Web版ひであき日記

2008年04月

  (未定稿)「民主党・県民連合」新議員入会22名へ!!
04/01 (火)

尼崎市選出の室井秀子県議の「民主党・県民連合」会派入りが発表される。これで民主党は22名。自民45、公明13、共産5、みどりの風2、無所属5名の会派構成となる。事務所に来客多し。寡占状態の業界に風穴をあけようという方、自分のお店を開く増位中バレー部の同級生など前向きな話も多い。中にはエイプリルフールということで冗談も。

そういえば本日付でガソリン税等の暫定絶率が失効。先日、福田総理が発表した「道路特定財源の2009年度からの一般財源化案」は民主党の賛否にかかわらず実施するというが、これは必然というべきもので特に驚かないが、民主党もそうだが財務省の長年の念願でもある。総理が財務事務次官経験者ばかりを日銀総裁にあてようとする人事も財務省の意向であるとされる。未だ財務省の権力は強いということだろう。ただ今年などは東大法学部の成績上位者の多くが財務省に行かずに外資系企業に就職しているという話を大学教授から聞いた。外資とキャリア官僚の青年時の年収格差は10倍ほどになる例もあるという。最近、国家公務員のキャリア制を廃止しようという動きもあるが、そうなれば官界に入る人材の質は更に低下するのは間違いない。廃止にあわせて能力主義を導入したとして、同じ入省資格なら能力による差をつけるまでに相当な時間がかかる。若くてもしかるべき立場に立ち能力を発揮できるからキャリアになるのであって、外資の場合はそれに加えて報酬を得ることができる。能力と報酬の比例関係が格段に進み、報酬に対する価値感も高くなっている昨今、立場でも満たされなくなるとどうなるのか。

霞が関や官僚の権限を制限することの意味はわかるが、政治主導は高級官僚の政治任用など別の手段で手当てするべきで、優秀な人材の入口を閉ざすような考え方は大いに疑問である。内閣の中でこうした施策をやろうとしている人がいるので驚くが、これが官僚との権力闘争なら本末転倒である。

  (未定稿)甲子園で東洋大姫路を応援!!
04/02 (水)

センバツ高校野球大会の東洋大姫路を応援するため甲子園。播但線、神戸線が遅れたこともあり遅刻。姫路市議会から甲子園の選手宣誓経験者でもある阿山市議のほか、蔭山文教委員長、八木議運副委員長、石堂市議ら市民クラブ所属議員のほか、他会派の議員や市教育委の幹部も応援に来られている。強豪の智弁和歌山が対戦相手ということで心配していたが、ピッチャーの佐藤君の制球がよく心配なく見ていられた。実は私が観戦に行くと負けることが多いのだが、2対0で勝利。明日は準決勝。沖縄尚学と対戦するそうだ。1974年4月6日の私の誕生日、この日の選抜大会決勝で勝利し優勝したのが報徳学園。2002年4月5日も報徳学園が優勝。今年の決勝は4日だが、次は東洋大姫路に優勝してほしい。


校歌斉唱後、1塁側のアルプス席の応援団に向って勝利挨拶


終了後、昼食懇談の後、県庁。その後、病院。その後、事務所。


兵庫県公館「桜」

  (未定稿)東洋大姫路、惜敗!!
04/03 (木)

事務所。メッセージ等の原稿作成、日程調整、政調副会長としての最後の仕事など。昼食は県道砥堀本町線沿いにオープンしたばかりの五斗米。

その後、事務所で高校野球準決勝のテレビ中継を見つつ作業。序盤から東洋大姫路に勢いがあり、決勝進出が間違いないと思っていたが、8回裏に沖縄尚学に逆転される。投手の佐藤くんも連投で疲れていたのだろうか。残念。その後、勤務先が休みということで元事務所スタッフのYさんが来訪。新職場は楽しそうである。

仕事がら外出する機会が多く、パソコンを持ち歩くようにしたのだが、姫路市郊外はモバイル環境がいいとはいえない。通信方法を変えてみたがあまり変わらない。

夜、姫路市議会関係者の有志歓送迎会に参加させて頂く。定年退職は寂しいと思うが満足感がある。昇格される方は嬉しいと思う。今日は皆さんいい顔をされていた。元々歓送迎会は好きである。楽しい会は尚いい。

  (未定稿)事務所運営!
04/04 (金)

kouji.gif 終日、事務所で事務作業、原稿作成、来客対応など。最近、各種式典の案内や研修会等での県政報告機会を多くいただいている。大変ありがたいことである。あわせて議員、会派提出資料の最終確認。県議になって人に仕事をお願いすることが多くなった。政治的な案件を含めて業務量は格段に増えているが、道義的なものだけでなく実質的にも議員個人事務所で対応しなければならない。私のような政治専業議員にとっては公設秘書制度のような存在もないのでかなり大変である。家族にも大変迷惑をかけている。事務所運営も簡単ではない。昼食はRの弁当。

  姫路城観桜会!!
04/05 (土)

puri.gif 網干。R保育所入園式に来賓出席。挨拶。その後、R、雪之介と姫路中心部。大変な人出の姫路城観桜会。


桜満開の姫路城観桜会


大手前公園では、ひめじ緑いち、ひめじぐるめらんども開催されている。トイレもきれいになっている。出店の一つ夢そばで昼食。姫路市産業局幹部と懇談。4月18日から開催される姫路菓子博の交通渋滞が懸念されているが、本当に心配である。


おろしのたっぶり入った"夢そば"。美味。


その後、北条の姫路労働会館。連合姫路政策フォーラム総会。K前県議の後任として代表幹事に就任。私から県政報告をさせていただく。県政に対する注文もいただく。姫路市議会のK市議から市政報告、M代議士から国政報告も。終了後、Y市議から陳情。

その後、駅前のフォーラスで買物。その後、二階町のはまもとコーヒー。報道関係者のKさんと懇談。その後、大手前第一ビル。納屋工房移転記念パーティー。多くの方々と懇談。終了後、大学の後輩でもあるOくん、Sさんと夕食懇談。

