Web版ひであき日記

2009年06月

  (未定稿)お年寄りが輝く町徳島県上勝町の「葉っぱ」ビジネス!!
06/01 (月)

puri.gif 今年も今日から夏のエコスタイルことクールビズスタート。県議会でも本会議はスーツ着用だが、委員会等は9月末までノーネクタイとなる。

朝刊各紙に西松建設の二階派パーティー券購入について不起訴との報道…。 さらに国の直轄事業負担金の明細についての報道も。出先機関の国家公務員の退職手当や共済費をもぐりこませていたようだ。出先機関の庁舎にかかる費用を負担させていたことで驚いていたが、退職手当までとは。大阪府の橋下知事はこの直轄事業負担金の仕組みについて「ぼったくりバー」と批判しているが、霞ヶ関改革については選挙で変えなければ何も変わらないとテレビでいっていた。まさにその通りである。政権交代による大掃除が必要だ。

山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。先週可決した県の補正予算について話す。通勤通学者を見るとマスクをつけている人は皆無。終了後、呉服町の喫茶ミチ。業界通のNさんと市政懇談会。四方山話。姫路市議会では6月議会の招集日である8日に議長選挙が行われる予定だが、今後の市議会運営を占う上で注目されているようだ。市議会は政党中心ではないことから何年かに一度離合集散が起こり、多数派が入れ替わることがある。さてどうなるだろう。

その後、事務所。作業。その後、山陽百貨店。いなば和幸でとんかつ定食。


とんかつ定食


その後、徒歩で姫路キャッスルホテル。西播磨市町長会が主催する講演会に出席。周辺市町の職員の方向けの講演会だが関係議員も呼んでいただいている。講師は鰍「ろどり代表取締役の横石知二さん、演題は『そうだ、葉っぱを売ろう』。鰍「ろどりは徳島県上勝町がつくった第3セクターで、都会の高級日本料理屋向けに、もみじやイチョウなどの「葉っぱ」を出荷している。高齢化が止まらず高齢化率も県内最悪、人口最小の上勝町という過疎地で、おばあちゃんたちが葉っぱをとって出荷し、成功するまでの取り組みについての話。最初は防災無線を目的外で使ってお年寄りに商品集めを依頼していたという話も。最近ではパソコンを通じて行われているが、おばあちゃんが使えるようパソコンを改良したりしているという。相当高額の年収を得ているお年寄りもいるそうだ。


いろどり代表取締役の横石知二さん


「出番が無かったものが必要とされる」。田舎ではどこにでもある「葉っぱ」が都会の高級料亭では大切なものであることをお年寄りは知らなかった。また、あまり出番がなかったお年寄りも、必要とされ、報酬を得られる仕事が見つってやりがいができた。これが成功の秘訣という。最近では、子供や孫がUターンしてきており、その子供たちにこの葉っぱビジネスを継いでもらうことがお年寄りにとっての希望という。自分の生前は「葉っぱ」が出荷できるるかどうかわからないが、次世代のために、もみじの苗を植えるおばあちゃんもいるそうだ。ただし、子供たちが帰ってきてくれるにも「学校」だけは必要と。学校が廃校となってしまったら、新たな活力を生むUターンやIターンも簡単ではない。日本全国で学校の統廃合は進んでいるが、学校がなくなるとその地域の再活性化はまずありえないということだろう。学校は最後の砦ということだろう。

終了後、みゆき通りのはまもとコーヒー。知人Nさん家族と遭遇。ご挨拶。その後、播但線で砥堀。事務所。その後、下寺町の商工会議所までおくってもらう。杵屋の弁当。青年会議所の委員会。新型インフルエンザのために延期となった竹炭とりイベントの新たな日程の確認など。

  (未定稿)GMに公的資金を投入するアメリカ!
06/02 (火)

puri.gif 新聞各紙にアメリカのGMが破産法11章を申請(11章は日本の民事再生法にあたる)と大きく報道される。アメリカは医療における国民皆保険制度でさえも社会主義とみなし、導入しないことを正当化してきた資本主義の国。今回アメリカは、GMへの資金投入の前には、ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)などの住宅金融分野、AIGなどの保険会社、投資銀行を含む様々な金融機関にも多額の資金を入れている。

日本でも15年ほど前に住宅金融専門会社(住専)の処理に際して農林系金融機関や他の金融機関に6,850億円の公的資金を入れたことに始まり、11年前の98年の金融危機の際には、過小資本に陥った金融機関に優先株を発行させるなどして公的資金を注入した。貸付ではなく資本として入れたのだが、多額の注入となり、実質国有化といわれた旧大和銀行のような銀行もあった。当時は金融機関だけなぜ公的資金を入れるのかという批判も多くあった。98年の金融危機の際には、私も政治の世界に復帰し、参院に異動したばかりだったが民主党は野党ながら「金融問題を政局にしない」(当時の菅直人代表発言)として対策法案の作成にも深くかかわり、直前の選挙で参議院で多数をしめた野党の力でつぶすようなことはしなかった。金融問題を政局としないということが、甘いとか本当に政権をとる気があるのかと相当批判された記憶がある。私もそういう考えがあった。今となって結果論として考えるとどうだったろうか。

GMの場合、アメリカを代表する企業であり、「大き過ぎてつぶせない」(too big to fail)ということだろうが、政府が大きいとはいえ1民間企業に直接資本注入して危機を救ったということは、機会の平等、公平な競争というアメリカ資本主義の原則がなくなったということだろう。大口の社債購入者ら債権者よりも働く従業員の方がかなり優遇されているとの話も。日本では経営者の経営責任や公的資金と引き換えに経営者の私財提供を求める声などもあったが、今回の件では聞かないが、アメリカでもあるのだろうか。いずれにしろ、共和党のブッシュ大統領から民主党のオバマ大統領にかわったことでこのあたりの対応は相当違ったものになったと考えられる。結果として批判は少ない。もしブッシュ在任中とか、共和党のマケイン氏が大統領になっていたらどうしていただろうか。

事務所で作業、来客・陳情対応、営業対応など。Fくん夫妻も来訪。作業を手伝ってくれる。


昼食は事務所で味の時計台の塩ラーメン

  (未定稿)民主党兵庫県連、自治体議員団会議を設立!!
06/03 (水)

kocchi.gif 雨。事務所。作業。その後、下寺町の姫路商工会議所。神姫バス椛O社長の岡村嘉幸さんのお別れ会。献花。その後、会社関係者の方々とB1レストランで昼食懇談。

その後、神戸は県庁近くのラッセホール。民主党兵庫県連の自治体議員団フォーラムの設立総会。連合兵庫の森本会長、井戸知事から来賓挨拶。知事は、国から示された直轄事業県負担金の内容について、人件費比率が高いことや維持管理費が含まれていることなどの問題点を指摘するとともに、広報費などの更なる詳細説明が必要との話も。最後に知事選に向けて全身の力で勝ち抜きたいとの決意表明。


決意表明する井戸知事


その後、今後の事業計画や設立宣言等を確認した後、記念講演。まず精神科医の石島正嗣先生から「認知症についての理解と支援について」、続いて兵庫県の毛利好孝医務課長から「地域医療における公立病院等の機能分担・連携について」。勉強になる。


石島先生



毛利医務課長


その後、県庁の控室。作業。その後、姫路へ。

自民党が衆議院議員の世襲制限を次回の衆院選の公約とすることを断念したとの報道も。次々回から導入という話もあるが、次々回の公約を今の議員に決める権限はないだろう。次回から導入するとなると対象となる2人の1人が小泉ジュニアということで、当初から注目していたが、やはり予想通りだった。

世襲制限自体を批判していた別の有力者たちが「やるのなら次回から実施すべき」と言い始めたのでおかしいと思ってみていたが、やはりつぶすための発言だった。ぶち上げた菅選対副委員長が「次々回から」で小泉元総理の了承を得ていたことを感づいたのだろう。無所属で出て追加公認するというウルトラCも野党に批判され、抜け穴も封じられてしまった。いつかも書いたが、当選4回の人のシナリオ通りに永田町を動かされて喜ぶベテラン議員はいない。今回の動きは興味深い。結局このままでは何も変わらないのである。

  (未定稿)これが先進国最悪の日本の財政状況!!
06/04 (木)

puri.gif 政府の経済財政諮問会議が昨日開催され、政府の財政状況について新たな考えが示されたという報道。「GDP(国内総生産)に対する債務残高の比率」を財政状況をあらわす指標の基本とすることが民間議員から提案され、了承されたという。

これまでは、基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を2011年度までに行うことによって、財政状況の改善をはかるという考えだったが、多額の国債発行を伴う補正予算の編成や税収の落ち込みによって不可能になったことで、新たな基準を導入しようとしているようだ。

年度の一般会計予算(政府支出)を基準とした考えから、GDPを基準としたものに変えるということだが、近視眼的な単年度予算編成上の目標を先送りせざるを得ない一方、国際比較をすることで我が国のこれまでの借金依存による財政運営やそ先進国比較での異質性を際立たせるものとなる。

下記のリンク資料「債務残高の国際比較(対GDP比)」に今回提案された日本の数値が他国と比較されているが、バブル崩壊後、90年代後半の公共事業等により、債務残高が飛躍的に増えていることがわかる。

債務残高の国際比較(対GDP比)財務省HP

特に小渕・森内閣などが税収がないのに景気対策と称して赤字国債を発行して財政を悪化させたのはデータを見ると明らか。2000年にはイタリアを抜き、先進7ヶ国で最悪になっている。

