Web版ひであき日記

2009年01月

  謹賀新年!!
01/01 (木)

acchi.gif 旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

選挙区内への年賀状による挨拶は公職選挙法で禁止されておりますので自粛しております。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます(返礼のためのものを除く)。

兵庫県議会議員 竹内英明

親族宅に年賀の挨拶。今年は勢揃い。やはり皆揃うのがいい。その後、実家。妹夫婦も含めおせち料理を囲む。その後、皆で父のもとに。父も久方振りに泣く。体調はよさそうだ。父の元同僚のSさんから気管切開している人でも声を出す方法が開発されていると教えてもらったようだ。既存の方法では難しいと先生には聞いているのだが、いい方法があればこんなにいいことはない。

その後、夕方から事務所をあける。訪ねてくれた友人諸兄らと新年の挨拶、懇談など。奥さんや子供をつれて寄ってくれる人も増えてきた。ありがたいことである。また今回は中央官僚になっている同級生も帰省中ということで同級生と一緒に訪ねてくれた。新年ということで大いに懇談。皆さん元気で活躍してほしい。


今年も頑張ろう!

  (未定稿)箱根駅伝にスーパールーキー!
01/02 (金)

kocchi.gif テレビで箱根駅伝を見る。高校までは箱根駅伝にはあまり興味がなかったが、早大入学以降ずっと見ている。出場各校の競争が激しく、母校の強弱も年によって変わる。

今年の花の2区は昨年同様に山梨学院大学や日大のアフリカ人留学生が走っている。日本人が20人も抜かれて新記録だという。ごぼう抜きの様子が映像でとらえられているが、少しものが違うといった感じである。この駅伝の場合、留学生は各校1人しかエントリーできないらしいが、マラソンの世界でも進出が進んできているらしく、オリンピックでも日本がマラソンでメダルがとれない時代が来るのだろうか。

早大は近年になく順調で、区間新や区間賞を連発するなど見ていて楽しかったのだが、往路最後の山登りの5区で東洋大学の1年生柏原くんが5分の差を大逆転。走る前からアナウンサーがスーパールーキーという紹介をしていたが、その言葉に偽りなし。これには驚いた。

東洋大学といえば、私の早大時代のゼミ担当教官であるS教授からの年賀状には東洋大学の副学長に就任しましたとあった。さぞかし喜んでおられるだろう。

別のチャンネルでは大学ラグビー日本選手権準決勝の早大対東海大の試合も放送されている。こちらもニュージーランド出身の2留学生が東海大にいる。1人は日本代表らしいが、早大がトライを重ね順調に勝利。しかし母校がスポーツで強いというのは愛校心にもプラスである。

正月はお雑煮。餅7個。満腹である。夕刻、今宿のモールで買物など。

  (未定稿)仕事始め-終日、街宣車を運転!
01/03 (土)

kocchi.gif 手柄のM代議士事務所を起点に、M代議士の挨拶活動のため、終日、民主党街宣車を運転。車が小型に変わったため運転がしやすい。

途中、凧揚げ中の友人に出会ったり、同級生Nくんのお父さんから差し入れをいただいたり。手を振っていただく人も多かった。

例年、正月三が日にも街宣車を出しているが、毎年感じが違う。今年はどこかしらけた感じがした。内閣支持率とか政党支持率云々を超えた政治不信が有権者の皆さんの中にあるような気がした。結果として低投票率となれば何よりも最悪である。

その後、私の車の後輪がパンクしていることが判明。ナカムラ市役所前店で修理してもらう。原因はクギだった。仕事始めにパンクとは縁起が悪い。今年は当たり年かも…。

  (未定稿)永田寿康前代議士亡くなる!
01/04 (日)

kumori.gif 午前中、政治番組等を見る。その後、おせちをはじめとする和風の味付けにも少し飽きてきたということで昼食にやきそばをつくる。失敗。焼きそばはいつも失敗である。

その後、播磨国総社に初詣。恒例のおみくじは大吉。「思いがけず目上の引き立てあり 万事順調に行き 家内の不和もありません 身を清くし 目上を敬い目下を慈しめば 益々運気は開きます」と。大吉が出るまでお参りの機会をみつけてはおみくじを引き続けるので毎年必ず大吉の運勢なのだが(笑)、一回目の大吉は何年かぶり。今年はいい年にしたい。


播磨国総社


永田寿康前代議士が昨夜亡くなったとの報道。一連のライブドア事件のメール問題以降、議員辞職など様々なことがあって体調を崩しておられたそうだ。慶応志木高、東大工学部物理工学科、大蔵省、民主党代議士と少し毛色の変わった経歴だった。国対副委員長だったころ交換した名刺には携帯電話で話している自分の写真を使っておられた。なぜかその写真が印象に残っている。ご冥福をお祈りしたい。

  (未定稿)県政の平成21年新事業等(姫路関係分のみ)を公開します!
01/05 (月)

hare.gif 今年初の街頭演説。今日から通常国会が開会。補正予算提出に伴う財政演説があるということでM代議士は上京しているため、I市議、O秘書、Oさんと共に活動。途中Mさんもビラ配りに来て下さる。演説中、多くの方が通過されるが、新年ということでわざわざ回り道をして立ち寄って下さる方も多かった。私からは衆院選に向けた諸課題と県政の平成21年新事業等について話す。市民の方から陳情も受ける。

県政の平成21年新事業等(姫路関係分のみ)を公開します!

上記リンク先資料には
P1 兵庫県立大学環境人間学部食環境栄養過程の新設
P2 東播磨南北道路の部分供用開始
P3 国道250号線 飾磨バイパスの全面供用開始●
P4 阪神・近鉄相互直通運転の開始
P5 姫路警察署の業務開始●
P6 地域の話題「活気とにぎわいのある播磨の顔づくり」(中播磨県民局)船場川線・大日線などの整備スケジュールなど●
を記載があります。

終了後、今日仕事始めの団体等への挨拶回り。懐かしい人とも遭遇、歓談。その後、下寺町の姫路商工会議所。新年交礼会に出席。国会議員が全員上京しているため姫路市選出の全県議による手締めの発声、鏡開きなど。I市長の挨拶では、高専誘致が決まりかけているとの情報も。一流大学に進学できるような学校とか。


姫路市議会T議長の挨拶


終了後、総社本町の若獅子。先客に知人2人あり。「昼食は交礼会で食べきたのでは?」という問いも。交礼会は多くの参加者があり、挨拶優先のため食べていないのだが、太ってくるとそういうふうに見られるのである(泣)。とはいえカレーでなくカツカレーを頼んでしまうところが痩せない理由かもしれない…。


若獅子のカツカレー


その後、年末から派遣村や派遣切りの報道も多くあったことからイーグレひめじのひめじ若者サポートステーション。ニート、ひきこもり支援や年末年始等の状況等についてA事務局長からヒアリング、意見交換。


ひめじ若者サポートステーション


その後、大手前ビルの納屋工房。その後、大手前通り沿いの姫路市観光なびポート(観光案内所)。今年4月、プリエ姫路内に待望の新観光案内所がオープンするということで、観光なびポートの今後、姫路城大修理と姫路観光のあり方、ゆかたまつりのあり方等について、O姫路市観光交流推進室長と意見交換。そういえば、Oさんは先日の神戸新聞 にも登場していた。

その後、事務所。来客対応。懇談など。

  (未定稿)雨だれ石を穿つ!!
01/06 (火)

puri2.gif 事務所。その後、播但線・新快速で神戸。普段の平日より混雑している。バスでメリケンパークオリエンタルホテル。連合兵庫の新年旗開き。

主催者のM会長は、何より雇用の確保を主張し、景気回復のためには、労働分配率を向上させ、経済に最も大切な個人消費を刺激し、内需を喚起すべきという挨拶をされていた。日本人は、不景気となると節約による貯蓄傾向がより強くなり、消費の落ち込みも激しい。安定した雇用が全ての基本。契約期間前の安易な首切りはどう考えてもおかしい。来賓はI知事、Y神戸市長ら。


連合兵庫の新年旗開きで挨拶するM会長



I知事の来賓挨拶



県内民主党衆院候補予定者の決意表明も


会場では、私のHP日記を見たという方もいて、餅を7個食べたという話になぜか笑ってしまったという…。どうでもいい話だと思うが(笑)、見て笑ってもらえるのはいいことである。

散会後、Y県議の車に同乗させてもらい元町の県庁。新年の挨拶、書類等の整理など。正月に少しゆっくりしたせいか年明け早々なのに肩こりが…。困ったものである。

夕刻、姫路へ戻る。駅南のホテル日航姫路。連合姫路の新春の集い。M会長も、昨年末の急激なアメリカ発の金融経済危機を振り返りながら、今年を政権交代の年とし、『穿』(うがつ−穴をあけるの意。「雨だれ石を穿つ」などの慣用句も。一滴の水滴ではたいしたことはないが、ずっと続けば固い石にも穴があくように、根気よく努力をすれば最後には成功するという例え)という文字をあげ、決意表明をされていた。来賓のM、Y代議士、T参院議員、I市長、S中播磨県民局長の挨拶も。


