Web版ひであき日記

2009年12月

  (未定稿)終日、事務所
12/01 (火)

kocchi.gif 終日、事務所で作業、来客対応など。昼食は事務所で過日熊本で買い求めた大黒ラーメンをつくる。にんにくが適度にきいており美味。


熊本ラーメン

  (未定稿)1年はあっという間に…
12/02 (水)

puri.gif 事務所で作業、来客対応など。パソコンの調子悪し。近頃作業中のフリーズが多いと思い調べると、いつの間にかハードディスクの空き容量がほとんどない。最近、デジカメのデータが高解像度化に伴い、相当大きくなってきている。困ったものである。昼食は、夢前町産そば粉を使った夢そば。夕刻、パーティー券のお願いなどで訪問活動。


夢そば。大根おろしと天かすを入れて


夜、青年会議所の研修特別委員会の修了式。1年は短い。


大西敦委員長から一人一人に修了書と記念アルバムが贈呈された


終了後、懇親会。今日は多くの人に無理をお願いし協力してもらう。感謝。

  (未定稿)B−1グランプリ2011姫路内定の噂!
12/03 (木)

puri2.gif 今年最後の12月県議会開会日。神戸へ向かう途中、加古川バイパスで渋滞。

県庁到着後、会派の議員団総会。議運結果の報告、代表質問について協議決定。その後、本会議。提案理由説明だが、その大半は経過報告。兵庫県議会特有だろうか。今日は、冬の期末手当等の支給を含む給与関係条例改正議案を可決する必要があり、委員会付託のため休憩。

その間に、総務委員会など関係委員会が開催されいずれも可決されたのち、本会議再開。常勤の職員等の期末・勤勉手当を年間7.78%、議員の期末手当を7.46%削減する議案だが、共産党が前者の職員給与等の削減に反対し、反対討論をしたが残る全会派の賛成で可決。議員の削減率がやや少ないのは月数端数の関係。

本会議中並行してある問題を調べる。予想通り。解決する必要がある。提出した議案の担当課から個別議案の説明など。

昼食はしげ松の出前弁当。事務所から連絡に対応など。本会議散会後、議員団総会再開。請願署名可否の決定のほか、一律1冊ずつ配布された本人分の議会手帳について、本人全額負担であり、利用者も全員ではないことから本人分も含む事前申込制とすることを協議・決定。時代の流れだろう。

その後、姫路の事務所。その後、北条のまねき食品本社。NPO法人コムサロン21の忘年交流パーティー。他の方の挨拶の中で、B−1グランプリ2011年の姫路招致について内定との話も出ていたが、私もB級をはじめ地域食文化の発展に協力したい。


私も挨拶


その後、青年会議所の出向先の最終委員会。打ち上げ。懇親会など。

  (未定稿)さまざまなことが遅れている!
12/04 (金)

kocchi.gif 事務所で作業。昨日もある人から「竹さん通信はまだなのか」と怒られた。衆院選の影響で作成が遅れている。大変申し訳ない。決算委員会の質疑などもたまに関係者に聞かれることもあるが、ほとんど手がつけられていない。仕事が遅い。

その後、Nさん来訪。懇談。そのまま事務所隣の浜さきで昼食。トロ鉄火など。


人気メニューのトロ鉄火


その後、打ち合わせや意見交換など。国交省関係の予算関係の調査や県政陳情などの問い合わせなどにも対応。

  (未定稿)商店街の内側から
12/05 (土)

puri.gif 姫路キャッスルホテル。M代議士の後援会打ち合わせ、意見交換など。

その後、みゆき通り。はまもとコーヒーに行った後、先月電博堂のお向かいに新規オープンした「たまちゃん街の駅」へ。NPO法人 姫路コンベンションサポートが地域の生鮮野菜などを販売している店舗ブースである。知人に声を掛けられ、京丹後市から来ていた「活魚屋」のブースへ。イカ焼きをいただき、その後、なぜか販売のお手伝い。「いらっしゃい」という言葉を久方振りに使った。商店街の内側から通行状況を見ると通行人とはまた違った見方ができる。中心市街地の活性化大きな課題である。

 
電博堂と「たまちゃん街の駅」


商店街を通行中の知人に商売を始めたのかと笑われる。ズワイガニのメスのセコガニなどがよく売れた。お駄賃の白菜などをもらって事務所へ。その後、ホテルクレール日笠。青年会議所のスタッフ卒業式。司会を務める。O委員長、T総括幹事、M会計幹事のスタッフの皆さんには一年間大変お世話になった。遅くまで。

  (未定稿)大学ラグビー対抗戦は早大が優勝!
12/06 (日)

kocchi.gif 姫路市全市一斉清掃の日。それ以外はお休み。Rもいとこの出産祝いなどで外出したため、終日ゆっくり過ごす。サンジャポ、サンデープロジェクトなどを見たり、自分で焼飯をつくったり。

昼からはラグビー早明戦のテレビ観戦も。早稲田は冒頭から明治に得点され、前半は負けて折り返し。後半に逆転し、何とか勝利するという手に汗握る接戦。これにより早稲田は慶応を上回り、大学ラグビー対抗戦リーグで優勝。昨年のような強さはないが、今後行われる大学選手権でも頑張ってほしい。ラグビー人気が落ちているという話もあるが、やはり面白いスポーツである。

その後、理容Mで散髪。いつ以来だろう。相当髪が伸びていた。その後、実家の母や妹と夕食。

  (未定稿)今シーズン一番の冷え込み!
12/07 (月)

puri2.gif 山陽電車姫路駅前で朝の街頭演説。今シーズン一番の冷え込み。M代議士から街頭演説も12年になったという話が出ていた。政権交代の影響等について話す。

その後、フェスタの珈香王コーヒー店。その後、事務所。作業、来客対応。その後、市外への訪問活動など。ご協力いただいた方には心から感謝申し上げたい。夜、少し発熱。


珈香王コーヒー店のホットドッグ

  (未定稿)姫路市議会03会、県庁訪問!!
12/08 (火)

puri.gif 朝起きると熱はない。昨晩だけの発熱というのも不思議だが原因は不明。1日休んで気が緩んだのが原因か。車で県庁。少し時間的な余裕があり、節約しようとして姫路バイパスを使って神戸に向かう。渋滞に巻き込まれ会派の議員総会に遅刻。車の場合、議会中は山陽道を使わないと駄目と何度か失敗していながら、また同じ失敗を繰り返す…。

議員団総会の終了間際に到着。意見書等の提示があったようだ。その後、本会議。代表質問。民主党からは加古郡選出の永富正彦副幹事長が登壇。県内の刑法犯の再犯率が約43%と国同様の傾向にあることなどもわかった。昼食は豊福の出前弁当。