とはいえ他の国のように大きく取り上げられ批判されなかったのは、次いで誕生した小泉内閣が「国債30兆円枠」を方針として掲げ、この現世利益路線を一時的に否定したからである。国民の選挙による政権交代ではなく、小泉氏の個性による路線転換であったが、国民には擬似政権交代のように映ったのだろう。いま振り返れば、同じ党内のコップの中の改革では旧来の予算配分の仕組みはほとんど変わらず、戦後最長の景気拡大といいながら結果として最悪の状態は何も変わらなかった。

この指標をよくするためには、GDPをあげるか、国債を減らすかということになるが、100年に1度の経済危機が言われる中で前者は難しい。つまり、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化し、国債を減らしていかなければならないのだが、今年度は税収を超える規模の国債発行が言われている。消費税の増税による指標の改善も議論されたようだが、国民全体に負担感のある消費税増税を今実施する前に、歳出改革が必要だろう。歳出改革は現在の政権ではできないことははっきりしている。

報道によると、総裁選の前倒し署名を集めるという倒閣運動も自民党の一部にあるようだ。今は燻っているだけだが、今週末から千葉市長、静岡県知事選挙と続く地方選挙の結果や日本郵政の社長問題等のごたごたによっては、流れが変わり、この署名が日の目をみる可能性がある。そうなれば擬似政権交代をした上で解散となるだろう。このシナリオは考えているはずだし、ありえない話ではない。二匹目のドジョウはいないと思うが、いずれにしろそんなことで騙されてはいけない。

昼食は事務所で一昨日のカレー。その後、警備関係者来訪。あの杉村太蔵衆議院議員が次期衆院選に出馬しないそうだ…。

夕刻、総社本町の姫路市民会館。Rに送ってもらう。NPOを支援する拠点として姫路市が創設した「市民活動・ボランティアサポートセンター」が先月末にオープンしたということで訪問。担当のMさんから話を伺う。5年前だったか、こうした市民団体の活動が地縁団体の活動に比べてやや弱い姫路の地域特性から、こうした設備や支援の必要性について、担当の方々に提言したことを思い出す。誰が設置を決断されたのかは知らないのだが、これからの時代に相応しい良い施策である。

その後、青年会議所の会合。22時まで会議。その後、懇親会。近いうちに結婚するという同期が2人。いろいろ驚く。世間は狭い!今年は1月の結婚以来少し落ち着いていたが、6、7、8月と結婚をお祝いできそうだ。


姫路市「市民活動・ボランティアサポートセンター」


市民活動・ボランティアサポートセンターがオープンします!(姫路市HP)

  (未定稿)地方分権 本当に大丈夫!?
06/05 (金)

box.gif 第301回6月定例議会の招集日。あまり知られていないが、県議会HPには「兵庫県議会クイズ」というコーナーがある。設問自体は難しくなく、商品がある割には応募者が意外に少ないという説もあるので、興味のある向きは挑戦してほしい。

兵庫県議会クイズ(平成21年度第1回)
全問正解者の中から抽選で、「兵庫県立フラワーセンター」の入場券2枚と、鉢植え一鉢(ハイビスカス)をセットにして、5名の方々にプレゼント

車で県庁。議会事務局の警察常任委員会担当職員から陳情案件の説明。その後、会派の議員団総会。議運、提出予定議案の説明、県議会関西広域連合調査特別委員会の会派選出委員3名を決定。S県連幹事長、N会派政調会長と私に決定。

その後、本会議。I知事による新型インフルエンザへの対応等についての報告と議案の提案理由説明。国から内訳が示された「直轄事業負担金」についての言及も。「その廃止が実現するまでの運用面の改善に向けて、負担金の算定基礎となる経費の詳細について情報開示を求めてきました。しかしながら〜細目単位の使途の積算についても明示されないなど不十分なものでした…」。開示があったものの不十分だったということのようだ。

また、平成20年度決算見込みについは、現在出納を閉鎖し集計中とのことで、「新行革プランに基づく改革の成果もあり、一般会計の実質収支が、過去最低の黒字額であった平成19年度決算(3,400万円)より改善するとともに、実質単年度収支が8年ぶりに黒字に転換するものと見込まれる」との話も。平成19年度一般会計決算の実質収支は3,400万円の黒字、前年の18年度が7,900万円の黒字だったが、本県の2兆円の一般会計規模から考えれば、いずれも0.01%以下の比率。昨年度は他会計からの借入れでなんとか黒字を確保したという綱渡りの状態でもある。見込みの黒字幅は不明だが、いずれにしろ今後も厳しい財政運営に変わりはなさそうだ。

知事提案説明

本会議終了後、I知事との写真撮影。クールビズスタイル! その後、昼食。ラッセホールの弁当。その後、再び会派総会。兵庫県知事選への対応について協議。マニフェスト的な「私の政策」も示された。その後、大会議室。兵庫県議会300回記念講演会。林宜嗣関西学院大教授(地方制度調査会専門小委員長)による「地方分権時代の議会のあり方」。今回は記念講演ということで県内各市町議会の議長にも出席を呼びかけたという。


参加市町議会議長を代表して挨拶する谷内敏姫路市議会議長。私の姫路市議時代の同じ会派「市民クラブ」の先輩である。


講演の中で林教授は、(地方分権や地方出先機関の整理統合を強く主張している)政府の「地方分権改革推進委員会」に招かれた時の話を披露。分権推進派の民間企業出身委員から「地方議会は何%ぐらい機能しているのですか?」と質問され、答えに窮したという。委員会終了後、一緒に出席した地方制度調査会側の出席者から「(質問した委員の属している企業の最高議決機関である)株主総会はどれほど機能しているのですか?」と反論すればよかったのでは、とアドバイスされ笑ったという。多くの株主総会や地方議会はたいして機能していないというオチの話だろうが、当会場で笑っている人はいはなかった…。

国の予算や制度、事務執行上の問題点が国会での野党による質問や報道機関によってチェックされているのに対して、地方はそうした機能が十分でないのははっきりしている。地方議会にしても、二元代表制(大統領制)の一つとはいえ、議案の修正がほぼゼロという現実がある。否決はおろか、修正すらほとんどないということは、首長提出議案の無謬性の証明ではなく、そうした機能が議会に備わっていないと見るべきだろう。教授の表現を借りれば「追認機関」ということになる。

修正機能が国会にしかないといっても過言ではない現状は忸怩たるものがある。とはいえ、修正のためには議員や議会のスタッフ機能が求めらるが、地方議会の場合、その機能はごく限定的。政策秘書等の機能も全ての地方議会にない。スタッフ機能を充実させるためのコスト増は難しい財政状況の中では、議員削減で浮いた財源を回すほかないと思うがこうした考えの現職は少数である。

国会、市会、県会と順番に見てきてわかったことがある。国会における調査や審査機能は国民の皆さんからよく批判されているが、実際は地方議会と国会の間には、国民の皆さんの想像以上に大きなレベルの差が存在しているということだ。国会と地方議会では議院内閣制という制度の違いもさることながら何より1議員あたりの有権者数が全く違い、選別の度合いが違うからであろう。当然と言えば当然である。

地方分権を考えたときに、議会機能はどうするのか。地方では、いまだに都道府県議会レベルでも質問者に事前に答弁書を渡しているところもあるし、前日までに質問を全て入手して答弁原稿を読むリハーサルをする議会もある。鳥取県の片山前知事はある都道府県議会のことを「学芸会」と批判していたが、再質問とその答弁まで最初から決っているという。林教授のいうチェック機能の向上は「学芸会」では期待できないだろう。

県議出身の国会議員が地方分権を公約に掲げつつも、地方の実情を考えれば地方分権に不安をもつという話をしていた。選別度合いから考えれば、国会と地方議会の質の差が最も大きいが、それだけではない。その議員は、コンプライアンス、法令解釈や事務処理能力の点で国と地方はまだまだ差があるという話だったが、これについては何度か当日記でも書いた。そういえば、国が県に開示したという「直轄事業負担金」の明細が不十分ということだったが、今日はこの明細の開示についてある顛末もあった。国会ではありえない初歩的な話もあり、正直驚いたのだが、地方では超法規的なよくわからない理屈等が堂々と通ったりもする。属人的に判断される事項の比率も高い。本当に分権して大丈夫なのかとジレンマにも陥り、今回のようにがっかりすることもある。

地方分権というが、譲る側の中央省庁が反対しているだけでなく、受ける側にしても意欲がある人は実は知事など限られた人だけなのかもしれない。権限も予算も増え、責任も増える。また仕事も増えるものの、人員や給与はこのご時世まず増えない。これを皆が好むのかということである。一方、中央省庁は所管の事務が増えることを喜び、省庁同士でも事務の取り合いをよくしている。省益という表現も使われるが、予算が力の源泉だと考えている。地方では逆に事務の譲り合い、押し付けあいをすることがよくあるそうだ。実は、地方を経験した中央省庁出身の人がよく指摘する地方との「違い」がこれ。省益云々より志向の違いの差が大きいという中央省庁出身者の指摘を聞いたとき妙に納得した。分権をするなら人材の再配分もあわせて行わなければならない。地方分権「言うは易し、行うは難し」である。


林宜嗣関西学院大教授


また、議会の実地調査権や監査のあり方などの議会チェック機能の充実を含む第29次地方制度調査会の答申方針についての話も。地方自治法の議会定数上限の撤廃など、一貫して定数削減を進めてきた国の、地方自治法による議員定数の関与をなくす方向性も示されていた。上限をなくし自治体に任せると、現在の定数削減傾向も変わるかもしれない。議員数を増やす一方、議員報酬を削減してボランティア化するなどという施策も可能になるからだ。