連合姫路のM会長を筆頭に「団結ガンバロー」


帰宅後、テレビを見ていると、どこかで見た顔。早大政治学科で同じクラスだったKくんがアナウンサーとして大阪ローカルのバラエティ番組に出でいた。普段はスポーツ担当のようだ。これには驚いた。

  (未定稿)団結餅つき!!
01/07 (水)

acchi.gif 北条口の神姫バス労組の新年旗開き。旗開きに先立ち団結餅つき。


兵庫12区の山口壯代議士。一番上手でした



兵庫11区の松本たけあき代議士。杵がしなっています


来賓の挨拶が多いこともあり、私からは県政の新年事業について説明をもって挨拶に変える。

散会後、近くのお好み焼き十・十。ちゃんぽん。ソース味のものが食べたいと思っていたが、私だけではなかったようで満席。駅前で商売をされているNさんと遭遇。景気の実情等について教えてもらう。年明けから企業経営者や従業員の方にいろいろ景気等について教えていただいている。円高のメリットを受ける輸入販売業の某社長が、売り上げは減少傾向だが、実は為替差益で儲かったという話のほかはあまりいい話は聞かない。今秋オープン予定であった延末の(仮称)ロックシティ姫路について現在のところオープン時期について見込みがたっていないという説明が先方からあったことなどについて教えてもらう。オープン時期は未定となったようだ。IPSアルファテクノロジのことも聞かれたが、こちらは予定通り2010年1月操業予定ということは県の担当者に確認したということを伝える。不景気だけに関係者は皆さん心配しているが、姫路経済のためには頑張ってもらいたい。

その後、事務所。来客対応など。その後、下寺町の商工会議所。青年会議所の委員会。

  (未定稿)衆院予算委員会における定額給付金議論に閉口!!
01/08 (木)

kocchi.gif 事務所で作業。昼食は自宅から持ってきたカレー、ミニベビースターカップラーメン。途中、事務所前の道路に車が停まっている。信号待ちの途中にエンスト。ということで近くの空き地まで車を押す。少し待ってエンジンをかけるとなんとかかかる。近くのガソリンスタンドに案内。その後、警備関係者来訪。その後、NHKの衆議院予算委員会中継を見る。予算委員会の野党筆頭理事の菅直人党代表代行が質問に立っている。定額給付金について麻生総理はまだもらうかどうか決めていないという。自民党の幹事長が皆もらって消費するよう呼びかけていたが、トップがこの姿勢である。

先月国民向けの遊説で「1億円(の収入が)あっても、さもしく1万2千円が欲しい人もいるかもしれない」と語ったのは12月6日。参院決算委員会で「1万2千円ということから発想した話ですから収入1億円の方はもらわないのが普通。そこは人間の矜持(きょうじ)の問題」と発言したのも12月15日。あの時点とは経済の状態が違うといってもらう方向に方針転換したいようだが、発言からまだ1ヶ月もたっていない。「さもしい」とまで言ったのはさすがに本人も覚えているだろう。最初に本音でかっこよく言いきってしまうので、後から修正せざるを得なくなる。何度同じことをしているのか。

関連質問で仙谷代議士や元ニセコ町長の逢坂代議士も質問していたが、鳩山総務大臣の答弁では、この定額給付金にかかる事務は市町村が担うのだが、特定の法律に基づく事務ではなく、補正予算の議決で財源を措置しただけの国庫補助金(補助率10分の10)であり、地方自治体がその意思でこの給付金を支給するかどうか決めることができる自治事務(法令受託事務以外の事務)であるという。つまり、地方議会が給付実施条例を否決したり、提案されない場合は、その自治体では支給されないということである。

ただし自治体が条例で支給額の制限を設けることは好ましくなく、その差額は国庫へ返上しなければならないという。これが自治事務なのか、地方分権なのか?

定額減税から議論がスタートしたこの定額給付金だが、制度はころころ変わるし、世論調査の評価も7割以上が批判的である。最後はバラマキとか選挙買収とかいう評価になっている。

ここまで評価の低いこの施策だが衆議院の3分の2で最終的に実行されるとすると一部はその主張が通ったと喜び、一部にはより強い政治離れを招く。政治不信を高めるだけ高め低投票率を狙う。それが狙いなのかと勘ぐりたくなる施策である。

(事務連絡)定額給付金給付事業に係る留意事項について[総務省自治行政局定額給付金室長]

今日は私の車の車検の引き取りも。

  (未定稿)新年行事続く!
01/09 (金)

kocchi.gif 姫路、神戸で各種団体の新年互例会や旗開きなど。車検に出していた車が戻る。父方の祖母の7回忌。

  (未定稿)新年行事など続く!
01/10 (土)

puri.gif 昼から姫路、神戸・垂水、姫路と新年行事など続く。姫教組の旗開きでは挨拶も。Y姫路市副市長とも久方振りに話す。市議会を離れてから2年近くなり、昔がどこか懐かしく感じてしまう。途中、手柄のモスバーガー。国産牛を使ったと宣伝しているハンバーガー。唸。夜、青年会議所の新年会。年明けも忙しくしているが、こうなるとなぜか体重が増えるのである…。

  (未定稿)3つの新春イベント!!
01/11 (日)

yuki.gif シロトピア公園で開催の姫路市消防出初式。毎年この日は雪が降るなど寒い記憶があるが、今年も風が強く、気温も低い。個人、消防団、企業等に対する各種表彰の後、I市長、T姫路市議会議長、I県副知事、I消防庁防災課長の訓示や挨拶など。昨年は火災件数が少なかったという。実は昨年は刑法犯・交通事故数も減少している。腑に落ちる説明はないが、同じ傾向にあるのは何らかの世情・背景があると思う。


挨拶するT姫路市議会議長



網干消防団のはしご演技


途中、ほぼ同時刻に開催されている「城下町マラソン」会場へ。姫路城三の丸広場を中心にお城の周りを小学生が競争するイベント。増位中時代の担任N先生のほか、陸上競技協会の役員の方々や青年会議所の面々などがお手伝いされていた。高校の同級生Yくんや中学の同級生Sくんの姿も。子供さんがレースに参加しているという。

他にも多くの知人と遭遇。「山田町のポスターを張り替えていたのはまさか竹内さんか?」というI先生の話も。下校途中の子供が報告したようだ。先生と生徒のいいコミュニケーションである。不審者が悪いことはできない(苦笑)。


城下町マラソンスタート



城下町マラソン(喜斉門を抜けて)


その後、幸町の長浜を経由して広峰の姫路競馬場へ。日本玩具博物館や姫路市が主催する「第35回全国凧あげ祭り」へ。風邪が強く凧揚げにはもってこいの環境と思っていたら、途中、雪が降ってくる。寒い。小中の同級生旧姓Tさん家族が愛媛県内子町の五十崎凧(いそざきたこ)をあげていた。お父さんが内子町出身ということで、毎年ここで五十崎凧をあげているそうである。

途中、日本玩具博物館のI館長、NHKのM神戸放送局長と懇談。私からも黒田官兵衛の大河ドラマ化を要望しておく。予想通り、大河ドラマは誘致を目指すライバル自治体が多いようだ。行政の取り組み、地域団体等の取り組み、全て大切である。

第35回 全国凧あげ祭りについて



あぼし未来倶楽部の24畳の大凧



福崎町の方が作成したという姫路城凧



連だこ

  (未定稿)春財布!
01/12 (月)

acchi.gif 休みということで昼過ぎまで休み、お昼過ぎから山陽百貨店(北海道展)、ヤマトヤシキ等に出かける。

北海道物産展に出店中のラーメン山頭火で遅い昼食。塩ラーメン。昔、東京は恵比寿店の行列に何度か並んだことがある。旭川本店にもいったことがある。相変わらず秀逸。


最後までスープが冷めない山頭火の塩ラーメン


物産展では花畑牧場の生キャラメルが限定で売り出されていたが、事前に並んで整理券を確保する必要があるようで多くの方が並んでいる。と私の小中同級生のMくんが並んでいるので驚く。家族サービスのようだ。さすがである。お溝筋で料理店を経営しているKさん夫妻とも遭遇。Kさんが頭を丸めておられたのはなぜだろう。と他にも多くの方とであった。私も北海道物産展は結構ず行っている。簡単に北海道に行った気になれるので楽しみである。

その後、ヤマトヤシキで小型財布を購入。春に財布を買うといいらしい。春財布(=張る財布)で財布がお金で一杯になる、といって縁起がいいそうである。先日、いろいろ怒られたばかり。迷信ではないことを祈る。

  (未定稿)来年度予算に関する政務調査会スタート!!
01/13 (火)

kouji.gif 播但線・神戸線を乗り継ぎ県庁。各会派政務調査会。各部局から来年度の重要施策と主要事業(新規事業含む)とその予算要求額について説明があり、それに対して議員側から質疑応答するものである。

[以下、政務調査会における予算金額は基本的に全て平成21年度予算要求ベース。つまり、あくまで各部が財政部局に予算措置を求めた要求金額ベースであり、今後の査定で減額されたり、事業が実施されない場合もあるので注意をしていただきたい。国では概算要求などの事業がよく新聞報道されるがこれと同じ扱いである]