午後の本会議終了後、自民党控室。K県議、本会議傍聴を終えた姫路市議会03会のメンバーと合流。姫路市議会2003年初当選の超党派議員の集まりである。その後、企画県民部のM部長を訪問。その後、民主党控室を経由してY副知事を訪問。姫路市の要望内容を伝えたり、意見交換をしたり。兵庫百名山などの話も。

 
お忙しい中、ありがとうございました。


その後、三宮センタープラザの東天紅。2007年初当選県議の集まりである「19会」の忘年懇親会並びに7月当選のI、O県議の歓迎会。その後、交通センタービルの燦。姫路市議会03会の忘年会に遅れて合流。懇談。

  (未定稿)本会議一般質問!
12/09 (水)

puri.gif 県庁。本会議。一般質問初日。民主党からは尼崎市選出のY県議、神戸市垂水区選出のK県議が登壇。県立尼崎・塚口病院の統合問題や障害福祉の「親なき後についての不安」等についてそれぞれ質問があった。

昼食はふる里の弁当。本会議終了後、事務所。その後、姫路キャッスルH。青年会議所の今年度最終例会。卒業生としては最後の例会。総会等の議事の後、若手芸人も参加するイベントなど。代走みつくに、プリンセス金魚、フレアバーテンダーのShokoさんらが来ていた。


代走みつくに



最後は卒業生を胴上げ


散会後、商工会議所青年部の人たちと遭遇。忘年会シーズンである。

  (未定稿)県会本会議2日目!
12/10 (木)

puri.gif 県庁。会派の議員団総会。議運の報告、議案態度、請願対応について協議。

その後、本会議。一般質問2日目。民主党からは西宮市選出のO県議が民主党の掲げる「地域主権」、少子対策等の課題について質問。20年度に保育園が満員で入園できない待機児童の解消を目指し、県内で710人を増員したが、今年度は景気悪化による共働き家庭の増加等により905人の待機児童が発生してしまったこと、今年度も「安心こども基金」の活用等により1100人の増員を予定しているが、潜在的需要は更にあるとの想定のもと、基礎自治体と協力して待機児童の解消につとめたいと。特に待機児童が約480人の神戸市、約220人の西宮市、約60人の宝塚市とは個別に対策をとりたいとの答弁も。働くためには子どもを預けないといけないが、預かってもらえないとの話がまだこの国にあることが、体制整備が遅れていることの証左。こども手当だけでなくこうした対策もきちんと対策をとらないとこの国の活力は更に失われる。

昼食は帝武陣の弁当。午後の本会議では、自民党の神戸市長田区選出のK県議からハーバーランド庁舎の家賃が高いことや食を通じた地域活性化等の質問が出ていた。長田のぼっかけやそばめしドッグなどのB級グルメの話も。I知事の答弁では、淡路島の牛丼や高砂の肉てん、加古川のカツ飯などの取り組みのほか、平成23年度のB−1グランプリ開催について、姫路が有力候補になっているとの答弁もあった。誘致が決った場合の様々な仕掛けを考えているそうだ。

本会議終了後、控室。企業庁のY総務課長、F立地推進課長からヒアリング。その後、先輩議員と意見交換。その後、姫路へ戻る。

  (未定稿)建設常任委員会、付託議案を可決!!
12/11 (金)

kocchi.gif 車で県庁。県議会控室。委員会担当の議事課Tさんから委員会の進行について説明。その後、建設常任委員会。昨日の本会議で委員会に付託された議案の審査。県営住宅建築工事業務委託契約の変更、一般国道178号(余部道路)地域連携推進事業(道路改築)油良高架橋上部工(第2工区)工事請負契約の変更、主要地方道加古川小野線東播磨南北道路ABランプ合流部橋上部工工事請負契約の締結、武庫川下流流域下水道事業武庫川下流浄化センター中央監視装置改築工事請負契約の締結、兵庫東流域下水汚泥処理事業兵庫東流域下水汚泥広域処理場第4号脱水機機械設備工事請負契約の締結の各議案。意見開陳の後、採決。いずれも可決。その後、請願を審査し終了。

その後、昼食。唸。その後、県警のM調査官から調査依頼した市町別犯罪認知件数等の説明を受ける。その後、会派の政務調査会。県立高校改革、特に定時制高校の改革について。今や働きながら学びたいという人のための学校という位置づけは一部のものとなっている。先だって別の関係者から話を聞いたのだが、生徒側だけでなく教員側も含めた様々な問題がある。

その後、県庁を出て父のいる病院へ。先だって倒れて以来はじめて父の写真をHPで使ったところ、いくつかの反響があった。比較的新しい当日記読者の方からは、父が病気ということをはじめて知ったとも。父が倒れて4年近くになってきたが、毎日必ず家族の誰かが交替で父のもとにいっている。妹2人が近くにいるので母の負担も軽減されているが、たまに解放しないと大変である。他の入院中の方などを見ていると、家族の構成や居住地などの関係で、一人で対応している場合も多い。独身者の場合なども大変そうだ。今日は行く予定だった妹が風邪をひいたので、Rと私が行ったのだが、男はあまり役に立たない。私でもできるのはひげそりぐらい。念入りにしておく。その後、姫路駅前の明洋軒。忘年会で満席。聞けば昨年に比べて景気が悪いという。夕食懇談。

  (未定稿)歳末商戦の行方…
12/12 (土)

puri.gif 事務所で作業、買物など。12月中旬の週末ということでスーパーや百貨店ではボーナス後の売り上げが最も高くなる時期だが、イオンやイトーヨーカ堂をはじめ大手スーパーでは相当な割引や還元セールを行っている。

その値段を見ていると、どうしてこれで利益が出るのかと心配するものも多いが、私もその安い商品を買う。ネクタイやシャツなど消耗品を買っておく。デフレ宣言も出ているが、事実だろう。日本には1200兆円もの金融資産があるとよく言われる。多くは預金である。高齢世代がその多くを所有しているとも言われる。アメリカなら消費にまわるもの日本では眠ったまま。貯蓄は美徳という考えがあるので仕方がないが、老後の不安を取り除くと同時に相続税や贈与税のあり方、無利子国債等の検討を含めた政策誘導的な消費喚起策を考えないとこれ以上の低価格傾向が続けばデフレスパイラルに陥りかねない。

遅めの昼食は土山の五右衛門姫路土山店でパスタ・カルボナーラ。セブン−イレブン・ジャパンの入社式の際に新宿店で食べた記憶がある。懐かしい。


五右衛門のカルボナーラ


夜、企業関係の忘年会。挨拶。大半が女性従業員という企業。ビンゴ大会で盛り上がる。その後、わざわざYさんに送ってもらい姫路。感謝。その後、M代議士らと地方政治の意見交換など。

  (未定稿)師走に入り…
12/13 (日)

kocchi.gif 知人が交通事故に遭い、重傷との知らせ。実家を尋ねてお姉さんに聞けば、昨日ようやく意識が戻ったという。不幸が重なると言って嘆いておられた。心配である。