地方の小規模自治体を見れば、議員は日給制も始まるほど低報酬となってきており、非専業が大半で、自治会など地縁団体の役員と兼ねる例や集落代表という人も多く見られる。役割も似通っているからだろう。この層は行政に陳情はしてもチェック機能を果たす志向は少ない。地域の代表にはチェックという役所から嫌われる役をしても得はない。チェック機能の充実を確保するなら定数削減と繰り返し言っているが浸透しない。陳情タイプだけでなく納税者の代表というタイプもいないとチェック機能は働かない。合併が一段落し地方選挙を一度経た後で、大幅削減となる上限を定め実施した上で、その後撤廃するぐらいのことをした方がいいのでは。

終了後、谷内姫路市議会長と話す。姫路市議会も本会議のネット配信を6月議会から試験実施するそうだ。私が県議会で質問した際にネット中継を見られて、姫路市議会でも導入できないかということで提起され実現の運びとなった。費用は他の広報コストをカットする形で工面したという。姫路市議会の議長は申し合わせで1年交替。任期の中で、このネット中継・録画放送の導入のほか、議長交際費を大きく削減し、情報公開も着実に進めることができたと話されていた。次期姫路市議会議長を決める本会議は6月9日に行われる。

その後、先輩議員や職員らと四方山話。その後、北野の六甲荘。県庁白城会。県庁職員で姫路西高出身者の会である。私も顧問ということになっている。白城会本部からY理事長、4月に小野高校校長から赴任されたN校長、神戸支部のS会長ら来賓らの後、私も挨拶。6月議会終了時に県会常任委員会の交代があることから、文教委員会かもう一つの委員会のいずれかを選択しなければならかったのだが、教育行政については、私の高校時代の先生方が4人も県立高校の校長に就任されていることや教育委員会事務局にも恩師をはじめ多数の本校出身者がおられるということで、安心して文教常任委員会に行くのは辞めましたと挨拶。少し笑ってもらった。

県議会にいると非管理職の人や若い世代の方と話す機会が少ない。会場では本当に多くの方からいろいろと話を聞かせていただいた。書けない話も多いが、頷くことばかり。本当の生の声をきかせてもらう。県庁白城会は退職したK前会長にかわってN新会長が就任された。県議会関西広域連合調査特別委員会でも出席されると思うので、ガチンコの議論ができそうだ。

姫路で開催されていた播磨臨海地域道路の実現を図る会には出席できず。その後、帰宅途中、JR姫路駅構内でT知事と遭遇。神戸に帰るところということだが、驚いた。

  (未定稿)Kくん結婚式!!
06/06 (土)

puri2.gif ホテル日航姫路。白浜町の友人Kくんの結婚披露宴。奥さんを初めて見たのだが、聞いていたのと、想像していたのと、会ってみると全く違う。勝手に思い込んでいただけなのでKくんには怒られるかもしれないが、大いに驚く。Kくんは幸せになるだろう。


M代議士も参加しての「鏡開き」



Kくんの幸せそうな顔が印象的。遅くまで飲み歩かずに早く帰ろうね。



前例になりそうな「胴上げ」!


実は案内を頂いたときに「余興をお願いします」という紙が入っていたので驚いた。挨拶や乾杯はあっても「余興」というのは頼まれたことはない。今回は他の同期の皆でビデオメッセージというのをつくったのだが、アイデアマンのSくんがいて助かった。

  (未定稿)日曜日!
06/07 (日)

puri.gif 手柄のM代議士事務所。民主党姫路総支部幹事会。M代議士から党代表選挙の報告など。私から県政報告、I市議から市議会報告など。党員サポーター会議、県知事選挙等についても協議決定。

その後、駅前の大手前公園。姫路ボランティア連絡協議会の創立25周年記念事業「ふれあい共和国2009」。姫路ボランティア連絡協議会は、姫路で活動するボランティアグループの集まりで、グループ同士の交流、リーダー研修、ボランティアスクールの開催、市民の皆さんへのボランティア活動紹介等を続けてきたという(同協議会)。NTTや郵便局にお勤めの知人も活動されていた。


屋台で販売されていた焼きそば。美味。



良さ恋チームもステージ参加して盛り上げていた


その後、Yさんと懇談。四方山話。

  (未定稿)「B−1グランプリ」の姫路誘致へ向けて!
06/08 (月)

kocchi.gif 山陽電車姫路駅前。民主党の朝の街頭演説。M代議士が国会対応で上京したため通常より長い時間話す。I姫路市議の演説では本会議質問の内容披露も。ご当地グルメの全国大会「B−1グランプリ」の姫路誘致を取り上げてくれるようだ。B級グルメとして私の名前をあげてくれるので笑ってしまう。このイベントは、実は相当な人気があり、前回開催の静岡市などでは延べ20万人が集まったという。2011年は姫路城の修理期間にあたり、観光イベントの必要性は高い。

「B−1グランプリ」の第1回目は2006年2月の青森県八戸市開催。来場者数は17,000人だったものの、「姫路おでん」も出展した静岡県富士宮市で開催した第2回目(2007年6月)は、第1回目をはるかに超える約25万人のお客さんで賑わい、入場制限にまでなったという。富士宮市の人口は12万人。2日間開催のため、開催日は同市内には2倍の人口がいたことになる。大変な人気のため誘致活動も盛んになり、自治体間競争の様相もある。大きなイベントのため行政のバックアップも必要。知事には話が通っている。県市連携で何とか誘致を成功させたい。

「2日間で25万人 ご来場ありがとうございました」(静岡県富士宮市HP)

その後、フェスタ2階の珈香王コーヒー店。モーニング。


珈香王のホットドッグ


その後、事務所。その後、神戸の県庁。時間なく昼食はトマトジュースのみ。会派総会。請願署名可否、知事選対応について協議。

その後、姫路へ戻る。姫路市議会。市民クラブ控室。市議の面々と懇談。明日開会の姫路市議会で議長選挙が行われるということで対応について協議されていた。その後、市役所東の喫茶明日香。毎日新聞のH記者から衆院選について取材を受ける。

  (未定稿)姫路市議会、八木隆次郎副議長誕生!
06/09 (火)

puri.gif 姫路市議会で議長選挙が行われ、議長には創夢会出身の松田貞夫市議(当選9回)、副議長には市民クラブ出身の八木隆次郎市議(当選3回)が就任された。八木さんからは頑張るという決意メールも届いていた。

事務所で来客・陳情対応。昼食は事務所で焼飯をつくってもらう。その後、中播磨県民局。県民局の地域政策懇話会。S局長ほか各責任者から県民局の主要事業についてヒアリング。その後、質疑応答。私からは県税収入の現場の動向、渋滞懸案の書写・横関交差点の改良見通しについて質問。最後にB−1グランプリ姫路誘致の支援について要望しておく。他の委員からは、救急医療・管制塔機能病院の関係、播但線「銀の馬車道ラッピング電車」の経費、延末の(仮称)姫路ロックシティの建設問題等が出されていた。

その後、本町のNTT。連合姫路のK事務局長、M代議士事務所のO秘書と打ち合わせ。その後、事務所。その後、本町のイーグレひめじ。屋上ビアガーデンのプレオープンイベントに勉強会メンバーの皆さんと参加。今年は新型インフルエンザ発生の影響で営業が遅れたそうだ。そういえば、影響は姫路城の登閣者数にも。一時発生前と比べて3割以上減少したという報告も昼の会議であった。市内では高校生の2名が感染したもののいずれも市外の学校。風評被害は吹き飛ばさないといけない。徳島県から阿波踊りの連も参加し、会を盛り上げていた。終了後、経営者協会関係者と懇談会。衆院選後の政策等についてもいろいろ聞かれた。


イーグレ屋上は姫路城が正面に見える絶好のロケーション

  (未定稿)県議会代表質問、新行革プランの見通しに懸念も!
06/10 (水)

kocchi.gif 車で県庁。新生兵庫のOさんと打ち合わせ。その後、議員団総会。提出議案の態度について協議決定。その後、本会議。代表質問。民主党からは神戸市垂水区選出のO県議が登壇。会派方針に基づいた総括的な質問のほか、新たに着任したK県警本部長に捜査の基本方針等について質問。質問箇所ではない現場の執行力が落ちる予算カットや行革等は認めないと強く答弁されたのが印象に残る。何かあったのだろうか。

自民党からはF県議が臨時議会で議決したばかりの1800億円規模という補正予算の財源として発行する補正予算債が「実質公債費比率」を上昇させることになる懸念や500億円規模で積みました公共事業が新行革プランの枠外であることについての影響等について質問していた。このF議員はいつもいい質問をされる。景気対策であり、国が大半の財源を負担することは理解した上で、本県の新行革プランによる歳出削減のタガが外れることへの懸念だと思う。新行革プランと予算の実態が大きく変わってくることについては、過去の議会はほぼノーチェック。現在の財政難を招いた責任の一部も議会にあったことを踏まえての質問だろう。

しかし、この質問は個人の思いが多く入っているとはいえ代表質問。国政では内閣よりも歳出圧力が強い党だが、本県では全体としては長の方が歳出圧力が強いということがいえるかもしれない。予算編成過程にしても選挙で選ばれた長の意向優先が当然とはいえ、財政規律に重きを置く人材を内部に一定配置し、リスクヘッジをしておかなければ、将来のリスクが高すぎると私も思っている。若い職員などは絶対にそう考えているだろう。知事は新行革プランの下方修正はないと断言されていたが、既に本年度の低く見積もった税収でさえ予算割れする可能性もある。政治家や内部から長を目指したりする人は、やはり上昇志向があり、歳出に対しても強気の場合がある。そういえばここでは弱気の人をあまり見ない。