  (未定稿)34歳!
04/06 (日)

akubi.gif 地域の自治会総会。H市議らと共に来賓挨拶。その後、実家。パソコン設定など。VISTAとソフトの相性が悪く予想外に時間がかかる。その後、母や妹らと食事。その後、体調悪化。悪寒も。そういえば今日は34歳の誕生日。ここ数年歳をとるのが早く感じる。

  (未定稿)風邪…
04/07 (月)

ame.gif 風邪のため終日休む。鼻とのど周辺が炎症をおこしている。典型的な風邪の症状。自宅にて電話、メールのみ対応。病は気からというが、3月末の予算特別委員会や役員、議会終了でほっとしたこともあったのかもしれない。前回の風邪は体重減で抵抗力が落ちた時。少し熱も出て関節も痛い。

  (未定稿)入学式シーズン!!
04/08 (火)

風邪は少し落ち着き熱もなし。。母校である姫路市立増位中学校の第62回入学式。6クラス。おとなしそうな新入生が多そうに見える。妹の書道教室の教え子の姿も。こちらを向いてにやにやしていたので手を振る。終了後、地域の児童委員の方やPTA役員の皆さんと懇談。

その後、事務所。来客、事務作業対応。昼食。その後、書写の東洋大姫路高校。正式には東洋大学附属姫路高等学校の入学式。新入生は458人。私の頃は男子校だったが、今は男女共学である。男の子は丸坊主も多いが、野球部に入る子かもしれない。昭和38年創立だが、この年に私の父も一回生として入学している。現在までに約2万人の卒業生がいるそうだ。選抜高校野球ベスト4の話題や東洋大学からソフトバンク入りした大場投手の話も出ていた。スポーツの盛んな学校である。

その後、県庁とやりとり。M代議士事務所のT秘書とやりとり。その後、花田のヤマダ電機。その後、事務所で作業。熱は引いたが、咳や痰が出る。父の十分の一の量だが辛い。父は辛いだろうと改めて思う。

  党首討論、政治メディアについて
04/09 (水)

kouji.gif 事務所。昨晩から日銀副総裁人事の賛否をめぐり党内で役員会等が開かれていると聞き、憂鬱。野党は路線や政策、人間関係をめぐって党内対立に陥りやすい。それは野党党首に内閣を首班し、大臣を任命するという真の権力がないことが大きな要因である。財務省出身の副総裁案を不同意にすることで党内対立が煽られるのは政権交代という大きな目的から判断すればデメリットの方が大きい。

10時からの参院本会議では党の決定に反して賛成票を投じた造反議員は3人。2人は常連だが1人は驚く。衆院は造反なし。退席は民主、自民党ではよく起こる話。メディアのいう大量造反はなかったが、道路特定財源問題の進め方など国会対策をかなり優位に進めてきただけに残念である。

花北のあじよしでお好み焼き。店主から病気の話などいろいろ伺う。その後、五軒邸のパオン。その後、M会計事務所。

その後、4月3日放映のNHK「どうする兵庫」(財政危機)のビデオを皆で見る。公共事業費が全国平均より高止まりしていることや三木の防災公園をはじめとするハコモノ施設、過疎地路線バスの補助金廃止などが取り上げられた。私が県議会の行革特別委で取り上げたこととほぼ全て一致していたので驚く。兵庫県とも関係のあるコメンテーターから知事に対して一定の厳しい指摘があったことにも驚く。また神戸・三宮駅前でNHKのインタビューを受けた県民の誰もが兵庫県の財政難を知らなかった。住民から遠い存在であることを改めて実感。しかし、恐らく大阪府の財政難は知られているのだろう。タレント知事の取り上げられ方たるや、メディア露出の経済効果の金額を聞いても驚くほど。中二階とも言われる都道府県だが、住民との距離を縮める方法がタレント性やそうした手法だけでは悲しい。テレビメディアが完全な視聴率至上主義にあり、人々の関心がそこにある以上、解決策は見当たらない。

その後、NHK国会中継「党首討論」。党首討論のほかに、QT(クエスチョンタイム)とか呼ばれているが、正式な委員会名は「国家基本政策委員会合同審査会」。私はこの委員会を立ち上げる時の民主党の担当者で与野党協議にも陪席していた。当時、与野党かつ衆参両院議員で合同のPT(プロジェクトチーム)をつくることなどあまり例がなかった。座長は自民党の町村現官房長官で、副座長は民主党の横路現衆院副議長だった。自民党・自由党の自自連立政権の合意によってイギリスの精度を模してスタートした。

現在、野党の要求により、導入当初より委員会の時間が長くなった一方、議員数が各院とも一桁台に落ち込み、10人以上の野党党首という条件をクリアできず、討論に立てなくなった野党が2つも。この委員会を見ると導入当時の小渕元総理がこの委員会を嫌がったという記憶がよみがえる。当時は討論を得意とする民主党の菅代表が開催を求めていた。そういえば、当初のPTの議論の中では公明党の代表も討論者に加えろという要求もあった。制度の何たるかを知らない国会議員もいたということである(苦笑)。

今回、福田総理は日銀副総裁人事について反問権と言われる逆質問を繰り返していた。反問権については当時の自民党からも提起があり、議論もあった。明文化はされていないものの、私は当然”あり”だと思っている。小沢代表が答えてよかった。内容は道路特定財源、日銀人事、衆参構成の違い問題などが議題に。私も毎回、勝ち負けを勝手に判定している。中立で判断しているので負けも多いのだが、今回はかなり勝っていた。民主党の応援議員の拍手も多かった。日銀人事の対応では失敗したと思うが、少し挽回したというところだろうか。

QTは今国会もあまり開催されないと思うが、この中継を自分の目で見て、翌日の新聞朝刊を見ると、新聞というものがわかって面白い。今回も新聞の中には発言の順序まで変えてシナリオ通りにつくり変えているものもあった。TVのニュースのつまみ食い編集も同じ。それが悪いというつもりは全くない。そんなことを知ることが大事だと思う。

  (未定稿)新聞も大阪一極集中!
04/10 (木)

党首討論の新聞報道を読み比べ。報道部分での政治的意図は小さくし、社説で態度を旗幟鮮明にするというのが理想だがそうはなっていない。政治部の記者というのは自分の意志より会社の意志で動かなければならない。そうでなければそこにいることはできない。昔は政治部の記者になるという夢を持っている人もいたが、最近はどうなのだろうか。