[産業労働部]
雇用対策については国の補正予算等の動向を見極め対応する方針。新規事業としては緊急雇用対策特別訓練事業費として2億4172万円。

中小企業制度資金貸付金については、新分野進出資金として業態転換等のための「閉塞状況突破貸付」(上限1億円)を新設する方針。融資目標総額は、平成20年度現計予算の3300億円であり、21年度も同額の3300億円としているものの、「経営円滑化貸付」の現在の融資動向を踏まえ、現在も金額は検討中(「経営円滑化貸付」は平成20年度当初の融資目標が380億円、9月緊急対策後に680億円、9月補正予算後980億円、12月緊急対策後1500億円)。

また姫路関係では、平成23年4月開校予定の「ものづくり大学校(仮称)」の建設工事に着手する方針。今年度は整備費として8億9678万円。

その後の質疑応答では、県内に誘致したパナソニック関連工場について質問。パナソニックの2012年までの投資総額が5800億円が4450億円に1350億円抑制され、姫路の鰍hPSアルファテクノロジも当初3000億円を2350億円に650億円抑制するという発表に基づく説明がなされた。地上デジタル放送導入やブラウン管テレビから薄型テレビへの買い替え需要等があり、拡大ペースが鈍化するとはいえ前年比20%増は確保すると予測されている。既に尼崎工場は製造に向けた材料の搬入がはじまっており、姫路も工場の建設が進んでいる。操業時期が遅れるということではなく、生産調整という見方をしているという。


[企画県民部@]
まず本20年度の財政見通しとして、法人関係税で150億円の減収、株価低迷等を反映して個人県民税配当割が70億円程度の減収となることを予想。ただ、今年度も減収補てん債の発行が認められており、地方交付税で75%措置されることから、今20年度は何とかやれそうという。

来21年度については、地方財政計画で地方税が前年比18.1%の減少とされており、これを本県税収に当てはめると1300億円ほど穴が開くと予想される。来年度は国が地方交付税を1兆円増額するとしており、1300億円の4分の3程度は対応できると思うが、残りの部分を今後の予算編成で対応していかなければならないということである。

また「法規データベースの充実を図る」ということが特に明記されている。現行のシステムに加えて検索システムの導入ということだが、私が本会議で提案したシステムでもあることから要求を削らないようお願いしておく(笑)。また、県税過誤納還付金が相当な増額となっている理由、県知事選挙の費用(20億8800万円)・県議補選(西宮市選挙区のみ計上/1億703万円)、県立大学全県キャンパス構想等についても確認。

昼休憩時に長崎の出前弁当。

[健康福祉部]
一般会計の健康福祉部所管予算は要求額ベース全体で20年度現計予算比1%減の2449億円。高齢者が増加し、後期高齢者医療の本格導入等で相当な事業費増となる中で、部局全体では減少となっているのは福祉医療費等の減額(138億円→113億円)など新行革プランの実施に伴う削減が本年度から相当額となっているということだろう。

新事業として「新型インフルエンザ対策推進事業費」に2億649万円。抗インフルエンザウイルス薬備蓄事業費(タミフルの備蓄等)に4億6964万円。

質疑応答では、保育対策費が41億円から36億円に抑制されている理由は、尼崎市が中核市に移行したため5〜6億円の権限移譲があったためという。また、2次救急医療圏域における医療機関支援事業について、管制塔機能救急医療機関支援事業費として5513万円が要求されているが、昨年の補正予算で中播磨医療圏域へ同制度を導入すべく予算措置をしたが、肝心の現場への導入が難航していることをあげ、県下の他地域への導入について、同じような機能・体制の医療機関同士での救急患者の受け入れ等の調整が難しいのではという指摘と、中播磨医療圏域への公式・非公式にかかわらぬ県の一層の関与を要請。

他議員からは、派遣村報道等に関連して県下のホームレスについて確認。直近の昨20年1月の調査では県内のホームレスの方の数が575名。平成15年1月の調査では947人であったため、372人の減となっている。今年も1月に調査される見込みという。


[教育委員会]
新規事業として、兵庫型「教科担任制」モデル事業の実施があげられる。小学校から中学校への円滑な接続等を図るため小学5・6年生の教科担任制等のモデル校による実践研究をするという。予算要求額は1億6797万円。県教委の分析では、学力を高めるためには国語等は教科担任制を取り入れ、理数系は少人数教育が効果があるという。これを組み合わせたものを兵庫モデルとしたいという。予算は理数の非常勤講師等の雇用を考えているようだ。小中一貫とよく似ているのでは…。

西脇北高校を多部制単位制高校として本年4月に開校するとともに、阪神地域多部制単位制高校として24年4月開校に向けた準備を進めているという件で、他議員から、不景気の時に導入するのはどうかという質問も。

夜間定時制高校に通っている生徒に平成12年、16年にアンケート調査をした。昼間働くために定時制高校を選んだという(本来の定時制の趣旨で)選んだ生徒はほぼ3分の1で現在もその数値はあまり変わっていないようだ。

定時制と全日制高校で同じ施設(教室や図書館)を共有しているある学校で放課後に職員室前の廊下に机を並べて勉強している話を聞いたことがある。私の高校時代も定時制高校と教室や机等を共有していたため、机の中の荷物等は全て残さず持ち帰らないといけなかったが、放課後廊下で勉強したというのは見たことも聞いたこともない。同一校舎は効率性を考えて大人が導入したものである。お互い譲り合って学校生活を送らなければならないし、そうした感覚に早くから慣れることはためになるが、冬の寒い中、廊下で先生の指導を受けるために勉強するというのは少し可哀想ではないか。配慮を要請。

終了後、議員団総会。会派方針について了承、議会改革案の経過報告等について了承。その後、議会関係者の新年懇親会。報道関係者も合流。四方山話。

衆院本会議での第二次補正予算の採決では渡辺元行革担当相だけでなく経済担当の松浪内閣府政務官も退席したという。政府部内に入っている議員が造反するとは驚いた。与党国対もノーマークだったのだろう。政務官の辞職願を提出したそうだ。

  (未定稿)政務調査会2日目!!
01/14 (水)

kocchi.gif 終日、県議会会議室。昨日に引き続き政務調査会2日目。

[以下、政務調査会における予算金額は基本的に全て平成21年度予算要求ベース。つまり、あくまで各部が財政部局に予算措置を求めた要求金額ベースであり、今後の査定で減額されたり、事業が実施されない場合もあるので注意が必要]

[環境農政部]
農業の担い手育成対策として新規就農のための啓発、誘導から育成支援を強化を狙い、新規就農者の育成目標として「年間200人(平成19年度実績136人)、所得目標約240万円(年/大卒初任給並み)」を掲げる。また、新規就農者の参入にかかる初期投資リスクの軽減を図るため、新たに「新規就農チャレンジ事業」に1000万円を計上。


兵庫農水産物ブランド戦略1



兵庫農水産物ブランド戦略2


上記のような「ブランド戦略事業」に基づき、ひょうご農産物ブランド化事業に400万円、「但馬牛」「神戸ビーフ」ブランド強化事業に130万円、兵庫のり消費拡大促進事業に175万円、ひょうご但馬の松葉がにPR事業に175万円などを要求している。

「第2の鹿ノ瀬(仮称)構想の推進」
播磨灘中西部の鹿ノ瀬海域に先導事業として石材礁5基を設置(造成面積23.5ha)している。現在、石材礁にはメバルなどの対象魚や海草、餌生物が着生し、石材礁周辺に潮目が形成され、アジなどの回遊魚が多く集まっているという。

一方、平成16年台風による県単独の「風倒木対策事業」が20年度で終了したことも報告された。1つの台風被害で国庫補助のない県単事業を5年実施し復旧にあたった。予期せぬこうした災害に備えるためにも、県財政を安定させておく必要がある。


[県土整備部@県土企画局・土木局] ※以前新年の抱負で記載したものとは重複しないように記載
(河川)
・船場川(2級河川)の調整池の整備
姫路競馬場内に新たに船場川の水量調整用の調整池を設けることとなっているが、21年度4億円を要求。21年度に着手できれば供用開始は27年度が目標という。平成16年の台風をはじめ、これまで豪雨による床上・床下浸水被害が続いてきた。この事業の完成で、こうした被害がでなくなることを目的としている。

(港湾)
姫路港の国内物流・旅客船ターミナルの整備、開港50周年記念事業を実施。

(道路)
・国道2号線
渋滞解消のため姫路市今宿交差点付近の改良工事を引き続き実施するとともに、無電柱化を引き続き進める。

・播磨臨海地域道路計画
播磨臨海地域道路計画調査費として県単で1500億円。これに関連する海岸線等の道路網調査費に500万円。

・東播磨南北道路
慢性的な渋滞が発生している加古川市内の道路整備のため、加古川市・小野市を結ぶ「東播磨南北道路」(全長12.5km)の神野ランプ・(仮称)新加古川ランプ間1.5kmの部分供用予定(全体供用時期についての質問があり、平成30年度までにという目標があるものの、これから都市計画決定という区間もあるという)

