Web版ひであき日記

2008年03月

  未定稿
03/01 (土)

手柄の姫路市文化センター。姫路地区国民医療推進協議会主催の市民フォーラム。医療問題について。

  未定稿
03/02 (日)

手柄のM代議士事務所。民主党姫路総支部の幹事会。県議会報告など。その後、船場御坊本徳寺の楽市。こちらもかなり盛んである。その後、姫路駅前のすし宗。さわらすし。美味。その後、姫路市立高校のパルナソスホール。その後、事務所。作業。来週から予算委員会が始まるが実はほとんど準備をしていない…。準備。


2月中旬から食べられる鰆(さわら)寿司


夜、質問に関連して関係者と打ち合わせなど。

  (未定稿)片山前知事、兵庫県議会で講演
03/03 (月)

質問作成のため徹夜。今日、総務常任委員会があること、また5日から予算委員会がスタートするが、4日間質問する予定である。予算特別委員会の場合、質問要旨を前日正午までに通告する必要である。また、ネットライブ中継があり、議事録も名前が残り全文筆記となるため、念のため、全文を作成することにする。となると時間がかかるのである。

車で姫路駅前。山陽電車姫路駅前で街頭演説。その後、県庁。予算資料等の資料が膨大でとても電車には乗れない。運転中、睡魔が襲ってくる。一日の徹夜ぐらいで眠くなるとは…。

まず総務常任委員会。補正予算に関連して地方消費税(歳入)の120億円下方修正理由、企業庁保有金120億円一時借入れの問題点、更なる税収下方修正による19年度決算の赤字転落の可能性等について質問。最終的に借入れをしてでも黒字にしておく方針を確認。企業会計と違い自治体の会計では借入れでも黒字になるのである。その後、議員提出議案の政務調査費透明化条例案の態度表明。民主・公明・共産の3案が提出されているが、自民党がいずれも反対のため、21日の委員会では賛成少数で否決される見込み。委員会は10時半からスタートし、終了時刻が2時を過ぎたのだが、これまでの最長記録ではないかと皆騒いでいる。…。

その後、県議会政調懇話会。片山善博慶大大学院教授(前鳥取県知事)。ガソリン税の一般財源化に賛成の立場の同氏だが、自民党議員を含めて、多くの議員、職員が参加。議会機能の充実等について持論を述べられた。その後、姫路。

  (未定稿)平成19年度減額補正予算の採決
03/04 (火)

車で県庁。議会運営委員会を受けて会派の議員団総会。その後、本会議。平成19年度減額補正予算の採決。賛成多数で可決。

本会議後予定されていた行革特別委員会は請願取り下げにより流会。昼食は帝武陣の洋食弁当。その後、元町駅近くのマルティーナ・ヴァレンティーナ。その後、企画管理部総務課から姫路菓子博のスクラッチ式宝くじ発売についてヒアリング。その後、控室で質問作成。政務調査員、関係当局と打ち合わせなど。夜まで。

  (未定稿)予算委員会、実質審議スタート!
03/05 (水)

予算特別委員会。実質審査初日。まず企画管理部(教育課及び大学課を除く)。私の割当て時間はないが会派の同僚委員等の質問を拝聴。昼食は豊福の弁当。委員全員で食べるならわしらしい。

委員会終了後、質問の最終修正並びに明後日以降の質問作成。夜遅く、母から父が肺炎を発症との連絡。今の父にとって一番怖いのが肺炎。今回は先生から生命維持装置(人工呼吸器)の使用有無について家族の意志確認を求められているという。これまで私が最終判断することも多かったが今回は簡単に判断できることでもなく即答できず。家族皆の意見も聞いてほしいと伝える。

  (未定稿)警察本部に対して質問!
03/06 (木)

車で県庁。予算特別委員会の審査2日目。県民政策部、部外局、公安委員会(警察)について順次審査。昼休憩時に、各会派政調会長会。

私は公安委員会(警察)について質問。 
1 姫路ゆかたまつりの警備体制について
(1)姫路市条例改正を受けての警備方針について
(2)3日間開催に戻すことの可能性について
(3)本部長の現場視察について
2 警察手帳の勤務時間外の携帯義務付けについて
3 警察職員互助会への補助金について
4 姫路警察署の移転(運転免許更新センターの整備)について

質疑応答録画放送(Windowsメディアプレイヤー対応)

私が兵庫県警本部長に対して、ゆかたまつりへの参加や現場視察を求めたところ、本当に来るという驚くべき答弁がありました。また、開催日程について、今年は2日間で開催し、条例改正の検証をして、本来の姿に戻すべきではという質問に対し、生活安全部長から、短いほうがいいという率直な答弁もありました。(正式には)協議会の場で警察としての意見を言うとのことでした。

父のこともあるが、質問の関係で夜も残って作業をしているため、病院にはいけていない。心配ではあるが仕方がない。

  (未定稿)姫路の救急医療体制の確保を求める!
03/07 (金)

車で県庁。予算特別委員会3日目。健康生活部・病院局の審査。私も昨日の警察本部に引き続き質問。
質問通告内容
1 三次救急医療機関の整備について
(1)兵庫県下消防長会の救急医療崩壊についての懸念について
(2)三次救急医療機関の充実について
(3)新型救命救急センターの設置実現性について