大阪府の職員給与10%カットが一面トップの新聞も。そういえば兵庫の給与カットの記事は全国紙では地域面に小さく出ただけ。通常時の県議会の議論の扱いも同じようなもの。大阪府の人口882万人、兵庫県559万人と人口差は一定あるものの、人口比の扱いの差をはるかに超えている。最近メディア関係者と話をしても関西では大阪に体制や記者を集中配置するシフトが強まっているという。

政治の世界で見かける「私がつくりました」「我が党が実現しました」という表現。情報化の進んだ現代でも、自らの後援会報や党の機関紙で、これら目を疑うような自己PRを見かける。これら主観的なものに対して、議員や政党に対する客観的評価では、新聞の役割は唯一と言ってもいい大きな役割である。根拠なき自己PRや口利きだけの時代を終わらせるにも、客観評価する役割が地方から撤退していっているのは残念である。新聞の世界も競争にさらされている。再販価格維持制度があっても厳しいということだろう。難しい問題である。

県庁。議会事務局の担当と打ち合わせなど。政務調査費チェック。問題なし。その後、姫路へ戻る。事務所で作業。その後、小溝筋のほの華。Tさんを囲む会。ブロガーのTさんだけに日々の動きは大体掴んでいたが、更に大きな世界に向かって動くことを考えているようだ。

  (未定稿)四方山話!
04/11 (金)

kocchi.gif マクドナルド。期間限定のメガマフィンが発売されているので食べる。メガマックぐらいの超大型サイズを予想していたが、通常サイズと同じサイズのマフィン。ただし、肉が2枚とベーコンが入っている。ケチャップも入っているが要らないと思う。そういえば昔は母のしつけでファーストフードをあまり食べさせてもらえなかった。父は買ってくれたが…。たまにどうしても食べたくなる。

姫路菓子博では全国菓子大博覧会の名誉総裁である寛仁親王殿下の姫路入りが予定されていたが、がん手術のリハビリのため難しくなったということである。残念。

連日大阪道頓堀のくいだおれ人形の話題が報道される。創業者の故山田六郎氏は旧香住町出身で元兵庫県議という。へぇ〜。

事務所で来客対応、竹さん通信編集作業など。夜、ロビンフット。その後、父の知人Fさんと遭遇、四方山話。Fさんが娘のようにかわいがってきた人が私が取り持った縁で結婚する予定。本当に嬉しそうで御礼を言われる。

  (未定稿)赤穂にて政治研修会!
04/13 (日)

日曜朝の政治関係テレビ番組を見つつ、事務所で作業。研修資料作成など。その後、赤穂方面。大石神社周辺では春の義士祭、パレードが行われている。一粋で昼食。土産物屋で「赤穂浪士キティ」が売られており、かなりカッコいいので購入。


赤穂浪士キティ


その後、赤穂ハイツ。UIゼンセン同盟西播地協の政治研修会。県政報告と地方自治のあり方、主に道州制について話す。その後、グループ別討議、質疑応答など。県政のみならず多岐にわたる質問が出たが何とか対応できた。その後の懇親会でも高齢者福祉、保育料の算定方法、給与所得控除制度に対する異論など様々な意見や質問が出た。政治と触れる機会を持っていただけることは何より嬉しい。

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  (未定稿)兵庫県と大阪府の行革
04/14 (月)

山陽電車姫路駅前。街頭演説。兵庫県と大阪府の行革の違いについて話す。大阪府のH知事は大風呂敷で、すぐに前言を撤回するので俄かには信じられないが、起債に頼らず「歳入の範囲内で歳出予算を組む」という考え自体は正しい。特に過度に起債額が積み上がり、将来世代の負担が大きくなっている現在、「次世代との負担の公平化」を名目に新たに起債するという話は唯々諾々と認められないからである。財政規模は少し違うが、単年度の収支不足額は1000億円余りと似ている。実質公債費比率は兵庫のほうが悪いが、大阪のほうが厳しい行革内容になりそうな感じである。一方で3セクと呼ばれる外郭団体の経営状態は大阪ははるかに悪い。大阪の取り組みにも要注目である。

今日は天候もよく、駅前も人が多く感じられる。姫路菓子博覧会もいよいよ今週末の18日開幕。姫路の中心部が賑やかになると思う。途中、ご子息の結婚、イベント宣伝についての相談など。終了後、フェスタの珈香王コーヒー店。懇談。その後、マクドナルド。その後、事務所。夕刻、地域のH自治会長と国道整備等について意見交換など。

その後、夢前町の山中で、農作物を荒らすイノシシ駆除のため、イノシシ猟に出たまま連絡が取れなくなっていたTさんが山中で亡くなって見つかったとの連絡。大いに驚く。原因等は捜査中とのことだが、ご冥福をお祈りしたい。

  (未定稿)歓送迎会
04/15 (火)

事務所で作業、来客対応。昼食に国分寺の希望軒ラーメン。夜、Kくんが転居することとSさんの就職を兼ねた歓送迎会。

  (未定稿)新メンバーによる初の議員団総会!!
04/16 (水)

kocchi.gif よみうりテレビの朝のテレビ番組『なるとも!』を見る。お笑いのランディーズによる18日開幕の「姫路菓子博2008」の見どころ案内のほか、姫路おでん探検隊の取材も。スタジオでも出演者全員が姫路おでんを食べる。加古川出身の陣内くんも地元と言っていた。知っている人も出演しており、笑って見る。

『なるとも!』公式WEBサイトから

その後、播但線・神戸線で元町。センタープラザのMINTでビーフカレー。サラリーマン多し。通常の50倍の辛さのカレーまであるというが、試しに30倍を注文。少し汗をかくぐらいで美味。店内には「50倍は注文しないでください」との張り紙もあるが、50倍でも美味しく食べられそうである。昨年3月にオープンしたらしいのだが、センタープラザはカレー店が多い。激戦区に敢えて勝負を挑んだということだろう。

県庁。新メンバーによる初の議員団総会。新加入のM議員、新職員の挨拶。議運委、会派代表者会の体制強化等についても方針決定。終了後、依頼案件の陳情処理、各方面への連絡など。その後、ザ・ビー神戸。その後、神仙閣。退職者をメインゲストとした歓送迎会。その後、有志の懇談会。