昼食はマクドナルドドライブスルーで買い求めたハンバーガー。その後、某所で偶然、産経新聞のT記者と遭遇。懇談。

市内北西部でM代議士の後援会の集まり。衆院議院運営委員長就任祝いも兼ねて。

師走に入り日が過ぎるのが早い。あと半月で2010年。来年は寅年ということで年男である。

  (未定稿)県議会、閉会!!
12/14 (月)

puri.gif 播但線で山陽電車姫路駅前。月曜定例の朝の街頭演説。

その後、JRで神戸の県庁。控室で会派の議員団総会。各派政調会長会・議運等の報告など。その後、本会議。委員会採決議案をすべて可決。その後、請願や意見書のやり取りで長時間。国の事務や権限に対する地方の意見を国会又は関係行政庁に提出する制度が意見書制度。あわせて、意見書を送付してほしいという請願もある。先方は措置する義務もなければ歯牙にもかけていない。 本県のように、各会派の全会一致で合意したものを送付する原則のところは特に極端な内容もないが、自治体によっては提出された意見書がほぼノーチェックで国に提出されるところもある。大臣や国会議長あてとなっているが、特に手渡しで持参したもの以外は見ている人はいない。郵送で受け取った省庁の職員も中身を見ずにファイルしているのが実情ということである。

通常、国側が自分たちで使いたい時のみこの制度を活用して地方から意見を上げさせ、地方の声もあるとするのが実態。県議会で県に権限のない国の事柄について県の事務以上に本会議で熱心に討論し、野次を飛ばしあっている光景は可哀想だ。可決だろうが否決だろうがどこに送付されようが何も措置されない。国の事務にかかることは国会議員に請願すればいい。国のことを議会で議論したければ国会議員になればいい。もうそろそろいい加減にしてほしい。うんざりだ。閉会。

昼食は友乃井の弁当。その後、会派総会を再開。協議。その後、議会図書室。国は政治主導に向けて動きがあるが、地方議会は何も変わっていない。数の構成を変えれば済む話でもなさそうだ。どうすればいいのか。その後、先輩議員と懇談。国会と地方議会ではその機能と質に天と地ほどの差があるが、国会の議論すらマスコミでは低調と批判されることがあり、世間でもそう思っている人もいるだろう。政治を低く見る実情がある中で、その政治に人が入ろうとするだろうか。アメリカやイギリスでは全く文化が違うという話を教えてもらう。

その後、ラッセホール。会派の忘年懇親会。議員OBの皆さんも参加されていた。窃盗犯を捕まえたというOBで元西宮市選出のTさんも。皆さんますます元気である。


自転車で逃走する窃盗犯を取り押さえたというT元県議。現役の学生だったため警察への届けは控えたという


終了後、関係者も交えて県政懇談会。遅くまで。

  (未定稿)B-1グランプリ2011、姫路で開催決定!
12/15 (火)

box.gif 朝、B級グルメイベントでは日本最大の「B-1グランプリ」第6回大会の開催について、姫路に決り、今日記者発表するとの連絡。同じく誘致を表明していた浜松市等との競争だったようだ。これまで誘致活動にかかわってこられた姫路おでん、姫路食文化協会関係者の皆さんをはじめ行政としての支援を表明された県市関係者の支援の賜物。

イベント自体は2011年秋と少し先の話だが、恐らく過去最大の人出になるだろう。一過性のイベントとしてと捉えるのではなく、プレイベントの開催や事後の活用、姫路の名産品などを新たにアピールする絶好の機会。開催が生み出す効果を最大限に活用するために姫路食文化協会だけでなく県や市、周辺の自治体とも連携して準備を進めていかないといけない。

神戸新聞報道(091216)

Hさんの引率でOさんが陳情のため事務所へ来訪。すぐに解決。その後、警備関係のNさん来訪。意見交換。昼食は、事務所で熊本は黒亭のラーメンをつくる。


黒亭のラーメン


その後、事務所の雨漏り箇所の補修のため管理会社の人が来る。雨漏り…。困ったもの。

その後、関係各所を訪問。パーティー券購入のお願いなども。最後に姫路市役所。道路関係の手続き等の後、最後に議会事務局。散髪後、痩せたとの指摘が多く、痩せてないのにと困惑しているのだが、ここでは「しろまるひめ」みたいな写真が載っていたとの指摘が。笑。しかし、太った痩せたの指摘を受けることが議員になってから本当に多い。よく見られているということかもしれない。

  (未定稿)いろいろ!
12/16 (水)

kocchi.gif 事務所。来客対応など。その後、国の来年度予算編成について、民主党兵庫県連に対して各種団体等から出された予算要望一覧を見る。県連段階でストップとなった案件はないようだ。昼食はそば翔で自然薯とろろそば。年越しそばの注文も受け付けされていた。今年もそろそろ終わり…。


自然薯とろろそば


午後、外出。挨拶回り、諸課題に対応など。M代議士事務所、市社会福祉協議会なども訪問。懐かしい顔にも出会う。その後、手柄の灘菊酒造前蔵。U・K家合同懇親会。Rも参加。大いに懇談。しぼりたての新酒がフルーティーで美味。

  (未定稿)フェスタ地下街への新たな動線!
12/17 (木)

puri.gif 終日、市南部を中心に訪問活動など。昼食は立町の絹五郎。小学校の後輩Nが紹介してくれた。ドミグラスソースのかかったトンカツ。美味。夜は洋食居酒屋でランチは火・水・木だけの営業という。


絹五郎のトンカツ定食


夜、某税理士事務所での陳情対応を最後に事務所に戻り、播但線で姫路。中央改札を出て北に行きオープンしたばかりの新しい通路を通ってフェスタ地下街へ。高架完了に伴い分断されたようになっていた地下街とJR利用者を結ぶ新たな動線になっている。小さなことのようで実は影響が大きい。


フェスタ地下街へ続く通路


その後、Nくんに支援の依頼。その後、政策懇談会。職場は変わり、皆さん少しずつ歳もとるが、あまり変わらない。そういえば今回のメンバーと私は昔それぞれ一緒に旅行に行ったことがある。すぐに楽しい話になっていた。そのほか私もいろいろ聞かれ困惑(笑)。いずれいい話を報告したいものである。

  (未定稿)盛りだくさんの一日!!
12/18 (金)

puri2.gif 神戸の県庁。ある校区の自治会長さんから地域の陳情への対応について御礼の連絡。陳情の成果や可否は別として動きの速さだけは今後も確保し続けたい。その後、議会事務局のTさんが控室に来訪。