昼食は、豊福の出前弁当。午後の本会議後、来客対応など。その後、他党の方々と意見交換会など。

  (未定稿)「姫路ゆかたまつり」の混乱防止に新県警本部長が直接指揮!!
06/11 (木)

puri.gif 電車で神戸の県庁。神戸勤務の友人Aくんと同じ電車。播但線で彼と同じ列車に乗ると必ずといっていいほど姫路駅で新快速に座れる。姫路始発の新快速と乗り継ぎのいい電車に乗っているようだ。さすがである。

その後、県庁の議会控室。県警のF警視と委員会の打ち合わせ。その後、警察常任委員会。S県公安委員長の就任挨拶の後、姫路署移転関係の最終議案、日弁連からの取調の可視化請願の審査など。

私からは22・23日に予定されている姫路ゆかたまつりの警備対応、姫路署移転後の駅前警備機能の対応について質問。前者については、昨年に続き、今年は新県警本部長に直接の指揮をお願いしたところ、K新本部長は「現場第一主義」を掲げておられるようで、自ら陣頭指揮をとると明言された。実は着任早々、平成18、19年のまつりが混乱した際のビデオを見て、既に現場を把握しているという。市条例を活用して対策をとるということである。

来年からの正常化実施に向けてまつり振興協会関係者も努力されているという話は市関係者からも直接聞かせてもらっているが、今年はその試金石。県警としても正常化に向けて力を入れてくれるという意思表明である。ありがたい。また後者については、現姫路署に近い「御幸通交番」が建替えの耐用年数を9年越えていることから、あわせての新築移転を検討している。今年9月の姫路署移転後は当面、姫路署の5台の警らパトカーのうち1台を駅前周辺に限定して運用し、観光客・繁華街等の安全確保をはかるとともに、本庁の機動パトロール隊を支援部隊に回すというT地域部長の答弁も。これもいい。

終了後、帝武陣の出前弁当。その後、会派の政務調査会。今年4月に財政担当局長から就任したA病院事業副管理者、A県病院局次長らから「県立病院改革プラン」についてヒアリング並びに質疑応答。

病院事業は110億円の一般財源を投入してもなお44億円の赤字(直近の平成19年度決算)ということで、今21年度には内部留保資金がほぼ底をつくと想定されている。県立病院の地域偏在、市町等運営の自治体病院とのバランス、何より県財政本体がより一層厳しさを増している中で、これ以上の一般財源の投入が難しいことを考えれば、改革が必要なことは言うまでもない。

改革プランの冒頭に県立病院の役割として「高度専門・特殊医療を中心とした政策医療の提供」が掲げられているが、救急医療、周産期・小児救急、がん診療、こども病院、循環器疾患などの診療機能の高度化を実施すると共に他の医療機関との棲み分けも考えないといけないということで、まず県立病院同士や他の自治体病院との役割分担等について、総務省のガイドラインにあわせて「再編・ネットワーク化」を進めようとしている。

ところが、長い間の懸案だったと考えられる同じ尼崎市内にある2つの県立病院(尼崎・塚口病院)の統合案を示したところ、当然ながら当該地域からは反対論が出て、今なお先の見えない状態になっているようだ。県民全体から見て、わかりやすい医療資源の地域偏在の問題で躓いてしまうとその他の議論が難しくなってしまうだろう。新実施体制の真価が問われる。

ある病院の院長から言われたことがあるが、民間の病院経営では医師の退職が続いたり、集団退職などがあれば患者減少・診療報酬の低下となり、赤字で倒産や廃業につながるため、医師の動き等については細心の注意を払っていると。待遇もその一つ。県でも新研修医制度を肯定的に捉え、指導医を確保したり育てたりすることに努力しているようだ。こうした努力によってある県立病院で麻酔科の医師が2、3人から今年は9人に増えるなど成果があがっているという説明も。公立病院は医師の勤務条件が悪いなどと当たり前に思われるようでは、最近の若い人は敬遠してしまうのもわかる気がする。今そういう時代なのである。

独立行政法人化も検討項目としてあがっているが、国などの先行事例を調べたところ、結局医師不足に陥ったり、士気が低下しただけでマイナスばかりだったというところも聞いている。公務員型はあまり意味がないし、不採算の政策医療を掲げながら経営は独立採算でというのも無理がある。経営者として腕をふるってやろうという人は開業する人が多い世界でもある。現行の公営企業法の全部適用でも多くのことができる。これで進めるのが現実的ではないか。

今後の病院事業の収支計画は平成28年度には現在と同規模の一般財源負担で黒字になる計画(19年度比約44億円の収支改善を想定)。県立病院事業は命を背負っており、倒産させるわけにはいかない。環境が厳しい中でも生き抜かせるために、私たちも応援していかなければならない。そのための改革である。


説明するA病院事業副管理者ら

  兵庫県議会建設常任委員会副委員長に就任!!
06/12 (金)

puri.gif 車で県庁。会派の議員団総会。議案関係の最終確認。その後、本会議。警察常任委員会関係の各種議案のほか、ものづくり大学校(姫路)の研修・教育施設の契約関係議案などを可決。その後、休憩。

昼食は、万年青の出前弁当。大盛と小盛の2種類があったようだが、私には大盛の方が用意されていた。太っているが実は大盛なんてここ何年も頼んだことはない。今後は小盛とするようにKさんに要望しておく(笑)。その後、議会事務局のH議事課長と意見交換。

その後、会派総会。議長、副議長選挙への対応について執行部から方針説明と最終状況報告。その後、本会議が再開。

議長選挙では第一会派である自民党の原吉三県議に投票。副議長選挙では第2会派である民主党の岡やすえ県議に投票。結果は自民党が議長・副議長とも独占した。国会では政府与野党・過半数に関係なく第一会派が議長、第二会派が副議長だが、ここでは、そうはなっていない。地方選挙後の第一回目こそ公明党が「第一会派が議長、第二会派が副議長」という考えに基づいた投票行動で投票していただいたが、昨年、今年と衆院選が近づいたこともあり副議長選挙でも自民党候補に投票したようだ。今回も惜しいという選挙結果でもなかった。国と地方は別といっても別なところもあるし、同じ構図のところもある。いろいろである。

選挙終了後、新議長の下で、新しい常任委員会の委員、正副委員長の指名が行われ、また、新たに「広域連合」特別委員会が設置され、委員を指名するなどの諸手続きも行われた。私は、建設常任委員会の副委員長に指名され、広域連合特別委員会の委員にもあわせて指名された。

建設委員は姫路市議会時代にも1年経験している。なぜ建設?と言う向きがあるかもしれないが、実は県市をあわせて地方議員歴7年目だが、常任委員会の内訳は総務4回(年)・建設2回・警察1回。姫路市議会議員時代の4回の特別委員会は姫路駅周辺整備3回、合併1回、県議会では行革、広域連合という内訳。つまり、公共事業など社会資本の整備を所管する委員会は5回目なのである。議会の他に県都市計画審議会の委員も2年させてもらった。実は全て希望の委員会に入っている。

一方で実は文教・教育関係の委員会には一度も入ったことがない。教育については本会議での質問が可能な普遍的な問題が多いため敢えて入っていない。建設は個別の問題が多く実は面白い。不急の事業は先に送り、必要な整備は急いでする。社会資本整備の優先順位や地域の要望を反映させていくのは目に見える仕事。元々全くの素人だが面白い分野である。住み良い街づくりのために頑張りたい。

本会議終了後、委員指名後初の「広域連合」特別委員会。サンテレビのTVカメラ入り。今回は委員長・副委員長の選任のみ。

私個人としては県議当選後から超党派の若手議員の勉強会で関西広域連合の議論を続けてきており、関係職員、関西広域機構の方々との議論もほぼ終えている。実は当初計画では既に設置の可否を議会でも判断している頃だだったが、他府県の議会では議論が進んでおらず、今年話がまとまるかどうかも微妙らしい。

道州制いや非道州制が前提という知事間の志向・目的が異なる『同床異夢』でのスタートとなること、広域連合議会や事務局等の設置、事務の重複懸念、国から移譲される事務がはっきりしないなどが『屋上屋(4層制)』やコスト増と批判されること、奈良県が慎重姿勢を崩していないことや他府県の議会と知事との関係も実は複雑であることから枠組みが流動的であることなどの課題は既にはっきりしている。

議会内で議論をするとベテラン議員を中心に異論がよくでる。大阪府知事は関西広域連合を足がかりに都道府県を廃止し道州制を導入しようとしているのにそれに乗るのかという話をよく聞く。最後に行き着く議論はそこだろう。最後は「会派拘束」をはずして議員個々の判断で投票するのも一つの考え方かもしれない。

今日は知らない間に話が進んでいるみたいな受けとめの話や大阪府知事の会見場の背景ボードに「関西州」という言葉が入った経緯について調査を求める声も出ていた。大阪府知事がそうした指摘に強く反応するとは思えないが、何を契機に『同床異夢』が破談となるかなどわからない。いずれにしろ関西広域連合を設置するには関係各府県の議会で「広域連合規約」を議決した上で、総務大臣が許可する。参加の有無という選択権は各議会にあるのだから、誰が進めようとも最終的には議会自らが判断できるのだから心配の必要はない。

しかし、今後の議論次第では計画そのものが御破産になる可能性は否定できない。それは『同床異夢』は認めないという原則論や屋上屋を重ねることに対する批判なのか、あるいは将来的な議員の身分等にかかわる危険因子と捉えられるのか、いろいろ理由はあるだろうが、諸手をあげて賛成の人がほとんど見当たらないからである。職員の方々はよりそうした傾向が強い。

