Web版ひであき日記

2009年02月

  (未定稿)『十八史略』を読む!!
02/01 (日)

puri2.gif 入院中は、新聞や雑誌のほかに、この際ということで新釈漢文大系『十八史略』を実家からもってきてもらってずっと読んでいた。『十八史略』は初学者向けの中国の歴史書で、前漢の司馬遷による『史記』(紀伝体)から北宋の司馬光による『資治通鑑』(編年体)までの18の正史を簡略したものである。殷王朝以前の三皇五帝や夏という伝説の時代から元による南宋滅亡までを大まかに知ることができる。

昔から受験や勉強とは全く別として日本の歴史や伝記が好きだったが、小学生の時にNHKの人形劇「三国志」を見て中国のそれにも興味を持ち、高じて『三国史』諸葛亮伝を暗記したこともある。日本の卑弥呼と諸葛亮が西暦180年前後の生まれとほぼ同年齢で同時期に活躍していることを知って驚いたものである。高校に入ると漢文の授業が始まったこともあり、上下巻で1万円超と少し高価だったが母に買ってもらったのがこの本である。政治とかかわるようになってから、いつか読み返したいと思っていたが、この度ようやくその機会を得た。

「臥薪嘗胆」「鶏口牛後」「先ず隗より始めよ」「泣いて馬謖を斬る」など現代にも残る故事成句やその由来も記されている。また、為政者の言動に対する論評も具体的であり、今の政治家にとっても参考になることも多い。私も実際の就職という人生の岐路に際して、上記の故事成句に従って判断したことがある。歴史や先人に学ぶことは楽しい。こんな時間を与えてもらった病気に感謝すべきか。

  (未定稿)抜糸!!入院生活に思う!
02/02 (月)

puri.gif 朝の回診時に先生が手術痕の抜糸をして下さる。抜糸と表現しているが、傷口をとめていたのは糸ではなく金属製のホチキス。ピンセットでホチキス針をつまむ要領で抜き取られた。痛みは一瞬チクリと。先生曰く「傷大きくなったねぇ」。「相撲取りが盲腸になると命取り」という話もあるが、それは脂肪・筋肉ともに厚く手術が困難であるからという。太っていると成人病になりやすいぐらいの意識はあったが、全て自業自得である。血液検査もあわせて行い、結果にもよるが明日退院の予定という。いよいよ復帰である。走ることはできないものの普通に歩くことができるようになっている。

私が入院して1週間。父が3年ほど入院し、何度か転院をしているので、病室の雰囲気はわかっているつもりだったが、実際に入院してみると患者家族として見たり感じた雰囲気と全く異なるものだった。家族らが見舞いに来る時間などは24時間のほん一部で、残る大半の時間は患者だけ、たまに看護師や看護助手が来るといった世界である。

相部屋の方は80代を筆頭に40代までの5人の男性だったが、やはり派閥というか人間関係は濃淡ができてしまう。小さなことで口論になり、看護師が呼ばれたこともあった。部屋を変えてほしいとか看護師に直訴している人もいた。私は最後まで中立だったが結構大変だった。

誰かの家族が部屋に来ているとこうしたことは全く起こらないばかりか、その気配もないので患者以外は気付かないだろう。好んで入院をしている人はなく、長期入院の方もいたり、私のように切れば治るという簡単な病気ばかりでもない。21時に消灯があるのだが夜に大きないびきをかく人や夜中に何度も起きたりする人もいて、気になる人の中には眠れない人もいるだろう(私はいつどこでも一瞬で眠りにつけるという特技があるので全く気にならなかった)。病院というところは患者の家族が見れるのはごく一部で、イライラしている人も多いということがわかった。

そういえば、妹Rが最初に来てくれた時に「(差額ベッド代のかかる)個室か二人部屋に入院していたらどうしようかと思った」と言った。これは父の置かれている境遇より私がいい境遇にあってはならないという思いだと推測するが、何を案じているのかと私としては一笑に付した(近い家族でもそのように思うということは心しなければならないということ)。ちなみにこのあたりの個室はだいたい1日6000円〜で1ヶ月なら最低18万円ということになる。健康保険は効かない。しかし、上記のようなことが気になってしかたがないといったような人やお金が十分あるという人の中には個室に入る人もいるだろう。

一方、手術・入院手続きの際に保証人の署名捺印のほか、預かり金として現金5万円をもってくるよう指示があったと家族に聞き驚いた。手術や処置だけ受けてお金を払わず逃げる人がいるという話が現実にあるということの裏返しだろう。ちょうど日本の国会中継を見ていると、郵政民営化に関連してオリックスが落札した「かんぽの宿」の払い下げ価格が安すぎるとか、オリックスが落札したこと自体も与野党で批判している。

オリックスの宮内会長は小泉内閣の規制改革会議の議長であったが、規制改革会議では郵政民営化の議論はしていないと反論しているらしいが、規制改革会議では、もっと厳しいアメリカ型の民間医療保険制度の導入を推進していたことをよく覚えている。アメリカは国民皆保険ではないため、病院での処置の前に「盲腸を手術できる医療保険に入っていますか?」とか、自費の場合は手術費用の支払い可能なクレジットカードを出すよう言われるらしい。こんな施策が導入されていたらと考えると恐ろしいことになっていたと思う。最低限の医療や社会保障を受けられないような国にしてはいけない。

高額所得者を増やすことで経済を活性化させ、全体のパイを増やして、税収も増えるという「上げ潮」路線は、あの安倍元総理を最後に言う人は見なくなった。中川秀直元幹事長も言っていたが、派閥や党内で権力を失うらしく、政治的にはこの路線は終わりだろう。結果は格差社会を広げただけで税収などは増えていない。

小泉改革のブレインで大臣としても中心人物であった竹中平蔵氏は小泉内閣総辞職・大臣退任と同時に参院議員も辞めた。辞めた直後はおとなしくしていたが、最近テレビに出たり、麻生総理に面会したりして上げ潮派ではこの人だけが意気盛んである。小泉改革の負の部分に対する批判が増えてきているので巻き返しをはかっているのだろうがKYである。72万票を獲得しトップ当選したのは2004年の参院選。本来なら2010年まで参院議員を務めているはずである。任期を4年残して途中で投げ出したのに堂々と表舞台で動きはじめたことは安倍元総理と同じで厚顔そのものである。

  (未定稿)無事退院!!
02/03 (火)

panda.gif 検査のため朝食はなし。午前中に腹部エコーによる診察。結果に問題がなければそのまま退院という。腹部エコーと昨日の血液検査の結果をあわせてRとともに最後の病状説明を受ける。虫垂炎や手術痕自体は順調に回復し退院OKということだが、その他の体調管理について注意を受ける。要は体重を落とす必要があるということである。

そういえば入院中、患者の間で必ず出る話が食事の話題であった。食事に関する患者アンケートの結果も廊下に張り出されていたが、厳しい声も多かった。食べれるだけで幸せというという人は現代そう多くはなさそうだ。特に、おかゆ嫌いの人が多いこと。私もおかゆ好きだと思っていたが、早くも2日目でおかゆに飽き、白米が食べたいと思ってしまった。3日目から白米に変わったのだが、本当に美味しいと思った。

