Web版ひであき日記

2008年06月

  (未定稿)祭り屋台in姫路、有終の美!!
06/01 (日)

hare.gif 日曜の政治番組などを見る。サンデープロジェクトには自民党元幹事長の中川秀直氏も登場。与党内の実力者とされる人の中で、小泉・竹中路線を主張し続ける唯一といってもいい存在。その後、祭り屋台in姫路。5年目だが今年で最後らしい。


今日にあわせて新調したという上蒲田の屋台。漆を塗る前の白木の状態


その後、出店で商売をされている方々と昼食懇談。その後、イーグレひめじ。溝井千鶴子ガラスアート展を見学。父が元気なころは母も先生に教えていただいていた。


船引朋子さんの作品ステンドグラス「ランプ」


その後、船場御坊本徳寺。歴史と出会えるまちづくり船場城西の会主催の第5回船場御坊ミュージックフェスタ。ジャズ、ポップス、フォーク、ハワイアンフラの5組のミュージシャンが競演。エベレストのタンドリーチキンを食べつつ鑑賞。


歴史を感じさせるスケールに圧巻の船場御坊本徳寺。来週8日10時からはI知事が来られ、トークがある予定

  姫路市議会、議長選前日!!
06/02 (月)

puri.gif 山陽電車姫路駅前で朝の街頭演説。いわゆるクールビズ、ノー上着・ノーネクタイのエコスタイルスタート。県議会では7・8両月を本期間とし、6・9月を併用期間とするそうだ。5月の連休明けから上着の下は半袖シャツの暑がりの私にとっては非常に助かる。終了後、みゆき通りで遭遇のNさん宅を訪問。姫路城を眺めつつ企業経営等について懇談。その後、二階町のはまもと。Yさんの様子を伺う。途中、小学校の同級生Mさんから連絡。急いで事務所。諸連絡。昼食抜き。

その後、姫路キャッスルグランヴィリオホテル。西播磨市町長会・播磨地方拠点都市推進協議会主催の講演会。長野県小布施町の竃争齊s村酒造場代表取締役セーラ・マリ・カミングスさんによる「地域を変える小さな町の大きな挑戦〜信州小布施の町おこしを通して〜」と題する講演。セーラさんは関西外大に留学後、長野五輪にスタッフとしてかかわったことから、長野、小布施にかかわっていくことになったという。酒造桝一の「再構築」(Restructuringリストラクチャリングの略)やその過程の話。話の底流にあるのは、「変えようとするなら軋轢は覚悟しなければならない」というもの。私がこれまで聞いてきた中心市街地や商店街復興の話と基本的には同じ。行政とのかかわりでは、あまり例のない建築関係の許認可を求めて県へ自ら出向き直談判すると、その後、県から町に「変な人を寄こすな」との話が戻ってきたという話で会場内の行政関係者の笑いを誘っていた。非常にユニークな方である。播磨一円から県議も参加していた。

その後、M代議士事務所。その後、青山方面。その後、姫路駅前。その後、姫路市議会。少し混乱している様子。議長選挙とは直接関係ないようだが…。私の市議時代の所属会派市民クラブを訪問。明日の6月定例議会初日を前に、議会役員選挙の他会派折衝などが予定されている。久方振りに会派の相談役Y市議の話もたっぷり聞かせて頂く。夜、事務所へ戻り、電話等で諸連絡。遅くなったので、京口の長浜ラーメン。最近神戸の有名な豚骨系のラーメンを食べ比べているが、やはりここは秀逸。


玉子ラーメン


いろいろ考えるところあってすぐに寝付けず。そういえば今日は多くの方、懐かしい面々と久方振りに話す機会があった。悲しい話も多かったのだが、その中に私のHPについての指摘も。政治についての興味深い指摘や知人の登場についての御礼などもあった。一定のアクセス数があるのでご覧頂いていることはわかるのだが、やはり書いている本人としては、いい反響があれば更新のしがいがあるというものである。引き続き頑張りたい。

最近食べ物の写真を使っている。HP日記に食べ歩きの写真を入れることには批判もあり少し控えてきたのだが、固いことばかりでなく、写真を使えば構成バランスもよくなるので、このまま少し復活させることにしたい。

  (未定稿)残念!!
06/03 (火)

puri.gif 事務所。来客対応。商品の営業など。その後、作業。昼食は仁豊野の福よしで天ざるそば。いろいろ話す。

その後、陳情をいただいた道路補修箇所の現地視察。状況写真撮影。近くの知人宅も尋ねるが留守。残念。その後、事務所。陳情対応など。

その後、Fくん運転の車で野里のK。同級生のお通夜に参列。砥堀保育所を皮切りに幼小中と一緒だった。私の家の近くに住んでいた保育所時代は早生まれということもあり小柄で泣き虫だったが、成長するにつけだんだん強くたくましくなっていった。時につっぱることもあったがずっと心は優しかった。私が選挙に出るというとポスターの掲示場所を見つけてきてくれたり、家族で出陣式など各種イベントにも参加してくれた。収入がないだろうとご馳走してくれたこともあった。

小学校6年の時に仁豊野の庚申さんという祭りで相撲をとったことをよく覚えている。どちらが勝ったか忘れたが、いい勝負だった。運命は変えられないというが、悲しすぎる。ただ残念でならない。

  (未定稿)今度はいいことで会いたいな
06/04 (水)

acchi.gif 昨日の姫路市議会本会議で会派市民クラブの谷内さとし議長(当選5回)が誕生したことにより、新聞各紙に今栄進一副議長(創夢会・当選4回)とともに写真や抱負等が掲載されている。昨日の本会議では別件で動議等も出たようでいろいろあったようだが、市民クラブから議長が誕生したことはめでたい。

事務所。作業。その後、野里のK。昨日に続き告別式に参列。親族ではないが、最後の顔も見せていただき、棺も担がせてもらう。ふくよかでいい顔をしていた。式終了後、小・中の同級生らと話す。残された家族の皆さんのことを心配する。今度はいいことで会いたいなと言ってお別れ。

その後、姫路市の花の北サービスセンター。諸手続き。その後、事務所。その後、Rと西中島の博多ラーメン真実。その後、事務所で作業。夕刻、再度、姫路市の花の北サービスセンター。諸手続き。その後、事務所で調べ物。早めに閉める。

  (未定稿)県議会6月定例会スタート!!
06/05 (木)

ame.gif 車で県庁。阪神高速から一般道へ降りる出口で渋滞。6日までの摩耶・芦屋の工事通行止めの影響。運転中はABCラジオを聞くことが多いのだが、朝の「全力投球!! 妹尾和夫です」という番組で、妹尾さんが昨晩の厚生労働省の後期高齢者の保険料に関する実態調査の記者発表の模様について怒っておられる。高齢者の7割が保険料が下がるという趣旨の同省の発表だが、昨晩のテレビでの会見の模様と新聞での解説が異なっており、信用ならないということらしい。データの取り方やサンプリングの杜撰さなどは別としても、全体として保険料収入が下がるだけなら制度を導入する必要自体がないわけで、今後高齢者比率の上昇により保険料負担も相当上がっていくことは誰もがわかっているとおもうのだが。発表そのものが選挙前の世論対策というか不毛である。

しかし、会見の中でへらへらと笑っているように見えたことも痛烈に批判されていたが、私が参議院にいたころの国会担当の内閣参事官である。元気そうだが…。

会派の議員団総会。まず議会運営委員会の報告の後、議長選挙対応について協議決定。第一会派が議長、副議長は第二会派以降が担当するという方針で幹事団で対応するというもの。この方式は政党政治が行われている国会や県議会などの議会でとられている。議事運営の中で強力な権限を有する議長に中立性をもたせる必要もあることから、第二会派に議長権力の抑制的意味をもたせる意味で副議長を委ねるものである。もちろん第一党の権力集中に対する自制と任意により成り立っているものだが、議会制民主主義を担保する上では憲政の常道と言われることも多い。これまで兵庫県議会では採用されていない。県会に来てみると国会と地方議会の中間的な制度が多くあるのだが、残念ながらこれについては後者。質の問題である。いずれにしろ議長・副議長選挙は6月議会最終日にある。

その後、本会議。会派役員交替につき、次本会議から議席も交替予定。これまで最後列だったが、前から2列目になる。ちなみに議席は会派内地位、当選回数、年齢の順によって決まるのが一般的だが、くじ引きや経歴で決まるところもある。

開会日ということで、I知事の提案理由説明。尼崎市の中核市指定同意案件やふるさと寄附金制度スタートに伴う基金条例の新設などが予定されている。平成19年度の決算見込みとして昭和52年度以降最小の黒字幅となることも言及された。そういえば昨平成18年度決算もわずか7900万の黒字だった。一般会計規模を2兆円とすると黒字比率は0.004%。本県では単年度1200億円の収支不足があるが、決算では黒字となってそう発表される。黒字発表などというものは年度末の現金収支程度に考えておかなければならないということである。当日記でも昔から自治体の決算はつくるものであることは何度となく言及している。発表する側、報道する側も留意しなければ、誤解を生じさせるのは県民にとってもマイナスである。