その後、県議会建設常任委員会。閉会中調査。企業庁の地域整備事業について。地域整備事業とは、尼崎臨海・津名地区産業用地、播磨科学公園都市やひょうご情報公園都市、神戸三田国際公園都市、潮芦屋などの住宅・産業用地の開発・分譲事業のことである。この事業が議題となると議会側からは必ずといっていいほど播磨科学公園都市、特に3割あまりと低い住宅分譲率の問題が取り上げられる。恐らく10年は議会で繰り返し質問されているだろうこの問題だが、当局側からは民間が販売にあたっている現状でも難しいという話やそもそも姫路などの都市部から遠いということが理由という答弁も出ていた。委員席からは立地については最初からわかっていたことという声もあがっていたが、事業を決定した当時の責任者がいなくなったからこその正直な答弁であろう。今の人に責任を問うのは酷である。また、分譲を進め現に住んでいるおられる中で、多くの方に住んでいただかなくては店舗など生活に必要な都市機能の充実もままならない。今でも本屋、花屋、雑貨店などについて賃料を公費助成しての出店募集もしているようが頑張るしかない。

企業庁の事業とは

しかし、過去の政策決定に今の人が苦労し、過去の人の責任は問われないというのはつらい。どんどん国の借金が膨らんだ背景に、選挙で勝ち続けるために90年代以降特に税収を考えない財政運営をしてきた旧政権の姿がある。最近でも歳出の半分程度という少ない国の税収を無視して、歳出削減や事業仕分けの問題点ばかり指摘している人や報道が多い。あるノーベル賞受賞者で財団の理事長が科学事業予算を査定し見直しと判定した事業仕分け人を「将来、歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか」と自民党の部会に出て大きく批判していたが、興味深い。法廷に立たないし、そこにいた人が財政全体の悪化の責任が問われることもないのである。

将来を縛りかねない政策決定について現代の人は慎重でなければならないということであるが、この国ではこの観点が他の国より重視されていない。財政問題もまた同じ構図である。今でもこの国には現世利益優先の人が実際に多いということなのだろう。政策決定は人が行うがその人を選ぶのも人ということである。民主党支持者の中には、現世利益だけでなく持続可能な財政を考えるべきだという人も多いが、今の生活が苦しいという人もいる。そのため4年間は増税路線をとらず歳出削減を中心に対応する方針である。

しかし、税収はマニフェスト作成時の想定をはるかに超える落ち込みであり、赤字国債抜きでは公約の完全実施は難しい。また、参院は完全な政権交代ではなく、連立各党の声を聞く必要もある。来年の参院選で完全に勝利した上で、難しい点に着手していく必要性があるということだろう。無論国民への丁寧な説明も必要である。

終了後、灘区水道筋商店街のとんかつ大将。毎日新聞でメガかつ定食が名物ということで紹介されていたので行く。


とんかつ大将のとんかつ


その後、県議会広域連合に関する特別委員会。1月8日に行われる各府県との全体準備会議を前にI知事も出席。広域連合の規約内容、事業内容、兵庫県の分腑金や議会構成等について説明。予算については、来年5月に広域連合が発足するとして来年度は約2億4500万円と試算。その分腑金(負担金)は、兵庫4680万円、大阪6113万円、京都3887万円、滋賀2993万円、和歌山3017万円、徳島2616万円、鳥取127万円(鳥取は一部事務のみ参加のため少ない)。事務の増える23年度は約5億2千万円、24年度は約5億7千万円が試算されている。私が過去の委員会で指摘しておいたが、選挙管理委員会、監査委員等の報酬については日額で試算されていた。屋上屋は重ねないという主張だけでなく、いずれ効いてくる。

広域連合議会については、当HP既報の通り、まず各府県に1を配当し、人口250万人以下を1、それ以上を250万人を基準に配当し、大阪5、兵庫4、京都3、滋賀2、和歌山2、徳島2、鳥取2の定数20の案と各府県同数2の定数14案が示された。前者では鳥取県との分腑金の差が大きくなっていることから、分腑金の比率も考えるべきという意見が自民党議員から出ていた。いずれにしても議会定数については行政側ではなく各府県議会間で調整し、決定する。

その後、質疑応答。私からは、5月スタートの前提で予算が試算されていることから、発足時期の見通しや他府県の状況について質問。参加を考えている府県知事の意見はほぼ確定したようだが、参加の可否を問う議会への規約提出については、各府県が2月議会にすんなり提案できる状況ではないのではないかとのI知事の答弁も。いずれにしても1月8日に各府県から状況説明があるようだ。次いで、参加府県の互選で広域連合長が決まる関西広域連合長について質問・意見。最近でも、不人気の関空の赤字減らしのための伊丹空港の廃港が取り上げられたていることに県民の利便性・利用者の観点から懸念を示すと共に、関西3空港の一元管理に本県が関わっていくことや他府県の知事の政府との交渉力やリーダーシップの取り方、利害調整の観点からも関西広域連合長の立場は重要であること等について意見。この取り組みで間違えば、実は大変であり、心配している。

その後、ホテルオークラ神戸。建設常任委員と県土整備部・企業庁幹部との懇談会。副委員長ということで私も挨拶。O公営企業管理者が来年はK県土整備部長も私も寅年生まれの年男という挨拶をされたので私も寅年だと(笑)。テーブルを回って意見交換など。たまに私の決算委員会での財政に関する質問についての質問も。決算書等に一定の記載があるので隠されていたわけではないし、議案として当時可決されていたものである。部署が違うとはいえ、職員としても驚いたということなのだろう。

しかし、日本の地方議会の存在意義は何だろうかとよく考えているが、日本の地方制度はアメリカの「大統領制」をもとにつくられているものの、議会の機能はアメリカのそれとは大きく異なっている。日本の地方議会は議員個人としての住民意見や要望の伝達、会派や政党として大統領である知事や市町長等に提案はするものの、大統領制下で想定されている議員立法という真の政策立案はしていない。また、強大な権限を持つ大統領をチェックすることもまたおろそかにしてはならないのだが、住民からどう評価されているのだろう。チェックとは、議会において「質問」するという行為であり、それでも納得できないと意思表明をするなら「修正」または「反対」をするということである(アメリカ議会では大統領や知事与党であっても修正や反対は日常茶飯事である)。よく知事と議会は二元代表とか車の両輪とか言っている人を見かけるが、日本の地方議会の現状は、真の二元代表制とは言えない。過半数を占めるような多数会派があっても現実に議員立法はないし、現状そうなることは別の意味での危険性があるとも思う。先日、ある先輩が議院内閣制の道州制にして実現すれば、地方議員にも議員立法ができるようないい人材が入ってくるのではないかと言っていたが今は現実的ではない。いずれにしろ、質問される側の立場も理解しようと努めているつもり。厳しいという指摘もあるだろうが、議会が議員立法もせずチェックもしないとなれば、それは住民の不利益につながりかねない。自分としてはバランスをとりつつ筋は通しているつもり。ご理解頂けると思っている。