こうした中、実は入院4日目に体重をはかると入院時より体重が3kgも増えていた。食事は朝7:00昼12:00晩18:00と規則正しく、かつカロリーやバランスを考えて出されているので、残さず全部食べていたのだがこれには焦った。「入院して太るわけがない」退院した時の声を想像すると、どんな言い訳も通用しそうにないからである。ということで看護師さんにお願いして次回以降の食事の量を減らしてもらった。私より体が小さく相当痩せている方が私より多くの食事をしている。おかしな光景である。改めて「吸収力」について考えさせられた。アメリカなら胃を小さくする手術が流行っているそうだ…。

とはいえ体重を落とす必要性は十分理解している。頑張りたい。

先生をはじめ多くのお世話になった方々や同室の方々に御礼を述べたのち、スーツに着替えて会計を済ませ、病院をあとにする。先生は9日間毎日回診して下さった。無論私だけではない。看護師さんに休みがないことを聞くと、先生は休みの日もあったらしいが、自主的に来られていたそうだ。毎日朝7時過ぎから入院患者の回診をし、日中は外来の診察をし、夜には私のような予期せぬ救急対応や手術等を行っているという。こうした献身的な先生はじめ多くの方のおかげで退院することができた。心から感謝したい。

そのまま業務の関係で広畑区の新日鉄広畑労組を訪問したほか、手柄の民主党姫路総支部でM代議士にこの間の不在のお詫びなど。その後、自分の事務所に戻る。入院以来更新していなかった当日記を更新(メール等で更新がないことをご心配をいただいていた方にはこの場を借りてお詫び申し上げたい)。その後、関係方面へ諸連絡など。HPを更新したところすぐに何人かの方から電話やメールをいただいた。

お詫び
入院中は携帯電話をOFFにしていたことはもちろん、事務所を閉めていた時間があり、連絡がとれないということも多々あったようです。手術ということから退院まで敢えて知らせることなくしておりました。ご心配をおかけしたことをお詫びするとともに、無事退院したことをあわせてご報告させていただきます。

竹内英明

  (未定稿)退院明け初日!
02/04 (水)

kocchi.gif 昨晩はよく眠れた。病院のベッドでも眠れていたが、やはり家の布団は気持ちが良い。

事務所を基点に、入院中の依頼案件などをこなす。昼食はサティ姫路店内のロッテリア。入院中読んだ新聞に絶品バーガーの売り上げが好調とあり、退院後に食べようと思っていたのである。知人と遭遇。曰く「竹内さんもハンバーガー食べるんですね」(苦笑)。この店は子供の頃にピープル北姫路で水泳をした帰りにたまに寄った店でもある。店内から多くのお年寄りが並んでいる健康器具の販売店舗が見える。以前広嶺中の近くで見たお店(今はない)の光景とよく似ている。

その後、東駅前町のS労組を訪問。雇用問題の陳情に対応。帰りにみゆき通りのハマモトコーヒーに立ち寄る。入院中困ったのはコーヒー。自販機のものが薄めで、退院したら珈琲も飲みたかった。やはり美味。


コクが深い珈琲カロッシ


夜、病院関係の陳情を受ける。先月結婚したFくん夫妻が事務所に来訪。夕食懇談。

  (未定稿)人事院問題について!
02/05 (木)

puri.gif 終日、諸活動。

最近の国政の話題。連日行われている衆議院予算委員会の質疑などで注目されるものは、定額給付金問題から天下りや天下りを繰り返す渡り、人事院問題に変化してきた。昨日の「朝ズバッ」に人事院の谷公士総裁が出演していた。公務員制度改革を担当している甘利行革担当相から「総理の主宰する会議に出ないなんて公務員がいるんですか」とテレビカメラの前で公然と批判されていたのが谷人事院総裁である。大臣が人事院総裁を批判するこの映像をテレビは繰り返し使っていたが、これは小泉内閣で確立された抵抗勢力のあぶりだしという大臣側のパフォーマンスだろう。

人事官は、衆議院の25歳や参議院・知事の30歳より上の「35歳」以上という高い年齢制限があり、国会同意人事であるばかりでなく天皇認証官でもあり、各省の事務次官より上の格に位置づけられている。また、その中立性から罷免するには最高裁判所での弾劾裁判が必要となっている(今回の問題で最高裁が罷免の決定を下すとは思えない)。内閣(政治家)による人事権行使(政治主導)を大きく拡大する今回の施策を官僚機構のマイナスと捉え、全てを熟知した上で、体を張って抵抗しているのだと思う。

谷氏はキャリア官僚として郵政事務次官まで上り詰め、その後は天下りや渡りを繰り返し、再び公務員として人事官に任命された人物である。人事官の中でも総裁は大臣と同じ給与。渡りに伴う退職金だけで一般サラリーマンの平均生涯獲得賃金を超えていると聞けば、反発する国民も多いだろう。百年に一度と言われる経済危機の最中にあってこんな退職金問題すら目に見える成果をだそうとしない、麻生総理自体はかなり抵抗している。これは信頼云々ではなく政治家と官僚がもたれあっている、いわば癒着である。


それにしても自らの渡り経歴を出され、批判されるだろうことも明らかなのに谷氏はよくテレビに出たなと思ってみていたのだが、結果的に彼の勝ちのような気がした。谷氏に対して、毎日新聞の与良正男論説委員、TBSの川戸惠子解説委員(姫路出身)、大山寛恭政治部長、それにみのもんた氏が加わって議論していたが、天下りや渡りの問題では谷氏が劣勢なものの、彼が憲法違反とまで言って抵抗している人事院の「級別定数管理機能」の「内閣人事・行政管理局」への移管問題については彼の方に理ありと映った。

彼が優秀なことや制度に熟知していることがすぐにわかるが、受け答えを含めて全て理路整然としている。腰掛けで現実には何もしていない天下り役員が多いといわれるが彼は民間から再度天皇認証官に昇格しただけのことはある。

公務員の労働基本権制限(争議権が与えられていない)に対する代償措置の問題などコメンテーターが発言しても内容が薄く彼の言う方が正しく聞こえるのである。恐らく少し勉強した程度では勝てないのだろう。もちろんコメンテーターだけではなく、内閣の中の政治家でも同じで、彼を理論的に納得させることができないのである。民主党では、労働基本権の制限を現行のままにして、内閣に人事権を一元化(政治主導)だけを実現させることは少し無理があるということで、労働基本権の制限を緩和した上での政治主導を考えている。彼の意見は全てが間違いではない。

いずれにしろ、こうした優秀な人物を政治家に従わせるためには政治家自体が優秀でなければならないだろう。今の内閣にこんな重要な施策を導入させたらたまらないと思って抵抗しているのではないか。それならわかる。

そういえば、メディアがあまり報じない人事院の問題もあるようだ。3人の人事官のうち1人は新聞を中心とするメディアOBの指定ポストとなっており、現在は日経新聞の元常務が務めているという。OBとはいえ会社人事の一環で動いていると見るのは各省の天下りと同じである。今回の移管問題も3人の合議で反対の意思決定しているらしいが、メディアの関係者がその意思決定に参画しているということである。政府らの審議会の委員就任はよく知られており問題を指摘されることもあるが、今回のように内閣の意思決定という重要な権力の決定に参画しているなかで、自ら中立的に批判する役割が演じられるのか。とはいえ産経新聞(役員を派遣していない)はそのことも記載していた。役員を派遣していた社はこうしたことを明確に紙面にした上で、権力に参画していることの事実や是非も論じるべきではないか。