本会議終了後、しげ松の弁当。隣で某県議が私に向って5kgダイエットに成功したとの話(苦笑)。議員になって太るようになってしまったのでダイエットをしたという。議員になって太ったという話はよく聞く。ダイエット成功の理由は、それまで「もったいない」と思って食べ物を残すということは絶対しなかったのだが、その観念を捨て、残したり手をつけないことにしたことだという。先日、別のある先輩議員と一緒だったのだが、食事を伴う会合が重なっているとのことで、美味しそうな食事でも一切手をつけなかった。全て片づけられ、捨てられていった(それでもその先輩は痩せていない)。こんなことがよくある。私の場合、食べ歩きぐらいしか趣味もないし、もったいないを否定することは育ち的にも非常につらいのでストレスもたまるのだが、負けていられない…。

その後、警察常任委員会の日程調整。学校、地域の交通関係の要望ほか担当者と打ち合わせ。その後、大雨の中、姫路へ。姫路市役所。福祉、子育て関係部局等を訪問。Yさんからいろいろ聞く。その後、市民課で諸手続き。最近は個人情報の厳格化から実の息子でも親の住民票をとることは簡単ではないらしい。本人が動けない方などは苦労も多いと思う。制度改革に陰日向あり。市民クラブで懇談。本会議質問の通告日らしく、質問取りがいたるところで行われている。

その後、神戸地方法務局姫路支部。Oさんからレクチャーを受ける。大変勉強になる。その後、雨もやみ事務所。事務作業。遅くまで。

  (未定稿)いろいろ!
06/06 (金)

kocchi.gif 事務所。来客対応、作業など。途中、サービスマンによるコピー機の修理。簡単に直らずハードディスクの交換にいたる。昼食は312号線沿いの文楽。山かけ卵そば。


ちなみに文楽チェーンの名物皿そば食べ放題の最高記録は182枚らしい


その後、Sさん宅。子育て、福祉、教育問題等いろいろ話す。その後、Kさん宅。相談ごとなどを受け、関係各所に連絡するなど対応。いろいろ伺う。いつになっても子供さんのことが心配。親とはそういうもの。私も同じように思われているのだろう。しかし、最後に私が太ったとの話が出て困惑(苦笑)。

その後、事務所。各種資料に目を通す。すると父の容態が少し悪いとの連絡があり病院へ。容態は落ち着いていたが、やはり肺の調子が悪いようだ。倒れた後も「たばこを吸っていたから、肺が真っ黒だ」とよく言っていたが、そんな軽口も言えない。母とも話すが、あとは先生にお願いするしかない。その後、ヤマトヤシキ向かいの十七八。22、23日両日のゆかたまつりについて懇談。開催期間、商店街への影響等についての話が出ていた。ここは生姜醤油をつけて食べる姫路おでんではなく、カラシで食べるあっさりおでん。一度しょうゆを出せとしつこく言うお客がいて困ったらしい。

  (未定稿)タクシーチケットの問題…
06/07 (土)

acchi.gif ここ何日か霞ヶ関のタクシーチケット問題がメディアを賑わせている。こんな問題があったとは、正直全く知らなかった…。財務省、特に主計局に多いらしい。昨年も主計局にいる先輩から直接聞いた話も他省庁と違うのは残業の多さという話だった。他の省庁でも官僚になっている友人からも時間外手当の予算が限られ、全額支給されないかわりに、朝遅く出勤したり、タクシーの利用が認められているという話を聞いたことがある。役所のソファーで寝るという話もあるほどである。仕事量と報酬が比例しないような厳しい状況は理解しているつもりだが、ビールの提供はまだしも現金や金品の受け取りは駄目だろう。タクシーの選定はチケットが使える会社という条件があるだけで、あとは使う人に任されている。小額だが随意契約である。そこから現金や金券を受け取るのだからキックバックと言われても仕方がない。

しかし、官房長官が野党の質問通告が遅く国会待機で残業するという話で反論していた。しかし、財務省主計局で残業している人はほとんど国会質問とは関係なく残業しているはず。この官房長官の話もいつも少しずれている。内閣支持率が戻らないのはこの官房長官の存在もかなり影響していると思う。国家公務員のこうした問題で地方でも類似のことがある場合もあるがこれはないだろう。タクシーチケットの支給は地方の場合、限定的だからである。昔は県議会や姫路市議会でも支給されていたようだが、随分前に廃止されたとのことである。

電車で神戸元町。民主党兵庫県連常任幹事会。衆院選の候補者擁立状況の報告や今後の取り組み、各委員会・イベントの報告など。鳩山由紀夫幹事長の兵庫入りについても確認。終了後、ラッセホール。青年局長のI県議、K西宮市議、K川西市議と政治スクールについて打ち合わせ。党本部とも調整。その後、阪急三宮西口の高架下2階にある信そば長野屋。わかりにくい場所また昼過ぎなのに行列。名物とされるカレーそば。具はほとんどない。唸。元町の日精もそうだが、神戸にはカレーそばというB級メニューで有名な店がある。


どろどろの和風カレーだしの下にそばが隠れている


帰路の途中、病院へ。父泣く。少し熱発。目の動きで言いたいことを探るも、なかなかわからない。酸素吸入、抗生剤の点滴なども続いている。その後、事務所。自宅。その後、播但線で姫路。Mさんの相談事をきく。相当な難題である。…。

  (未定稿)船場本徳寺にて知事さわやかトーク!!
06/08 (日)

acchi.gif 船場本徳寺。市内亀山には亀山本徳寺もあるが、江戸時代初期、本願寺が東西に分けられたときに、亀山本徳寺が西派に属したことから、東派も船場に本徳寺を別立したという。このとき以来、播磨の人々は前者を「亀山御坊」、後者を「船場御坊」と称しているそうだ。近年、両者とも朝市をはじめたり、文化振興の拠点ともなるなど活動が活発化している。

「歴史と出会えるまちづくり船場城西の会」とI知事のさわやかトークに出席。姫路のまちづくりや街並み、本徳寺の保存、日赤跡地等の問題について会のメンバーとI知事、I姫路市長が意見交換。内容は後日、サンテレビで放送されるらしい。

会場となったのは、本徳寺の中でも明治天皇姫路行在所となったこともある「金の間・銀の間」(通常非公開)。


船場御坊本徳寺「明治天皇姫路行在所」の碑



玉座のある「行在所 金の間」



「金の間」から「銀の間」を見る



「行在所 銀の間」。この銀の間が特に気に入りました。



金の間。左から中播磨県民局長、知事、姫路市長。手前は「歴史と出会えるまちづくり船場城西の会」の書記Nさん


I知事の最後の発言の中で出た「専門家中心の会の活動を一般の方々に拡げる取り組みが重要では」という発言に同感。終了後、境内で遭遇のM代議士事務所顧問のSさんから昔の本徳寺についていろいろ伺う。

昼食はマクドナルドでメガたまご。ドライブスルー、店内レジともに行列。私の同級生も忙しそうに働いている。そういえば私が中学生の頃、サンキューセット(390円)というものが発売され人気があったが、今日のメガたまごセットは690円。ハンバーガーの価格も上がっている。

その後、作業。テレビでは東京・秋葉原の通り魔殺人事件のニュースが続々と。恐ろしい話である。

その後、事務所経由、あるお寺で行われたM代議士の国政報告会へ。高校時代の恩師や妹の元上司、父の同僚の親御さんなどの姿も。私からも県政報告を少しさせていただく。ありがたいことである。住民の皆さんから医療費についての疑問や政権奪取についての取り組みについて質問がでるなど活発に行われた。

終了後、自宅への陳情に対応。

  (未定稿)季節は初夏!
06/09 (月)

kocchi.gif 山陽電車姫路駅前で朝の街頭演説。県議会について。衆院選が近づいてきているということだろうか、M代議士には新聞記者の取材も。その後、その新聞記者氏、後輩のKくんと二階町のはまもとコーヒー。意見交換など。お客さんに知人多し。昨日の国政報告会で質問された方もいて驚く。

その後、安田の姫路市役所。諸手続きの後、記者クラブを訪問。市議会の本会議質問中で何人かの方が答弁をメモしていた。その後、職員会館改め市役所北別館。お菓子の姫路城の見学者未だ多し。先日はマイクロバスで来られた観光客の方もいたほど。

その後、北条の神戸地方法務局姫路支局。書類精査など。その後、自宅、事務所。その後、青山方面。お寺や結納屋さん、靴下屋さんなど。各種御礼のほか、いろいろご意見拝聴。物価高の影響もあり景気は下向きという声も。その後、大手前通りのすし宗で昼食。


毎年食べているような記憶がある”あゆ寿し”


そういえば小学館ビッグコミックオリジナル「あんどーなつ」5日発売分に姫路菓子博のほか、大手前通り、播但線ホームの風景がでていた。この店も写っていた。主人公らは城崎に行ってしまったが…。いい宣伝であったと思う。

山陽商店街の偃路(えんじ)。その後、事務所。作業。その後、実家。

今日は、永田町にいる北海道出身の友人からアスパラガスが届く。スーパーで売っているものと比べかなり立派。早速夕飯の食卓へ。セブンイレブンにいた10年ほど前、北海道の紋別に新店の応援に行った際にオーナーさんの家でいただいたアスパラのバター炒めが極めて美味であったことを思い出す。

  (未定稿)県議会、代表質問の日!
06/10 (火)

acchi.gif 県庁。会派の議員団総会。議運報告、議案賛否、請願対応についてなど協議決定。その後、本会議。議席がかわって初日。前から2列目ということで知事の席が相当近く感じる。今日は代表質問の日。我が会派からは神崎郡選出の上野まさかず議員が登壇。行改に関連して過去の財政運営や実質公債費比率の目標設定のあり方等について知事の姿勢を質す。