終了後、他党の県議とバスで三宮。その後、別の忘年会参加メンバーと合流。先だってのアメリカ地方議員訪日団受け入れにあたって大変お世話になったメンバーも。アメリカ人のHさんとの名刺交換だけの少し英語に冷や汗も日本語が上手で一安心。また米国帰りのYさんという若手の楽しい方を中心に懇談。楽しい会。Wさんに感謝。その後、姫路にゆかりがある他の業界のHさんも合流。四方山話。

  (未定稿)民主党兵庫県連、新体制スタート!!
12/19 (土)

puri2.gif 神戸の民主党兵庫県連。M新代表のもとでの第一回常任幹事会。新体制の下での新組織構成、各種人事のほか自治体・各種団体の陳情・要望方法の確認などが行われ、特に後者については国政与党として初めてのことでもあり、活発な議論も行われた。私も引き続き常任幹事として選挙対策委員会、青年局に所属することとなった。

その後、先輩議員と県庁近くにオープンしたばかりの四川曹家官府菜 蜀suu。鶏辛炒めと焼飯。県連組織の運営、党のあり方等について意見交換など。


山椒のきいた鶏辛炒め


その後、諸活動。

  (未定稿)高校駅伝、男女とも兵庫県勢が2位!
12/20 (日)

puri.gif 朝6時スタートの時事放談を皮切りに日曜の朝の報道番組を見る。総理の指導力に関連しての内閣支持率の低下傾向がある。普天間の問題は連立政権でもあり、すぐに解決できる問題ではないが、その他の問題は決断すべき時期に来ている。

全国高校駅伝の中継もやっていた。男子の西脇工業、女子の須磨学園ともに2位。男女とも1位の学校は外国人助っ人がいた。その中で立派な2位だと思う。

その後、M代議士とともにいつもお世話になっている法人の忘年会。挨拶。その後、Hさん、Oさん、Fさんと懇親会。Fさんに家まで送っていただく。感謝。

  (未定稿)勉強!!
12/21 (月)

acchi.gif 山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。県政報告など。姫路駅前でも雪がちらつくなど今年一番の冷え込み。

その後、二階町のハマモトコーヒー。その後、事務所。作業。その後、S社などを訪問。久方振りにM社長とも会う。その後、昼食はお土産にいただいた森富の鯖押し寿司。美味。そういえば私の母が鯖嫌いのため、昔の食卓では鯖が出ることがなかった。

その後、事務所に神戸新聞のK記者来訪。政権交代の影響にかかわる諸課題について取材を受ける。その後、北条の中播磨県民局。I知事やI姫路市長をはじめ中播磨の市町長、Y姫路市議会副議長ほか市町議会議長、県議も参加する「中播磨地域づくり懇話会」。


回答するI知事


各地域の要望や課題等について、各市長や県議から発言後、知事から回答。姫路関連では、県立大学の本部機能や教養課程の姫路誘致について、「(教養課程の文系・理系学生の交流について、教養課程の合同化は)必要だと認識している。また(姫路は)必要な非常に有力な案だが、中期的な課題である」という話や、姫路バイパス別所ランプのフルランプ化は「(現在でも渋滞が慢性化しており)容易ではない」とも。この形式の懇話会という要望会は毎年1回行われているが、市町長の要望については知らないのだが、県議の要望・質問は事前通告なしなのだが、この回答のこなし方にいつも感心する。

私からは、姫路だけでなく福崎町のもちむぎの事例も出しながら食を通じた町の活性化、あわせてB−1グランプリの姫路誘致成功に姫路食文化協会や姫路おでん協議会らの民間だけでなく県の誘致活動支援も効いたという話をきいていたので御礼も。

その後、県企業庁姫路利水事務所。I所長、Y工務課長から地域の要望について説明を受ける。

その後、一旦事務所。その後、姫路駅前。基礎自治体の役割等についてK先輩と意見交換。国と地方のあり方、一括交付金など、現実の基礎自治体についていろいろ勉強させて頂く。その後、帰ろうと思っていると、Oさんと遭遇。民間に比べて県等の無駄削減は甘いとの話も…。議会についても厳しい指摘があった。いろんな立場がある。

そういえば、今日は総務省の地方議会議員年金制度検討会地方議員年金制度について廃止を含む3論併記の報告がまとめられたとの話も。議員の待遇を確保することは大切だと認識しているが、国会議員年金を廃止した一方、地方議員の年金だけを存続させるために追加の公費投入が認められるか。普通に考えれば無理だろうが、あとは原口総務大臣ら政務三役の判断となる。大臣は地方の要望を聞くタイプだが、さてどうなるだろう。実際はテレビメディア次第かもしれない。いずれにしろ高齢化や議員定数削減、市町村・都道府県合併等でもたない。先送りは掛け捨てとなるなど損失が最も損失が大きい。

第6回地方議会議員年金制度検討会[地方議会議員年金制度検討会報告あり]

  (未定稿)鳩山総理の決断を聞いて!
12/22 (火)

puri.gif 夕刻まで事務所に私一人だったため、事務所で様々なことに対応。最近一人でお茶も入れていないので、どこに何があるのかわからない。困る。体調を整えるため昼食は淡路島のオニオンスープ一杯。実は今週からスーツの上にコートを着た。7、8年振りぐらいであろうか。健康も少しは考えないといけない歳になっている。

夜、青年会議所委員会の打ち合わせ会兼忘年会。播但線で帰宅せんとするに神戸線が事故のため遅延とのアナウンス。接続する支線はさらに遅れる。寝てしまい乗り過ごした経験が2度ほどあるのでぐっと我慢。

昨晩の鳩山総理の決断が報道されているが、私としては「こども手当の所得制限なし」は評価している。民主党の「こども手当」についての姿勢は、こどもは社会全体の宝という理念で考えられたもので、ヨーロッパの事例も紹介されているがほとんどの国で所得制限はない。総理の子供云々という発想で親の所得云々となるとそもそもの理念が失われる。党側が変な話を持ち出すので心配していたが、内閣の側できっちり総理も決断したのだと思う。ただ、手厚いヨーロッパ諸国と比べても月26000円はかなり高額である。2011年度の税収を見ないといけないが、税収が戻らないようだと支給額については今後再度調整する必要がでてくるかもしれない。

石油・自動車関係税の暫定税率の形式的変換・自動車重量税国税分のみ減税については、環境税の導入とセットでなかったのは時間切れ調整不足で残念。国の税収がマニフェスト提示時期の税収見込みから現在9兆円ほど下方修正されたことで、埋蔵金等をのぞけば、国債を増額して借金するか、別の税を賦課するしかない。国債の追加発行は金利上昇につながりかねず危険であり、民主党の支持者の志向とも異なる。マニフェストと違った結果となることは国民の皆さんに真摯に説明するとともに、歳出切り込みがまだまだ甘いこと、税収見通しも含めて甘かったということを率直にお詫びしなければならない。そして選挙で審判を受けるということであろう。