090203産経新聞「『ミスター渡り』谷人事院総裁 得意の説得工作術とは」

  (未定稿)県庁へ!
02/06 (金)

puri.gif 退院後、初の県庁。会派控室にてF幹事長ほか同僚議員の皆さんに退院の報告と病状説明、御礼とお詫び。その後、県会正副議長室、議会事務局、知事室に行き、同様の報告と御礼。

まだ顔色が悪いとか、痩せたねとかいう声を聞く。ある先輩議員は「大人が盲腸になるとは知らなかった」とか「脂肪吸引も一緒にやったらよかった」とか(笑)。後者の話はこの先輩だけでなく何人かの人に言われることになる…。

虫垂炎自体は子供が多いのは確かだが大人でもなる。70歳代の方もいた。ある医学書に日本人の5人に1人は虫垂炎の手術跡があり、この比率はヨーロッパと比べると10倍以上高いとあった。日本は虫垂炎を外科が担当してきたため手術となる場合が多く、内科で担当する国(多くは薬で処置)とは差が出るようだ。

近年、日本でも早期であれば抗生物質で炎症を止めるという処置が増えているようだ。虫垂炎自体の死亡率は0.1%程度と1000人に1人ぐらいらしいが、処置が遅れ、虫垂の壊疽が進んで腸が破れ、腹膜炎を併発すると死亡率は格段に上がるという。早期発見が大切である。

その後、不在の間の書類や資料に目を通したり、片付けたり。

  (未定稿)民主党県連の常任幹事に再任される!
02/07 (土)

puri.gif 神戸の民主党兵庫県連。選挙対策委員(予定者)会。4月に予定されている伊丹市長選挙への対応、県内自治体選挙について協議決定。

その後、昨年末に県連大会で選出された辻代表、芝野幹事長体制で初の常任幹事会。私も引き続き常任幹事を拝命。また組織委員会事務局長、青年局委員にもあわせて任命された。会議では党大会はじめ各種報告のほか、総選挙対策、伊丹市長選挙の推薦、県連新役員体制や県連緊急雇用対策委員会の設置、規約再検討委の設置について協議決定。また、複数の総支部にまたがる県・神戸市の政策運営を評価する自治体政策検証委員会の報告、具体的な知事選への対応についても協議。

終了後、T代表、M代議士、M幹事と協議。M幹事に入院のため新春の集いに欠席した非礼をお詫びすると、「人間ドックによる入院にもかかわらず(いつの間にかもうすぐ死ぬと尾ひれがつき)衆院補選の噂が流された例があった」という。確かに衆議院ともなると選挙区内で入院することも難しくなるだろう。

その後、JR神戸駅地下のデュオこうべ。北播磨県民局の「山田錦フェア」「匠の技」物産展へ。酒米山田錦フェアでは姫路の「米のささやき」などで有名な本田酒造もブースを出していた。北播磨の地場産品のブースは西脇市の播州織、三木市の金物、小野市の家庭用刃物などがあったが、来週末、地元神社の下草刈りがあるので鎌を購入しておく。


本田酒造のブース


帰路の途中、父の入院している病院へ。私の退院の報告。妹Rが合流しひげ剃り。自分の入院中に熱いタオルで顔をふいてもらって気持ちがよかったので、父の顔をふいてあげる。いつも女性陣がそうした世話をし、私は話掛けるだけだったが、後日、母がその話をすると父は嬉しくて泣いていたらしい。最初は顔をふくのを断るような仕草だったが、また次もしよう。

その後、事務所。その後、播但線で姫路。生き方懇談会。その後、全国バーテンダー技能競技関西地区本部代表選考会に出場したSくんに入院のため応援にいけなかったことをお詫び。代理としてTさんに行ってもらった。県大会では2位だったのだが、残念ながら関西地区大会での入賞は逃したそうである。また頑張ればいい!

  (未定稿)前原誠司副代表復活!
02/08 (日)

kocchi.gif ニュース番組などを見る。テレビを見ながらチャンネルをよく変える方だが、最近は関口宏のサンデーモーニングをよくつけている。サンデージャポンもよく見る。平日も最近は早く起きるのだが、朝ズバッをつけてしまう。全てTBSである。なぜだろう。

自宅近くの理容M。久方振りに散髪。前原誠司副代表の衆院予算委員会での質問が話題になっていた。前原さんが党代表に就任したころは前原さんに期待する声は私の知人の中にも多かったが、メール問題で2006年3月に党代表を辞任。

今回は普段紳士的な方だが珍しく厳しい言動で麻生総理に迫っていた。総理の答弁は、質問者の名前を間違ってみたり、質問者をいらだたせる不要な言葉を使ったり、質問者が勘違いをしているみたいに答弁をするくせがある。余程腹が立ったのだろう。批判もあるようだが、安倍元総理が突然の投げ出しから1年もたたないうちに表舞台に復帰し、今は派閥内抗争で活躍しているらしいが、これと比較すると前原さんは辞任から来月で3年。そろそろ復帰してもいいころだろう。

その後、久方振りに実家の母と夕食。いろいろ話す。

  (未定稿)久方振りの街頭演説!!
02/09 (月)

kocchi.gif 朝の街頭演説。2週連続で休んだこともあり、何人かの方から心配の声を掛けてもらう。当日記をご覧の方からは、体の方を心配していただいた。本日から視察に出掛けるという姫路市議会関係者も寄ってくれたので四方山話。

終了後、みゆき通りのハマモトコーヒーでモーニング。その後、三井住友銀行。その後、北条の中播磨県民局。S局長室、姫路土木事務所を訪問。

その後、安田の姫路市役所。市議会会派市民クラブの控室を訪問。県の施策について報告など。他会派の議員も入れ替わり立ち代わり。ちょうど市役所が県警による家宅捜索を受けているようで、テレビカメラも入っているという。昨年も市議会訪問時に市役所が別の案件で家宅捜索を受けていたことがあった。役所内は大騒ぎという雰囲気でもないという。こんなことが一般化してはいけないと思うが…。

その後、病院。退院後の経過診察。問題なし。これで通院も終了。その後、飾磨区三宅のペールノエル。その後、福崎町のU県議事務所。H事務所長、Uさんと懇談。その後、香寺町中屋の喫茶寿で焼きそば。


寿の焼きそば


その後、事務所へ戻る。来客対応、事務作業、県庁とのやりとりなど。

  (未定稿)郵政民営化「由らしむべし、知らしむべからず」!
02/10 (火)

puri.gif 車で神戸の県庁。同僚議員と懇談。加古郡選挙区のN県議から「黒田官兵衛を大河ドラマに」の取り組みを県レベルでも取り組めるよう拡大すべきではという提言。大変素晴らしい話である。加古川・加古郡は秀吉の中国攻略と関係が深く、黒田官兵衛の活躍も大きいという。