(空港)
県営但馬空港に関連して、但馬路線運行対策事業費に1億3900万円。これも実質的な運賃補助である。昨年は26000人の利用者があったという(うち8000人は大阪空港での乗り継ぎ利用)。他の議員からは羽田便就航が実現した場合の補助金増額の懸念等も示されていた。現在、定期便は伊丹空港との間を小型機で2往復しているだけの同空港だが、北近畿自動車道の多くが開通した現在、そのあり方や方向性が問われているのは間違いない。

(鉄道)
・JR姫路駅の連続立体交差事業関連
21年度は鉄道残存施設撤去、交差道路整備工事を進める(全体事業期間18〜22年度)。
・JR姫新線の輸送改善事業費
高速化地上設備費補助に9億1439万円。
・JR山陰本線・播但線輸送改善事業補助
播但線寺前駅(播但線電化北端)から山陰本線居組駅(兵庫県西端)間約120kmの間の曲部整備や信号改良、22年秋の新余部鉄橋の開通にあわせ耐用年数を迎えた特急はまかぜ号に一部新型車両を投入する。4266万円。

・北神急行電鉄既設備建設費負担軽減補助
北神急行電鉄既設備建設費負担軽減補助として1億3500万円。20年度で県の補助は終了するという約束が示されていたが、急激な値上げを回避するためということで昨年までの補助名称を変え、引き続き補助することとなった。県:神戸市が1:1の比率で5年間で公費合計13億5千万円を投入し、料金を据え置くことで運営会社と合意したという。公共交通機関とはいえ一自治体間で終結する路線であることから受益者が限定的であり、三木鉄道など他地域の鉄道が赤字で廃止されたり、地方のバス路線補助等を縮小させる行革を進める中で本補助が鉄道他路線では見られない実質的な運賃補助となっていること、広域行政の観点や常日頃の二重行政批判からみれば神戸市と同額補助はどうなのか。前年までの補助額が県2億7千万円(年/10年間継続)だったので半額になったのだが、今後5年総額で7億7500万円という追加投入をすることは特例的というべきだろう。他会派も含めて地元議員は本会議等を通じ、繰り返し県の補助の継続を求めていた。そうしたことも含め政治主導の結果ということだろう。

・イコカカード設備のローカル線導入
他の議員から、JR加古川線の各駅でイコカカードが使えないという問題が提起された。神姫バスや私鉄の無人駅等でもICカードが使えるよう施設整備されている中で、カード発行もとのJRの駅でイコカカードが使えないのはおかしいという指摘も。JRをはじめ鉄道事業者に対しては公共交通機関ということで民間企業にもかかわらず電化・高架車両導入やエレベーター設置などに対して多額の公費を投入し、JRの事業を応援している。当局からも、加古川線のみならず、姫新・播但線でも同様だと説明した上で、「設置経費が高額ということは承知をしているが、交通政策課長時代からJRに対しては、申し入れを実施しているが厚い壁が突破できていない。公共交通の利用者の利便性向上という観点で強く申し入れていきたい」という答弁があった。

昼食はしげ松の出前弁当、地下食堂のカレー。終了後、姫路へ戻り、姫路キャッスルホテル。青年会議所の新年賀会。i市長、S県民局長、M代議士も来賓で来られていた。

  (未定稿)政務調査会3日目!!終了
01/15 (木)

kocchi.gif 電車で神戸の県庁。年明けも事故等でJRの時刻がくるっている。車で有料道路の山陽道を通るのが一番時間が正確。県庁までは電車も含めて大まかに4手段あるが、市場原理通りなのか金額どおりの到着時間のような感じである。時間あたりの報酬金額等を踏まえ移動手段を考えるべきであろう。

終日、県議会会議室。昨日に引き続き政務調査会3日目。

[企画県民部A]※政策担当部長所管部分
住宅再建共済制度について、他議員から当初の加入目標に達していないということが取り上げられた。県職員の加入率は65%ほどと高いことが答弁された。

私からは、道州制とも関係の深い「(仮称)関西広域連合」に対する各府県の状況の確認と実質的に経営破たんした滋賀県造林公社問題についての県の対応状況について確認。

関西広域連合については最短で2月議会での広域連合規約の議案提出も考えられていたようだが延期となっている。京都府では府議会に特別委員会を設け議論することになったという。議会として取り得る対応で当然想定されたものである。広域連合の設置後も引き続き常設的に運用されることも想定されるが、もしそうなれば広域連合議員が広域連合議会の議決事項や賛否について出身議会に持ち帰って議論することが特別委員会から要求されるかもしれない。万一こうなると政策決定にかかる多重構造が顕著となるだろう。

後者は、実質的に同造林公社の経営を担ってきた滋賀県が、債務免除を求める特定調停を申し立て大阪地裁で話し合われている(現在7回)。貸付のあった国の金融機関には滋賀県が全額を分割して返済していくことで合意した一方で、同様の貸付がある兵庫県をはじめとする下流域の自治体等に対しては債権放棄を求めている。出資金の毀損は責任の範囲内で避けられないと思うが、貸付は別だろう。

再建計画にしても将来的な木材の販売をあてにしたような収益予想等については、民間の上場企業なら監査法人等からの将来的な存続可能性についての適正意見はつかないだろう。同様に再建放棄が求められている大阪府の橋下知事がこの問題について発言していることを知らないが、本県の実質公債費比率は全国ワースト2、将来負担比率は全国ワースト1であり、滋賀県や大阪府より更に財政難である。そうした中で本県が安易な債権放棄を受け入れられないのは当然である。また県民負担が少なくなることはもちろん、県民にとって透明性の高い結論となることも重要である。安易な妥協はしないという答弁だったので期待したい。


[農政環境部A]※環境担当部長所管
新規事業としてCO2削減のためのカーボンオフセット(CO2見える化による削減取り組みの推進)の推進に691万円、CO2共同削減制度の施行事業に224万円、揮発性有機化合物(VOC)削減対策推進事業に163万円。また、野鳥における鳥インフルエンザ調査事業費に400万円。

・シカ捕獲対策の強化
シカの食害等の被害が深刻な県内465集落を対象に防護柵の総点検を行い、必要な機能にかかる経費支援を行うとともに、これまでの対策では生息頭数に減少傾向が見られないことから、シカ保護管理計画を改訂し、年間捕獲目標を16000頭から20000頭へ拡大。11月15日〜2月末までの狩猟期間を3月15日までに更に延長するとともに、本州部における捕獲制限(2頭/人日)を撤廃し、猟友会への支援も行う。わなによる捕獲活動も19年度2千頭、20年度4千頭、21年度は6千頭に拡大させる。これらの「シカ個体群管理事業費」で5387万円。

神崎郡選出のU議員から、サルの被害対策についての話も。シカは防護柵で対応ができるが、サルは頭が良く、収穫期に全て食べてしまう等の被害があるという話も。農業者の野菜耕作の意欲を失わせるほど被害が大きいという。当局の答弁では、県内では12群が確認されており、600〜700頭いると思われるものの、ニホンザル全体としては絶滅危惧となっている現状が報告された。一方で、県内では神河町のほか、香美町、篠山市でも農業被害が出ており、県の森林動物研究センターにサルの専門員がおり、サルが集落に近づかないための柵の設置や警告音を発する機械を導入し対応しているという。頭が良いので効果はすぐなくなるようだ。


[県土整備部]※まちづくり局・住宅建築局
「公共交通バリアフリー化の推進」
・鉄道駅舎エレベーター等設置補助 13駅(予定)約2億9000万円
1日の乗降客数が5000人を超える駅が県内で173駅。うち20年度末で154駅のエレベーター施設設置等のバリアフリー化が終了し、バリアフリー化率は89%となる。残るは19駅だが、エスカレーターのみでスロープ設置が必要な10駅も加えた29駅だが特別に整備が困難な駅や大規模改修の予定されている駅を除き、22年度末には整備が終了する予定。

・ノンステップバス購入補助 27台(予定)約3000万円
内訳−神姫バス14台、阪急バス6台、山陽電鉄バス4 阪神バス3台

・英賀保駅周辺土地区画整理組合への補助を継続実施など

・県営住宅事業特別会計
県営住宅整備費37億5493万円、同維持補修費34億7043万円、同駐車場整備費2億4261万円、県有資産所在地交付金18億7811万円、公募型指定管理者地区県営住宅維持管理費11億3105万円など特別会計全体で324億円を計上。

新行革プランで決った県立明石西公園など4都市公園の基礎自治体への移譲に関して交渉状況を確認。また特優賃(特定優良賃貸住宅)の家賃減額補助6億326万円の今後の減少見通しについても確認。既定通り平成30年度に終了する予定。


[企業庁]
企業庁の主な業務は次の3つに分類される。1産業用地等分譲 2住宅分譲 3水道・工業用水事業
以下のデータが全てを物語っているので以下に掲げる。


地区別産業用地の分譲状況



各地区の住宅分譲状況



水道用水の計画給水量と申し込み予定水量



工業用水道の計画給水量と契約予定水量


昼食は帝武陣のハンバーグ弁当。終了後、電車で姫路へ戻り、ホテル日航姫路。播磨政経懇話会の新春パーティー。その後、下寺町の姫路商工会議所。青年会議所の研修。スピーチなど。終了後、本日オープンした自宅近くのローソンに立ち寄って店舗チェック。買物をして帰宅。