そんな中で私は条件付だが賛成である。地方自治は基礎自治体を先頭にした「補完性の原理」で進めるべきだし、国の地方出先機関を含めた二重行政の廃止は必ずやりとげなければならない。基礎自治体の再編が少し進んだ今、中間層を含む事務の仕分けはいずれ進めていかなければならない。通過しなければならない道だからである。

委員会終了後、控室。県土整備部や企業庁の幹部の皆さんが来訪。挨拶。その後、屋外広告物規制条例の改正等について担当課からヒアリング。各関係機関と諸連絡。その後、控室で作業。その後、姫路の事務所。遅くなってしまった。

  (未定稿)県議補選の対応協議(宝塚市、西宮市選挙区)!!
06/13 (土)

kocchi.gif 神戸の民主党兵庫県連。党県連選対委員会。知事選と同じ7月5日投票の日程で宝塚市、西宮市選挙区の補欠選挙が行われる。その候補擁立について総支部からの意見を踏まえ協議。最終的な手続き等についてはK選対委員長に一任。

終了後、県庁西のロイヤルホストで昼食。その後、Yさんと意見交換。補選対応、国政をめぐる霞ヶ関の対応等について懇談。その後、県庁の議会控室。作業。

そういえば昨晩、テレビ朝日の報道ステーションを見ていると、奈良1区の馬渕澄夫代議士の政治資金集めの方法がとり上げられていた。なんと代議士自らアポなしの戸別訪問で年1万円の個人献金をお願いしている。後刻検討してくれる方には振り込み用紙を渡している。「見返りはありません。ただ、皆さんのお子さんやお孫さんのためには役立ちます」と言葉を添えていた。大いに驚く。

テレビには映っていないが、こうした活動はただでさえ罵声を浴びることがある。献金のお願いなんて普通はできるものではない。信念を持ってやっているのだろう。

アメリカなどの国では個人献金がメインだが、日本にはその文化はない。過日ある友人が個人で応援する人の選挙事務所に行くので何かもって行きたいとの相談を受けたのだが、お金(現金)をもって行くのは違法だと思っていた。個人献金は政治団体や候補者個人など対象はいろいろあるが、通常年間150万円という上限の中で、もちろん合法である。逆にOKと思われているお酒がNG(酒食の提供に該当)で、現金はOKなのである。

学校等ではそうしたことは教えられない。通常の生活をし、普通に報道を見ていれば「政治献金=悪、違法」と思ってしまうのだろう。法人から政党への寄附も合法。西松建設事件で政党支部や政治家への献金自体も違法と思う人が増えただろうが、そうではない。

しかし、馬渕代議士のような形で資金集めをしても平時の人件費や家賃等の政治活動費すらまかなえず、自らの歳費等に手をつけているそうだ。他に選挙の費用は別である。

民主党では「政治と金」をめぐる様々な問題を解決する方策として「企業団体献金の全面禁止」を衆院選のマニフェストに盛り込む方針という。しかし、馬渕代議士のような訪問献金集めを国会議員自らが行わなければならないということでは、本来の国会活動や政策実現にかける労力がその分減るということにもなりかねない。企業献金に頼らなければ政治家がカネの工面に困り、托鉢のような苦行を国会議員が行っているこの光景。政党助成金制度を創設し、国民1人250円を基準に公費を投入しても、この状況である。馬渕代議士は耐震偽装問題など国会でもしっかり活動しているし、姫路の応援に駆けつけていただいたこともある。真面目な人だから、企業献金や政治資金パーティーに頼らないことにこだわっているのだと思うが、国会議員にこんなことをさせていいのかと思う。こんな光景をみて、いまほとんどいないという「政治家になりたい」という子どもが今後増えるだろうか。正直寂しくショックだ。

  (未定稿)千葉市長選、民主党推薦の熊谷俊人さん(31)が勝利!!
06/14 (日)

puri.gif 加西市笹倉町のいこいの村はりま。兵庫県の旗が風になびいている。県の外郭団体が運営している施設のようだ。UIゼンセン同盟兵庫県支部東播地協の役員研修会。

加古郡選出のN県議が県立病院改革の話の後、私も医師不足をはじめとする医療の話をさせて頂く。六甲バターのYさんが西播での研修会で私の話に興味を持っていただいたようで呼んで頂いた。


N県議(右)ほか役員の皆さんの研修風景


終了後、せっかく加西市に来たということで、がいな製麺所。営業終了時間ぎりぎりに入店。讃岐のおばあちゃんのうどんで知られる池上製麺所で修業したことで有名な店。釜玉と冷やしうどん。美味。うどんのこしを味わいたい向きには冷やしの方がお薦め。お土産も購入。


冷やしうどんと天ぷら


その後、同市内のパン処 森庵でパンを買って帰宅。買ったパンは田園風景をみながら庭で食べることもできる。花の苗の販売所も併設されていた。


一面の芝もきれいである


本日投開票された千葉市長選で民主党推薦の前千葉市議の熊谷俊人さんが圧勝。

投票結果
170629 熊谷 俊人=無新[民]
117560 林 孝二郎=無新[自公]
 30933 結城 房江=共新

投票率
43.50%(前回37.20%)

熊谷さんは31歳。現役市長では全国最年少、政令指定都市では史上最年少市長という。白陵高卒。早大政経出身でもあり私の3学年下。大学時代は鵬志会の友好サークルでもある詩吟サークルの稲吟会に所属していたようだ。そういえば、ある現役キャリア官僚は当時、鵬志会と稲吟会を掛け持ちしていた。最近こそ天津木村くん(姫路出身)のおかげで有名になっているが、詩吟とは渋い。彼のブログをみると早大近くの激辛カレーの店「メーヤウ」に毎週のように通っていたという記載もあった(笑)。辛いもの好きらしい。

選挙は前市長が汚職事件で逮捕されたことによるもので、事実上の後継候補である元副市長を自民、公明が推薦して戦うという構図。組織・団体は全て相手陣営という厳しい構図だったようだ。

2年前の市議選に初めて出馬しトップ当選。今回市議を辞職してそのまま出馬した。二世でもない。若さは武器であるが、一方で経験不足ではという批判を生むこともある。そんな中でも投票結果は圧勝で、そうしたことを全て振り切った勝利となった。これで4月の名古屋市、5月のさいたま市に続く政令市長選3連勝。民主党に対する期待は大きい。

私もこれまで若いなどと言われ続けてきたが、もうそんな意識は捨て去らないと駄目。35歳が若いのは兵庫県議会の中での話。世界の動きは早い。しかし彼は勇気ある人だ。これから大変だと思うが頑張ってほしい。

  (未定稿)正副常任委員長会議!
06/15 (月)

puri.gif 山陽電車姫路駅前。朝の街頭演説。知事選に関して知事の政策評価、県政の課題、姫路ゆかたまつり等について話す。

その後、事務所で作業。その後、車で神戸の県庁。県議会の正副常任委員長会議。委員会の運営要領、外郭団体の理事長等の参考人招致方法、管内調査の日程等を確認。調査日程のくじ引きは副委員長が引く慣例らしいのだが、はずしてしまった…。終了後、元町のY社。Oさんと昼食懇談。久方振りにマルシェでカツカレー。変わらず秀逸。


マルシェのカツカレー


その後、作業。その後、姫路の事務所。その後、下寺町の姫路商工会議所。青年会議所の研修特別委員会。モリシタハウスのMさん、神戸燐寸のSさんの講演を拝聴。その後、懇談会。

郵政民営化に関して総務大臣辞任の後任は国家公安委員長が兼務し、厚生労働政務官の後任は置かないという報道。いずれもそれまでの仕事はどうするのか。総務大臣は省庁再編前なら自治大臣・郵政大臣・総務庁長官という3人の大臣が置かれていた役割である。兼務ということだが、そもそも仕事なんか役所任せで郵政問題で権力闘争をしていただけ。それで負けて自らの任命権者を批判し、支持率を下げるのだから明らかに政権末期である。

  (未定稿)白熱した意見交換会!
06/16 (火)

puri.gif 事務所で作業。昼食は加西のがいな製麺所で買い求めた手打ちうどんを事務所で茹でる。


がいな製麺所のうどん


その後、播但線等で神戸の県庁。途中Mさんと一緒になったが、兵庫県知事選が行われるのを知らなかった。低投票率も予想される。

その後、先輩県議の呼び掛けで、県庁の病院局、財政課の有志の皆さんと意見交換会。議会内でも議論は盛り上がるが、それ以外でも議論が白熱するのは面白い。こうした意見交換会はためになる。

  (未定稿)「関西広域連合」に向け、広域連合特別委員会調査スタート!
06/17 (水)

kocchi.gif 神戸の県庁。新委員の下で初の建設常任委員会。正副委員長、各委員の挨拶兼自己紹介の後、企業庁のO公営企業管理者らから挨拶並びに事務概要の説明。原発電所の施設等の解体撤去の説明も。

終了後、県土整備部に交替。同様に正副委員長らの挨拶の後、担当のS理事、K、M両部長ら当局側から挨拶並びに事務概要の説明。その後、河川・砂防事業について説明並びに質疑応答。

委員会調査資料「河川・砂防事業について」

終了後、鯉川筋は井戸まさえ事務所向いのわっしょい。唐揚げ定食。玉子かけご飯。時間なく5分でかき込む。


唐揚げ定食


その後、県会広域連合特別委員会。明日から知事選というI知事も出席。N政策参事から関西広域連合の状況、道州制をめぐる動き等について説明の後、質疑応答。

広域連合特別委員会資料

今日も議会の関与の仕方や委員会の審議内容等についての質問が多く出ている。最終的に「関西広域連合」へ兵庫県が参加するかどうかを議会で判断するための委員会。議会が知事間で合意した規約を可決すれば参加、否決すれば不参加である。