織田信長の中国攻めで、総大将の羽柴秀吉が毛利攻略の為に播磨・加古川城に入り、国内の城主を召集して軍議を行ったという(加古川評定)。ここでの秀吉の横柄な態度もあり、三木城の別所長治が反旗を翻す一因になっとも言われる。別所の反乱によって毛利氏の間で挟み撃ちにされた形となった秀吉は姫路・書写山に本陣を移したという。その後、秀吉は別所配下の野口城、神吉城、志方城等を次々と落城させ、三木城を攻略していったという。

参考・引用HP−秀吉の足跡「播州三木合戦」

その後、医務課を訪問し質問など。教育委員会も。その後、地下食堂で昼食。火曜はカレーの日で今日はチキンカツカレーという。このカレーは少し辛くて美味。


3号館地下食堂のチキンカツカレー


その後、企画県民部のA企画調整局長からヒアリング。その後、パレス神戸。都市計画審議会の事前説明会。 大阪湾岸線の西伸線である神戸国際港都建設計画道路、中播都市計画道路[福崎町]の変更など。前者は住民意見も多く出されており、賛否等については地元県議らからの意見聴取や相談が必要だろう。

その後、姫路へ戻り、手柄のM代議士事務所。その後、Nさんに送ってもらい、姫路キャッスルH。青年会議所の定期総会、例会。決算、予算審議、3分スピーチ。その後、懇談会。

麻生総理は総理官邸での囲み取材で、郵政民営化に関して「国民が感じていたのは、(郵政)民営化か、そうでないかだけだった。内容を詳しく知っている人はほとんどいなかった」と発言していた。最近予算委員会でそもそも反対だったとか賛成だったとか担当だったとか担当ではなかったとかよくわからない発言を続けている。しかし、この発言は特に政治家として言ってはならない発言だろう。衆院選の最大の争点として掲げた郵政民営化の内容を国民が詳しく知らなかったというのは何なのか。自ら与党の一員として掲げた内容を国民に知らしめていなかったということである。

孔子の『論語』に「由らしむべし、知らしむべからず」( 子曰『民可使由之、不可使知之』)という言葉がある。「人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させることはむずかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない(大辞泉)」。現代日本政治では、国民への説明責任をはたさない場合などで批判として使われる言葉だが、孔子の生きた古代中国(周)の時代はこの考えが当たりだった。メディアで「それをいっちゃあお仕舞いよ」と批判されていたが、本音とはいえ、こうした発言をテレビカメラの前で堂々とする感覚の人は今の政治の世界には向いていないと思うのだが…。

  (未定稿)増位山随願寺「鬼追い式」!!
02/11 (水)

panda.gif 建国記念日といえば五穀豊穣や国の安泰を願う増位山随願寺の鬼追い式の日でもある。平安時代に始まった由緒あるイベントで、私も毎年呼んでいただいている。

本堂の戸は締め切られ真っ暗な中を加藤住職はじめ各寺院による読経がはじまる。その後、空鬼と子鬼が回廊を周る。その後、松明(たいまつ)を持った赤鬼と青鬼が登場し、松明をぶつけ合って舞う。その後、本堂の表廊下に出て、餅まきを行う。私もまかせていただく。増位中同級生旧姓Yさんや高校同級生、地域の方々ら多くの知人らが参加していた。


加藤住職ほか各寺院による読経



薬師如来の化身とされる空鬼



赤鬼・青鬼に扮した子鬼たち「厄除けじゃ、厄除けじゃ」



松明をもった赤鬼・青鬼が独特の踊りをしながら登場



松明をぶつけあい、火の粉も飛びます



その後、外に出て再び赤鬼・青鬼が踊りの後、餅まきに移ります



餅まき風景(増位中同級生旧姓Yさんの撮影です)



餅まき風景2



その後、山伏による採燈護摩(さいとうごま。護摩焚き)も行われました。



随願寺は江戸時代の姫路藩主榊原榊原忠次の墓もあります。亀の上に漢文の墓碑銘があり、全て読むと亀が動くとの言い伝えがあります


境内は明らかに昨年までよりも大勢の参拝客でにぎわっていた。不景気になると逆に人が多くなるという説もある。今年も多くの方から声を掛けていただく。このイベントは本当に楽しい。

  (未定稿)兵庫県議会−定数削減と諸改革へ向けて!!
02/12 (木)

kocchi.gif 事務所で作業。昼食はおにぎり。

車で県庁。会派の議員団総会。まず議会運営委員会の報告。議員報酬の10%カットの継続と民主党が強く求めていた「議員定数等調査特別委員会」の設置が決まったとのこと。委員会の定数は交渉会派から13名。民主4・自民7・公明2の割り当てである。大幅な定数削減や選挙区合区などを強く主張しなければならない。

委員数配分をみると県民の支援がなければ定数削減は実現されないだろう。特に定数問題は議員に丸投げしてしまうと削減を少なくしようとする力が働いてしまうことは明らかである。県民の直接意見を反映させることが大切である。

このほか議会改革の各会派案も出揃ったようだ。県議会に来て(専従職員の配置をしている)応召・登庁署名(押印)などの制度や受付職員による議員登庁ランプの点灯(議員は押せない)が残っていることに驚いたのをよく覚えている。制度を真似た国会では何十年も前に既に廃止されている。議員による登庁ボタンの導入でこれらは相当簡素化できる。これら軽微な問題から、委員会記録の質問議員名不記載の問題(47都道府県で唯一らしい)、本会議質問の一問一答方式の導入検討や(現行の)往復時間設定の片道化(本会議が時間通り終わるメリットしかない)など県議会には改革すべき点が目白押しである。今改革すべきときである。そのほか代表質問と一般質問の確認。

終了後、M企画県民部長から来年度予算の説明。新聞・テレビ・ラジオだけでなくネットの解禁日も設定されていた。

姫路市延末の龍田紡績工場跡地で、計画中のショッピングセンター「ロックシティ姫路」のオープンが当初今春という話もあったが、1年ほど遅れ、延べ床面積も約3分の1へ縮小するという神戸新聞の報道。景気悪化が深刻化している。

  (未定稿)筋力増強グッズ!
02/13 (金)

kocchi.gif 事務所で作業。昼食はお雑煮。餅3個。手柄のM代議士事務所。その後、安田の姫路市議会。議会事務局で雑談中、先輩市議来訪。私に太っているなと指摘した後、自らの体力を維持するための筋力増強グッズをみせてもらう。常日頃から鍛えているという。昔、少年ジャンプなどで体を鍛えるグッズの通信販売があったがあの仲間である。すごい努力だ。

その後、豊富町。所用の後、某氏と遭遇。久方振りに話す。今年は福崎町議会議員選挙が予定されているが、地元からの強い出馬要請を受けているという。出馬となるとその経歴からしても強力な即戦力となると見込まれる。4月14日告示、4月19日投票で選挙は行われるそうだ。もうすぐである。

その後、事務所へ戻る。その後、北条口の神姫バス労組。神姫バス、全但バスの労使関係者と公共交通政策について意見交換など。退院後は少し体をセーブしていたが今日は全開。