  (未定稿)県内警察署の人員配置は見直しが必要!!
01/16 (金)

mail.gif 車で県庁。県会警察常任委員会の閉会中調査。予算要求の概要等について簡単に説明後、閉会中調査事案である「重要犯罪及び重要窃盗犯の取締り」について事務概要の説明と質疑応答。

県内では先月末に稲美町で起きたタクシー運転手殺人事件、加古川市小学生女児殺人事件(警察庁捜査特別報奨金制度対象)など未解決の重要犯罪事件が残っているが、実はいずれも加古川署管内の事件である。通常の犯罪対応に加えて、これらの重要な犯罪が1警察署で起こっている。加古川署に対する本部の支援体制や他の犯罪等に対する影響、警視正配置署への格上げの声があることを踏まえて質問。また特定事件のための機動的な人員配置や特に業務の平準化のための各署の定員見直しについても強く言及しておく。

T刑事部長の説明では、本部や周辺各署からの応援を含め、前者は100人体制、後者は40人の本部員体制で引き続き捜査中という。

加古川署は警察官410名と姫路署に次いで県内2位の規模の警察署であり、管内は加古川市・稲美町・播磨町で人口33万2千人。私も警察常任委員会で県内各署を調査にいっているが、8月1日の同署の調査時点では重要犯罪を含む刑法犯全体の認知件数では県下1位であった。犯罪数で比較してもあまり意味がないので、人口比や警察官1人あたりで比較すると、平成19年度実績では刑法犯認知件数が6,797件、警察官410人で割り、警察官1人あたりの犯罪件数にすると年間16.6件。これも姫路署や明石署を抑えて1位となっている。

一方、同じ県内でも同19年データで警察官1人あたりの刑法犯認知件数では低いところで美方署の2.7、豊岡北署の2.8件(今年度警察常任委員会調査済署の比較だが、残りの署を考えれば最低は変わらないと推測)。同じ犯罪内容であっても事件に着手するかどうかの基準やその後の対応に差が出てしまうと懸念されるほどの差である。管内調査で訪れた署の中には、休職なく皆元気に勤務していますと挨拶された暑があったのをよく覚えている。署によってまるで雰囲気が違うのである。牧歌的な雰囲気と殺伐としている雰囲気のと言えばいいのだろうか。とはいえ給与は物価水準等で区分される地域手当の違いがあるぐらい。犯罪が少ないのはいい話なのだが、そうでない署のことも考えれば、業務の平準化を進めなければならない、そのためには署の定員の見直しは当然である。

O県警本部長が最後に特に答弁された話では、非都市部では警察官や駐在所の存在そのものが犯罪の抑止効果となって低い犯罪発生率となっている側面があることも説明しつつも、「アンバランスがあることは事実。警察官一人あたりの業務の平準化については毎年不断の努力をして見直しているが、現在関係部署で見直しの作業をしている」ということであった。

委員会終了後の夕刻、議会の質疑内容を聞いたという方から質疑内容等について厳しい声がメールで届いた。いろいろ記載されていたが、最後には、自分ももっと勉強しないと軽く見られるとあった。自分なりに話を聞いたり本を読んだりして勉強しているが、さらに勉強しないといけないと改めて思った。

そういえば、先日、議員力検定という地方議員向けの検定試験の案内が届いた。例題を見ると最初だからだと思うが中学高校程度の基礎的な設問だったので驚いた。現職地方議員と大学教授らが取り組んでおられる民間の検定のようだが、現実に即したものなのだろう。有権者に所得制限等のない普通選挙では政治家を選ぶ民主主義は構造的にこうした基礎的な資質の問題を抱えている。

現在、政治家を選ぶ選挙と一般公務員の任用方法である試験は全く別の運用をされているが、民主党だけでなく自民党の若手も政府への政治家登用増を主張しているように、高級官僚にも政治任用をするなど前者が優先される時代がくる。そうした時代に議員の基礎的な知識等に疑問符がついているようでは、政治不信の改善も難しく、国民から見れば、官僚不信はあっても試験組の方がまだよかったという結論になるだろう。政治家が直接公選なのに信用度が低いのはこうしたことと無縁ではない。これを克服するには1議員あたりの有権者数を増やし、権限を与え、なりたい職業にあげられるようにして人材を確保することか大事だ。

終了後、県庁西のマルシェ。カツカレー。久方振りだが極めて美味。


今年初となるマルシェのカツカレー。熱々ながら急いで食べたため上あごの皮がむけました


その後、ふる里の弁当。その後、J党の会派の控室。議会改革関連のプレゼンテーション、意見交換など。その後、民主党会派の議員団総会。議会改革、定数問題等について報告あり。委員会議事録に質問委員名の記載がないことをはずかしく思っていたが、改善される可能性が出てきた。善は急げである。7月にも予定される県知事選挙の対応についても協議。

終了後、兵庫県老人福祉計画にかかる勉強会。今日はこのほかH県教委高校教育課長、県土整備部のO高速道路室長、県警総務部のO調査官らから説明など。事務所に帰り作業。

  (未定稿)Fくん結婚式!!
01/17 (土)

puri2.gif 阪神大震災から14年。今年は特にあの年のことを思い出す。私は大学2年生だったが、新聞をみるとまだ赤ちゃんだった人たちが大人として登場している。時間の経過とともに様々なことが変わっていく。風化させない取り組みが大切である。

姫路キャッスルホテル。Rや他の同級生も後輩とともに小中同級生のFくんの結婚式、披露宴に参列。披露宴の写真撮影はこれまた同級生のNくん。司会の方からプロカメラマンと紹介されていたが、本業は外資系企業のサラリーマン。機材・装備とも並みのプロを超えている。服装もスーツ、シャツ、ネクタイまでオーダーというこだわりの男である。


Fくん夫妻



私も友人代表で挨拶


Fくんには選挙の際だけでなく、通常の事務所の事務作業や党の仕事その他もろもろのお手伝いしてもらっているほか、公私にわたり大変お世話になっている。また、政治的にも厳しい意見を多く言ってくれる。これからは2人で幸せになってほしい。

終了後、同級生の皆さんと十二所線沿いのクライム。二次会。大いに懇談。その後、独身組は三次会へ消えた(笑)。

  (未定稿)民主党党大会開催される!
01/18 (日)

puri.gif 日曜朝のテレビで報道番組を見る。フジテレビの報道2001には派遣問題等を取り上げ、派遣会社の経営者も招いて議論していた。派遣会社は不景気の悪化で売上がどんどん下がっているものの、固定費が少なく、広告費等を削減すれば経費の圧縮がすぐ図られるため、売上利益率はさほど下がらないようだ。聞けば納得の話で企業側にとっても便利な存在なのだと思うが、人をもののように扱っているように聞こえる。今の社会では「派遣を希望している人も多い」という以前から言い訳として聞くフレーズもこの期に及んで虚しい。

テレビ朝日のサンデープロジェクトでは、伊藤忠の丹羽会長が出演。この方は政府の地方分権改革推進委員会で委員長を務めているが、国の地方機関の廃止方針を堅持し続ける発言や取り組み姿勢をみても民間経営者出身のトップとしては相当頑張っておられる。過去の世界の歴史を見ていると、人口が伸びている国で凋落した国はないという。ローマ帝国然り。日本の戦後も人口増とともに経済成長した。世界も人口は増加基調でブラジル、インド、中国は特に増加傾向にあり、これらの国の経済がだめになることはないだろうと。日本は人口増とはいかないが、中国を市場として捉え、今こそ頑張る時と。

東京のメルパルクで民主党の党大会。昨日の震災日には鳩山由紀夫幹事長が神戸入りし、ひょうごメモリアルウォークや記念式典等に出席していたのだが、兵庫を特に重要視しているという。党県連からは地方議員など2名ずつを召集。兵庫県連からはS新幹事長とK選対委員長の両県議が出席。衆院選に備えて支出を抑え、新人を招かず現職国会議員や来賓のみにとどめ、派手な演出もしなかったという。選挙は人物、政策だけでなく「資金」も重要な要素である。その方針やよし。

  (未定稿)JR姫路駅、高架後の影響!
01/19 (月)

puri.gif 月曜定例の朝の街頭演説。県政の新事業等について報告。

終了後、姫路駅ビル内の某店舗。店員のIさんと話をすると、年末の高架切り替えが営業に影響しているという話も。駅ビルの建て替えについての報道もあったためか、「まだあいていたの?ここはいつまで営業?」「フェスタはいつつぶれるの?」とすぐにでも駅ビルの移転があるやに尋ねるお客さんもいるという。

昨年後半あたりから新駅ビルの建設に関連して、現駅ビル撤去と新駅ビル建設を同時施工する考えが出ており、既定の方針自体が変わる可能性が高いのだが確定したわけではない。いずれにしろ撤去云々はまだ少し先の話なのだが、報道等の断片的な情報で誤解している住民の方がいるということだろう。同時施工に反対の入居者もいるようだ。意見調整後の公式なアナウンスがまたれる。

その後、事務所。作業。その後、Nさん来訪。亡き奥様の月命日で墓参りにいってきた帰りという。亡くなって16年だが、毎月の月命日には欠かさず御墓にお参りし、花を具えているという。簡単にできることではないと思う。その後、呉服町の喫茶ミチで昼食懇談。