広域連合にかかる議会の関与の仕組みとしては一部事務組合と同じであるが、市町村では一部事務組合をつくっているところは多いものの、兵庫県は姫路市・尼崎市との兵庫県競馬組合だけ。国の事務を引き受ける可能性があることや道州制のようなイメージもあり、都道府県より上位に位置する統治機関としてイメージされるため混乱しているのだろう。そろそろ形式論は終え、実質審議に入らないといけない時期。まだ議会の姿不明の点も多い。各府県の関係者が一堂に会さないと話が進まないというのでは、なかなか前に進まない。KU派遣職員の役割も重要だ。

「関西広域連合ってなに?」(関西広域機構HP)

何度も言っているが、論点は「同床異夢(道州制)」「屋上屋(4層制)」「事務内容」「参加府県の枠組み」など。広域連合が処理する当初の事務の内容はほぼ固まってきた。私の中では既に重要な最初の2つの論点は整理したため、発足時期やそのリミット、議会提案時期、2府4県のうち不参加のところがあっても進めるか、事業規模(当初想定の事務処理にかかる予算規模)等について質問。

財界を含む関西広域機構内では、11月発足という話もあったようだが、9月議会での議決は今や非現実的ということで、なんとか来年2月には設立したいという。また、少なくとも2府4県でスタートさせたいが、万一不参加があったとしても先送りすることはないという話も。全体の事業規模は立ち上げが少し落ち着いた2、3年後に約7億円程度を予想(これを各府県で分担する)。現在資料に記載されている「設立当初の事務」を積み上げた結果という。防災ヘリの共同運航など「順次拡大していく事務」は含まずということである。

また、他の議員の質問では、関西広域連合として事務を処理するに際しての国の財政支援措置は制度化されていないこと、これまで「国や府県のどこも担っていなかった」広域防災などの事務を関西広域連合が新たに実施することになるが、それらの経費負担は「純増」ということもわかった。

今日は四国・徳島県や中国・鳥取県からの参加についての疑問や関西という言葉の定義を問う質問も出ていた。前者は道州制になった時に四国や中国がどうなるのかという観点も含まれている。来るもの拒まずではあるのだが、この観点はなかなか難しい話でもある。

一部事務組合(事務内容別)一覧[市町要覧HP]

委員会終了後、会派総会に途中参加。審議会委員の変更について。2年間務めた都市計画審議会から薬事審議会に異動することに。

その後、六甲荘。文部科学省のN文教施設部長を招いての超党派の県議有志による勉強会。いわゆる「ゆとり教育について」。学習指導要領の改訂、全国学力テスト、スクールニューディール施策等について説明を受ける。その後、質疑応答。様々な質問が出ていた。その後、食事をしつつざっくばらんな意見交換。教員人事権の移譲問題などいろいろ教えて頂く。最後には姫路生まれ明石育ちという文科省出身のM社会教育課長も来られていた。散会後、更に懇談。神戸の街もようやく元気を取り戻している様子である。

  (未定稿)兵庫県知事選挙告示!!
06/18 (木)

puri2.gif 手柄のM代議士事務所。U県議とたつの市在住の方からの相談ごとに対応。その後、総社本町。兵庫県知事選挙の出陣式。党代表で挨拶。


出陣式の様子


その後、再びM代議士事務所。打ち合わせ。その後、安田は増位中の同級生Fくんが経営する「避風塘ふじた」。女性客が多い。県幹部の方を発見。驚く。用事で姫路に来ていたという。選べるランチの油琳鶏(ユーリンチー)を選択。Fくんから「HPで宣伝しといて」と。了解。


油琳鶏のランチ


その後、事務所に戻る。来客対応、資料作成、陳情処理など。横断歩道・信号設置要望箇所の現地視察。写真撮影など。考えていた以上に危険なことがわかる。早期の対応が望まれる。

その後、来訪のKくんと夕食懇談。その後、父の友人Sさんと遭遇。懇談。

  (未定稿)来週は「姫路ゆかたまつり」!!
06/19 (金)

puri.gif 事務所で作業。県政報告ほか選挙関係の資料作成、印刷。気温高いが、なんとかクーラーをつけずに頑張っている。昼食は事務所で持参したおにぎりなど。その後、Fくん夫妻らに鳩山代表の新ポスターを事務所等に掲示してもらう。知事選、衆院選といろいろ忙しい。

そういえば来週は月・火曜日に姫路ゆかたまつりが行われる。今年は正常化に向けた仕上げの年。混乱しないことを祈る。


姫路・大手前通り周辺での禁止行為を掲示した看板

  (未定稿)知事選 in 姫路!
06/20 (土)

puri.gif お手伝いを頼んでいるNくん、Kくんと事務所で打ち合わせ。その後、セブン−イレブン香寺溝口店。知事候補の選挙カーと合流。車両長を知人が務めており驚く。ここで神崎郡選出のU県議から引き継ぎ。

今日は播但線の寺前駅を8時にスタートして、スポット演説をこなしながら神河町、市川町、福崎町と南下し、姫路市入りの行程。そのまま国道312号線、県道砥堀本町線を南下しつつ流し演説。その後、みゆき通り商店街をモモタロウ。その後、山陽電車姫路駅前で街頭演説。多くの方に集まって頂く中、連合姫路のO議長や私も応援演説。姫路市議会市民クラブの面々にも駆けつけて頂いた。


山陽電車姫路駅前


終了後、南北自由通路を通って姫路駅南口へ。


姫路駅南口の様子


今日は様々な県政課題のほか、企業誘致、姫路駅前整備、姫新線高速化など播磨の話なども出ていたが、姫路おでんの話やB−1グランプリの誘致の話も出て驚く。

終了後、須磨方面へ向かう候補を見送り。昼食後、ご案内頂いた商店街の役員さんに御礼。その後、ハマモトコーヒーにて各地から集まっていた新聞記者の方々と懇談。その後、事務所に戻る。気温高く喉が渇く。その後、北条の県立姫路労働会館。民主党姫路総支部党員サポーター政治報告会。こうした機会を持つことが大変重要である。M総支部代表からは官僚支配となっている現政権の実情や政権交代の必要性について報告。市政についてはI市議、私からは県政報告をさせていただいた。


M総支部代表



予想をはるかに超える多くの党員サポーターに集まって頂いた「党員サポーター政治報告会」


終了後、私の要請で党員になってもらっている面々と夕食懇談。

  (未定稿)日曜日!
06/21 (日)

puri2.gif 午前中はテレビで政治番組などを見る。その後、姫路駅前。山陽百貨店。書店で買物など。昼食は地下の明石焼。美味。


明石焼


その後、知事発言について市関係者から問い合わせ。
その後、東京から来訪した記者の取材に対応。その後、小溝筋で買物など。

  (未定稿)姫路ゆかたまつり初日!
06/22 (月)

puri.gif 知事選挙期間ということで公職選挙法の規定により月曜定例の街頭演説はお休み。山陽道で太市地区。公民館で自治会役員の方から陳情対応、現場視察。

その後、西延末のM代議士事務所。関係者と打ち合わせ。その後、事務所。母とともにH社の方々と面談。その後、作業。

その後、播但線で姫路。バスで姫路キャッスルH。青年会議所の例会。終了後、創立記念パーティー。S中播磨県民局長ら来賓の挨拶など。シニアの方々と懇談。その後、姫路ゆかたまつりへ。いつの間にか雨が降っている。頃は終了時間を迎え帰途につく人多し。その後も後方で警戒の様子等を見守る。報道された少年のボランティアの面々がゴミ拾いなども行っていた。今日は混乱なし。


遭遇した知人からカステラをいただきました

  (未定稿)今年の「姫路ゆかたまつり」終了で個人的にも一区切り!!
06/23 (火)

puri.gif 昨22日、公正取引委員会が独占禁止法に基づき潟Zブン-イレブン・ジャパンに「排除措置命令」を出したとの報道。コンビニエンスストア「セブンイレブン」を運営するフランチャイズ本部セブン−イレブン・ジャパンによる加盟店への値引き制限を不当と認定し、排除措置を命令したもの。この問題は今起こった問題ではない。私が会社を辞めた翌年だったと思うが、公正取引委員会の方と話した際にも、いろいろ調べているようだった。

あれから10年経過した。他の小売業が価格競争に追い込まれ、どんどん淘汰されている中で、加盟店数や売上高を順調に伸ばしてきたビジネスモデル。廃棄ロスチャージの裁判で本部側が勝訴したことで、そろそろ公取が出ていかないといけないと内部でなったのだと推測する。

過日当日記にも書いたが、見切り・値下げ販売が、コンビニの中で高い粗利率を誇り利益源となっているデイリー食品の価格競争につながり、価格維持が難しくなる可能性がある。こうなれば本部の利益はもちろん、ひいてはコンビニ全体の売価が下がり、加盟店全体の売上が下がるということにもなる。こうした見切り販売を見たことがある人いるだろうか。実は私も見たことがなく、全国でもごくわずかという。契約時に想定された利益が上がらないなど何らかの理由で、本部に対して不信感を持っている加盟店オーナーと本部の対立。こうした問題がコンビニのビジネスモデルを大きく揺るがそうとしている。

NTTの方が自宅来に来訪。その後、事務所。作業。その後、土地家屋調査士事務所。関係者と打合せ。その後、病院でM事務次長から陳情。その後、事務所。その後、Tさん宅。仕事帰りのTさんから話を伺う。