  (未定稿)服を買いに行く!
02/14 (土)

box.gif 自宅で作業の後、先輩議員の紹介でスーツを買いに行く。先輩県議からもう少しぴしっとした服装をしないといけないと何度かいわれていたのだが、その通りとは思いつつもそのままにしていた。私の祖父は服装に気を遣った人だったし、近所の伯父さんも外出時などいつもいい身だしなみであり、私に服を買ってくれたこともあった。父もスーツやシャツ、折り目や靴などにはうるさかった。一方の私は服装には無頓着でスーツの座りじわもそのままにしているような感じである。かつ、いかにも古いものを着ていると先輩からは見えたのだろう。そう見えるのはもっともで、最近着ているスーツの中でも古いものは、民主党本部に入った直後23歳(1998年)の時に同時に買った3着である。

その3着は当時夕刊フジで広告を出していたビッグヴィジョンという店で買ったのをよく覚えている。姫路あたりでは見かけない店だがイージーオーダーなのに量販店より安いような価格だった。と今HPを探して見ると当時と変わらず安い。HPにはペントハウスの生地のスーツがセールで2万円以下で出されている。実は昨日着たスーツがこれである(笑)。相変わらず安い。

今回先輩がしびれを切らされたのか具体的な紹介があり、古い3着のうち1着が擦り切れつつもあるので買うことにしたのである。スーツの場合、値段というより生地メーカーによって耐用年数が全く違う。10年たっても現役の生地はペントハウスが2着とニッケの1着。今回はニッケを勧められたのである。先輩はニッケ出身である(笑)。2着セールで購入。腹囲を測ってもらったのは久方振りだが、メタボ基準をはるかに超え、女性の基準をも超えていたのには驚いた…。

その後、ヤマトヤシキ加古川店。長崎県の物産と観光展で買い物。その後、父のいる病院へ。少し熱が出て氷枕をしている。悪化して肺炎が再発しないことを願う。

  (未定稿)「糸の細道」整備と歌碑建立!!
02/15 (日)

puri.gif 地域の春川神社下草刈り。毎年一回鎮守の森の笹などの下草を刈って神社をきれいにすることになっている。

まず、それに先立ちH自治会長さんから神社の由来のほか、有明の峰(増位山系)に通じる「糸の細道」についての説明。このたび姫路市の補助を受けて「糸の細道」の歌碑「播磨路や糸の細道わけゆけば砥堀に見ゆる有明の月」(平安時代の在原業平の歌)が建立され、業平らが実際に通った「糸の細道」も復元整備されたのである。


神社境内で説明するH自治会長さん



建立された「糸の細道」の入口付近に建立された歌碑。JR砥堀駅から西へ200m。私の実家近くのお地蔵さん前にあります。



宮総代らの努力できれいに整備された「糸の細道」。私も子供のころ糸の細道から有明の峰に登った。有志は先日の増位山随願寺の鬼追い式にもここから登って参加したという。


新しく買った小野の鎌はよく切れる。地域の方々と話しながら作業。神社の周りには杉も多いのだが、花粉がたっぷり入った嚢が見えていた。このあたりの杉の花粉はまだ飛んでいないようだが近いうちに飛びそうだ。自治会役員の中で近年花粉症になった人もおられる。ここで生まれ育ったのに不思議な話のようだが、実は育った場所に関係なく突然発症することもあるようだ。不思議である。

その後、たつの市新宮町の国民宿舎志んぐ荘。連合姫路地協の委員会に来賓出席。赤穂市議選挙の推薦決定等も行われる予定という。その後、自宅へ戻り、事務所へ。車3台に分乗して姫路キャッスルホテル。松本たけあき代議士の春の集い。毎年盛況のイベント。今回も多くの方が参加し、会場は熱気にあふれている。多くの方から衆院選よろしくとお願いされた。私が選挙のお願いをすることはあるが、ここではお願いされる。皆さんM代議士を熱心に支援されている。


乾杯の発声はM前姫路市連合婦人会長


多くの方々と懇談。中には当日記の読者もおられ、盲腸のことを心配していただいた。私が送付している県議会の県政報告を隅々まで読んでいるという方もおられた。また新たに何人かの読者の方を発見。ありがたいことである。

  (未定稿)忙しい一日!
02/16 (月)

kouji.gif 播但線で姫路。山陽電車姫路駅前で民主党の朝の街頭演説。Yさんから県政、環境のための緑化政策について陳情。終了後、フェスタの珈香王珈琲店。懇談会。ご子息の縁談についての相談も。その後、電車で県庁。会派控室で県警予算の説明と提出議案の説明を受ける。提出予定議案については事前に一通り目を通していたので疑問点の確認のほか意見を言う。

その後、JR高架下の丸玉食堂元町店(近くに東店もある)。ネットでB級グルメの店を検索して行ったのだが、噂に違わぬディープな店。店内にはメニューがなく、私のような一見客の場合入口のショーケースを見て注文を決めておかねばならない。老麺(ローメン)という平打ち麺に玉子とじのあんをかけた麺を注文。神戸の中華は焼きそばにしても平打ち麺を使っている場合が多いのだが、結構美味である。しかし、後ほど入ってきた常連の方が「まず胃袋スープ!」と注文していたので驚いた。ウインズ元町周辺はディープな店も多い。


老麺(550円)。見た目よりあっさりしている。


テレビではローマでのG7後の記者会見で中川昭一財務相兼金融担当相がろれつが回っていない様子が繰り返し放送され、ワイドショーなどでも「深酒疑惑」などと批判されている。会見は日銀の白川総裁と中川大臣の麻布中高の同級生で東大法学部には中川大臣より先に入ったという玉木財務省国際局長が同席している。永田町の人たちはとうとうやってしまったかと思って見ているし、同行の新聞記者らは前に座っているのだからよくわかっているが、いつものことだと思っていたのか、海外メディアが日本のマスコミに先行して報道したという。風邪薬の飲み過ぎは痛い言い訳だと思ったら、後日、昼食会を抜け出して玉木局長や一部の記者らと別に懇談し、ワインを頼んで口をつけていたことや会見後にバチカンなどを視察していたことも判明。イタリアでは昼食にお酒を飲むことも普通であり、日本の大臣とてイタリアに行けば飲んでもいいと思うが、酒に負けるようでは海外メディアに日本の経済危機に対する取り組み姿勢を揶揄されても仕方がない。私もお酒は嫌いではない。他山の石とすべきだろう。

その後、パレス神戸。県都市計画審議会。大阪湾岸道路西伸部の都市計画について提案されたルートを賛成多数で可決。ルートとなるポートアイランドの港島自治連合協議会が今回のルート等に反対する中での採決だけに傍聴者を含めた多少の混乱もあった。地元の自治会が騒音などの環境問題から現ルートに反対の姿勢を示し、環境アセス結果等にも抗議する中での採決は地域住民と密着な基礎的自治体ではそう行われるものではない。私もかかわるのは初めての経験。国や大きな自治体ではこうした決定は結構行われている。今回の決定にかかる事業者は国交省(近畿整備局)だが、総額の事業費は4000から5000億円と想定されるものの、建設費の国・県・市の費用分担や阪神高速のかかわり等は未定。私はこの道路の建設によって渋滞が緩和される阪神高速3号神戸線をよく使って県庁に通っている。つまり私は受益予定者であり、騒音や大気汚染を出す側の人間になる。一方で渋滞解消のための湾岸道路は必要だと思っている。そこで地元との信頼関係や説明不足と言われている地元からの姿勢等について総合的に判断し、同じ委員で地元議員の判断に合わせ今回の決定には挙手しなかった。久方振りに難しい判断である。