手作りとんかつセット


その後、来客対応など。

  (未定稿)オバマ大統領就任!!
01/20 (火)

mail.gif NHKテレビで参院予算委員会基本的質疑の中継を見る。事務所で以前に買い求めたサンデージャポンのカップラーメン。直嶋正行党政調会長や蓮舫参院議員らが消費税増税や定額給付金、景気対策、派遣労働等について麻生総理等に質問している。これまでいろいろぶれてきたが、2011年度から消費税を増税することを附則に盛り込むことや定額給付金の支給を中止するという方針は変えないらしい。

一方で東京都議会議員選挙は都選管での多数決という異例の採決で、当初言われていた7月5日から1週間延期され7月12日になったという。都選管は与党推薦の選管委員の方が断然多い。与党の意向である。正直首都とはいえ東京都議会は一地方議会に過ぎないのだが特に重視している党があるらしく、4〜5月にあるかもしれない衆院選投票日と1日でも期間をあけたいらしい。

一方で、昨日渋谷の私邸から首相公邸に引っ越しを終えたという麻生総理。本来公邸住まいは当然のことだと思うが、今頃引っ越すということは、春の選挙はないのかなとも思う。本人としてはいつまで総理を続けるつもりなのだろう。

最近報道では自民党内の消費税増税や公務員の「渡り」を認める政令をどうするかという路線対立の報道ばかり。麻生総理は抜本的な行政改革を行わないまま、増税路線に舵を切るつもり。昨晩のテレビタックルでは官僚OBから「麻生内閣は”官僚内閣制”」と何度となく指摘されていたが、まさにその通りである。渡り承認程度の政令の制定などは誰に遠慮せず自由にできる内閣ということである。

赤字国債の償還用財源を使って定額給付金をばらまいておいて選挙し、議席減少を最低限に抑えておいて、選挙と関係ない中間年に消費税増税という考え。消費税を上げる前に、国の行革を少しでも前進させないと本当に必要な社会保障の財源等にはまわらない。あげても足りなくなるだけである。

とはいえ、この政権で官僚を向こうに回す施策はできない。消費税増税は財務省の悲願というのみならず霞ヶ関改革が必要となるかどうかの重要な要素でもあるが、このままだと抜本的な改革はできないだろう。小泉元総理は総理就任後の施政方針演説で苦しい時ほど「米百俵の精神(苦しい時でも残っている米は食べてしまわず、将来の繁栄のために投資する)」で乗り切るとか言っていたことを思い出す。国債の新規発行枠を30兆円に抑える施策などは当時の民主党議席からも拍手が出たほどだが、結局、郵政民営化を実現させただけに終わった。政策を推進した竹中平蔵氏らの上げ潮路線などは今や言葉さえもきかなくなった。他の施策はぼろぼろになった。

深夜オバマ大統領の就任式のテレビ中継を見る。大統領の演説は思いのほか早口であり、全く聞き取れない(苦笑)。しかし本当に堂々としている。集まった何百万人という人々も熱狂している。自分も同じ政治に関わっているとは思えない。

一方でブッシュ前大統領が見送られる際にブーイングまで受けていたのは驚く。期待はずれや不人気いう評価ではなく、その能力に対する失望のようだった。

アメリカが変わろうとしている。同じような閉塞感がある日本だけがそのまま続くということは考えたくないが、本当はそれが怖い。あの森内閣でも衆院選(2000年6月)では勝利した実績があるからだ。当時の内閣支持率も低かった。民主主義国家で小選挙区制の選挙制度があって政権交代が起こらない国−日本。そんな活力のない、オルタナティブのない国にしてはならない。次期衆院選は最後の期待である。


独立戦争で焼けた壁を白く塗ったことからその名がついたと伝えられるホワイトハウス



平時は内部見学もできます。



リンカーン記念館(Lincoln Memorial)。ここでリンカーンが宣誓に使った同じ聖書を用いてオバマ氏は宣誓。18日からは一連の公式祝賀行事も行われた。


いずれの写真も8年前の2001年4月の訪米時のもの。日米青年政治指導者交流プログラム THE AMERICAN COUNCIL OF YOUNG POLITICAL LEADERS Japan to the United Statesより

  (未定稿)オバマ大統領就任を祝うアメリカのアーティストは日本のように干されない!
01/21 (水)

kouji.gif 事務所で作業。下寺町の姫路商工会議所。Tさんと待ち合わせ、大津区天神の「のりくら」。そばを食べつつ懇談。農業政策について意見交換。実は最近農業についての話を聞くことが多い。特に新規参入を考えている人である。注目されている産業である。食後、店主のKさんにご挨拶。国会内には衆参あわせて3つの蕎麦屋があり、国会職員や議員、秘書で毎日行列という話をすると驚かれていた。実は私も国会勤務時代、一人のときは必ずといっていいほどそばを食べていた。そばも相当好きなのだが、やはり関東に比べて店が少ない。美味しいそばの話をしていてTさんに教えて頂いた。有名なそば打ち名人のもとで修業されたようだが、人気店となった今も「どうしたら上手くなれるか。毎日が精進です」と言っておられた。さすがである。


白くて上品な関西風の麺。季節によって産地を選んで取り寄せ、店内の石臼でひいているという。


その後、飾磨区三宅のペール・ノエル。懇談。他のお客さんは全員女性。その後、事務所。

報道ではオバマ大統領の就任式の模様やダンスパーティー、オバマを支援したスティービー・ワンダーらアーティストによるコンサートなどの話題がニュースを独占している。もともとハリウッドなどの芸術関係者に民主党支持者が多く、大口の献金や資金集めパーティーを彼らやアーティストが行っていることもよく知られている。もちろん共和党支持者もいる。

一方、日本では、立候補する有名人や宗教関係者など一部の有名人を除いて、政治と距離を置くのが一般的である。与党ならまだしも野党の党大会で支持の呼びかけは勿論、挨拶などをしようものなら、テレビの仕事で干されてしまうという。理屈としては、テレビは公共の電波であり、中立でない人物の出演は好ましくないとか、スポンサーがそうしたことを嫌うという根拠である。

昨年秋に東京で行われた民主党臨時党大会に来賓として招かれ、挨拶した作曲家の三枝成章さんは、「民主党支持を公言していることで、決まりかけた作曲の仕事に邪魔が入ったりすることはこれまで数多くあった。10億ほど仕事が失われたのではないか」と挨拶し、会場の笑いを誘っていた。三枝成章さんの場合、羽田孜元総理を支援しているということもあり、新進党の時代から表舞台に登場して支持を公言されていた。10億という数字は別としても、政党や政治家支持を公言したりすることが躊躇われる日本の現実がある。

政権交代が一般的にあり、権力の交代があれば、野党の党大会には出ないほうがいいなんて馬鹿げた話はないだろう。政権交代が一般的でない日本との差は、芸能の世界と政治の関係にも見ることができる。

夕刻から来客多数。市内企業に勤めるKくんの話では、残業禁止の通達が出て実質的に給与が5万円ほど下がり、期末での派遣社員の雇い止めという話やリストラが正社員に及ぶのではないかと疑心暗鬼になっているという。半年前に会った時は、残業や休日出勤で寝る暇もないほどで大変でだと嘆いていた。半年で暗転。厳しい話である。

  (未定稿)播但道、2月から降雪時の通行確保へ!!
01/22 (木)

yuki.gif 事務所で作業、来客対応。昼食は事務所隣の浜さきでカレーうどん。


麺とカレーが左右に別れて入っている感じのうどん


午後は陳情や要望をいただいている件で、現場確認等の対応が必要な案件で住民の皆さんのもとを訪ねる。常任委員会関係の案件だけでなくいろいろな話を伺う。途中から生憎の雨も。

夜、姫路キャッスルH。Rとともに合同で勉強会に出席。I市長の講演や懇親会など。姫路に赴任している大企業の支社・支店長クラスの人も多かった。大手銀行の人に聞けば、姫路の景気の落ち込みは大阪と比べてまだましなのだという。

夜も雨が降り続いていたが、気温が一定あり、雨は雪に変わらなかった。雪といえば、姫路・和田山を結んでいる播但連絡道について2月以降、以下のような冬季の降雪対策が実施される旨、県当局から説明があったので紹介しておきたい。簡単に言えば、降雪時に全面通行止めとなっていた区間でも冬用タイヤを装着している車は通行を可能することにしたものである(大規模降雪時は除く)。

[播但連絡道路の冬期交通確保対策について]
播但連絡道路では、積雪によりノーマルタイヤ車の通行が不可能な状態となった時点で通行止め(黒路面管理)を行っていましたが、積雪時でも冬用タイヤを装着している車に限り通行を可能とする(白路面管理)試行を朝来インター〜和田山ジャンクション間において本年2月より開始することとしました。

1.今回試行の概要
・区間:朝来インター〜和田山ジャンクション間
・時期:平成21年2月1日から実施
・概要:チェーンベース(チェーン着脱場)において、冬用タイヤチェック及びチェーン装着を実施。冬用タイヤ装着車のみ播但道の走行を可能とする方式。