昼休憩時に豊福の出前弁当。最近昼食時はダイエットの話ばかり聞こえる…。その後、議員団総会再開。議会役員選挙、地方議員身分制度について状況説明など。その後、午後の本会議。代表質問終了後、後期高齢者医療制度についての勉強会。講師は医療保険課のM課長。わかりやすい簡明な説明。私からは県の老人福祉医療の行革(前期高齢者留保分)との関連について質問(関連なし)。他の議員からもいろいろ質問等が出ていたが、この制度自体が全国画一的な制度。都道府県が独自に入り込む余地はないという。道州制となっても医療保険の分権は無理だろう。また、一部メディアでこの制度と同時につくられる広域連合議会(一部事務組合議会)が無駄だと取り上げられていた。広域連合が特別地方公共団体であり、そのチェック機関という意味での制度として法整備されていることは理解できるが、担当職員の配置や既存議会との並立、報酬等の支給等で重複や無駄となっている場合が多い。地方公共団体からの事務委託で行われている場合が多いのだから、議会への委嘱制度等を考えるのもいいと思う。いずれにしろ法改正が必要。

その後、同僚議員と懇談。その後、警察関係のヒアリング。その後、県営住宅関係の処理。責任者の方から実情を聞く。最近特に権利と義務の関係でバランスのとれない人が増えている。一般の公営住宅は県税を含む一般財源から公費を入れて運営されていることを忘れてはならない。正直者が馬鹿を見るような社会にしてはならない。その後、姫路の事務所。夜、住民の方からの陳情を聞くため訪問。話を聞くに簡単ではない。遅くまで。

姫路工業高校出身でドラフト1位で巨人に入団した真田裕貴投手が交換トレードで横浜にいくらしい。昨年は一軍当番がなかったということなので新天地で頑張ってほしい。

  (未定稿)ふるさと納税基金条例可決、尼崎市中核市昇格に同意!!
06/11 (水)

acchi.gif 播但線、神戸線で県庁。総務常任委員会。付託議案の審査。企画県民部関係のふるさと納税(自治体への寄附)制度導入に伴う基金条例の制定、尼崎市の中核市昇格同意案件など。私も何点か質問。10日現在、兵庫県に対する寄附額は4件4万円(うち県外の方1件1万円)というM総務課長の答弁。西宮市の甲子園周辺整備目的の寄附受け入れが全国的に報道されるなどの例を引き合いに出し、地方の市町村が有利になる一方、控除の関係で都市部の都府県では歳入減が多くなることが想定されるため、PRの方法に十分配慮するように要望。ちなみに県内自治体では宍粟市には1人で100万円、赤穂市では6件102万円などの寄附があったという。

また尼崎市の中核市昇格については、制度上536事務の移譲となるが、未実施の事業や保健所事務をはじめ既に市に移譲済みの事務を除くと実質88項目になる。事業費としては18.3億円増えることになるが、地方交付税の増額が態様補正を含め理論上は措置額が30億円の増となると試算。中核市昇格が財政上有利になるという市町振興課長の答弁も。事務移譲に伴い県の事務削減となることから人員削減を求める意見も出たが、移譲事務量全体でも職員1人未満(業務量ベース)で削減にはならないという答弁も。委員の反応は…。平成の大合併も含め、ここはしっかり検証しなければならないところ。全案件を可決。

その後、過疎地対策法制の延長請願・意見書、政務調査費請願の件など。私から会派の態度表明。委員会終了後、帝武陣の弁当。

その後、会派の政務調査会。兵庫労働局のH局長を講師とする雇用、派遣労働、女性雇用についての勉強会。私からは、大都市などでは市県国の三重行政となっている雇用行政の現状と地方分権改革推進委員会の職業斡旋事務の地方移管に関連して意見を聞く。

その後、姫路。みゆき通りを歩きイーグレひめじ。イオングループ若手リーダー研修会で政治の現場、道州制等について講演。終了後、亀井町の赤や。懇談会。

夕刻、参院に提出された総理の問責決議が可決されたとの連絡。今回の使い方で、他の決議と同じく政治的効果にとどまることが決まった。法的根拠がないことと、この決議と半ば一体である可決後の審議拒否が長い間とれないということが近年の世論調査等でもはっきりしてきたことがある。総理の問責決議を2回つくったことがあるのでいろいろ思いはあるが、長期の審議拒否と切り離して使ったことはよかったと思う。いずれにしろ衆院で過半数をとらなければ政権を変えられないということなのである。参院の問責もその手段に過ぎない。

  (未定稿)議長、副議長選挙に考える!
06/12 (木)

box.gif 事務所。播但線で姫路。車中でウグイス嬢をしてもらったNさんのお母さんと四方山話。Nさんは妹Mと同じ師匠を持つ書道家でもある。最近年頃のお子さんを持つ親御さんと話す機会も多いのだが、皆さん子供のことをいろいろ心配している様子。「言うと子供に嫌がられるから言わない」といいつつ、かわりに私に言う方も結構多い(笑)。姫路駅到着後、高架ホームで久方振りに姫路名物天ぷら駅そば。B級殿堂。


天ぷら駅そば


その後、神戸で乗換え元町。K県議、K2県議と遭遇し一緒に県庁。歩きながらいろいろ教えて頂く。その後、県庁。会派の議員団総会。議案の賛否等を含め本会議に向けての最終確認。その後、本会議。議案採決など。

昼休憩時に、県議団ニュース用の写真撮影。


昼食は県庁3号館地下食堂の弁当。本会議がある場合など控室の職員が弁当を注文してくれるのだが、毎回考えるのは大変だと思う。県議会民主党は全員で22名(上記写真参照)。うち女性が5人。30代から70代まで、男女、世代がまんべんなく在籍している(自民、公明は各45名、13名の全員男性、共産は5名中4名が女性)。私のように肉好きの人間もいるし、そうでない方もいる。おかずが肉ばかりの弁当では、大半を手つかずのまま残している人もいた。私にしても幕の内系の弁当が続けば、他のものを食べに行きたくなってしまう。そのあたりのバランスをうまく調整するのは大変である。

弁当代は全て自己負担なので自由であり、一緒に食べる義務もないのだが、県議会民主党は”一致結束 箱弁当”なのである(ちなみに一致結束箱弁当とは旧田中派から続く経世会の結束の強さをあらわした永田町の言葉)。

実は、私も参議院民主党の職員時代、それまで院の職員が行っていた弁当の選択に私が口出しするようになった(
自分の趣味である)。国会では昼食時に会派の定例の会議があるのだが、国会内の店は数が少なく、出前にしても国会に入る手続きが煩雑で、きまったところから取る場合が多いので、同じものを食べることが多かったのだが、私なりに新しい店や世間の評判も加味して新しい店を追加したのである。

「これはどこの弁当?」「今日の弁当はうまかった」などと結構多くの議員に評価してもらい、嬉しかったのをよく覚えている。一致結束箱弁当ではないが、国会内では食に関するここでは書けない裏話も多い。

国会の場合、国対の与野党折衝などで夜遅くなったり、緊迫した状況となる場合に、精をつけるという意味も込めて「うな重」の出前をとることがよくある。国会に入る手続きは煩雑だと上に書いたが、国会近くの有名うなぎ店には夜間でも手続きなしで国会に入れる通行証が貸与されているほどニーズがある。

そんな中、うなぎ嫌いの議員が当選してきた。初めて見たうなぎ嫌いである。うな重の場合、うなぎが食べられなければおかずがない。ということでその議員が出席する会議ではうなぎ注文は禁止となり、他の議員もうな重が食べられなくなった(笑)。

その方はその後くら替えされたが、現在もテレビでも見かけるなど議員として活躍中である。その方の出席する会議は今もうなぎ禁止だろう。

その後、本会議再開。正副議長選挙。議長は第一会派である自民党の釜谷県議に投票。副議長は我が会派民主党の岡やすえ県議に投票。結果は自民党が正副議長を独占。比較第一党に議長、第二会派以降が副議長という姿ができないのは残念だが、この議会では限界。

本会議終了後、議員団総会。F幹事長から各派代表者会で議員定数削減に向けた議会定数問題特別委員会の設置を求めたという。職員は3割カットが決っている。議員も少なくとも3割カットぐらいしないといけないだろう。

議員の定数削減をすることによって議員の質を上げる。極めて重要な課題だが、当然ながら自前では難しい。一票の格差や自らに有利な選挙区制を放置する勢力があるからだ。国の政策で道州制を導入し、現在の都道府県議の定数を思い切って3分の1程度に削減する策が妥当だ。市町村議会が合併で1議員あたりの有権者数をあげ、議員の質を一定あげた。都道府県議会も質をあげないと本当に税金の無駄と言われる。思い切った改革が必要だ。

その後、北野の六甲荘。県庁宍粟会の総会。T議員に声掛けいただき出席。挨拶もさせて頂く。山崎町鹿沢出身の母の同級生も何人か県職員だったのだが、今年の3月で定年を迎えている。しかし、いとこの幼なじみがいて驚く。私と子供の頃遊んだ可能性もあるという。宍粟市から市長はじめ幹部職員の参加もあった。雰囲気からしても仲がよさそうだ。その後、生田署近くの某。同僚議員と懇談。

  (未定稿)モンスターペアレント…
06/13 (金)

kocchi.gif 昨日の本会議で議長から新たな常任委員の指名があったため、正式に警察常任委員会委員の任期がスタート。早速某幹部に312号線の問題について話しておく。