  (未定稿)松本たけあき支援の集い!!
12/23 (水)

puri.gif 砥堀のアグロやダイナマイトなどで年末の買物など。事務所。書類等に目を通す。昼食は幸町の長浜ラーメン。夕刻、播但線、バスで姫路キャッスルホテル。松本たけあき支援の集い。セミナー&パーティー。兵庫県から中中国訪問中のI知事の代理としてI副知事、I姫路市長、近隣市町長・地方議員の多くの皆さんも来賓として参加して下さる。


セミナーとして松本たけあき代議士と姫路出身のジャーナリスト川戸惠子さんの対談



今朝もTBS朝ズバッに出ておられましたが、川戸惠子さんは姫路出身です



商工連盟を代表して三宅知行さんによる乾杯のご発声



私が中締めの挨拶をさせていただく


この催しは政治資金規正法に基づく政治資金パーティー。政治活動にお金が必要なこと、歳費額だけをとらまえて、恵まれていると思う方もいると思うが、そうした認識が強い日本では個人献金がひろまらず、政治家自身の持ち出しで政治活動を行い、引いては不正への関与の契機になることなどについて、当日記でも何度となく書かせていただいているが、こうした政治資金パーティーは多くの方に資金的な支援をいただくための大変重要なイベント。このたびも多くの方にお願いしたが、厳しい経済状況の中にもかかわらず大変多くの方にご協力いただいた。改めて心から感謝したい。終了後、スタッフ、若手支持者の会合など。

  (未定稿)理想と現実のはざまで…
12/24 (木)

puri2.gif 事務所で作業、来客対応、訪問活動など。昼食は事務所でパスタ茹でてもらう。


ミートソースのパスタ


夜、増位本町の姫路サティ。食料品などの買物。クリスマスイブということで骨付きの鳥(ローストチキン)の売場が広く展開されていた。多くの知人と会う。

その後、鳩山総理の秘書が、政治資金規正法の虚偽記載などで略式・在宅起訴された問題で、総理が記者会見。総理官邸や党本部などではなくホテルで開催している。

鳩山総理は、1993年の政治改革の際に自民党を離党し、武村正義代議士(当時)らと「新党さきがけ」を結成するのだが、この「新党さきがけ」結成の発端となったのは自民党の一部議員らがつくった「ユートピア政治研究会」だったといわれる。「ユートピア政治研究会」は1988年につくられているが、当時起こったリクルート事件という「政治とカネ」の問題に対して、新しい理想政治を考えようと武村正義代議士や鳩山総理らがをつくったものである。

「ユートピア政治研究会」については現在でも政治と金の問題に対する先駆的取り組みとして新聞報道等で取り上げられることがある。例えば、当時、実際に政治活動にどれほどの資金を使っているのかを各メンバーが明らかにしたという点である。当時はかなりインパクトがあったようだ。下記、読売新聞北海道発「鳩山由紀夫物語」によれば、当時、鳩山由紀夫事務所には、秘書は38人、事務所は11か所、収入1億9649万円、支出1億8900万円となっている(1987年。政治活動費当時の衆院は中選挙区制。現在の小選挙区制より断然金がかかる)。

中選挙区制では、同じ政党に属している議員がおり、政策以外の有権者に対する冠婚葬祭などのサービス合戦に無用なお金をかけてしまうことから、小選挙区制を導入しようという考えなどもこうした研究から促進されたものである。また、企業・団体献金はその資金の性格上どうしてもひも付きにつながるから日本も個人献金の文化をつくろうというのも当時からの課題であり、総理自身も今でもそうした考えはあると思う。議員自ら資金集めに力を入れる場合もあるが、多くの場合、資金集めは秘書の仕事である。個人献金を集めるのが理想という中で、プレッシャーになったのかも知れない。このあたりはいずれ法廷で明らかになると思う。

鳩山さんにお金があるということは当時から知らない人はいない。その鳩山さんに個人献金しようという人は日本にはほとんどいないはず。個人資産の多寡、貧富の差にかかわらず、政策や主義主張に賛同して資金援助をするのが理想だろうが、自分をはるかに超える莫大な資産がある人に敢えて資金援助をする人はまずいないだろう。

いずれにしても、親の提供した資金であっても政治活動に使ったのなら報告書に記載しなければならない。政治活動費として使ったなら、その分は寄附として受け、政治資金でないなら非課税額を超える分は贈与として申告すべきであろう。個人献金の年間の上限は政党支部に2千万円、政治家の資金管理団体に対してなら150万である(その他の複数の政治団体を迂回させる手法を使えば1000万円まで法的には可能)。法の趣旨は親の場合でも1政治家に対しては年間2150万円(法的には3000万円まで可能)が支援の限度ということになるのではないだろうか。

有力政治家となれば1億円を超えるような資金の出入りとなるが、議員がすべてチェックできるはずもなく、会計責任者を選任することその責任を分散させている。企業や公的機関の場合、監査役や監査委員等のある種独立した会計チェックの役割を担う部門があるが、政治団体等の会計責任者は独立した立場ではないし、監査を受ける義務もない。民主党では政党支部について公認会計士または税理士の監査を義務付けたが、政治団体もそうしたことも検討されなければならないのだろうか。お金がない政治団体は難しいかもしれない。

また、これまでに捜査機関に資料等を提出し、そちらに捜査を委ねたこともあり、自らの調査が進まず、対応が後手後手になったことも反省しなければならない。

原資については総理が言っていたように私腹を肥やそうとしたり、賄賂性のある悪い資金ではないのが救い。金銭感覚についてはいくら説明してもわかってもらえないというのも生まれだけに仕方のないところ。国民の皆さんに謝罪し、政治空白をつくらないように粉骨砕身努力してほしい。

読売新聞北海道発「鳩山由紀夫物語」

  (未定稿)地方分権を言うのが地方の政治家だけなのはなぜなのか
12/25 (金)

puri.gif 事務所を基点に訪問活動など。多くの方と様々な話をする。景気が悪い企業も多いだけに恨み節を聞くことも。民主党が政権をとり与党となったため、国の政策、自動車関係の暫定税率、子ども手当等の問題についての批判の声を聞くことも。地方議員をしていると日々のことなので党や内閣に対する支持のバロメーターがある程度わかる。もう少し支持率が下がりそうだ。これに抗することは私には無理である。

夕刻、事務所に来訪のKくん曰く「それでも前の政権よりはいい」。期待が大きかった分、不満が出ているのだと思うが、現在着手できていない大型の公務員の人件費削減をはじめとする制度改革をはじめ、公益法人の無駄の排除や国の出先機関の原則廃止などの施策を着実に実行していけば、国民の皆さんの支持は必ず戻ると思う。ただし、皆の意見を聞いていればできない課題。豪腕が必要だ。大阪府知事がこの分野に着手していないのが(国会議員の歳費カットを手始めに)身を切る努力をしていない点で駄目だと言われていたが、鋭い指摘でその通りである。