※チェーンベース
 朝来サービスエリア、朝来インター、和田山ジャンクションの3カ所
※冬用タイヤ:スタッドレスタイヤ、スノータイヤ、チェーン装着車
※なお、朝来以南において長時間の通行止めが見込まれる場合は、朝来以南の除雪作業を優先させるため当該区間も通行止めを行い、朝来以南の除雪が完了した後に開始します

2.白路面管理の全体計画
今後は市川北ランプ近傍の視距改良等の安全対策を実施し、平成21 年12 月以降は市川ランプ以北まで白路面管理区間を拡大して試行を行い、問題がなければ平成22 年度から本格実施する予定です。

@白路面管理区間
市川北ランプ〜和田山ジャンクション間

Aチェーンベースの設定
本線:市川サービスエリア又は朝来サービスエリアを使用
入口:朝来インター、和田山ジャンクションでタイヤチェック

B白路面管理区間内のランプの開閉
入口:朝来インター、和田山ジャンクションのみ利用可能
出口:全て流出可能

播但連絡道路(朝来⇔和田山)冬用タイヤ装着指導(試行)のお知らせ[兵庫県道路公社]

  (未定稿)民主会派の県議団ニュース発送!!
01/23 (金)

acchi.gif 県議団ニュース1月号の発送作業。竹さん通信のほかに、議会ごとに本会議質問や委員会審査の概要、各議員の近況報告などをまとめたニュースを作成し発送している。昼食はOさんがある新聞紙上で推薦していた立町の神戸屋。


洋風とんかつ


県議団ニュースの発送完了(新たにご要望の向きは事務所またはメールにてご連絡ください。今後送付させて頂きます)。

  (未定稿)T姫路市議会議長パーティーなど!
01/24 (土)

kocchi.gif 播但線、山陽電鉄を乗り継いでや夢前川。広畑区は新日鉄広畑病院の近くの夢前会館。連合姫路の政策研修会。今回は兵庫11区の松本たけあき代議士、12区の山口つよし代議士、10区の岡田やすひろ予定候補を講師にそれぞれ今の国政について話すという趣旨。


兵庫11区の松本たけあき代議士は景気対策、公務員制度改革等について



12区の山口つよし代議士はアフガン問題について



10区の岡田やすひろ予定候補はオバマ大統領の就任演説を引き合いに日本政治との違いなどについて


終了後、姫路市議会の谷内さとし議長の就任祝賀会。


連合姫路のO議長による主催者代表挨拶


神崎郡選出のU県議、姫路市議会市民クラブの連合推薦議員の面々ら推薦議員を代表して私が祝辞を述べる。私が市議選前に谷内さんと会ってあることを言われたことのエピソード。その後、祝賀懇親会。

その後、U県議にイーグレひめじに送ってもらう。姫路早稲田倶楽部の新年総会並びに懇親会。Rに代理出席してもらっていたが何とか間に合う。総会では規約改正により今年から卒業後5年以内の新入会員の会費が無料になった。最近若手の参加率が芳しくないので私などが前から要望していた。姫路西高でもそうだがどこの学校の同窓会でも同じ傾向である。ドライといえばそれまでだが、寂しいではないか。ちなみに私より若い参加者はTくんを除き全員女性。これも凄いことである。


早稲田大学校歌「都の西北」


2次会は山電高架下の姫路食堂。慶応大出身の方が経営しているということで、最後に敬意を表して慶応義塾の応援歌「若き血」を全員で合唱。早稲田の「紺碧の空」も名曲だが、慶応の「若き血」もまた名曲である。

慶應義塾応援歌「若き血」(YouTube)
若き血に燃ゆる者 光輝みてる我等 希望の明星仰ぎて此処に 勝利に進む我が力 常に新し見よ 精鋭の集う処 烈日の意気高らかに 遮る雲なきを 慶應 慶應 陸の王者 慶應

  (未定稿)病院へ!!
01/26 (月)

box.gif 昨日より続く体調不良のため、朝の街頭演説を欠席。その後、なんとか持ち直し車で県庁。会派の議員団総会。会派規則の改正承認や他の重要案件の処理。昼食はロインの弁当。珍しくほとんど手付かず。

その後、県会警察常任委員会。県の第三次補正予算についての説明。交番・派出所等の一部前倒し発注について。質疑は正式提出・委員会付託後ということですぐさま散会。

その後、会派控室。県の第三次補正予算・緊急経済雇用対策についての説明並びに質疑応答。まず中小企業向けの信用保証枠の拡大や公共事業の前倒し発注、緊急雇用対策についてA企画財政局長からヒアリング。私からも数点確認。

今回の補正予算は、「国庫支出金や元利償還金に財源措置の講じられる『補助予算債』を財源とし、実質的な一般財源負担は、後年度も含めほとんど生じない」とされる一方、21年度本予算が執行されるまでの期間に契約・一部事業着手を可能にするために、一部に前払い可能な予算措置をして、残る事業は債務負担行為を設定し、来年度に財源等を示すこととしている。

県の一般財源負担がほとんど生じないということは、言い換えれば、県の独自施策も少ないということだが、それだけではなく、昨年9月に議決した「新行革プラン」で今後10年の公共事業費等の枠組みを議決していることもあり、県独自では事業の前倒し発注等の対策はとれるにしても、この「新行革プラン」を超える対策等はできないということである(新行革プランについては昨年までの状況でも収支不足解消には厳しい見方をしていたが、更に実現が厳しくなっている)。

来年度の事業を前倒し実施するため、額も多額ではないが、来年度の現実の歳入の見込みがはっきりしない中で、起債と債務負担行為(予算書に後年度負担額を明示すること)だけで事業を予算化していくという方法も本来好ましいものではないだろう。本県の場合、決算の剰余金もほとんどなく、国のように埋蔵金もないので財源としてとれる手が限られているということである。今回のように経済・雇用対策が必要な場合でも、弾力的な施策運営を難しくしている。財政が大切と言われる所以だ。

いずれにしろ今回の補正予算を見ると、新行革プランを議会で議決したことが効いているのではと思わせる。財政健全化(至上)主義か(必要な施策が打てない)フレキシビリティーがなくなっただけのかは今正直わからない。いずれにしろどこかで負の連鎖は断ち切らなければならないのだが、その時が100年に一度の経済危機などと言われている時であることは不運というべきか。終了後、F幹事長から本会議質問を考えてほしいとの依頼も。

その後、車で姫路へ。熱が出てきたのか汗をかいていることに気付く。胃から腸のあたりが少し痛いので念のため病院へ(この続きは27日へ)。

  (未定稿)初の入院・手術!
01/27 (火)

box.gif (1月26日の出来事−その2)
実は昨25日は朝から胃痛やそれによると見られる嘔吐が頻発したため、昨日のうちに内科の診察を受けていた。内科の医師の診断では急性胃炎ではないかというものだったが、変なものを食べたわけではないし、飲み過ぎたわけでもない…。こんなことがまた再発したらきついなと思いながら県庁に出勤していた。

ところが今朝は胃痛がなくなり、なぜかかわって主に下腹部(腸)の痛みがでて、訝しく思っていた。歩くときに特に痛いのでペンギンのように少しずつ歩いていたのだが、昨日の胃の痛みに比べると、今日は遥かにましであった。

ということで今日は病院に行くつもりもなかったが、昨日の薬が効いたのかとも思ったので、念のためもう少し薬をもらう目的と、胃炎ではないなら真の理由が知りたかった。待合室には10人ほど待っていた。19:15ごろ診察を受けた。熱は37.3℃。やはり微熱があったが風邪という感じではない。腸の触診で「痛いのは右側だけだし、盲腸(医学的には虫垂炎という)の可能性がある。だけど僕は外科の専門ではない。外科の診察はもう終わったから明日朝来るか、もし今晩どうしようもなく痛くなったら救急車を呼んで外科の当番病院に行って下さい」と。「胃が痛くなって嘔吐して、その後、盲腸ってあるんですか?」と聞いてみる。先生「よくあるよ」。

胃痛後の盲腸炎(以下、虫垂炎と記載)というのが事例としてよくあるという事実と救急車云々というのが気になった。私が幼い頃、父親が虫垂炎でマリア病院で手術をした記憶があり、私も同じぐらいの年齢になっていること。また、こんなことで救急車を呼ぶわけにはいかないということである。

そこで、今日の外科の当番病院に電話をかけて症状等を説明すると、来て下さいという。19:45病院に到着。救急夜間入口すぐの診察室に入り、先生の診察を受ける。やはり急性虫垂炎の可能性があるので検査をするという。その後、血液検査、CT、エコーの検査。エコーの検査で「アペです」と言われた。アペとは虫垂炎[appendicitis]の略称らしい。先生、21:15からの手術の用意を指示。もうすぐである。ここまであっという間の出来事だった。

その後、到着した家族に先生が説明し手術の同意書に署名。このまま放っておけば盲腸が腐って腹膜炎になって死んでしまう可能性があるという。なぜか江戸時代以前の人はどうだったんだろうと、こんなことが無性に気になった。

仕事復帰には最短でも1週間はかかるということなので、明日面談予定だったNさん、会派のF幹事長らに連絡していると術前の検査をはじめるということですぐにタイムアップ。その後、寝台に乗せられ手術室に向かった。