事務所で書類作成、来客対応、作業など。昼食は312号線沿いのかな福砥堀店。新在家の兄弟店。山かけうどん。


かな福の山かけうどん


その後、十二所前の関西電力姫路支店。その後、事務所。教育関係の相談を受ける。最近モンスターペアレントの話題がよく取り上げられ、私も先日の予算委員会で取り上げたが、度を越している。

学級内や対担任のトラブルについて、担任の対応に埒があかないときに、「校長にいう」「教育委員会にいう」と保護者や生徒が言うとの話は聞いたことがある。私が子供のころから言う人もいた。しかし、それに加えて最近は「マスコミにいう」という話も聞くようになった。わが子の学校の不祥事が世に出てしまう可能性があるのだが、平気な時代である。一方、学校が不祥事を隠そうとした場合などは効果があることもあろう。いずれにしろ、いい悪いは別として、『第三者に伝える』という言葉は担任にはある種威圧の意味がある。

しかし、今回の話は、生徒本人が担任等の先生に対して「NPOに言うぞ」と反論するのだという。特定の団体ということだが、変な話である。相談者によれば、生徒や保護者から連絡を受けたというNPO団体が、保護者から委託を受けたとして保護者に代わって学校に直接コンタクトをとって、特定の事案の状況説明をするよう申し入れたりするという。生徒側の立場で教諭側の姿勢を糾弾することさえあるそうだ。内容は別として、問題はどこかの団体がバックについているといって先生のいうことに反論する輩がいるということ。そうした理不尽な主張に学校内が混乱していることで、他の生徒や他の保護者の方々が大変困惑しているということである。不祥事隠しなど第三者に助けを求めるべき事案ならいざしらず、親がNPOに親権を委託するかの如き行為ははじめて聞いたので大いに驚く。いずれにしろまじめに勉強しに学校へ通っている人たちが迷惑を被ることは許せない。学校側の毅然とした強い姿勢が必要だ。

その後、神戸。中国訪問団の結団式。

  (未定稿)岩手・宮城内陸地震!!
06/14 (土)

panda.gif テレビをつけると東北地方の地震を伝えるニュース速報。震度6強といえば阪神淡路大震災とかわらないレベル。大変なことになっている。岩手・宮城県境付近が震源地らしい。

その後もずっとテレビニュースを注視。市役所やビルの倒壊情報は少ないものの、ヘリコプターの中継映像では、大規模な土砂崩れや森林の崩落が見られる。死者も出ているようだ。自衛隊への災害出動要請の情報も。

  (未定稿)地震?
06/15 (日)

kocchi.gif フジテレビの報道2001。地震被害の続報。政府の中央防災会議・専門調査会の座長や地震防災対策強化地域判定会の会長をつとめた地震学の権威ともいわれる溝上恵東大名誉教授も出演して地震の原因などを解説していた。

この地域の大規模自地震が想定されていなかったことを黒岩キャスターが質問したところ、同教授は政府に壊滅的な打撃を与えない地域の地震は取り上げていないという趣旨の話をされていた。黒岩キャスターも驚いていたが、私も地震の想定にそうした前提要件があることは初めて聞いたので驚いた。

地震予知自体を眉唾という人もいるし、緊急地震速報が地震後に発せられるという仕組みも当たり前といえば当たり前だが多額の予算をつぎ込んでいるだけにしっかりやってほしい。兵庫県の被害も想定される東海・東南海地震の被害予測にしても出す団体や専門家によって全く違う数値もある。私のような素人は地震メカニズム等について何回聞いてもよくわからない。いつ起こってもおかしくないという意識を持ち、対応を考えておくことが大切だろう。

今日は少し体調不良。朝まで扇風機をつけっ放しにしておいたことが原因…。ニンニク丸揚げを食べて回復。

  (未定稿)水岡参議院議員、来姫!!
06/16 (月)

acchi.gif 定例の朝の街頭演説。ある方が私のところに来て言うには、地震の地にボランティアに行って今日はここにいないかと思った、と。私も土曜日に少し考えたのだが、今回はそうした結論にならなかった。その方は当時の私を知らないはずである。しかし、私についてそうしたイメージを持っておられるのであろう。そうした声を生で聞き、改めてホームページや様々な媒体で発言していることの責任の重さ、街頭演説で顔を合わせることの意義を感じた。勉強になった。

今日は兵庫県選出の水岡俊一参議院議員も参加。後期高齢者医療制度についてなど話された。姫路の方はよくビラをとって顔を見て話を聞いてくれるという。終了後、フェスタ2階の珈香王珈琲店。秘書の方も含め参議院の内輪話や県連運営について意見交換。


水岡俊一参議院議員


その後、事務所。地域の河川、道路、ごみ問題等についてH自治会長から話を伺う。市政についても意見交換。その後、作業。昼食は国道312号線沿いの久助。その昔、私の後輩Iくんの弟がアルバイトをしており、独身だった市議選のときよく通った。山かけうどん。この久助は手打ちうどんのほか「わらび餅」も有名。そういえば松浦亜弥さんがとんねるずの番組でまねき食品のわらび餅を好物として取り上げていたが、姫路出身の某アナウンサーは久助のわらび餅が好物と言っていた。持ち帰りも可能。姫路はわらび餅も美味しいようだ。


久助の山かけうどん



名物わらび餅


その後、事務所。作業。実家。北条の神戸地方法務局姫路支局。中学同級生のSくんと遭遇。その後、諸手続き。いろいろ教えて頂く。その後、事務所。某神戸市議にお世話になる。

その後、播但線で姫路。車中、従姉の子供やお友達の軍団と遭遇。その友人の一人から「お父さん?」と聞かれる。高校生の親に見られた(苦笑)。確かに私の同級生の中で一番大きいのが高校2年生だが…。複雑な気分でみゆき通り脇の膳家。少人数の政治懇談会。姫路には市政に対する思いが強い方が多い。いろいろ勉強させていただく。

  (未定稿)忙しい一日!
06/17 (火)

puri.gif 事務所。その後、北条の神戸地方法務局。諸手続き。その後、事務所。その後、総社本町の若獅子。焼きそば。郵便局、NTT、市の職員の皆さんで満席。日替わり定食(500円)を筆頭にメニューも豊富。この界隈のビジネスマンに大人気の店である。


若獅子の焼きそば


その後、事務所。警備関係者、自治会長さん、Yさん、Fくん、Y2さん・Sさんと来客続く。内容は様々。相談の電話などにも順次対応。ご近所のトラブルという難しい相談も。また、神戸の美味しい焼肉店を教えてほしいという相談も(苦笑)。夜、事務所関係者、妹Mと夕食懇談。

  (未定稿)初の警察常任委員会−ゆかたまつり対策も−
06/18 (水)

acchi.gif 県庁へ向かう途中、第二神明で運転中の友人Yくんの車を発見。いつも私や私の周辺の人を変なところで見つけて驚かせるが、今回は私が驚かせてあげた。

議会控室。県警本部交通企画課長のO警視からタンデム自転車の公道通行解禁についてのパブリックコメント結果や兵庫県道路交通法施行細則の改正する規則の制定についてヒアリング。タンデム自転車とは観光地などでみられる2人とか3人でこげる自転車。これまでも自動車専用道路の通行はよかったが(兵庫県では自動車専用道路はない)、今回2人乗りの公道規制を解除するということである。私も昔、旧大河内町の峰山高原で家族とタンデム自転車に乗った記憶がある。レジャーとしては楽しい乗り物だが、一般の公道を走ることに危険性はないのだろうか。長野、静岡、福井の3県では既に公道で解禁され、事故が増えたとの話は聞かないという。視覚障害者団体からの解禁要望も強かったようだが、規制がなくなれば自己責任ということになる。自動車側の論理、自転車側の論理が違うが、タンデム自転車の利用が「CO2削減など地球温暖化防止対策につながる」という施行細則改正理由には驚いた。環境対策ということだが、警察内部では異論があっただろうことは想像に難くない。

そういえば、最近、携帯メールをしながら自転車に乗っている高校生を本当によく見かける。器用というより相当危険である。今回の改正で自転車運転中の携帯電話利用禁止も実施される(ハンズフリー機器の使用で通話はOK)。これまでも違法かと思っていたが、これまでは違反ではなかったのだという。また、日頃から疑問に思っていた、歩道のない国道や県道で、左側通行の自動車に向って(向かって左からこちら向きに)走ってくる自転車が増えてきていることについて聞いてみた。夜に遭遇すると本当に危ない。やはりこれも違反であるということだ。先日も近くで事故があったばかり。何よりも安全が大切。今回の改正では、車内で大音量を流したり、ヘッドフォンをつけてクラクション等が聞こえない状態で自動車を運転することもあわせて禁止される。ちなみにいずれも議会の議決事項ではない。7月1日施行予定。過日行われた姫路市神屋町のぐるぐる族(暴走族)の取締についても話す。