その後、県庁に戻ると、同僚議員がスーツのズボンをまくり上げる。足におもり巻いている! 先週も姫路で同様の筋力増強取り組みを見たばかり。なぜか私に見せてくれる(笑)。この議員は、食事を減らすダイエットはストレスもたまって長く続けるのは無理だし、他に運動する時間もないから、普通に食べるために体に負荷をかけるのだという。食通の議員でもある。大いに感心。

その後、民主党兵庫県連。県連規約検討委員会。18時半から20時まで。帰宅途中、姫路駅で駅そば。今日は疲れた。


駅そば

  (未定稿)資産運用は難しい!!
02/17 (火)

kouji.gif 県予算の報道解禁日。各社一斉に県予算の内容を報道している。過日要求ベースの内容を当HPでも記載したが、更なる検証等は別途報告したい。

車で県庁。警察常任委員会の毎月の閉会中調査。県警の「ひょうご防犯ネット」の防犯メールの登録目標数などの報告、質疑応答など。下記リンクから「ひょうご防犯ネット」メール登録ができる。携帯、パソコンいずれのアドレスも登録できるが、携帯メールの場合、居住地を管轄する警察署を選択しておかないと、県内全ての犯罪発生速報を受信することになり、ひっきりになしに受信することになるので注意が必要である。

ひょうご防犯ネットメール登録リンク−http://hyogo-bouhan.net/

↑の「ひょうご防犯ネット」のHPの下部に◆お知らせメール◆のリンクがありますので、そちらから「登録・変更・解除」行ってください。お住まいの管内の警察署を選択することによって、様々な犯罪発生の速報メールで注意喚起などを行っています。


その後、その他の調査案件として私から県警所管の「財団法人暴力団追放兵庫県民センター」の基本財産の資産運用結果について検証。15億円の基本財産のうち5億円を外国債券で運用しており、うち3億円については平成18年からノルウェー地方金融公社発行のオーストラリアドル建て3年債(債券)で運用しているということは私の昨年9月議会の質問で判明していた。またこの債券は仕組み債と呼ばれるデリバティブを組み込んだ債券であった。デリバティブ内容としては元本保証の有無や利回りを選ぶことができ、元本保証のない商品で大きな利回りを得られるものもある。

また、債券の種類によっては、株価連動で一定の上昇があったときは大きなリターンが得られるが、基準より大きく下落した場合は、元本保証はおろか下落した株式現物で償還される商品などもあるなど、条件によって大きく違う、リスクとリターンの関係がはっきりしている商品であり、素人には難しいものも多い。

今回も元本保証がある債券で運用しているということは聞いていたが、投資していたのが豪ドル建ての債券で、昨今の円高で豪ドルの為替レートが配当条件より大きく下落しており、利息となる運用利回りはゼロという想定どおりの答弁であった。

この財団で他の基本財産を運用している兵庫県債や大阪市債では1.8とか2.2%という利回りで、年数は別としても3億円を運用していたら利息として受け取れるはずの遺失利益は540〜660万円程度ということかもしれない。

今回の質問は栃木県のある財団が債券発行会社の倒産により債券が紙くずになっていることを調べてのものであり、大きく報道された駒沢大学のように元本保証のない債券運用により150億円もの投資損を出した法人(理事長も辞任)と比べるわけにはいかないのも確か。私が昨年9月の際に質問した際に指摘にしようと思ったのは、正直警察所管の財団が外国債で運用することはリスクが大きく慎重にという趣旨であって、今回のような予想を超える円高や急激な経済危機を想定したものではなかったので今回の運用をすぐさま批判するつもりはないし、仕組み債での運用は財団内でも資金運用委員会で議論し県財政当局にも相談しているということなので警察所管の財団に限ったことではない。リスクをとらないと大きなリターンはとれないが、自治体や財団のような公共団体はその財産の運用等についてリスクをとりすぎてはいけないということだろう。得をしてもばらまけないし、損をしても補償もなく補てんできないのである。

その後、昼食をとるため元町方面へ。マクドナルドの店頭に掲示されているクォーターパウンダーのポスターを見ていると食べたくなり何度か店の前を往復したのだが、1/4ポンド(113g)の肉で相当なカロリーということなので、近くのフレッシュネスバーガーに行く。フレッシュネスバーガーは姫路で見たことがないし、東京時代以来だから5年以上振りである。少し高いが新鮮な野菜を多く使っておりモスバーガーとよく似ている。


フレッシュネスバーガーのクラシックバーガー。美味。


今日は、県当局から相生産カキを赤穂坂越産と表示して販売していたという姫路のカキ販売業者についての報告も。昨今の産地偽装のような大きな話ではないが、相生市民や相生のカキ生産者が聞いたら怒るような話である。過日相生のかき祭りにいったが、相生産も坂越産もいずれも美味しい。また、文書課長からある案件についての経過説明も。よかった。

夕刻は警察常任委員会の懇談会。公式、非公式な事柄についてO本部長ほか部長、参事官の皆さんと意見交換、四方山話。私の今日の質問についての話も出ていた。

  (未定稿)県会、2月定例議会開会!!
02/18 (水)

kocchi.gif 車で県庁。議会運営委員会・会派幹事会を受けて議員団総会。その後、議場コンサート。2月定例議会の招集日に兵庫芸術文化センター管弦楽団が本会議場で演奏する。傍聴席も一般県民の皆さんで満席である。開会後の知事の施政方針演説にあたる予算の提案理由説明にも多くの方が残って傍聴されていた。残念なことに議員後援会等の動員を除き傍聴席が一般の県民の皆さんで一杯になるのはこの日だけ。それでも来てもらうのはいいことである。

本会議開会。提案理由説明の後、警察常任委員会にかかる運転免許取り消し処分にかかる控訴議案(20日控訴期限)のみ委員会に付託。本会議を休憩し、すぐさま警察常任委員会が開催される。判例、法条競合、各県警本部間の処分基準の差、一審神戸地裁の裁判官の考え等について私のみ質問。全会一致で控訴を議決。その後、本会議に緊急上程されそこでも可決される。

その後、万年青の弁当。その後、再び会派総会。その後、姫路へ。

事務所で作業の後、播但線で姫路。県外の他党の代議士秘書某氏、新進党で活動していた某氏と夕食懇談。昔は同じ党で活動していた仲間である。某秘書氏は小選挙区制の導入で新規参入がなくなり衆議院議員のレベルが下がったと嘆いていた。確かにこの声を関係者から聞くことは多い。しかし、それは党の候補者擁立方法が現職優先や後援会組織の強い世襲優先となっており能力優先ではないため有為の人材が入ってこないためで、選挙制度のせいではなく日本の政党の候補者擁立システムが未整備のせいであるのではと反論しておく。もちろん民主党とて予備選挙や同じ選挙区での世襲禁止などを考えてはいるが実際には日本には馴染まないことも知っている。難しい話である。