その後、Rと姫路ゆかたまつり。森重で夕食の後、長壁神社へお参り。多くの知人と遭遇。今年は例年の3、4割減ほどの少ない出足ではなかろうか。月曜、火曜の開催となったからか、不景気だからか、そのあたりはわからないが、いずれにしろ少ない。

その後、中学時代の担任A先生とも遭遇。教頭になられ、見回りに来ているという。その後も24時過ぎごろまで様子を見ていたが、昨日より不穏な雰囲気も一部にあったが混乱せず。昨年までのような混乱は全くなかった。3日に戻すことについては様々な関係者に聞いてみたが、意見が分かれていた。例年夜遅くまで警戒にあたっているボランティアの方からは、まつりにより直接的に受益者となる人たちが警備にほとんど人を出していないこと、警備関係者からは公費による警備費用の観点などもっともな指摘も聞けた。今年のまつりを踏まえ、来年実施が今後の形になるのだろう。今回も県警本部長、県公安委員長らが姫路に来られ警戒を見守っていた。私が市議会にいたころの混乱からは想像ができないほど大幅な改善が見られた。今回はまだ在阪の一部テレビ局の取材クルーの姿も見えたが、無駄足になったようだ。もはや私が県議会で取り上げる必要もなくなったと思う。私もそろそろ御役御免である。


姫路ゆかた祭りの様子

  (未定稿)地方分権のために自民党総裁候補へ??
06/24 (水)

box.gif テレビで朝のニュースを見ていると宮崎県の東国原英夫知事のことが各局で取り上げられている。自民党の古賀選対委員長から要請された次期衆院選への立候補に関してである。「自民党総裁候補」となることが自民党からの衆院選出馬承諾の条件という。知事就任時、鳥インフルエンザで打撃を受けていた宮崎産地鶏を人気ブランドにまで復活させ、マンゴーや他の野菜の売り上げを伸ばすとともに、宮崎県をテレビ局等で宣伝して観光客数を増やした実績は誰しも認める。これらは経済効果として算定されており、彼の給与等とは比較にならないもの。税収増につながったかどうかは今後検証されるだろうが、いずれにしても宮崎県民には多くのメリットがあったと思う。

とはいえ、東京でのテレビ出演を今でもよく見かけるが、朝日新聞の報道によると「昨年度の県外出張は公務、政務合わせて計138日で、ほぼ3日に1日」。週末にもなると地元ではなく東京でのテレビ出演や収録が恒例となっているという。兵庫県知事の毎日の仕事は神戸新聞では毎日知ることができるし、先日の毎日新聞ではその多忙振りが取り上げられていた。これだけ不在となると誰か別の人が県庁の会議や実務を取り仕切っていると考えるのだが、聞いてみると県庁は河野俊嗣さんという副知事が仕切っており、知事の右腕と呼ばれているそうだ。

そんな河野さんだが、実は宮崎県の人ではなく国の総務省から派遣されている人。『(派遣が今年に入ると)異例の長期になるため同省に戻る可能性があったものの、知事が慰留し、総務省から昨年末、出向者の去就の意向を確認する問い合わせが県に寄せられた際、東国原知事が河野氏に「引き続きお願いしたい」と要望。河野氏も「頑張らせていただきます」と応じたという』((宮崎日日新聞HP))。

「宮崎県への分権を進めるためには、自民党の総裁、このまま政権党なら総理大臣になればよい」。国会議員しか総裁になれない党則は改正すればいいという話も出ている。事前に知らされていない麻生総理や自民党のベテラン議員は怒って当然の話だが、有権者に「知事任期の途中出馬もやむを得ない」と思わせるには「総理になるため」という話はうってつけである。


しかし、地方分権を声高に主張する足下で誰が実際の宮崎県を仕切っているか。実際は県政の実務には関心が薄く中央官僚任せという点を関係者には見られ、そこを見て、地方分権や地方政治より国政に行きたいと捉えスカウトしたのだろう。そういう意味では相思相愛。

国会議員にもなっていないのに総理というのははおこがましいと批判もされているので、総理から一つランクを下げて「総務大臣に転身するため」という話で今後総務大臣になったり、なるという約束で自民党から出馬するかも知れない。

「知事会で合意した地方分権の施策を自民党のマニフェストに全て入れる」という条件も出しているが、地方分権は100年も前からの課題。分権するつもりがあるなら政権党なのだからマニフェストと関係なく今から実施すればよいだけの話。しかし、これは合意する可能性が高い。勝てばなんとでも言い訳できる。100年安心の年金も公約だったのだから。

現在の与党や中央省庁には、真に地方分権を進めようという気がないので、これまで変えてこなかったのである。与党を変えるといっても与党は大半が既に現職。お互いそれぞれに持ちつ持たれつの関係があり、続いてきたものであるし、自民党は新たな候補者を擁立する選挙区自体もない。新党をつくり政治家そのものをとっかえるというなら別だが…。いずれにしろこれらのことを全て知っていて国政へ転身したいのだろう。「地方分権を求める人は自民党へ投票してほしい」と彼が言いはじめ、それに乗っかる人が出てくるのなら、この国は全く何も変わらない。というより危い。


姫路市総社本町の知事選挙事務所。トラブル発生。その後、I市議とともに大型車に乗車。市内各所を回る。山陽電車大塩駅前で東播磨担当のM県議に引き継ぎ。事務所に戻った後、すぐに西延末の姫路市文化センター。西播地区私立幼稚園連合会PTAの総会に来賓出席。ぎりぎり間に合う。その後、再び知事選挙事務所。他の県議らと懇談。昼食後、I市議と香寺町。唸。その後、事務所に戻り、諸作業。今日はいろんな意味で疲れた。

  (未定稿)セブンイレブンの素早い対応!
06/25 (木)

mail.gif セブン−イレブン・ジャパンが加盟店が廃棄した商品原価の15%を本部で負担するとの報道。本部による加盟店への値引き制限を不当として公正取引委員会が排除措置を出したのが数日前だけに、その対応の早さに驚く。「変化対応」とか「(世の中や消費者心理の動きは早いので)朝令暮改は当たり前」という経営トップの判断だろう。実は廃棄損失の全額加盟店負担という契約内容は加盟店との間で訴訟となり、本部側勝訴で確定している。加盟店と裁判までしても絶対に譲ってこなかった問題を、負担比率は別としても、本部として急遽決断した理由は何か。それは、億を超えるような廃棄本部負担の発生よりも「値下げがもたらす価格競争」によるチェーン全体の将来的損失の方が大きいという判断であろう。

値下げ制限は不当であるとした公正取引委員会と全面的に対決し、値下げ制限は正当と勝ち取るのが難しいとの判断でもある。本部の方針を全加盟店に維持させていくためには、値下げ制限を維持したまま、売れ残り廃棄による損失を本部でも負担しましょうという本部側の妥協策。廃棄のない店はない。加盟店オーナーの利益は確実に増えることになる。消費者の立場からすれば報道されているもののよくわからないかもしれない。新たな値下げ防止策なので消費者にはメリットはない。

「粗利(セブンでは荒利と表記)は本部と加盟店で分配しましょう。廃棄は加盟店だけで負担して下さい」というこれまで成功してきたコンビニ・フランチャイズ・ビジネスモデルの変化となることは間違いない。近いうちに他のチェーンにも拡大するだろう。新加盟店の募集に、セブンより劣る条件の提示はできないからである。廃棄負担余力のないようなチェーン本部は淘汰されるかも知れない。結果として独占に近づくことになるが、それは資本主義の宿命なのだろう。

加古川バイパス出口の渋滞。いつも渋滞しているなと気付きつつ通り過ぎるのだが、自分が巻き込まれるとイライラする。いつも車で県庁へ向かう時にカーナビを見ると、パイパスだけでなく、一般道でも必ずといっていいほど渋滞している。加古川の方はどう考えているのだろう。野口町のD。合掌。

その後、姫路。キャッスルH。播磨政経懇話会。政治評論家の浅川博忠さんの講演。司会は2日前に着任したというY神戸新聞姫路支社長。


浅川博忠さん


麻生総理の個人的な資質の問題、金の配り方からプライベートなどを批判。郵政民営化をめぐる小泉派・反小泉派の対立では、鳩山邦夫総務大臣辞任をパフォーマンスと断じ、裏には日経新聞と読売新聞・日本テレビ連合との対立があると。総選挙後の政界再編等についても言及していた。浅川さんといえば、今日の話の内容のような夕刊紙や週刊誌でのコメントしか知らなかったが、小泉総理と慶大同級生だったということで小泉首相の諮問機関「首相公選制を考える懇談会」の委員になったり、いつの間にかテレビにも出るようになった。学校人脈もどこで役立つかわからない。途中作業。

終了後、事務所へ戻り、来客対応。作業。東国春知事の話題に続いて、今日は橋下知事が取り上げられている。東知事ばかりマスコミに取り上げられ、我慢できなくなったのだろう。中田宏横浜市長と連携しているとか、首長集団で支持政党を決めるとか。地方分権についても、道州を設置せず基礎自治体と国との2層制を考えている民主党の考えを「政権担当能力がない」と酷評していた。民主党が検討している江戸時代の「300諸侯と幕藩体制」のようなわかりやすい姿は、机上の話で現実的でないという批判は間違っているとはいえないが、これは先進・理想的過ぎる話であって、そこまでいう話ではない。地方分権関連施策については、どう考えても民主党施策の方が分権志向で現自民党とは比較にならない。何より今の姿が証明しているし、少し前まで本人もそう言っていた。東知事のように自民党から声がかかったのかな。