  菓子博内覧会、前夜祭!!
04/17 (木)

acchi.gif 県庁。総務常任委員会。人事異動等に伴う新幹部職員の紹介のほか、組織体制の変更、防災関係・明石海峡の船舶衝突事故による油流出対策について報告。その後、質疑と答弁。

その後、同僚議員と県庁東の萬龍で昼食。チャンポン麺。その後、東灘区選出のK県議、明石市選出のK2議員と阪神高速等で姫路へ。姫路菓子博の関係者内覧会へ。当たり前だが、会場内は関係者ばかり。オープン後は混雑も予想される子供向けのブースで体験型のイベントに参加。


森永製菓のキョロちゃん


途中、I知事らとも遭遇。雨が降っており生憎の天気。美術館や博物館を除けば恒久的な施設ではなく臨時の会場であるため、雨が降ればいろいろ大変である。時間が限られており全て見ることはできなかったが、多くのお客さんに喜んで帰ってもらえるようにしてもらいたいと思う。

その後、事務所。その後、播但線。バスで姫路キャッスルホテル。菓子博前夜祭。姫路出身のアイドル松浦あやさんも「姫路菓子博2008」広報宣伝局長として参加。主催者、来賓のあいさつや鏡開きなど。県からは知事、両副知事ほか幹部が多く参加、姫路からも市長、両副市長をはじめ政財界から多くの方が出席し盛り上がっていた。


鏡開きの様子

  姫路菓子博2008開会!!
04/18 (金)

panda.gif 姫路菓子博2008の開会日。天候は当初の雨予想が曇りから時に少し晴れ間ものぞいている。これだけで印象は変わる。いいことである。関係者入口から会場に入ると、開会を前に緊張した雰囲気。


会場内の警備担当者が集まり、市の警備責任者Sさんが気合を入れている。いつにない真剣な顔つきである


歴史博物館の西に位置するメインステージ「ふれあいステージ」へ。このステージは平常時、東京・日比谷の野外音楽堂のような屋外ステージ。近年ほとんど使われておらず、落書きなども多かった。菓子博の会場になって大型の屋根もつけられきれいになっている。今後もきれいに使ってほしい。開会式場は県内各所から行政、業界関係者でいっぱい。姫路市消防音楽隊による「夢あるまち」「we love sweets」などの演奏などで盛り上がった後、8時半から開会式スタート。

「we love sweets」のダウンロードはこちら

I知事、I姫路市長らの挨拶の後、ステージに松浦あやさん、今日6体目投入となった新品「ひめか」をはじめ、菓子職人やこれまで盛り上げ役として活躍していた人たちが登場。9時半ちょうどに松浦あやさんが鍵を開ける形で姫路菓子博はオープン。ちなみに松浦あやさんの写真撮影は昨日に引き続き禁止。広報宣伝局長就任時の契約なのだろう。


開会式の様子



オープニングにあわせて会場内ではお客さんを歓迎する地元歓迎行事も。梯子(はしご)獅子で有名な姫路豊富・金竹の獅子舞。歴史や伝統があり、姫路市の無形民俗文化財の指定の動きもあるようだ


開会式終了後、会派同僚の宝塚市選出のI県議、K姫路市議と世界三大美女スイーツのある「夢のスイーツカフェ」へ。同じテーマでいくつかの限定ケーキがつくられているが、神戸アンテノールのケーキを食べる。クレオパトラが好きだったといわれるハイビスカスで飾られ、小野小町にちなんだ小豆や抹茶バウンド、楊貴妃の好きだったライチが入っている。ライチは好き嫌いのわかれる食べ物だと思うが、そんなに入っていないので苦手な人も苦にならない。私は普段スイーツ系は食べないのだが、かなり美味。驚く。


「夢のスイーツカフェ」にはI県議に次いで2番目に入場。このケーキを食べたのは私が最初。いい記念である。


その後、会場各所を回る。兵庫県議会で議決した敷地内で発行のスクラッチ宝くじの販売コーナーも。記念に買ってみるも残念ながら、はずれ。


地球温暖化防止をテーマに、大阪の大手前製菓学院専門学校の生徒さんが3万5000個のトリュフチョコレートでつくった直径約3メートルの地球



ケーキハウス・ツマガリ(西宮市)が中心になって製作したお菓子の姫路城



エーデルワイス(尼崎市)制作の優美な姿を誇る帆船「日本丸」を50分の1の大きさで再現した工芸菓子


その後、会場内に祭られている菓祖神社へ。おみくじは”大吉”。初詣の際の凶から一転。これで今年はもうおみくじを引く必要はない(笑)。この菓祖神社は豊岡市の中嶋神社を分祀したものだが、祭神・田道間守命(たじまもりのみこと)を「菓祖」(菓子の神様)として全国の菓子業者の崇敬を集めているという。田道間守命は垂仁天皇の命をうけ、常世の国から不老長寿の妙薬「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」を持ち帰ったと伝えられる(非時香果とは橘(みかん)の木。当時は菓子の最上品として珍重された)。橘を遠方より持ち帰った田道間守命は「菓祖」になったと伝えられる。田道間守命は過去の菓子博でも分祀され、会場内に祭られてきた。


会場西にある菓祖神社


昼前になっても会場の混雑はそれほどでもない。初日ということで様子見も多いのだろう。その後、会場を出て、協賛イベントが行われているイーグレひめじへ。

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市川町在住の山下5段による蕎麦打ち教室


屋上では全国的にも有名な蕎麦の高橋名人の実演販売も。今朝も朝4時から打ったという。報道関係者のSさんと昼食。


姫路城を見つつ打ち立てのそばをいただく


その後、夢前町。イノシシ猟の途中に亡くなったTさんの告別式。合掌。その後、事務所。

  創業100周年記念式典!!
04/19 (土)

kocchi.gif Rの運転でホテル日航姫路。T社の創業100周年記念式典。T社長の挨拶の中で「大学では航空部に入りグライダーに乗っていた。グライダーは向かい風でないと飛べない。アゲインスト(向かい風)の時代もあったが、なんとか乗り越えて頑張ってきた。情熱のあるうちはこれからも懸命に頑張っていきたい」。業界関係者のほか、I市長、M代議士らの来賓挨拶や従業員の皆さんの永年勤続表彰など。