  (未定稿)宝塚市長2代続けて逮捕!!
02/19 (木)

kouji.gif 北条の中播磨県民局。管内選出県議と県民局幹部の地域政策懇話会。中播磨の新年度事業等の紹介と質疑応答(詳細別途)。その後、姫路市役所。市議会を訪問。

その後、姫路キャッスルH。播磨政経懇話会。東洋経済出身の経済ジャーナリスト大西良雄さんの講演。日本の政治の混乱を鋭く批判すると共に、日本のこれまでの借金漬け財政運営のツケで、今回のような需給ギャップを埋めるための財政出動が必要な経済危機に財政発動する余力が少ないという解説も。中国などはかなり余力があり、アメリカもまだ体力がある。日本は不要な景気対策を繰り返した結果、これ以上の借金は国債の暴落リスクをともなうということ。過去のツケが確実に日本を危機に陥れている。

その後、宝塚市長が逮捕されたとの報道。2代続けて現職の市長が逮捕される宝塚市とは。宝塚の都市イメージはかなりいいものがあるが、イメージとは異なる不祥事の連続である。聞けば、高額所得層や大阪圏へ通勤する都市住民は市政に関心が低いという。国政の投票率は低くないが、市長選挙や他の地方選については投票率も低いそうだ。その後、事務所。その後、広告会社のOさんら来訪。その後、S社を訪問。Iさんと挨拶、懇談など。その後、自宅。

  (未定稿)公取委、セブン−イレブンに立ち入り調査!
02/20 (金)

acchi.gif 事務所で作業。セブン−イレブンが独禁法違反の疑いでで公正取引委員会の調査を受けているとの報道も。コンビニ本部という加盟店に対する優越的立場を利用した値下げ販売の禁止が問題だという話である。コンビニのおにぎりなど食料品は消費期限より相当前に陳列棚から撤去することが加盟時の契約で決められており、撤去されたものは全て廃棄し、アルバイトの人にもって帰らせるなどということも厳禁と大手チェーンでは言われてきた。また、販売価格は定価ではなく加盟店(小売店)が自由に決められるという原則が確立されているが、今回指摘された撤去時間寸前でも値下げ販売ができない、そうしたことを見かけることがないというのは、本部がそうしたことをしないよう指導しているからである。

今回、店舗のオーナーが本部のこうした指導を聞かない場合、本部側がフランチャイズ契約の解除をちらつかせるということが優越的立場を利用した不当な圧力であるという報道である。こうした話は、独占禁止法に個別に規定があるわけではなく裁量行政の範囲内であり、加盟店オーナー側からは廃棄商品の店側の一方的負担の問題と同様に公正取引委員会に改善を求めてきた問題であろう。セブン−イレブン・ジャパンの極めて高い営業・経常利益率は、廃棄がどれだけ多くとも本部の利益とは関係がなく、廃棄原価は全て加盟店が負担することや値下げ競争がないこととが大きな要因であり、これはコンビニフランチャイズや廃棄を除く粗利分配方式という画期的なビジネスモデルとされてきた。当時は契約書のコピーも厳禁であった。この仕組み自体が知的財産であり、これがビジネスモデルというのが本部側の主張である。

セブンの場合、本部は今回のような不況であっても赤字とは全くの無縁で逆に売り上げがあがっている。大半の加盟店オーナーも利益が出ている。ところが、そうでないオーナーもいる。特に自前の店舗を持たずに借りている方などはチャージといわれる粗利分配率でも不利であり厳しい経営をしている方もいる。

廃棄の問題は裁判で本部が有利となる一定の結論が出たようだが、後者はこれから公取とセブンの弁護団のせめぎあいとなるのだろう。公取がこのビジネスモデルに関心をもっていたことはセブンを退職した10年前に直接聞いたことがあるので随分前。十分な検討の上で着手していることは間違いない。公取の能力も問われる。結果に要注目である。

昼食は過日加古川ヤマトヤシキの長崎物産展で買い求めたレトルトのカレー。美味。

その後、党総支部の報告資料作成。その後、来客対応など。その後、姫路商工会議所。青年会議所の第2回研修特別委員会。その後、懇親会。

  (未定稿)学校人脈!?
02/21 (土)

kocchi.gif 播但線で姫路。ホテル日航姫路。現在の姫路市教育委員長で元姫路西高等学校校長 浅江季典先生の「瑞宝小授章」受章記念祝賀会。現場での教鞭だけでなく、県高校教育課長時代には尼崎に全国初の全日制単位制高校をつくるなど県教委でも活躍された。姫路西高校長を退職後は私立白陵中高等学校の校長を6年間務められ、男女共学制を導入されたという。歴代の姫路西高校長先生をはじめ教育関係者が数多く出席。受賞を祝う。私の恩師も多数こられていたので懇談。昔の授業の話や県会文教常任委員会の話なども…。


乾杯の発声は浅江先生の姫路西高在学中の担任だったという岸本浩治元姫路南高校長


その後、新快速で神戸。県庁北のラッセホール。民主党兵庫県連の「選挙・政治資金会計・公選法に関する研修会」。終了後、講師の民主党本部のH部長と喫茶室で四方山話。その後、M参議院議員、地方議員諸氏と懇談。

その後、クラウンプラザホテル神戸。辻泰弘参議院議員の厚生労働委員長就任を祝う会。党、支持者、労組などの面々のほか、医師会、弁護士会関係者で盛況。辻さんは灘高・東大出身なのだが、同窓に医師や弁護士になっている人が多いようだ。この学校人脈はすごい。


壇上では県内の衆院選予定候補の決意表明も行われた


終了後、S社秘書室のTさん、県議会関係者、報道関係者と意見交換会。久方振りにTさんにあったのだが、変わらず元気。ハイソな話に終始圧倒された。

  (未定稿)党総支部幹事会!
02/22 (日)

kocchi.gif 朝食にわかめ卵スープをつくる。日曜朝の報道番組を見る。その後、手柄のM代議士事務所。民主党姫路総支部の幹事会。M代議士の国会情勢等のはなしを皮切りに私から県政報告、夏に予定される知事選についての意見聴取など。党員総会の打ち合わせも。役員から姫路の駅前整備について意見あり。姫路の景気状態についての説明も。

伯父さんを家に送ったのち、幸町の長浜ラーメン。我慢できず替え玉(麺のおかわり)。O店長ともある案件で話す。


ラーメン(こってり硬麺)


その後、諸活動。夜、コープ砥堀店。Rの買物の荷物持ち。スーパーに行くと必ず買わなくてもいいものを買ってしまう。悪い癖である。

  (未定稿)予算を補正!?
02/23 (月)

kocchi.gif 車で神戸の県庁。議会運営委員会・会派幹事会をうけて、会派の議員団総会。その後、本会議。H20年度補正予算の追加上程、提案理由説明。地方自治体では来年度予算の提出と同時に現年度予算の数値を実態に近づける補正をして決算との差異をなくすことが行われる。昨年度に続き税収は軒並み減額補正である。

散会後、会派総会。昼食はふる里の出前弁当。その後、会派の県議会定数検討委員の打ち合わせ。特別委員の指名など。その後、姫路へ。H保育園。ひなまつり発表会。挨拶。毎年、純粋な子供の演技をみて心を洗っている。今年も洗えてよかった。終了後、事務所。