その後、県議会警察常任委員会の閉会中調査。委員指名後初の委員会ということで、委員自己紹介、O県警本部長以下各部長による事務概要の説明など2時間弱。その後、特定のテーマである「組織犯罪対策推進」について説明並びに質疑応答。暴力団に対する警察の取り組みや企業との関係、総会屋対策等について質問がなされた。その後、22、23日に開催予定の姫路ゆかた祭りの警備について私から質問。過日の予算特別委員会でも取り上げ、O警察本部長から「早い段階から県警察本部に対策本部を設置し、非行集団の取り締まりなどさまざまな事前対策を講じているところであるが、あわせて私が現場に行くことにより、現場で指揮監督に当たっている警察署長ら幹部に一層緊張感を持たせるとともに、第一線の警察官の士気を鼓舞することにつながり、また警備に当たるボランティアの方々へ感謝の意をあらわす点からも、ぜひとも視察をさせていただきたいと考えている 」という答弁もあった。今回の警備体制は1日900名体制であること、特攻服を着た徒歩暴走族が逮捕可能となった姫路市の新条例のもとで、中止命令や逮捕を想定した訓練を姫路市役所で市職員と合同で行ったことなどがM生活安全部長から答弁された。国際観光都市を標榜する姫路市。その代表的な祭りであるゆかたまつりが一部の人間によって混乱することは避けなければならない。本部長も相当な関心をもっていることは今日の顔を見てもわかる。今年の取り組みが正常化に向けて極めて重要。徹底した取締りを強く要望しておく。

その後、山神山人大倉山店。ラーメン。白濁の豚・鶏スープに極細麺。どこか上品な味。店内に女性客が多いのも頷ける。


山神山人のラーメン(煮卵入り)


その後、姫路。事務所。来客対応。その後、「週刊現代」を読む。私は電車などで週刊誌をよく読んでいるのだが、今週号は秋葉原通り魔事件の容疑者の実弟の手記を公開。この手記は私にとっては久々にショッキングな内容だった。親の家庭のしつけ、遺伝、派遣労働のことなど、考えさせられた。新聞やテレビというマスメディアが伝える取調官を通した容疑者の供述段階の話はどこも同じ。テレビや新聞はその力が強すぎ、自主規制によって情報を伝えないこともある。週刊誌が訴えられたり、過激な見出しや一方的な中刷り広告など問題視されることも多いが、社会に役立っていることは多い。私たちはそれはそれとして違う視点や方法でものを見ていくことを意識しておかないとと改めて思う。リニューアルで部数を落としたと聞いて心配していたが、面目躍如といったところだろう。


その後、播但線で姫路。姫路キャッスルホテル。勉強会。歯周病と糖尿病と題する歯科のB先生の講演を拝聴。その後、夕食懇談。

その後、講師のほか、夢前町、安富町選出の市議の皆さんらと市政について意見交換。編入合併された地域の方の思い、考え、勉強させてもらう。途中ある学校出身者の集団と遭遇。なぜか会うところがいつも同じようなところなのだが…。

そういえば、兵庫県議会のHP、クイズ兵庫県議会の締切は明日19日。簡単な質問で回答者もそんなに多くないようで穴場らしい。
クイズ兵庫県議会

  (未定稿)播但線・姫新線の高架切り替えに向けて
06/19 (木)

kouji.gif 事務所で陳情対応、作業。その後、姫路キャッスルグランヴィリオH。昼食後、播磨政経懇話会。講師は評論家の佐高信さん。敬愛した故城山三郎さんの「勲章拒否」「護憲」の姿勢や元神戸新聞記者で評論家の内橋克人さん、滋賀県の嘉田知事、社民党を高く評価する一方、長谷川慶太郎、堺屋太一、竹中平蔵、中曽根康弘、小泉純一郎、創価学会、木村剛、日銀の福井前総裁らを時にユーモアも交えながら徹底してこき下ろす。彼の主張はあまり好きではないが、彼のような存在が最近確実に減っているような気がするのは少し心配である。バランスも大切。


講演慣れしている佐高信さん。会場内の笑いを誘っていた


終了後、姫路市議会。市民クラブ出身のT議長をはじめ他の議員と姫路駅の整備、幼稚園問題等について懇談。その後、職員某氏も合流して四方山話。そういえば、播但線・姫新線の高架については、私も播但線の車内から工事風景を見ているが、次第に進んできている。高架は県の所管部分。年内の高架切り替えに向けて努力を続けているようだ。高架と同時にジュンク堂などが入る高架下商業施設(中央コンコースと西側自由通路に挟まれた部分。ちなみにジュンク堂は2階にあたる新幹線高架下の約1400uで展開)がオープンする予定(施設のオープンは12月の報道。下記リンク。直近の話では高架切り替えと商業施設が同時オープンと言われている)。いずれにしろ高架切り替え日の発表はもう少し先らしい。

開業12月に前倒し JR姫路駅高架下商業施設(神戸新聞2008-03-20) リンク下の「駅ビル」のページには商業施設の概要をUPしています

その後、神戸地方法務局姫路支局。1つの手続き完了。教えて頂いた方に御礼。その後、飾磨区阿成周辺。市川流域周辺の方からの陳情を受け現場へ。その後、父のいる病院。相変わらずよく泣く。その後、事務所。作業。その後、Kさん夫妻と夕食懇談。仲睦まじい自然体の2人。一度も喧嘩をしたことがないという。最近私の周辺では結婚の話題が多いのだが、今朝は逆の話も聞いてショックを受けていた。喧嘩なく、健康で幸せでいることが一番。

  (未定稿)雨!
06/20 (金)

ame.gif 事務所。午前中は雨のため来客もなし。たまっている書類に目を通す。県議になって各種案内や郵送物が何倍にも増えた。昼食は元塩町のとんかつふなこし。久方振りだが変わらぬあっさりした上品な味。脂が苦手な方でも大丈夫。隣のテーブルには姫路出身のロックバンドのメンバー某氏の姿も。


とんかつふなこしのひれかつ


その後も終日事務所。夜、姫路出身のMさんを囲む会。懇談。Mさんも元気そうで何より。福田総理の消費税率上げ意向が報道されているが、消費税の逆進性問題や益税問題などを強く批判していた。

  (未定稿)鳩山幹事長、加古川へ! WくんNさん結婚式!!
06/21 (土)

panda.gif 母校砥堀小学校。校長室で自治会、各種団体役員、学校関係者の皆さんと懇談。皆さん学校問題には関心が高い。その後、音楽会に出席。保護者の中には私の同級生もちらほら。


全学年が合唱、鍵盤ハーモニカ・リコーダー奏、合奏などを熱演


その後、播但線で姫路。新快速で加古川。平木ひろみ、藤原ともこ神戸市議と合流。その後、東京から来加の鳩山由紀夫民主党幹事長、党役員室のIくんら一行を迎え、衆院兵庫10区の予定候補 岡田やすひろ総支部代表(32)らと合流。加古川総合文化センターで予定されている講演会前に鳩山幹事長、岡田代表を先頭に駅前商店街を練り歩く。後輩でもあるIくんがかなり太っていたので指摘すると、ストレス太りと言い訳をいっていた(笑)。


鳩山幹事長と岡田衆院予定候補



親子連れに気さくに話しかける鳩山幹事長と岡田代表。鳩山さんは商店街や街頭を歩き、直接住民の皆さんと話したりすることが大好きな政治家(こうした行動が苦手な政治家もいます)


その後、電車を乗り継ぎJR住吉。そこから御影方面へタクシーで蘇州園へ向かう。運転手さん曰く「あそこは料理が美味しいらしい」。大豪邸が立ち並ぶ山の手の高級住宅街の中にある「蘇州園」。昭和初期に日本生命の社長が避暑地の別宅として創建したらしい。広い敷地内に、緑豊かな庭園と3階建ての和風建築の建物。普段はレストランとして営業しているそうだ。朝日新聞のWくんと元成田珈琲のNさんの結婚式、同披露宴に出席。Wくんは奈良県で文化財の担当記者をしており署名記事も多い。Nさんは私の父がよく行っていた店の常連客であり、私とは共通の友人がいる。仕事ができる才色兼備の人。出会いの機会をつくったのは私だが、それからは水面下で愛を育んでいたということが、その後の調べで判明した(笑)。


新緑が深みをます庭の中で結婚式前に写真撮影。Wくんは緊張している表情



披露宴では僭越ながら私が2人のキューピット役ということで乾杯の発声


Wくんの勤務先からは大阪本社の生活文化部長、Nさんの元勤務先からは社長がそれぞれ来賓を代表して素晴らしい挨拶をされていた。Wくんのお友達からはめちゃくちゃ羨ましいという嫉妬にも似た声が…。Nさんのお友達からは本当に綺麗という感嘆にも似た声が飛んでいた。


同じ蘇州園で行われた二次会。Wくんの緊張もほぐれている。


つい先日犬をかうことの楽しみについて私やRがアドバイスしたのだが、トイプードルを既に買ったのだという。神戸のコーナンで買ったというからうちの雪之介と同じ(笑)。かわいらしい写真も見せてくれた。2人の末永い幸せを祈りたい。

  (未定稿)ゆかたまつり初日−まつり後の混乱は大きく改善!!
06/22 (日)

acchi.gif 朝方から降雨のため心配していたが、夕方になって雨も止んで無事開催。今年もゆかたまつり後の徒歩暴走族や期待族による騒乱回避のため、多大な警備が必要となることから2日間の短縮開催となっている。


城南公園で行われていた婦人会の皆さんによる踊り



西日本一と言われる約800の露店が並ぶ(長壁神社前からヤマトヤシキ方面を望む)


長壁神社にお参り後、森重でうなぎの蒲焼、新北京の臨時露店で新名物のれんこんシューマイなどを食べ腹ごしらえ。


夏ばて予防にうなぎの肝


雨のため、例年に比べ人出が少ないが、浴衣姿の若者や家族連れらが縁日の風情を楽しんでいる。何人か知人らと遭遇。皆さん楽しそうである。その後、21時半でまつりは終了。露店のみならず、駅前周辺のコンビニ全店が混乱に備えて営業を自粛。