手術室の前では、若い方々、男2・女2の4名が手術用手袋をはめて待ち受けていた。実は私は手術はおろか入院したこともない。初めての手術であった。

  (未定稿)手術室はミスチル(Mr.Children )の音楽がかかっていた!
01/28 (水)

box.gif (1月26日の出来事−その3)
手術室は、なぜかミスチル(Mr.Children )の音楽がかかっていた。「先生の趣味ですか」と聞いてみる。いろいろありますねみたいな曖昧な助手の人の答えだった。その後聞こえなくなったが、事前に気持ちを落ち着かせるための音楽だったのだろうか。執刀医は2人だったが、一人は私より遥かに若そうであった。

手術台に寝て片側を向き、体をエビのように丸くするよう指示される。背中の脊髄に打つ下半身麻酔の注射が入りやすい姿勢という。少し痛いが、すぐに麻酔が効いてきた。下半身の感覚だけがなくなっていく。麻酔が効いているか効いていないかの境界部分のあたりの体をつねられ、麻酔の効果を確かめられていく。胸の下あたりまで麻酔は効いていた。その後、仰向けになり、点滴など他の準備も。下半身に力が入らず既に自分では体の向きを変えられなくなっていた。

自分のお腹が見えないように目の前に幕が引かれ、テレビで見るような、トンボの目のようなライトが数多くついている手術台のライトもつけられ、間もなく手術はスタートした。上半身の自由はあり、最初は意識もはっきりしていた。安定剤の注射のせいか、意識が少し朦朧となりかけたこともあったが、先生たちの会話はほぼ全て聞こえていた。火事の際に消防団が召集されるような警報音が術後も耳に残っているが、電気メスを作動させるときの音だったらしい。手術を直接見ることはできないものの、部屋のスチール棚のガラスには少し反射していたのでたまにそれを眺めたりしていた。途中から、みぞおちの前辺りに強くつねられるような痛みが出てきた。我慢できないものではなかったが、かなり強い痛みだった。

その後、先生から「全部取れたよ」という報告があり、22:30手術自体は1時間10分で終了した。予定より少し時間がかかったようだ。後ほど家族はある理由で手術が少し難航したと説明を受けたという。途中の強い痛みはそのためのものだったのだろう。手術台で五センチほどの赤黒い虫垂(盲腸)をみせてもらう。中は腐りかけていたという。いわゆる壊疽状態である。この壊疽が盲腸のみならず腹膜に達すると腹膜炎をおこし重くなるそうだ。外科手術の発達した今でも腹膜炎で亡くなる方がいるという。何でも我慢すればいいというものではなさそうだ。状態は4段階の3ぐらいの段階だったと当初より下方修正された。いずれにしろ、人生初の手術は終わった。診断から数時間、あっという間だった。

その後、手術台から運搬用ベッドに乗り換えさせてもらい、病室へ。手術後、困難症例として記録しておくよう若手医師に指示されていた。その後はあまりよく覚えていない…。

  (未定稿)痛み止めは筋肉注射!
01/29 (木)

box.gif (手術に関する出来事 その4−1月27日)
夜中に何度か見回りがあったようで何度目かの物音で一次的に目が覚めた。下半身の麻酔はまだ残っていた。とはいえ開腹手術した部分は既に麻酔の効きはなくなってきているようで、傷口を中心に相当な傷みである。術後の痛みには個人差があるようだが、我慢しずぎてもよくないという看護師さんの話なので鎮痛剤を注射してもらった。一般的な静脈注射でなく、腕への筋肉注射である。再び眠り、朝方、点滴以外の管がはずされた。6:30ごろ再び痛み、再度の筋肉注射。効いているのだろうが痛みはきついものがある。

7:00病院の起床時間。部屋に電灯がつく。全入院患者に対して行われる緑茶の配給が私にもあった。ベッドに「患者名 竹内英明 水分可」と張り紙がしてある。看護師さん曰く「もう飲んでもいいよ」。こんなに早く飲んでもいいのかと思った。

その後、R着。入院に必要なものをもってきてくれた。寝てばかりいても時間がもったいないと思い、新聞や雑誌の購入や読んでない本を持ってきてくれるよう頼む。以降、日刊新聞全紙、売店の週刊誌は退院まで読んだ。週刊誌まで全て目を通すのは、国会勤務時代以来。相変わらず見出しと内容が伴わないものや飛ばし記事も多いのだが、先行独自記事が後に警察により事件着手されるなど、週刊誌の面目躍如という記事も多い。

12:00初の食事。座るまでの姿勢の変化は痛いがなんとか座る。12:00初の食事。


五分粥、鳥すき焼き、温泉卵、白和え、バナナ


もうこれだけのものが食べられるのかと驚く。汗腺から汗が多く出る。点滴も併用しているがこれで最後。あとは日にち薬で治っていくという。

以降、毎朝に先生の回診があり、傷の状態こそ確認されたものの、内服薬の投与もなく、痛みも一日一日減り、元気になっていった。

  (未定稿)参院、院創設以来初の予算修正!!
01/30 (金)

puri.gif (入院中の記録、雑感その5)
去る26日には参議院で院開設以来初の予算の修正が行われた。修正の内容は定額給付金の支給に関する部分を削除したもので減額修正である。予算の修正については、憲法には規定がなく、国会法に本会議での修正動議(「予算組み替え動議」)について一部規定があるのみである。

昔から国会でも議論があり、憲法上予算の提出権は内閣にしかないことから、国会による修正を別の予算の提出と捉え、過去には憲法違反であると捉える説もあった。

衆議院においては、質疑終局後に「予算組み替え動議」を提出し、内閣に予算を撤回して出し直すことをを求めてきたのはこうしたことと無縁ではないだろう。しかし、今回は衆院において委員会審査の段階で参院と同じ内容の予算修正案を提出し、並行審議されていた。法律案の修正は国会の議論やめじれ状態の中で広く行われるようになったが、予算は全く修正されないというのは国会の権能の点からもおかしな話である。

しかし、両院協議会を翌日に延会させ、予算成立を後らせる国会内の戦術は、参院民主党らしいものであった。新聞各紙も予算議決の日程を見誤ったほどである。両院協議会の議長となったのは私が参院時代に国対委員長として仕えた北沢俊美参院議員。また脇を石井一、西岡武夫参院議員など大臣経験や議員歴20年超のベテランが固めていた。それに対して衆院側は予算委員会の委員長や理事らを中心に構成した与党のメンバーだが、正直役者が違っていた。1日だけの先送りに批判的な論調も見られたが、これは自分たちの調査不足と先進国の国会事例事例等を知らないだけである。また何よりこうした抵抗によって野党として得られるものがあるのだ。

アメリカやイギリスの議会でもよく見られるが、法や規則の範囲内で議事に対してフィリバスター(議事妨害)をしかけるのは議会内の戦術である。最初から多数決だけで国会内の審議時間や全ての物事が決められるまでの規則はない。審議時間も多数決で制限してしまえば審議が意味をなさないからである。

自分が少数になったときのことを考えなければならないとある議会経験者から言われたことがあるが、この言葉は今まであまり使われなかった。政権が選挙によって交代することが一般的で自らも野党になる可能性がある国ならこうしたセーフティーネットの価値もわかる。

いずれにしろ衆院の議決が国会の議決となったが、衆院の構成を変えなければこの国は変わらないということである。そのためには解散総選挙である。

  (未定稿)日にち薬!
01/31 (土)

puri.gif (入院中の記録、雑感その6)
手術の翌日から少しずつ歩けたし、ベッドで起き上がる時の傷口の痛みも、”日にち薬”という表現のように本当に一日一日よくなっいった。虫垂炎については傷口が膿んだりせずくっつけば完治ということだが、7センチぐらいの傷口で大きなホチキス針で6針と通常よりかなり大きくなったという先生の説明だった。

入院中はリハビリと気分転換とを兼ねて、外来の待合所や談話室も歩いた。何人かこちらが知っている人を見掛けたが声は掛けなかった。入院することは、県議会に報告したので議会や県関係者の方がお見舞いに来て下さったのだが、他には誰にも言わないようにしていた。しかし、途中、実家近所の方に後ろから声を掛けられてしまった。不覚だった。政治家がお見舞いとして有権者(親族を除く)に物やお金を贈ることは寄附にあたり公職選挙法で禁止されているのだが、逆に政治家が受け取ることは禁止されていない。もし冠婚葬祭のような相互扶助の関係や付き合いが片務的になればどうなるだろう。法云々より人として義理を欠くことになってしまう。また、このようなルールは一般的には全く知られておらず、ルールを完全に守っているといわれている有名な政治家は陰で批判されていた。そうしたことがないようにするには相当神経を使わなければならないのだが、実に難しい。

一方、事務所には陳情や相談は事務所に電話やメールで通常通りきていたようだ。対応できるものは対応したが無理なものは日にちをもらった。県議会の管内調査と補正予算のための臨時議会も1日ずつ欠席した。有権者の皆さんに対して大変申し訳ないことでお詫びしなければならない。本会議の補正予算に関する代表質問の原稿を事前にみせてもらったが、私が手術した日に提出した内容も一部使われていた。



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