しかし、子ども手当の地方負担分がこれまでの児童手当の枠内で残ることについて、神奈川県知事などは徹底抗戦し、来年度の予算計上を見送るという報道も。新たに地方負担が生まれるならわかるが、税収の落ち込みや国の財政状況を自らもよく知っている元民主党の政治家なら、これまでの枠内での負担は当面納得すべきでは。大阪府知事も地方負担の継続については理念的には反対だが予算化を継続するという。このあたりのセンスの違いが政治家の質の差である。今後の神奈川県知事の動きを見ておきたい。

そういえば、最近、知事会や市長会か地方6団体か何か知らないが、声高に国の施策に地方の声を背景に異論をいっている。国の政治家も地方の政治家もいずれも同じ国民によって選ばれている。しかし、国の政治家と地方の政治家のどちらの信用度が高いのだろうか。国家公務員と地方公務員についてはどうなのだろうか。

私は地方にいて様々な人の声を聞いている。地方分権がよく言われるが、国民が支持しているのは、東京優先や一極集中を改めることであって、地方の首長や地方議員などの政治家に権限や財源をよこせなんて思っている国民はほとんどいないということだ。実は、地方によこせなどと言っているのは実は地方の政治家ばかりというのが実情なのである。

最近、全国知事会や市長会とかの団体が発言力があるようにも見えるが、実際はタレントや改革派知事と呼ばれる知事等のメディアにおける発信力が高まって、国の政治家も一定の配慮をしているというだけ。国会にいる人は、地方の質が高まっているなんてことは思っていないだろう。昔と同じである。

民主党にしても地方分権や補完性の論理はいいとしても、今の地方の政治家に国の権限や財源を任せてばかりでいいなんて本音では思っていない。そもそも質の違いを一番知っているのは国と地方双方を知る国会議員そのものである。

政治家の場合、1人の政治家を選ぶ有権者数により、その政治家や議会の質はほぼ決まっている。私の経験でもはっきりしている。国会議員1議員あたりの有権者数は約15万人。地方に財源も権限も移譲せよというなら、少なくとも地方政治の質を上げるための合併や定数削減をしないといけない。基礎自治体は少し合併し、結果として行革とあわせて地方政治の質をあげることにもつながった。都道府県は今のところほとんど何もしていない。なぜここに移譲できるのか。こうした論点が抜け落ちてしまっているのに誰も指摘しない。

分権だけ先行していいことばかり起こるのか。普遍性がない、我田引水型施策の実現も懸念されるところ。任せられるだけの質を確保する努力については誰もしようとしない。見えてこない。

夜、母や妹と夕食。母や妹には4年近く毎日父の面倒を見てもらっている。片山前鳥取県知事が先にガンで亡くなった奥さんやその身の回りの世話を家族がどうやってしてきたかの話を読売新聞に書かれていた。その奥さんも息子さんにだけは体の世話になるのは嫌だと記してあった。父も恐らく同じだろう。息子なんて結局身の回りことは何もできない。その他の面で私なりに父にできることがあればいいのだが。結局何もできていない。また、今日は、私の子どもの頃から知っている人がガンと診断されたとの話を聞く。手術でよくなるとの奥さんの話だが、なぜかカンパしてくれた。前からそう思っていたという。私も多くの人に支えられている。頑張りたい。

  (未定稿)年末年始の準備
12/26 (土)

puri.gif 少し外回りの後、事務所で年末年始の準備作業。昼食は買ってきてもらったマクドナルドのジューシーチキン赤とうがらし。名称のように辛いわけではない。夜、同級生経営の店でいろいろ話す。


マクドナルドのハンバーガー

  (未定稿)冷静に考える!
12/27 (日)

puri2.gif 手柄のM代議士事務所。民主党姫路総支部の幹事会。国政・県政・市政の報告や党員大会の協議など。国政については幹事からも様々な意見が出た。改革の方向性としては間違っていない。政治主導ではないというマスコミ報道もあるが、冷静に判断してほしい。副大臣制度導入後、はじめて副大臣・政務官の役割が発揮され、盲腸(いてもいなくても同じという意味)とか言われた人たちがどれほど忙しく仕事をしているのか。その政策決定の関わりと立場とあわせも大臣とともに飛躍的に向上した。一定以上の政策判断がすべて政務三役の責任で行われることになった。

また、政治主導というより財務省主導ということも言われている。事業仕訳を含め、実際に下支えをしているのが財務省というのはそれが政治主導ではないとということではない。同じ方向ならそれでいい。

しかし、予算編成についての新聞記事などを見ていると、「財政規律を重視する財務省寄りの決着となった」とかの趣旨の記事をたまに見かける(笑)。しかし、よく考えれば、財務省が財政規律派になったのは、つい最近の政権交代によってである。つまり政治主導である。ここ20年ほど、景気対策と称し、財政規律を重視しない財政運営を行ってきた自民党政権の予算編成を支えてきたのは財務省。政権交代後、「財務省=規律重視」の立場に転換しただけで、ある意味では、彼らは時の政権の判断で動いている。時の政権に従っている能吏である。

亀井大臣が、主計局長が内閣の方針に従わないなら辞めてもらえばいいと発言していたが、内閣の重要な政策判断に従わないのなら局長ら指定職の辞職は当然のことで、彼ら自身もよく理解している。

逆説的だが、国の借金は近年の短期間に、飛躍的に増えているが、財政規律を最後まで主張して予算編成過程で辞める幹部もいなかった。「財務省=規律重視」なんて、今の日本の財政状況をみれば、恥ずかしくて使えない話である。平然と書いている人たちの見識を疑う。

「財務省=規律重視」みたいな話や最近の政権についての批判、支持率低下なども含めて、少し冷静になって考えなければならない。私たちは地方組織の一員に過ぎないが、支える側もしっかりしなければならない。こどもが増えようが減ろうが私たち高齢者にはもう関係ないなどとという意見が年輩の方から出ることもある。受給世代の年金は自分たちの負担した金額ではなく、次世代の負担で成り立っているという賦課方式でスタートした日本の年金制度を知っていれば、こうした意見が単なる間違いであることがわかる。こうした意見にも論理的に反論しなければならない。

政権批判が内部から聞かれないのは不健全みたいな話も一部報道に出ているが、支えなければならない仲間である。今仲間が批判に回るレベルでは全くない。たまに変な国会議員のコメントが載っている。公認の段階で議論があっただけに忸怩たる思いもあるが、幹事長らの見る目は鋭かった。党内での影響はなくとも、さっそくコメントが独り歩きし、相手陣営に利用されている。政権与党は野球に例えれば守備をしているチームの一員。チームプレーができない人はいらないのである。恥ずかしい。