21時半以降の営業を自粛する十二所線沿いのローソン


駅周辺で徒歩暴走族と期待族に注意して様子を伺う。極一部の混乱があったものの、特攻服を着て警察官にタックルするような以前の騒乱は起こらなかった。市条例と警察や職員、ボランティアの方のこれまでの取り組みが効果を上げたものだと思う。


24時半ごろのみゆき通り入口。県市職員で1000人を超える人員を投入して警備に当たっている。極一部の不心得のために一体どれほどの税金を投入していることになっているか


混乱を予想して取材にこられていた東京のテレビ局のワイドショーのテレビクルーの皆さんなどは道路にへたりこんでいた。昨年も騒乱がワイドショーで取り上げられ、ゆかたまつりのみならず、姫路の国際観光都市のイメージも損なったことから考えれば、大きな進歩である。明日はあいにく不在のため、現場に来ることはできないが、騒乱が起こらないことを祈る。

  (未定稿)中国・北京入り初日!!
06/23 (月)

ame.gif 姫路駅前の神姫バスターミナル。5時20分発の神姫バスで関西空港。同志と合流。関西空港から中国は北京首都国際空港。民主党職員時代以来の外国訪問である。外国を見て様々なことを吸収したり、学んだりすることが重要であることはわかっているつもり。特に中国のプレゼンスが世界で日々高まっている中で、同級生の神戸の弁護士が今年から中国に留学する話などもあり、自分の目でも一度中国を見なければならないとずっと思っていた。新婚旅行にもいっていないので引け目もあるが今回先輩の誘いが背中を押してくれた。


北京首都国際空港



新しくきれいな空港第3ターミナルビル


第3ターミナルは今年2月に供用開始されたばかり。現在世界最大という。各ターミナルは自動運転による列車で結ばれている。

入国審査を終え、中国人の現地ガイドの方と合流。高速道路で北京市内へ。8月のオリンピックを前に街中のいたるところで道路やビルの整備工事中。国家施設や主要道路では緑化も進められている。大型のビルでは重機を使っているものの、道路工事や公園の整備はほとんど人海戦術である。オリンピックを前にトラックの市内通行が禁止されているという。天気は曇りというよりどんより。オリンピックのマラソンに関連して北京の空気の汚れがいわれているが、想像以上に汚れている。


「緑化車」の文字が入ったトラック。荷台に10人以上載せて高速道路を100キロで走っている。驚く。


荷台に乗っているのは農村出身の臨時労働者「農民工」(民工)と呼ばれる人々。戸籍のない農民工やその子供たちの都市での生活や格差が報道で取り上げられているのを見たことがある。中国労働・社会保障部が昨年2月に全国40都市で働く農民工の労働状況について行った調査によれば、1人当たりの平均月収は1020元(約15300円。1元15円で計算)という。日給600円ほどである。北京の物価は日本より安いとはいえ七掛けから半値程度。農民工という極めて安価な労働力が中国都市部の経済発展を支えている。

K飯店にチェックイン後、円を元に両替。クレジットカードが普及しているといっても現金しか使えないところが大半。その後、先輩、中国人Lさんと合流。Lさんは昨年東京の新丸ビルに行ったこともあるという。まず天安門広場などの中心部へ案内してもらう。


天安門広場。警備にあたる警察や武装警察の姿も多く、呼び止められ荷物チェックを受けている人の姿も。



天安門広場南にある「毛主席紀念堂」。毛沢東の遺体をみることができる。月曜休館。無料



写真中央は日本の国会にあたる「人民大会堂(全国人民代表大会議事堂)」。左の塔は「人民英雄紀念碑」



天安門


その後、天安門を通って紫禁城方面へ。ここで雷雨襲来。即座に傘を売る人たちがどこからとなく何人も出現。どこかで待機していたのだろう。1本10元(150円)の折りたたみ傘を売り始める。さすが商魂たくましい。私も購入。傘をさしてもびしょ濡れとなるほどの大雨で多くの中国人が雨宿りをしているが、時間もないので先へ進む。とLさんが転倒。基本的に地面は石畳か煉瓦のようなつくりであり、よく滑るのである。


紫禁城の正面(南)の門である午門。この中が紫禁城(故宮)。ここから入場料60元(900円)がかかる。60元という価格設定は中国の地方から来た観光客にとっては相当高く感じる金額という(上の農民江の日給より高い)。1400年代の明の北京遷都から1912年の清滅亡まで宮殿として使われた。最後の皇帝 溥儀は退位後もここに住んでいた。映画ラストエンペラーは実際にここで撮影された。



太和門



太和門の皇帝専用の通路。かつてはここを通ることができていたそうだ。この太和門を抜け、三大殿(太和殿・中和殿・保和殿)へ。



保和殿。写真の額は全盛期の清の乾隆帝 揮毫の書「皇建有極」。古代中国の伝説上の国 夏の禹王が天帝から授けられたという天地の大法「洪範九疇」に「五、皇極。皇建其有極」とある(書経)。政治を行なうためには、皇(天子)がまず人のとるべき至極の道を確立せよの意(最高の道理[敬や義]を自ら率先垂範せよ。中国のHPを見ると「人君建立天下的最高準則」のように訳している。日本人のHPをみると別の意味で解説しているものが多い)。この「皇極」は古代中国の元号や日本の天皇の名称としても使われている。


そのまま三大殿の後ろに控える乾清宮などの皇帝の住居部分に入る。


「乾清宮」内の玉座。この乾清宮では執務も行われていた。写真の額は清の順治帝の書(とされる)「正大光明」。清朝の後継者は長男優先ではなく、雍正帝の時代からは死後の後継争いを起こさないために、太子密建とという方式(皇帝の生前の後継者争いをさせないため、この「正大光明」の額の裏に後継者を書いた紙を置いてその氏名を公表せず、皇帝の死後、衆人立会いの下にこれを開き後継者を公表すること)。大変有名な額である



紫禁城の裏門(北門)にあたる神武門。皇帝は南を向かなければならないという言い伝えから、北が裏門となるという



神武門周辺にある青銅獅子



故宮博物院電子マップ。行く箇所により自動で各施設の説明が流れる。日本語バージョンもあり、デポジットを含め110元を払うと借りることができる。出口で返すと100元を返してもらえる。つまり10元である


10年前に台湾・台北の故宮博物院に行ったことがある。ここ北京の故宮博物院が建築物の展示が中心であるのに対し、台北は所蔵品の展示が中心だった。故宮にあった清代の至宝については台湾に逃れた国民党政府が確保し続けたということだろう。

故宮を後にするころ、豪雨がやんだ。ただ、やんでもモヤは晴れなかった。中国では人工的に雨を降らすということもやるそうだが、雨が降っても空気の汚れはほとんど変わらない。マラソンだけでなく、短距離のスポーツにも影響があるのではないだろうか。


その後、日本人向けのガイドブックに”北京の下北沢”と言われているとある「南羅鼓巷」へ。欧米の観光客を多く見かける。旧城内の街並みである胡同(フートン)と呼ばれる路地裏の通りに、カフェや雑貨店などが並んでいる。下北沢と原宿の半々ぐらいの気もするが、なかなかいいネーミングだ。


南羅鼓巷の風景



南羅鼓巷の中の「東堂咖啡美食」に入ってみる(日本ではコーヒーを「珈琲」書くが、中国では「咖啡」(口へん)であった。英語ではBEIJING DOWNTOWN BACKPACKERS CAFEと書かれていた)。喫茶店である。飲物は1杯2〜300円ほど。



南羅鼓巷を帰宅途中の小学生たち。現在も工事中の箇所が多く、灰色の煉瓦がいたるところに積み上げられていた。1本路地を入れば本当の下町である。


夜、北京に進出している日本人経営者のHさん(福岡県出身)を迎え、夕食懇談。脱サラして北京師範大学に留学、ゼロから商売を始めたという。本を読んでもわからない中国の社会の現実や人間模様などを教えてもらう。聞けば私より3歳も若い。今度日本の某テレビでも取り上げられるそうだ。

  (未定稿)北京2日目、盧溝橋へ!!
06/24 (火)

kumori.gif ホテルのレストランで朝食。レストラン入口で喫煙、禁煙を聞かれる。中国のレストランでは分煙が主流のようだ。ただ昨日の夕飯のレストランのように当局の指導で全面禁煙となっている店もある(オリンピック終了までだろうと言われている)。

中国のホテルも朝食はビュッフェスタイル(バイキング)が一般的。日系ホテルであり、和洋中が揃っており、納豆まであった。せっかくだから朝から炒飯を食べようとするが、きゅうりが入っている。実は他にも多くの料理にきゅうりが使われており困った…。

その後、北京五輪のメインスタジアム「北京国家体育場」、通称”鳥の巣”へ。


北京五輪のメインスタジアム、鳥の巣こと北京国家体育場


フェンスが張られ、会場に近づくことはできない。開会式に出演するための練習であろうか、同じユニホームの女子学生らが多数のバスで来ていた。そういえば、北京では茶髪の女性は見かけるものの、渋谷に代表されるような奇抜な化粧の人や鼻や唇などにピアスをしているような人は全く見かけない。

その後、高速道路で1時間ほど、北京市街から北に約60km行ったところにある万里の長城(八達嶺長城・入場45元)へ。最高地点まで行くべく自動車で最上部まで行く。そこからケーブルカー(60元)に乗り換え最上部付近へ。ケーブルカー中国の人の多くは下から登っていた。