引き続き行われた祝賀会で中締めの挨拶をさせて頂く


その後、M代議士の車に同乗させて頂き、本町の市民会館。姫路市医師会市民の集い「姫路の救急医療を考える」。姫路市医師会の役員、救命センターの現場医師、救急隊を担当する市消防局、学術関係者などのパネルディスカッション。その後、マイケルムーア監督の映画『シッコ SiCKO』の上映も。

銃社会への反発やニューヨークテロ問題について『華氏911』でブッシュ大統領に派手に喧嘩を仕掛けるなど、反権力のようなイメージの強いマイケルムーアの監督した映画を医師会が上映する。アメリカの医療の現状を反面教師と捉えているからである。アメリカ以外の資本主義先進国では一般的な国民皆保険制度を社会主義として悪者扱いにするブッシュ大統領や連邦議員、その背景にいる民間保険会社やロビーストの存在。イギリスやカナダ、フランスなど他の資本主義国やキューバという共産主義国の医療環境などとアメリカの民間保険による医療環境を比較。また、グアンタナモ海軍基地に収監されているアルカイダなどの囚人の恵まれた医療環境とアメリカ人貧困層の医療を比較して強烈に皮肉っていた。日本でも混合診療の導入を突破口に、自由診療を拡大して民間保険を導入することが規制改革だと考えている勢力が存在する。

医療の世界は、医師数抑制施策により医師不足がおこって需給バランスが大きく崩れているほか、長時間・重労働の勤務医からパートタイム、契約医師や開業医への流れも強まっている。大学医局の力や医師の数が一種の規制だったとすれば、臨床研修制度により医局の力が減少したことや医師不足により売り手市場になったことで、医師の自由度が高まり、全体の医師確保コストが逆に増大している。資本主義では、競争すれば価格は下がる場合もあるが、この場合、需給バランスが崩れ値上がりしているのである。

日本の税制改正の流れは所得課税でも資産に係る固定資産税でも高額納税者に高いという累進性を下げ続け、格差拡大に大きく貢献してきた。所得や資産の格差は税や義務的な保険料で補正するという基本的な路線を捨て、アメリカのような体制にしてこれ以上格差を拡大させると日本でも国民皆保険の維持はできなくなるだろう。そうなれば日本の良さはなくなる。

その後、姫路菓子博を取材するため来姫中のテレビ和歌山のアナウンサーOさん、Hさんらと夕食懇談。毎朝、情報番組を担当しているという。全国キー局も朝の番組には力を入れているらしく、負けないように頑張っているらしい。凄い。

  結婚式の衣装合わせ!
04/20 (日)

kocchi.gif 妹Rの結婚式参列用の衣装合わせなど。Rは私より8歳年下である。出席できない父のかわりに私がモーニングを着て父の代理を務めることになっている。自分の時はタキシードだったため、モーニングを着るのは初めてである。ついでに山陽百貨店で開催中の諸国うまいもの大会や南町の偃路(ENJI)など。今宿のザ・モール姫路で買物など。 その後、実家で結婚式の最終確認など。

  (未定稿)党県連幹部、来姫!!
04/21 (月)

puri.gif 山陽電車姫路駅前。朝の街頭演説。M代議士、I市議。終了後、呉服町の喫茶ミチ。城巽小と城南小の合併についてKさんはじめ地域の方から意見が出されたので聞く。小中一貫教育に対する関心はなくても、自分の卒業した学校がなくなるのは誰しも寂しい。姫路市の教育行政について背景などをわかる範囲で説明しておく。単純に言えば行革である。大手前通りは平日の9時前だというのに菓子博会場に向かう多くの観光客。驚く。

その後、手柄のM代議士事務所。党県連のS幹事長、O副幹事長、K選対委員長、K事務局長が来訪。私を含む当総支部役員との情報交換、各種協議など。その後、市役所北西のシャンカル。カレー。辛さ30倍。美味。

その後、姫路市役所。関係先を訪問。その後、市議会市民クラブ控室。痛風になった方もいて、本当に風があたっても痛いという。スポーツマンに多いらしい。私もビールが好きなので心配されるが無問題である(笑)。

その後、病院。父は熱発があるのと痰も多いのだが、何か私にいいたいことがあるようで積極的。私からは妹の結婚について何点か父に確認。父は話すことはできないが、首の動きで意思確認ができる。その後、先生から治療方針について説明。同意。その後、事務所。来客対応、事務作業など。夜遅くまで。

  (未定稿)山口県光市母子殺人事件の判決に考える!!
04/22 (火)

kouji.gif 事務所で作業。朝からテレビでは山口県光市母子殺人事件の判決の特番が放映されている。被告を元少年と呼んでいるがよく考えれば変な表現である。傍聴を求めて大行列というがメディアの動員アルバイトが多いのであまり映さない。

過去の1審、2審では無期懲役の判決だったが、最高裁が2審広島高裁の無期懲役を量刑不当として破棄し、高裁に差し戻した。「無期懲役で量刑不当」なのだから下級審では死刑しか判断できないはずなのだが、広島高裁は形式的な審理にとどまらず、弁護側が主張する判決の事実誤認や被告の更生可能性について検討するために12回の公判を重ねたという。被告に死刑廃止派や人権派の弁護士がついたことや橋下弁護士らの懲戒請求呼びかけ、被害者遺族や犯罪被害者の人権を主張する本村さんの毅然とした態度もあって、差し戻し審も大きな注目を集めたが、予想通りの死刑判決となった。

死刑という判決に対してはどの番組を見てもほぼ同じ論調。翌日の新聞各紙には今回の裁判結果に対する法曹関係者のコメントも載っていた。中には死刑という量刑に異論をいう人もわずかだがあった。ただ、被害者遺族が本村さんでなければ無期懲役だったのではないかと解説するコメントは見あたらなかった。