県政について、私からは関西3空港問題の背景や関西広域連合の取り組み等について話す。M代議士からも意見をいただく。しかし、関西広域連合について全くと言っていいほど興味をもたれない。単なる都道府県との並立ということであれば、住民からは屋上屋としか見られない可能性が高いということをしっかりと持っておかないといけないと感じる。

市政については、住民の皆さんもやはり関心が高い。姫路市では先日覚せい剤での職員逮捕と飲酒運転での懲戒免職(以前に免停での処分もあったため)が明らかになり、今年の市職員の逮捕者が5人目という状況のようだ。4000人弱の中で1年間で逮捕者が5人ということだから比率的にもかなり高い。いずれも既に対策を立て実践した上での再発であるから個人の問題であるのと同時に、規律の問題なのだろう。私は過去の対応に規律が高まりにくい素地があるとみている。過去の対応の基準を改めること、そのためには過去の事例の再検証が不可欠だろうが…。真面目にやっている人がしらけてしまえば規律も緩む。

そういえば、年金問題で様々な問題が噴出した社会保険庁だが、このたび分限免職という解雇を500人ほど実施するらしい。これは長妻厚労大臣の強い意志で実行された例外中の例外。民間企業で不祥事が売り上げに響き、倒産することもあるが、一般の公務員の場合、それによって税収が減ることもなく、給与も変わらず、ましてや倒産そのものがない。処分云々について市民が直接行使できる権限もなく、見方を厳しくすることぐらい。

日本国憲法には「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」とある。政治家には適用する法律があるが、一般の公務員には対応していない。国民の声が反映されず、どうも腑に落ちないということになる。選挙によって選ばれ、国民の代理人となった人がしっかり対応しなければならない。政治主導が試される分野ということでもあろう。

その後、南山田のコムシコムサで昼食。


コムシコムサのカツカレー


その後、 少し立ち寄った後、豊富町の市立豊富球場。少年野球チーム増位ベアーズの招待大会。今年はジュニアチームが県大会で準優勝するなどいい成績を収めたベアーズ。これまた強豪の旭陽パワーズとの対戦。子供たちの試合の後、コーチ陣同士の対戦。かなり盛り上がっていました。


明徳義塾野球部でも活躍した増位中の同級生Sくん。今でも快速球



子供の前でいいピッチングを披露するSさん



なんと途中から選手のお母さんもバッターとして登場。左打ちのNさんもばっちりきまってますね。



学生時代はソフトボールチームの4番だったというHさん。力強いスイングでした

  (未定稿)県庁、御用納め!
12/28 (月)

kocchi.gif 午前中は市内の挨拶回り。懇談。その後、県庁へ。途中、センタープラザの吉兵衛で昼食、元町の大丸で買物。


吉兵衛のかつ丼


今日が県庁の御用納めということで議会図書館で借りた本の返却や忘年会の支払い、銀行で出金など。その後、今年お世話になった会派控室職員、同僚議員に挨拶した後、姫路へ戻る。

夜、野里のD。母方の親族のお通夜に参列。子供の頃からずっと変わらないと思っていたが、私も含めて皆確実に年をとっている。母もしみじみ言っていたが、その通りである。

  (未定稿)感謝!
12/29 (火)

acchi.gif 花北のD。母方の親族の告別式。子供の頃から母方で近くに住む親戚であり、母は心安くしてもらっていた。年末の押し迫った時期ということで親族葬だったのだが、仕事の関係の方も来られており、私の知っている方もおられた。いろいろ話す。

その後、自宅を経由して事務所。その後、五軒邸のさつまラーメンで焼きそば。


さつまラーメンの焼きそば


その後、事務所。来客など。私の住んでいるこのあたりでは畑で家庭菜園をしている人が多いのだが、今日も畑でとれたという野菜をたくさんいただいた。感謝。夜、Rと昨年から参加させていただいている夕食会。懇談。感謝。

  (未定稿)来年はいい年に!!
12/30 (水)

puri.gif 午前中、自宅で作業。午後、事務所で年末の後片付けなど。途中、来客あり。懇談。昼食は国道312号沿いの久助で山かけうどん。

夕刻、友人Tさん来訪。仕事柄、企業の業績を知る立場にあるが、今年は賞与を含めて大変厳しかったという。政治家を含む公務員に対する視線は厳しいとも。夜、外食産業の店長と懇談。景気の状況を聞くと、今年の年末は昨年よりましだったという。来年はいい年にしてくださいねといわれる。いい年になってほしい。


久助の山かけうどん

  (未定稿)今年もお世話になりました!!
12/31 (木)

akubi.gif 実家。おせち作りや掃除の手伝いに同行したのだが、風と寒さで外での柿の枝切り作業は年明けに回すという。ということで事務所に行き、会計の処理。その後、知人の店にいくも売り切れとのことで山陽百貨店の地下へ。御座候で餃子。サイズが大きく満足。多くの知人と出会う。皆さん完全プライベートモードである。


御座候の餃子


その後、自宅。近所のそば翔で買い求めた天ぷらそばといただきものの自然薯で年越しそば。紅白歌合戦を見ると加藤清史郎くんが大活躍。さすがである。また、ガキの使いや〜などを見た後、除夜の鐘をつくため外出。これをしないと一年が終らない。

同級生と一緒に地内町の船場本徳寺。少し早く着いたのでお寺のお世話をされている地域の皆さんと甘酒を飲みつつ懇談。「今年はどうでしたか?」と問われたので、「悲願の政権交代ができたいい年でした」と答える。来年は反転攻勢だ。


23時半ごろ、本徳寺輪番のN師が最初に鐘をつきます



今年結婚したFくんも力強くつきました


その後、毎年恒例の大寿台の善教寺へ。まずY住職にご挨拶。


お参りの後、除夜の鐘をつく。Y住職から楽しい話も



善教寺の鐘は近代的な鐘。Yくんの強い力でより大きな音が響きます



ついた人に振舞われる熱々のぜんざいと塩昆布


その後、増位山随願寺へ。講堂の屋根には朝降った雪が少し積もっていました。今年は多くの建物が重要文化財に指定されるなど重要な一年だったと思います。


K住職はじめご家族の皆さんにも温かく迎えていただきました。今年の節分も楽しみです。



毎年、除夜の鐘をついた参拝者に配られる絵馬。住職の娘さんが手書きされています。今年は寅。子どもの寅もいます。



帰途につく頃には25時を少し回っていました


御礼のご挨拶
今年も大変多くの皆様にお世話になりました。私がこうして活動できますのもそうした皆様のおかげです。本当にありかとうございました。また、当日記をご愛顧いただきありがとうございました。多くの方にご覧いただいていることで励みになっています。来年も頑張って更新しますので、よろしくお願いします。

竹内英明



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