ケーブルカー。ロープウェーのことを中国ではケーブルカーというらしい。怖がったり、気分が悪くなっている人もいた



八達嶺長城の光景



相当な急傾斜の箇所もあり、少し歩いただけで息が切れた



北京から少し離れた万里の長城でも、相当なもやがかかってた。北京はもともと内陸部特有のもやがかかっているような天候とのことだが…


その後、万里の長城を離れ、郊外の農村部を通り、明の十三陵、定陵へ。途中、桃園がいくつかあり、道路脇の露店で桃を売っている。どうしても中国の桃が食べたい人がいて購入(笑)。そういえば、中国で桃といえば三国志、劉備・関羽・張飛の「桃園の誓い」を思い出すが、観光地で私が日本人とわかると三国志グッズを売ろうとする人もいた。日本人は三国志好きとして知られているらしい。


露店で桃を買う



世界文化遺産「明の十三陵」の一つ”定陵”(入場60元)


明の十三陵とは、明の第3代皇帝から第17代皇帝のうちの13人の皇帝の墓。その中でも長陵と定陵が有名らしい。定陵は14代皇帝神宗「万暦帝」の墓で、地下宮殿が公開されている。万暦帝は豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して、朝鮮に援軍を送った皇帝ということだ。残念ながら文化大革命の時に旧文化破棄を掲げる紅衛兵らにより墳墓が暴かれ、焼却されてしまったという話も。明の十三陵は中国の人には馴染みが深いようだが、全く知らなかった。

定陵餐丁で昼食。その後、盧溝橋(入場20元)へ。今回、万里の長城も見たかったが、盧溝橋の方がより見てみたかった。


清の乾隆帝の揮毫とされる”盧溝暁月”の碑。盧溝橋の空に浮かぶ暁の月は、その美しさから金の燕京八景(燕京とは北京の旧称)に数えられたという。あのマルコ・ポーロの『東方見聞録』の中でも触れられており、世界でもまれに見る美しい橋と紹介されている


北京から西南15キロほどの郊外にある盧溝橋だが、1937年7月7日、日中全面戦争のきっかけとなった「盧溝橋事件」がおこった現場でもある。中国では"七七事變"とも呼んでいるそうだ。


盧溝橋を渡る



盧溝橋の中ほどから日中両軍がいた両岸を眺める



宛平城。日本軍が盧溝橋を渡り、最初に占領したのがこの城という


宛平城の門をくぐり、城内へ。住民の井戸端会議の行われている昔の中国の風景の通りを5分ほど歩くと「中国人民抗日戦争紀念館」が見える。そういえば小泉総理も2001年10月にここに来たらしい。


中国人民抗日戦争紀念館は毛主席紀念堂と同じく入場無料だが人はまばら。日本語を話せる係員もいた



紀念館入口のモニュメント



中華人民共和国の建国につくしたとされる左上の毛沢東をはじめ当時の中国共産党幹部の写真。下段左から2人目がなんと林彪。毛沢東暗殺というクーデターを企て失敗した元党幹部である。いつのまにか名誉回復されているようだ



日中戦争初期、中国国民党政府のもとで地下潜伏中の共産党幹部(上記写真メンバー)らが地下会議を行っていた部屋(再現)



周恩来の国共合作宣言の草稿の写し。国民党政府の蒋介石と中国共産党代表の周恩来が会談し、国民党と共産党の国共合作が成立。抗日統一戦線のために双方の軍隊を国軍とし、共産党軍は「国民革命第18集団軍(八路軍)」「国民革命新編第4軍」(新四軍)となった。



ケ小平(中央)の軍人時代を描いた図。八路軍の指導者として対日抗戦のほか、その後の国共内戦でも軍人として活躍。内戦の中の三大戦役の一つ「淮海戦役」では、国民党軍数十万人を壊滅させたとされる



「日軍暴行 惨絶人寰」(日本軍の残虐行為、悲惨さ極めるの意)ではじまる日本批判の展示。日本でも話題にのぼることが多い展示である。南京大虐殺、百人斬り、従軍慰安婦、遺体写真など、日本に憎しみを覚える展示である。レンタルの日本語音声解説機械もあるが、日本軍が子供を殺して肝臓を食べたという解説も。私は靖国神社の軍事博物館「遊就館」にも行ったことがある。様々な立場から歴史を見ることが大事。



中国とともに戦った国の国旗。中国国旗に並んで台湾の旗も掲示されている


その後、抗日戦争紀念館の感想を述べ合いながら北京市内へ戻る。


北京市内には日系のイトーヨーカドー(写真)も進出。北京でも反日デモの際は日系店に対する投石もあったという。そういえばアメリカ系資本のスターバックス、マクドナルド、ケンタッキー、サブウェーは日系以上に街中のいたるところにあった。中国では欧米人が行くような店が流行っているそうだ。


その後、北京現代アートのアトリエが集中している芸術村「798芸術区」へ。現代アートの芸術家が古い国営工場倉庫群を改装し、アトリエを開いていったことが始まりとのこと。アメリカのオークションでも相当な高値をつける作品も出ているという。


現代アート作品



現代アートのカフェ。ここで少し休憩。



芸術村の煉瓦積みアトリエ。そういえばこのアトリエだけでなく平屋の建築物は基本的に煉瓦積みの建物である。万里の長城も煉瓦積み。四川大地震の被害を見ても煉瓦積みの建物は地震に弱いはずだが、長城は何千年も崩壊していない。北京周辺は大きな地震がなかったということだろうか。



その後、俏江南。北京で若者に人気の四川料理店という。神戸在住の中国人の方が日本にない川魚の四川料理「水煮魚」を薦めていてくれていたので注文してみる。中国人のLさんは好物らしく美味しそうに何度もおかわりしていたが、日本人は私を含めあまり箸をつけない。有名な四川料理らしいがこのメニューが日本の四川料理にない理由がわかった。日本人の好みではないからであろう。普段新鮮な海魚の刺身を食べている日本人は相当魚にうるさいということではないだろうか。酢豚やホイコーローなど豚肉を使った料理が美味だった。この店には烏龍茶がメニューになかったので驚く。サントリーのウーロン茶はコンビニでペットボトルで売られるようになっているものの、レストランではメジャーではないらしい。台湾とは違う。その後、屋台街を見物に行く。


屋台の規格にはじまり、店員の服装まで全員同じでほとんど同じものを売っている。かなり不自然な屋台街である。オリンピック前に当局がいろいろ規制しているようだ



とはいえ、串刺しのザリガニとさなぎ。さすがにこれは無理だが、蛇を少し食べる(笑)。


その後、三里屯。日本で有名うどんやラーメン、そばの麺を製造している製麺メーカーの某若社長と懇談。中国に中国市場向けの工場をつくる予定で中国に来ているそうだ。私も好きな某ラーメンチェーンの中国進出の話も。ラーメンはもともとは中国の食べ物だと思うが、逆輸入である。日本人の中国進出も一段落したのかと思っていたが、まだまだありそうだ。

  (未定稿)北京3日目、もう帰国!!
06/25 (水)

panda.gif ホテルをチェックアウト後、タクシーで王府井(ワンフーチン)。北京中心部にある繁華街だが、特に買い物をしたいとも思わなかったので、Kさんと朝の散歩を兼ねて再度天安門広場へ。


5つ星ホテルの長安大飯店前で通勤風景を見る。北京の街は多くの車が走っていたが、大半は輸入車。ワーゲン、シトロエン、プジョー、日産、ホンダなどをよく見かけたが、ほとんどのタクシーで使われていた韓国の現代の車が一番多いような気がした。ただ増えたとはいえ高い関税のかかる高級品という。



中産階級は通勤手段にバスを使うことが多いようだ



自転車通勤は一昔前に比べてかなり減っている。自転車専用道が道路に併設されているが、人力のみの自転車とモーター付きの自転車が混在していた。背景の天安門広場付近の政府系の建物も北京オリンピックを前に工事を急いでいる。



タクシーに近づく男の人



片側4車線道路のど真ん中で”すっぽん”を手に持って売っていた人。信号が変わってもあまり動じない。いまこうした人は今はほとんどいくなったという。



天安門広場到着後、一昨日休館だった毛主席紀念堂に行かんとするも何百メートルという入場待ちの大行列。断念。


人民英雄紀念碑前で共産党の正装をして国旗を持ちつつ何かを練習している子どもたち



中国国家博物館の正門前に掲げられている電光掲示板「北京オリンピックまであと44日と10時間10分10秒」。狙って撮りました


その後、王府井に戻り、東方新天地(デパート)。ルイヴィトンやシャネルその他高級ブランドの店舗が多い。途中、地下のAARONなる地元の快餐店(ファーストフード店)で麻辣鸡腿汉堡(ホットチキンバーガー6元)。英語もほとんど通じない。久し振りの中華以外。

その後、ホテルで荷物をピックアップ。北京首都国際空港へ。


街中で見られた奥運会(オリンピック)の文字の入った看板。中国政府が張り替え費用を負担したのだという



工事現場でも「オリンピックのために頑張ろう」などといったスローガンが目立っていた



新たに建設中の中国中央電視台(CCTV)本社ビル。変わった形です


参考−ビルの建設途中がわかるHP

北京首都国際空港までの道では、忘れもの、道の間違い、危険な追い抜き、何度か交通事故に遭いそうになった。飛行機に間に合わないという危機も。その他いろいろありで相当焦ったが、何とか無事に関空、そして姫路までたどり着けた。先輩はじめ同行の友人諸兄、忙しい中いろいろつきあってくれた北京在住の日本人の方、中国人の方のおかげで相当勉強になった。感謝したい。