物証など目に見える証拠は別として、それ以外の動機や心証など最終的にも推測でしかない曖昧な部分は全て裁判官を前にした法廷での勝負で、裁判官の心証で決まる。今回の裁判やその過程をみていると、死刑になったのは遺族である本村さんの力によるところが大きいと思う。遺族が本村さんでなければどうなっていたかわからないと思うのである。この裁判ではないが、警察や検察や弁護士ではなく、被害者家族や被疑者の支援者が新たな証拠を探して刑事裁判に持ち込み、判決が逆転する場合もある。裁判では原告、被告や代理人の能力のほか、その家族や支援者などの力も大切であるということだ。

アメリカの司法の世界では、裁判の当事者というよりその代理人である弁護士の能力で裁判結果が大きく違うという。特に陪審制では一般人が判断するため、感情に訴えるアピール力や身振り手振りなどのパフォーマンス力も大切な要素らしい。当然だが貧しい人は能力の高い弁護士は雇えない。これがアメリカである。陪審制がない日本と程度の差があるとはいえ、代理人の能力が裁判結果に関連することについては理論的には同じこと。弁護士に力の差があるから日本でも弁護士の料金に差がある。日本の刑事事件では検察官による公訴のみ。附帯して私訴をすることはできないため、検察官の能力も裁判結果に影響を与える。弁護士の能力の違いは皆知っているが、検察官の能力の違いは一般的には報道もされない。今回のような国民の注目を集める事件では優秀な検察官に担当させるのだろう。検察官や裁判官についてふれるのは一種のタブーなようなものがあるためわからない。

今回の裁判の関係者では、被害者遺族である本村さんと現在の被告弁護団の安田弁護士の存在感が抜きんでていた。前者に対して国民の多くは好意的で、後者には批判的である。本村さんは家族をなくした被害者の感情をメディアに語るだけでなく、死刑など司法制度についても理路整然と語る能力があった。弁護団はそもそも死刑廃止論にたつ人が多いほか、ドラえもんが死体を復活させると思ったなどと国民には理解できない主張を言っているといった存在であろうか。日本でも裁判員制度が2009年5月に施行される。これまで最高裁判所裁判官の国民審査という裁判官罷免制度を除き、司法において有権者(国民)の意思を発揮させることはできなかった(強制権限のない検察審査会は別)。今回のような裁判も裁判員裁判の対象になるという。一審から死刑になるのではないか。今回の裁判は多数決ではないが、多数決であればこうなるだろう。

自分が裁判員をできるだろうか。とはいえ、裁判員制度の法案を可決したのは国会。国会議員を選んだのは私たち国民である。

参考−” target=”blank”>第159回国会参議院投票結果(2004年 5月 21日) 投票結果

民主・自民・公明・共産・社民の各党はすべて賛成

裁判員の参加する刑事裁判に関する法律

ちなみに都道府県知事及び市町村の長は裁判員となることができず、地方議員は会期中の場合、辞退の申立てをすることができるそうだ。

昼食に事務所で夕飯の残りのカレー。黄金一味。


参考−畠山鈴香被告公判 傍聴券求め、大量のアルバイトが並ぶ

  (未定稿)参院問責決議案提出は慎重に!!
04/23 (水)

panda.gif 民主党内で参院に福田首相の問責決議を提出するかどうかで議論をしているようだ。衆院においては、人事についての院の意思を示す決議として、内閣不信任決議のほか、個別の閣僚に限定した不信任決議、国会役員である議長不信任、委員長の解任決議などが提出される。これらの決議のうち、明確に憲法や法に記載があるのは憲法第69条に書かれている内閣不信任決議だけである。一方の参院でもほぼ同じ決議が提出されているが、内閣に対する不信任決議の扱いが衆参では全く異なっている。内閣総理大臣の指名優先権が衆院にあり、参院には内閣不信任決議を提出する憲法上の規定がないため、不信任決議でなく問責決議を提出している。また、衆院の内閣不信任決議が総理大臣だけでなく内閣全体を不信任とするのに対して、参院の問責決議は大臣個人の責任を問うという形の人を限定した決議案である。つまり、今回参院に提出を検討しているのは"福田康夫内閣総理大臣"の問責決議である。問責決議は以下の形式で提出される。


内閣総理大臣○○○○君問責決議案

本院は、内閣総理大臣○○○○君を問責する。
右決議する。

理 由
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

発議者
○○○○ ○○○○

賛成者
○○○○ ○○○○ ○○○○ ○○○○

参院議長
○○○○殿

また委員会での付託審査を省略する要求書もあわせて提出され、この要求どおり本会議で採決される。

実は私が参議院担当職員のとき内閣総理大臣の問責決議を2回作成し提出した。小渕総理と森総理の問責決議案であり、今でもデータは私の机の中にある。これらの議案は全て"黄枠"と呼ばれる国会専用の用紙で作成するのだが、国会議員が作成するものではなく、党の事務局で作成する(衆院の場合は党事務長の署名がないと議員が作成しても受け付けない)。与野党が激突した徹夜での法案審議の際など、総理以外に対する決議を含めて一日でいくつ決議案を提出しただろうか。ミスが許されない仕事だった。そういえば、この"黄枠"を参院議案課にオーダーして参院内に緊張が走ったこともある…。

私が民主党職員として参院国会対策委員会に異動になったのが1998年。この年の秋に初めて提出した問責決議が当時の額賀福志郎防衛庁長官の問責決議案である。当時、防衛庁の調達実施本部の背任事件が起こっていた。当時も与党が敗北した参院選の直後で、自由党や公明党が小渕内閣と連立政権を組む前で、野党多数であった。この問責決議が可決され、額賀長官は閣僚辞任に追いこまれたのだが、現在に至るまで閣僚の問責決議としては唯一の可決事例である。いまの参院も与野党逆転である。なぜ提出を躊躇するのかと訝しく思われる向きもあるかもしれない。参議院民主党のトップは役員会でなぜ衆院の覚悟を問うのか?と思われるかもしれない。

