学野球で早稲田に勝って優勝した」との報告も(苦笑)。早稲田といえば、ハンカチ王子と言われた斉藤祐樹くんもはや4年生。卒業後はどういう進路に進むのだろうか。



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