  (未定稿)海上自衛隊の中国入港報道はなし
06/26 (木)

acchi.gif 事務所。中国関係の資料整理、歴史の再確認など。市政策企画課のN係長来訪。国・県への来年度予算要望書を受領。その後、事務所隣の浜さき砥堀店でうどん。美味。平日はにぎりとのセットがお薦め。お昼時はいつも混雑。大将に痩せたと言われる(苦笑)。


腰のあるざるうどん


午後は来客多し。私の留守中は少なかったようだが、わかるのだろうか。

不在中の新聞等にも目を通す。私が中国にいた24日に、海上自衛隊の護衛艦さざなみが広東省の湛江に入港していたという。四川大地震の見舞品として、毛布や非常食、マスクなどの救援物資も搭載していたという。

元々の趣旨は艦艇の相互訪問ということのようだが、旭日旗を掲げた自衛隊艦艇の中国入港ということに時代の流れを感じる。とはいえ北京ではこの報道は聞かなかった。当初市街地で歓迎式典をする予定が、急遽海軍基地内で行われたように、まだまだ市民感情は複雑である。

インターネットが相当普及し、遊びはインターネットという中国人の人もいた。そうした情報が規制しにくい時代になっても、元々の情報を報道規制することで一定の遮断をしている。報道の自由が規制されている国において新華社などのメディアにはどんな意識を持った人が就職しているのだろうか。

  (未定稿)今年も県税収入は厳しく…
06/27 (金)

akubi.gif I知事らとともに日伯交流年・ブラジル日本移住100周年記念友好訪問団を兵庫県議会からも派遣していたのだが無事帰国したようだ。国レベルでは皇太子殿下も出席。移民一世の方も健在で、皇太子殿下をみて涙を流した人もいるという。

そして今、我が国はブラジルとは逆に少子高齢化や人口減社会になって活力を失いつつあり、労働力不足への懸念から外国からの移民受け入れを検討している。100年前といえば日露戦争に勝ち、自信をつけていた頃でもある。たった100年で斜陽ではいけない。

昼食はマクドナルドでビックマック。その後、北条の中播磨県民局。管内選出県議・市町長、県民局幹部による地域政策懇話会。私からは姫路県税事務所の法人事業税をはじめとする平成20年度の県税収入の見込みについて確認。財務省や他府県の判断をみても、企業の景気回復の遅れや原油高、原材料高などの影響が出ている。管内企業にも問い合わせているところであるが、これまで県内の数値を上回っていた当県税事務所でも非常に厳しいという回答であった。

今日は説明時間配分、質問時間に難ありあり。議員、職員双方。説明についてはせっかく資料を前日までに配布しているのだから簡略化すればよいし、会議時間の制限が明記されているのだから、質問者も出席者の人数など時間を考えて発言しないといけない。席に筆記用具を置いておくかどうかなども議論されていた。私たちは50万人もの方の意見を代弁する立場にある。痛い。

終了後、県公安委員会の審議内容の報告。信号設置箇所の決定も。姫路市内でも要望のあった山吹南、御国野北などの新規信号設置が決定。決定した地域の方が早期の設置決定に驚かれていたが、地域の要望や過去の事故発生頻度など一定の客観基準の中で必要度をかはり、限られた予算の中で客観的に優先順位を決めている。必要だから設置されるということである。今年度の信号予算は60機分(改廃含む)。

その後、M代議士事務所。そういえば党員・サポーターの登録人数が党本部レベルで過去最大になったという話もあった。見返りもないのにご協力いただいている党員・サポーターの皆さんがたくさんいる。本当に感謝したい。

その後、教育関係者、市議会関係者と夕食懇談。日本のような資源無き国が教育に力を入れなくなったら終わり。文科省にはしっかりしてほしい。

  (未定稿)Tさんの結婚披露パーティー!!
06/28 (土)

kocchi.gif 私の選挙においてボランティアでウグイス嬢を務めてくれたTさんの結婚披露パーティー。先週に引き続き幸せが続く。今日も私が乾杯の発声をさせていただいた。前回少し話が長いという苦言もいただいていたので、今回はコンパクトに。後で写真をみると新郎・新婦も笑っており安堵。HPへの写真UPは恥ずかしいので顔出しNGということなので、わかりにくい写真だが、幸せそうで顔がほころんでいた。




新郎の友人の中に私の小学校の同級生Yくんもいて驚く。小学校途中で引っ越したので20年以上振り。元気そうだった。その後、ダーツで競うイベントも。最後の一投がど真ん中に入った。

夜、TBS「ブロードキャスター」を見る。「お父さんのためのワイドショー講座」というコーナーで姫路ゆかたまつりの模様が少し放送されていた。数人の徒歩暴走族が暴れて連れて行かれる様子である。同じくTBSのピンポンというワイドショー(24日)で大きく取り上げられたらしい。「怒号飛び交うゆかた祭徒歩暴走族VS姫路職員秘策“3アウト”は!?」これが新聞テレビ欄の見出しである。今年は自分目で見ても留守中の新聞報道を見ても、昨年に比べて大きく改善されたことは間違いないはずである。ただワイドショークルーはただでは帰らなかった。今までが異常すぎただけで、今回でも十分異常であるという見立てである。ワイドショークルーが来る気がなくなるぐらい、もう少し頑張らないといけない。正常化まであと少しである。

  (未定稿)中播磨地区消防操法大会!!
06/29 (日)

ame.gif 三木市の兵庫県消防学校。8時30分から中播磨地区消防操法大会に来賓出席。M代議士をはじめ国会議員が3名、県議会からは神崎郡選出のU県議、夢前郡のM県議と私の3名、姫路市議会からはH市議ら3名が出席。


市川町消防団員の選手宣誓



姫路西消防団代表の白鳥分団



姫路東消防団代表の増位分団



私の増位中同級生Iくんも増位分団メンバーとして出場


会場で福崎町の消防団員として参加していた元議会担当者のIくんとも遭遇。秋に結婚の報告も。最近いい話が多い。めでたい。その後、関係者の方と救急の問題や私の県議会予算委員会質問について意見交換。救急医療の問題については昨年のような事案がいつ起こってもおかしくないということは救急の現場にいる方や関係者は口を揃える。今、市や県、医師会、公募委員などで対策会議を行っているようだ。一次救急から議論をはじめ2回目を終えたという。そういえば週末に加古川市・高砂市・稲美町・播磨町の2市2町の深夜の小児医療を担当していた加古川夜間急病センターが深夜診療を休止したことで、姫路の休日・夜間急病センターに流れているという神戸新聞の報道もあった。会議の横で事態は悪化している。医師確保など基本的な問題は国の失政とはいえ、いま県市も財政出動やリーダーシップの問題ですくんだままでいるように見える。救急は責任が分散している分野。次に被害が出てからでは遅い。スピードも大切だ。

その後、三木の洋食の太陽。美味。その後、事務所。

  (未定稿)街頭演説にて様々な声を聞く!
06/30 (月)

acchi.gif 山陽電車姫路駅前。ビラ配りをしていると通勤途上の何人かの方々から話かけられる。先週結婚したNさんのお姉さんもわざわざ寄って下さる。6年もやっているといろいろ声を掛けてくださる方も多い。「姫路西高が高校野球勝ったな(私の母校。開幕戦で相生産業高校に逆転勝ち)」。先週中国行きで1回休んだだけなのだが「久し振りやな」という人、中国行きの話で「美味しい中華料理を食べたんと違いますか」という人、「中国は視察ですか?」と聞く人も(全くのプライベートです)。

また、昨晩お子さんが高熱をだし病院に行ったものの、別の病院に行くよう指示され、そこでは症状が軽いから元の病院に再度行くようにいわれ、処置が遅れてしまったというお母さんの苦情も。その後、救急車が近づく音。演説場所前に救急車が止まってそのまま演説中断。山陽電車のお客さんが搬送されていった。少し時間かがかかっていたが、搬送先と交渉していたのだろうか。救急医療については昨日当日記にも書いたばかり。心配である。街頭演説では様々な声を聞く。日々の出来事、困ったことなど様々である。民主党がミスを犯した時など散々な目に会うこともあるが、常にアンテナを高く持ち続けたい。

その後、フェスタ2階の珈香王珈琲店。マスコミ関係者と懇談。その後、手柄のM代議士事務所。役員会等についてK前県議、K事務局長、O秘書と打ち合わせ。その後、北条の法務局姫路支局。この間、司法案件に関わってきたがなんとか完了。勉強になった。その後、312号線沿いのファミリーマート。昼食にファミチキと野菜ジュース。

その後、事務所。遠方からの苦情電話に対応。その後、県立施設関係の陳情対応など。その後、滋賀県の造林公社特定調停問題について調査。滋賀県と農林漁業金融公庫は債権放棄をせず繰り延べ返済方式で合意したようだ。他の債権者と農林漁業金融公庫に何ら変わりはない。他の債権者へも同様に全額返済してもらうのは当然だ。

その後、急遽の異業種懇談会。最近のHPについていろいろご意見を頂く。また頑固者のKさんとも久方振りに会う。先輩に対して熱弁をふるっていた。いいことだ。その後、Yさんの話を聞く会へ。温かく見守りたい。

夜、野里312号線沿いのセルフガソリンスタンドに行列。昨晩も見かけた。ガソリン価格が再び上昇するようだ。



[ホームに戻る]