額賀長官の問責決議を可決した当時と決定的に違うのは、与党が衆院で3分の2を占めていること、つまり衆院再議決を行えば多くの議案が衆院の意思だけで通ることである。参院では自ら院として可決した問責決議に基づき、現内閣の提出した法案を審議しないという方針は守れるだろう。しかし、衆院においては参院の意思は参院の意思として、別と捉えることも可能だ。与党は当然そう捉えるだろう。参院民主党が衆院に問うているのは民主党の衆院議員が参院の意思を理由に審議拒否をすることに耐えられるのかという話である。衆院議員は解散があるため、常に国民世論に敏感である。審議拒否についての国民世論、またその世論を形成するメディアの審議拒否に対する報道姿勢の推移も既に国会対策の専門とする党職員には予想できている。内閣総辞職や解散まで衆院の審議拒否を続けるというのはどう考えても無理だ。
衆院の優先が発揮される分野以外の国会同意人事や参院の議決権、調査権で与党を追い込むのがいい。追い込んで与党に3分の2を使わせればいい。与党に3分の2を与えた2005年の衆院選挙は郵政民営化という単一争点の結果であった。国民からすれば随分前の、単一争点に基づく強大な権限を行使せぜるを得ないところに追い込むのである。政界再編や合従連衡ではなく次の衆院選で政権をとるという王道をとるなら審議拒否は使わないほうがいい。審議拒否の理由が参院の問責可決という直近の民意を反映したものであったとしても、今の国民はそう受け取らない。最近、政権交代の必要性をいう住民の方が本当に多い。長期政権の歪みがさまざまな形で噴出していることが随分と浸透してきていると感じる。今回もし判断を誤ることになり、政権交代がおこらない国になってしまうとなると、国益という点で万死に値すると思う。伝家の宝刀は一度しか使えない。抜くときは最後だ。



野里鍵町の五斗米。ランチ。午後から県庁。姫路駅の高架事業に関連する問題で担当部局からヒアリング。姫路駅前の人の導線なども大きく変わることが予想される。その後、神戸北野の六甲荘。超党派の議員懇談会。関経連理事のKさんを講師に関西広域連合、道州制等についての勉強会。その後、自民党の面々と懇談。

今日の『明石家さんちゃんねる』にお世話になった知人Tさん登場。東京でばりばり活躍しているらしい。

  (未定稿)期待に応えたい!
04/24 (木)

acchi.gif 事務所に砥堀出身の実業家Hさん来訪。戦争で生き残り、裸一貫から事業を立ち上げた経験から、若い人に頑張ってほしいという。戦争など置かれた環境は全く違うし、私たちのように恵まれた社会で育っているものは弱いが、ゼロからのスタートという点では私も同じ。期待に応えられるよう頑張りたい。

その後、神姫バスのSさんとフォーラス南の博多天神とんこつラーメン虎と龍。屋台のような店舗。博多の名を掲げているが、私の好きな熊本の太肉(たーろー)麺があったので選択。マー油が効いていて美味。スープも濃厚。

その後も終日、来客対応、原稿作成など。

  (未定稿)太った?
04/25 (金)

終日、訪問、来客、事務作業。突然家族を亡くしたり、病気等で困っている方の話も聞く。私に太ったという声も…。ある人は「楽をしているのでは」と笑い、ある人は「ストレス太りでは」と心配して下さる。人生でこれだけ体のことを指摘された年もない…。昼食は昨日の夕飯の残り。

  (未定稿)菓子博協賛「播磨の黒田武士まつり」全国歌謡コンクール!!
04/26 (土)

acchi.gif 理容Mで散髪。Mさんは結婚式前なのに散髪をしないのかと心配していたという(笑)。菓子博について世間の評価を教えてもらう。散髪屋は生の声が集まる。その後、事務所。その後、船場の髭ラーメン。その後、菓子博会場へ。菓子博のメインステージ「ふれあいステージ」へ。姫路菓子博2008協賛「播磨の黒田武士まつり」黒田二十四騎の部隊と合流。


「官兵衛を大河ドラマに」の幕を前に気勢をあげる黒田二十四騎。姫路市議会の伊藤、松岡、萩原、石堂の4市議も甲冑に身を包んで参加しています


ステージで挨拶。その後、「播磨の黒田武士まつり」全国歌謡コンクール。姫路城にゆかりの「白鷺の城」と「黒田武士」の全国歌謡コンクールと民謡舞踊大会を行い菓子博を盛り上げるもの。午前中の予選を勝ち抜いた10組で決勝大会が行われた。優勝は山崎町のFさん。かなり上手だった。


親子で決勝へ勝ち残った組も


3度目の入場だが、いずれの会場も大行列。市幹部もお忍びで現場を見に来られている。本来予想以上の客足というのは主催者にとってはうれしい悲鳴だが、現場案内のスタッフに届く声は厳しいものがあるという。

  (未定稿)妹の結婚式!!
04/27 (日)

panda.gif 妹Rの結婚式。快晴好天で熱いほどの一日。モーニングに着替えて教会へ。ホテルなど式専門の牧師さんもいるが、普段の布教活動が中心の牧師さんの話は全く違う。きちんと2人の性格を見抜いた話をされたので驚く。事前に結婚について講義があったりミサに参加したりする義務がある場合が多く、その中で2人の性格や悩みごとなどを見抜いたり指摘したりするという。最近私の周りで結婚する予定のカップルが何組かあるのだが、式の組み立て方や内容、場所等に2人やその家族のものの考え方がでると感じる。

式では私の同級生でウグイス嬢もしてくれたMさんのご両親がこの教会の信者さんで聖歌を歌っていただいた。また、場所を替えての披露宴では妹らの職場の社長ご夫妻からご挨拶いただいた。感謝感謝である。私は父の代わりにバージンロードを一緒に歩くなどしたが、式や披露宴については事前の段取りや来客に誰を呼ぶかといったようなことを含めて、基本スタンスは父ではなく兄として妹たちの意向を尊重した。8歳下の妹だといつまでも子供で心配で口出ししたくなるのだが、私も大人にならなければならない。といいつつ最後に口出ししてしまったが、結果はよかったと思う。ということで心配した結婚式だったが全て良かった。