  (未定稿)本会議代表質問!
02/24 (火)

puri2.gif 車で県庁。本会議。代表質問。民主党からは神戸市北区選出の藤井訓博幹事長が登壇。行財政構造改革の取り組みを踏まえた来年度予算の基本方針、雇用対策、自殺防止対策の推進等について質問。各党からは知事選への取組みについて質問も。

昼食は豊福の出前弁当。午後の代表質問終了後、姫路の関係について陳情対応。その後、F幹事長から予算特別委員会の委員外議員として行革関係(財政フレーム等)で質問するよう言われる。その後、質問の準備。論点整理。遅くまで。

  (未定稿)県会、一般質問初日!
02/25 (水)

kocchi.gif 車で県庁。本会議。一般質問初日。ということで今日行われる県立飾磨工業高校、別所高校の卒業式にご案内いただいていたが欠席。民主党からは尼崎市選出の室井秀子県議が初登壇。地元の課題を中心に質問された。

昼食は帝武陣の洋食弁当。今日からふりかけを使う。入院時に使ってからふりかけが気に入っている。休憩時に議員団総会。請願、意見書に対する態度決定など。午後も一般質問。その後、姫路へ。夜、土山のD。合掌。

  (未定稿)2代続けて逮捕の宝塚市長選に同僚の伊藤順一県議が名乗り!!
02/26 (木)

panda.gif 宝塚市長が辞職願提出の報道あり。車で県庁。本会議。一般質問2日目。ということで県立網干高校の卒業式も欠席。明石市選出の岸口実県議が登壇。奥様や息子さんも傍聴に来られていた。食品ロス削減に向けたドギーバックの提案や消費者の意識改革、明石公園野球場のナイター設備等の整備について質問。後者などは前向きな答弁も。プロ野球チームが来るとなると整備が必要だろう。

昼食はしげ松の弁当。午後の本会議終了後、宝塚市長の辞職願提出の報道が事実ということを受けて騒がしくなる中、予算委員会の質問作成。夜、宝塚市選出の伊藤順一県議から握手を求められる。宝塚市長選へ出馬する決意を固めたようだ。市長が2続けて汚職で逮捕されて辞職するという宝塚のイメージらしからぬ不祥事が続いている同市だが、ボランティアが好きで、宝塚の都市ビジョンを熱く語る真面目な伊藤さんなら立て直せるのではないか。

その後、民主党兵庫6区総支部の臨時常任幹事会が行われたようで、宝塚市長選挙に伊藤順一県議を推薦する決定がなされた。正式には県連の選挙対策委員会の議を経て、県連常任幹事会で正式決定となる。私も県連の選対副委員長で常任幹事なのだが、異論なく決定されるだろう。幹事会後の報道関係者による取材では、自民党県議出身の2人の市長が逮捕されたことで、県議出身の市長でいいのかとか、悪いことをするのではないかという話も聞こえてくるといったような話が出たらしい。県議出身だから悪いなんてとんでもない話だが、私もその後同じ話を別の方から聞いたのでそんな話が宝塚では本当に出ているのだろう。悪いことをする政治家は途中から悪くなるのではなく最初からしている。私の政治経験ではっきりしていることである。伊藤さんは国税専門官として働くなど正義感も強く、政治家の悪い口利きをやめさせる方法などを私に聞いてきたこともある。自信を持ってすすめられる人物である。

伊藤順一さんのHP

  (未定稿)県議会委員会記録に質問議員名が明記されることに!
02/27 (金)

kocchi.gif 電車で県庁。議会運営委員会・幹事会を受けて議員団総会。遅れて出席。日程確認や定数特別委員の決定の報告。議案・請願に対する態度について協議。そういえば、先だっての議運で今後委員会で質問した議員の氏名が議事録とあわせて明記される方向に決まった。改めるに若くはなし。一歩前進である。最後に伊藤県議から宝塚市長選挙に向けた決意表明。


市村代議士とともに記者の取材を受ける伊藤県議[昨日]


その後、本会議。一般質問3日目。昼食休憩時に長崎の出前弁当。美味。予算特別委員会が設置され、本会議散会後、開会し委員長・副委員長を互選。副委員長には民主党の芝野県議が就任。私も委員会の冒頭に県財政の行革に関係する部分について質問に立つ予定。

その後、 阪神電車元町駅から山陽電車直通列車で大塩。乗り換えて白浜の宮。タクシーで関西電力姫路第二火力発電所。姫路第二発電所は、天然ガスを燃料とする関電最大の火力発電所だが、このたび設備更新計画を発表。1600度級のガスタービンを用いたコンバインドサイクル発電方式に設備更新することで、熱効率が現状の約42%から世界最高水準の約60%に高まり、CO2排出量の大幅な低減等を図ることができるという。今後環境影響評価手続きを進め、平成22年7月の工事着工、平成25年10月の1号機運転開始を目指すそうである(同社HPより)。

今回は労組の政治研修会に出身のT姫路市議会議長とともに講師として出席。「県政の課題と国政との関わり、民主党の政策、政治への思い」という課題をいただいていたが、政局の裏話や解散総選挙の見通しを含め身近な予算内容等についても話す。しかし何回やっても上達しない…。その後、懇談会。K委員長とも大いに懇談。

  (未定稿)母校姫路西高の卒業式へ!!
02/28 (土)

hare.gif 姫路市北八代の母校姫路西高等学校。61回生の卒業式に来賓出席。


姫路城をモチーフにデザインされた姫路西高等学校の校舎


私は45回生。16年前に卒業したということだが、61と45、そんなに変わらないな…。今回卒業するのは270名で旧制中学時代を含めて計32790名の卒業生になるそうだ。私の実家の隣に住むTくんの姿も発見。私の中学時代の恩師の娘さんも卒業である。卒業証書は卒業生代表の1名に授与されるがこの高校では成績優秀者が選ばれる慣例がある。送辞や答辞は生徒会役員経験者から選ばれるそうだ。


卒業証書授与


F校長の式辞では卒業生で哲学者の和辻哲郎先生(私と同じ砥堀小の出身でもあります)の『樹の根』から「成長を欲するものはまず根を確かに下ろさなくてはならぬ。上に伸びることをのみ欲するな。まず下に食い入ることを努めよ」という私の好きな言葉が使われたほか、オバマ大統領の就任演説も引用された。

校歌「友にあたう」のほか「蛍の光」「仰げば尊し」の斉唱は全て吹奏楽部の生演奏である。素晴らしい。私といえば、来賓一言挨拶で「ご卒業おめでとうございます」というときに噛んでしまい冷や汗である…。


退場する際に恩師に礼。多くの女子生徒が涙をぬぐっていました。


終了後、校長室。校長ほか歴代校長先生らを交えて昼食懇談。センター試験の結果、受験動向などについて聞く。最近の生徒の傾向として、センター試験の結果よりも浪人することを躊躇せずに当初の志望を貫くタイプが増えているという。私の時代とは違う傾向だが、浪人した1年なんて社会に出ればすぐに取り返せる。この決断は正しい。

その後、みゆき通りのハマモトコーヒー。店長はF先生の教え子らしい。世間は狭い。その後、白浜町のヤカ紙工本社。青年会議所の会合。寸劇の練習。何十年振りか…。



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