  (未定稿)民主党公認「いけはた浩太朗」さんが当選!(宝塚市県議補選)!!
06/26 (金)

puri2.gif 今日から3日間、姫路駅フェスタB1、旧地下改札前で観光を盛り上げる意味も込めて食のイベントが開催される。

兵庫県議補欠選挙の告示日。知事選と同じ投票日でそれぞれ欠員1(市長選転進と死去)となっている宝塚市、西宮市選挙区の補欠選挙である。宝塚市選挙区は民主党公認の市村浩一郎代議士秘書「いけはた浩太朗」さんのほか立候補者なく無投票で当選。西宮市選挙区の方は現職代議士の娘さんが同じ選挙区から出るという。

事務所で昼食。何日か前のカレー。その後、網干方面。Mさん、M代議士のK秘書、Nさんらと会議。その後、手柄のM代議士事務所。夕刊を見ていると一部に姫路市家島町内で「兵庫県知事選で期日前投票をした人に2000円を払っている」団体があるという報道。清掃活動をした住民に団体が払っているという話もあるが、受け取った住民の側は期日前投票をした際にもらえるティッシュを持っていけば金がもらえるとして広まっているようだ。姫路市との合併前の住民投票の際にも同様の問題があったらしい。

投票に行かないとか行ったことがないという人と話した際に、「お金でももらえるんだったら行く」ということをいう人がいる。実は若い人から結構聞く。真面目に投票率をあげるために提言してくれる方もいる。私も投票率が低下傾向にある現実を強く懸念している。しかし投票に行けばお金がもらえるみたいな話は違う。一度もらうと、もらわないと行きたくなくなる。投票は権利ではあるが義務でもある。こんな話では、外国のような義務投票制を導入しなければならなくなる。

参考「義務投票制度への一考察」(民主党榛葉賀津也参議院議員HP)

  (未定稿)衆院九州比例1位、近畿比例1位に有名知事!?
06/27 (土)

puri2.gif 産経新聞で「橋下知事、自民・古賀氏から衆院選出馬の打診 比例1位で」との報道。朝のテレビ報道でも橋下知事や東国原知事の話題ばかり…。橋下知事は衆院選に出馬しないと言っているようだが、「知事選への出馬は2万%ない」と言った過去がある。いずれにしろ、マスコミの取り上げ方が非常に好意的で、国民の皆さんがこれに流される危険性がある。小泉郵政選挙の次は、タレント地方分権選挙…。ただし、コメンテーターが総じて辛口なのが救い。

実は近年、知事から国会議員への転身よりも、国会議員から知事や市長に転進する人の方が多い。今朝もテレビに登場していた横浜の中田市長は新進党衆院議員からの転進。名古屋の河村たかし市長もしかり。現在行われている静岡県知事選挙でも与党参院議員が知事に転進しようとしている。少し前には国権の最高機関の一つ参院議長から埼玉県知事に転身した例もあるほど。国会議員より知事や市長の方が狭い範囲とはいえ、はるかに権限があり、自分の施策が実現しやすいと考えるから転進するのだろう。

知事から国会議員への転身といえば、細川元総理の例がある。熊本県知事を辞めて、日本新党を立ち上げ、参院比例区に出馬。翌年、衆院に転身し、衆院当選1回で総理大臣になった。ただし知事就任以前に参院議員(全国区)を務めていた。知事を辞めて転身するなら総理大臣を目指すとしかいえない。その点では東国原知事はそう主張せざるを得ない。

九州比例1位、近畿比例1位に両者を並べようとする古賀選対委員長の戦略。どう転ぶだろうか。

  (未定稿)熊本市も政令市昇格へ!!
06/28 (日)

puri.gif テレビで日曜朝の政治番組を見る。東国原、橋下知事の話題ばかり…。気温も高く蒸し暑いということもあり自宅近くのそば翔。自然薯とろろそば。店の入口には今日のそばは北海道産キタワセソバとの銘柄表示も。


そば翔のそば


その後、姫路駅ビルフェスタ。「食地の座」による姫路の観光や食を応援するイベント。新型インフルエンザの影響を一掃したいというということで急遽開催が決ったようだ。鉄道高架に伴い廃止された旧地下改札前の空きスペースを使って、酒米「山田錦」などの展示や地酒の試飲コーナーも。本田酒造のHさんから試飲を勧められたが残念ながら車の運転があるため我慢。


酒米の苗の展示など


その後、山陽百貨店。6階の催事場では「ふるさとひょうごの物産と観光展」が開催中。こちらも新型インフルエンザの影響で、減少した兵庫への観光客を回復しようとの趣旨。県物産協会の創立50周年記念であり、「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」の関連事業でもある。加古川の「彦」のかつめし、高砂の「きくらく」「ミナミ」のにくてんなど県下の有名な食の出店も。体重維持のため食べたいのをぐっとこらえる。その後、出店されていた夢前町のKさんと田んぼアートの話題から四方山話。相変わらずアイデアマンである。


高砂の肉店ブース


その後、神戸。三宮のそごう前はセンター街入口へ。人が多い。さすが神戸である。知事選に関連して党県連主催の街頭演説。中央区選出のK県議が司会。終了後、神戸国際会館。政談演説会。満席立ち見状態。連合兵庫のM会長をはじめ多くの方が演説。


神戸三宮のそごう前、センター街入口



神戸国際会館こくさいホールの政談演説会


政治関係者と意見交換など。今日は姫路市と同じ中核市である「熊本市」との合併の是非を問う周辺2町(植木町・城南町)の住民投票が行われたようで、開票の結果、いずれも合併賛成が多数となったという報道も。約67万人の熊本市と2町を合わせた人口は約73万人となる。政令指定都市昇格の実質的な条件として総務省が言っている「大規模合併で人口70万人程度」という要件を満たす。熊本市も政令指定都市に昇格する可能性が高くなった。熊本市は政令市昇格要件の弾力化を繰り返し国に求めるなど昇格は悲願。明治政府の拠点だったという歴史的な経緯や九州内での中間的な位置にあることから国の出先機関などは現在も熊本市に多く存在している。道州制になれば、熊本も州都に名乗りをあげるのではないだろうか。

  (未定稿)大学と選挙!
06/29 (月)

mail.gif 昨日投開票の神奈川県横須賀市長選挙の結果が報道されている。小泉元首相が国政選挙以外では首相就任以降初の街頭演説までして応援したという現職市長が敗退し、新人の吉田前横須賀市議(33)が当選したそうだ。

経歴を見てみると政治学科の1年後輩。先日当選した千葉市長とも同じである。学生時代は早大雄弁会に入っていたようだ。私は面識はないが、テレビに映っている顔を見て、Rは話したことがあるかもと言っていた。私がいたころ、90年代の早大生も個性の強い人が多かった。それにしても凄い。

そういえば5日投開票の静岡知事選に民主党推薦で立候補している川勝候補も当時、政経学部の教授で私も単位を頂いた(はず)。競っているとの報道もあるが、頑張ってもらいたい。

先週に続き県知事選挙期間のため、定例の朝の街頭演説はお休み。姫路市から姫路市と西播磨市長町会の平成22年度予算要望を受領。全て目を通す。いくつか不明な点を関係機関に問い合わせ。

その後、県の電気公用自動車の実証実験の状況についてヒアリング。駅舎のエレベーター設置状況について問合せなど。昼食は昨日神戸のビゴーで買い求めたパン。

  (未定稿)たまには雨もいい!
06/30 (火)

ame.gif 来年度の国の予算編成の前提となる概算要求基準(シーリング)だが、一般歳出は過去最大のものとなるという。税収が伸びない中で更に景気刺激策としての財政出動を行うということだろう。これについて、与謝野財務・金融・経済財政相は、「国債依存度の高い財政で一番心配なのは長期金利」と会見で述べ、財政悪化に伴う金利上昇に懸念を表明した」という。また「長期金利は現在、1.35%程度の水準で推移しているが、与謝野財務相は、『いつまでもこんないい状況が続くと考えるのは楽観的過ぎる』と指摘。その上で、『中期的には歳入改革を断行しないといけない時期が来る』と語り、消費税増税に意欲を示した」という(時事通信)。

プライマリーバランスの目標年度を先送りすることは現下の経済状況から考えれば仕方がないにしても、これまでの政権党の放漫財政の清算、つまりは責任を先送りするということでもある。「漫画の殿堂」などの施策はそのままにしたまま、消費税増税なのか。放漫財政のつけを消費税増税で処理するということで国民の理解は得られるのだろうか。いずれにしろ長期金利が上がるということは、国債や貨幣の価値も下がるということ。政権交代させてしがらみを断ち切り、旧来の歳出予算を変えてしまわないとこの国は低福祉・高負担という大変な状況に追い込まれるだろう。

昼食は事務所でそばとうどんを焼く。お好み焼き屋などでたまに見かけるメニューだが、関東ではなかった気がする。


そば・うどんのチャンポン


午後、降雨。雨は好きではないが、梅雨の時期は雨が降ってくれた方が季節感がある。その後、安田の姫路市役所。陳情。時間を取って頂き、感謝。その後、手柄のM代議士事務所。K秘書に報告など。その後、Kさんと面談。報告など。

留守中に姫路市北部建設事務所から中国自動車道の福崎IC〜山崎IC間に「夢前スマートIC」設置が許可されたという連絡。現在の夢前バス停付近(夢前町前之庄)に設置される。ETC専用のICということで”スマート”と呼ばれる。出入口を作ることで姫路市北部地域の方の利便性が高まる。ちなみに事業費は約31億円。今後、一般道との接続のための道路新設などを経て、平成27年10月に供用開始予定という。



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