終了後、父のいる病院へ。結婚式が無事終わったことを報告。父は泣いていた。

  (未定稿)皇太子殿下、御成り!!
04/28 (月)

kocchi.gif 姫路駅前。山陽電車姫路駅前で街頭演説。大手前通りは菓子博会場に向かう親子連れ多し。土曜の授業参観等で代休の学校もあるという。お菓子のある日本丸が入っている「和と洋のシンフォニー館」は10時半の段階で既に3時間待ち。その後、何人かの関係者から菓子博開催の影響について伺う。菓子博については、その混雑状況やパビリオンに入れなかった、ケーキや昼食が売り切れていたという苦情を聞くし、そうした負の部分を伝える新聞報道も増えてきているが、プラスの面についてはどうだろうか。歩いて向かう人を見ても市外の方も多いと見受けられる。宿泊する方もいるらしくホテルの稼働率上昇は報道されている通りのようだ。また電車を使って菓子博に来られた観光客の皆さんは大手前通りかみゆき通りを歩き、会場に向かう方が多い。商店街、特に飲食店関係は売り上げが相当伸びているようだ。ある寿司屋で前年比200%、みゆき通りの喫茶店で150%。ただ、その2本の大通りから一本中へ入ると売り上げの伸びはあまりないという。

先日毎日新聞の新姫路支局長が自らのコーナーで姫路のタクシーに対する苦情を書いており(前の支局長も同じことを書いていた)、心配しているが、観光に取り組む時の心構えとして「おもてなし(ホスピタリティ)」が言われる。会場やその周辺でボランティアとして無償で活動している住民の方も多いと聞くが、頭が下がる思いである。苦情を言われることもあり大変なようだ。一方、イベント会社や警備会社など有償スタッフもいる。菓子メーカーや業界関係者もこれに含まれるだろうか。会場内で神戸在住の県職員の方が休日出勤で雑踏警備をしていたので驚いたが、市役所や県庁職員も多数動員している。街中で道案内の看板を掲げる人や交通規制をしているスタッフも多くがそうらしい。お客さんは2000円ほどの入場料を払って来られている。人気パビリオンに1つ入ろうとすれば、数時間も並んで待たなければならない。会場を出たあとでスタッフに苦情を言う方もいるという。これらの苦情に対応するのは辛いと思うが、明るく朗らかに対応しなければならない。苦情の対応にこそ差が出る。パビリオン内の大手お菓子メーカーのプロのイベントスタッフ(コンパニオン)は混雑していても明るく元気でさすがプロだと感心したという関係者がいた。おもてなしのプロになろう。

その後、フェスタ地下食堂でそば焼き。その後、山陽百貨店。その後、事務所。妹R来訪。晴れ晴れとしたいい顔をしている。Rが撮影したビデオや私が撮った写真をデータで進呈。午後、県庁、ホテルオークラ神戸。ホテル周辺は厳重な警備体制である。控室で待機したあと、ロビーへ。

日本・伯剌西爾(ブラジル)交流年、ブラジル移住100周年記念式典に皇太子殿下がご臨席されるため、玄関ロビーでお出迎え。知事、県会議長らが案内する中、単身で御成り。1993年のご成婚パレードの際に四谷で旗を振ったことを思い出す。今回はおつきの方から「兵庫県議会議員の方々です」と説明をされ、2メートル前で立ち止まられ、会釈して歩いていかれた(お迎えということで写真撮影はできない)。一瞬のことだったが凄いことである。

その後、県庁。様々な雑用。その後、姫路。大渋滞により、バイパスを降りて一般道へ進むも渋滞。姫路まで2時間…。

  (未定稿)メーデー、菓子博、姫路おでん!!
04/29 (火)

hare.gif 昭和の日。午前中から3つのイベントが重なっている。姫路城の南の家老屋敷跡公園。連合姫路中央メーデー。今年は菓子博開催中のため、開催場所をいつもの東御屋敷公園から変え、時間も短縮。来賓にはM、Y代議士やI市長、S中播磨県民局長のほか、U県議、市議会の面々も。姫路地協のO議長は、非正規社員やワーキングプアの増加する社会の不公平や格差是正について力強く挨拶。10年前に東京の代々木公園での全国中央メーデーに参加したことを覚えている。代々木公園もここと同じく青々とした芝生が生えていた。それ以前の新進党時代にもメーデーに参加したことはあったが、なぜ10年前を思い出すかといえば1998年は新民主党が結党された年。私が民主党の職員になった年である。今年は結党10年目。総選挙勝利、政権奪取といきたい。


多くの方が参加されて開催された連合姫路中央メーデー


終了後、大手前公園、みゆき通り、姫路駅、大手前通り、魚町方面を歩く。観光客の人の流れや行動などを観察。途中、新温泉町の但馬牛バーベキュー、大手前通りのすし宗、魚町の姫路おでん屋台ガーデン、みゆき通りのはまもとコーヒー。大変な人出である。途中、家族連れの某県議や知人家族など菓子博に行かれた人とも遭遇。暑くて大変だったようだ。日差しも強く私も日に焼けた。


新北京に併設されている姫路おでん屋台ガーデン(夜8時まで)



しょうが醤油につけて食べる姫路おでん

  (未定稿)菓子博記念「姫路城能楽会」!!
04/30 (水)

今日も快晴。気温も上昇。菓子博会場周辺は交通渋滞なし。姫路城へ。三の丸広場に能舞台が特設されている。通常は明石公園にある移動式能舞台という。


姫路城をバックに映える能舞台


ここで姫路城能楽会実行委員会(お城とリスの会、中播磨県民局、(財)兵庫県芸術文化協会)主催の菓子博記念「姫路城能楽会」があり鑑賞。姫路城薪能の開催で知られる「お城とリスの会」のY会長の話では、大ベテランの会長でも屋外で昼間に能を実施するのは記憶にないという。私も帽子を貸して頂いた。能楽協会神戸支部所属の能楽師の皆さんによる狂言「盆山」、能楽「羽衣」が上演される。チラシに「初心者でもわかりやすい内容です」と書いてあったが、全くの素人の私にもわかる内容であった。


狂言「盆山」



能楽「羽衣」


兵庫県では芸術分野の施策を実施しているが、西宮の芸術文化センターや神戸の美術館、尼崎のピッコロシアターなど施設面では阪神地区に集中しており偏在性が高い。県の事業としては地域偏在を解消する取組みを考えなければならないというのは総務常任委員会でも発言してきた。今回は県民芸術劇場事業というもので偏在を補正する取組みの一つであり、市とも連携して実施している。いい取組みである。姫路出身のY阪神北県民局長らも来られていた。

終了後、ヤマトヤシキの大京都店、ハマモトコーヒー、田吾作など。



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