質疑応答録画放送(Windowsメディアプレイヤー)

新型救命救急センターの設置については、厚生労働省の許可見込みがあるという答弁がありました。翌日の神戸新聞兵庫面にも掲載されました。

私より先に登壇した先輩議員が身内の具体例をあげて質問されていたので、冒頭に父がお世話になったことを追加。午前中に原稿を追加していると肺炎を聞いてから病院に行っていないこともあり涙とまらず。更に妹から連絡があり、急ぎ病院へ。一時悪化したが、肺の水を抜くなどの対応をしていただき病院についたころには、酸素吸入や常時点滴・血圧常時はあったものの小康状態になっていた。家族全員揃って安堵。Rがレコーダーで私の質問を父に聞かせていた。父は泣く。意識ははっきりあり、耳は聞こえている。装置の件は全員の意見が一致した。

  (未定稿)土曜も神戸!?
03/08 (土)

神戸の民主党兵庫県連。県連選挙対策委員会に出席。衆院選、高砂市長選、三田市議選、篠山市議選等の対応について協議。その後、党県連常任幹事会。課題について議論。その後、神戸市役所東の東遊園地。連合兵庫の中央総決起集会に出席。春闘を控え、労働分配率の向上について決議。終了後、三宮のニューメイフィルでカレー。その後、電車で姫路の病院。父は酸素吸入はあるものの小康状態を保っている。ロビーで知らない年配の男の人から「竹内さんいい質問しとったな」。新聞を見て声を掛けて下さったのだと思う。最近太り気味というより太っているのだが、まだ顔を見て気づいて下さる方もいる。ありがとうございますと返礼。この日は終日、父のもとで過ごす。

  (未定稿)親への感謝を伝える機会はそうない
03/09 (日)

自宅で作業。その後、Rの運転で花田の球技スポーツセンター。少年野球チーム増位ベアーズ卒団式。卒団生1人ずつが保護者に御礼をいい、保護者がそれに答えて発言するという機会が毎年用意されている。これがメインイベントだが、練習費用がかさむ時には仕事を増やしてくれてありがとうなどという言葉が子供から出る。会場の多くが落涙。あるコーチは一年に一回心を洗う日だと言っておられる。私も挨拶の中で卒団生に、親に直接御礼を言う機会は人生でもそうあることではないといっておいた。自分も父が倒れるまで言ったことがなかったからである。男の場合は結婚の際でもない。また「どんな手抜きでもお母さんの弁当の方がいい」という子供の話の紹介もあった。いろいろ考えさせられる。


「練習当番や試合の送迎、お弁当づくりありがとう」


夜、東京から雑誌編集者K氏来姫。非常に元気で今の職場に満足しているようだ。若手のメディア関係者と共に歓談。

  (未定稿)松下・液晶テレビ工場の姫路進出効果は6兆6000億円!!
03/10 (月)

播但線で姫路。山陽電車姫路駅前で朝の街頭演説。県議会予算委員会について話す。その後、電車で県庁。予算特別委員会4日目。産業労働部・労働委員会の審査。私も、警察本部、健康生活部に続き3回目の質問。

1 (株)IPSアルファテクノロジの液晶パネル新工場の立地決定について
(1)新工場進出に伴う経済効果について
(2)新工場進出に伴って想定される諸課題について
2 企業誘致と今後の方針について
3 姫路菓子博について
4 ものづくり大学校(仮称)について
※3・4については2人の委員から先に質問があったため、重複を避け中止。

(1)については、(株)IPSアルファテクノロジの姫路進出に伴う県内への経済効果は「10年間で6兆6000億円」、フル操業後は県内総生産を1.3%(2,500億円)押し上げる効果がある、とのH産業労働部長の答弁がありました。(2)については山陽バスの妻鹿駅新規乗り入れや国道250号線飾磨バイパスの整備、また、関連企業等への補助金に関連して大阪府が同一立地への上限枠を設定しようとしている点について兵庫県は現行制度に変更はないとの答弁もありました。また地元雇用や地元調達についても要望しました。

質疑応答録画放送(Windowsメディアプレイヤー対応)
質疑応答録画放送(Windowsメディアプレイヤー)

昼食は帝武陣の弁当とビハーゲンのミックスサンド。最近高校時代のようにいくら食べても満腹にならない…。予算委員会終了後、県庁に来訪の早大の後輩Tくんと懇談。お互い太ったなどと話をしつつ、いろいろ教えてもらう。単身転勤の可能性もあり仕事がかわるかもしれないそうだ。驚いたが、その仕事振りがどのように評価されるか、これは楽しみである。

  (未定稿)「参院、日銀総裁に不同意」の裏で前進したこと
03/11 (火)

県庁。予算特別委員会5日目。農林水産部の審査。私の質問割り当てはない。県会の予算委員会は実質2週間だが、2週間でも結構忙しく大変である。国会は衆参ともほぼ1ヵ月。党職員時代は日程をはじめ与野党の交渉など国対マターが担当であまり気付かなかったが、質問する議員は結構大変である。M代議士のように理事ともなると交渉・質問と本当に大変であろう。昼休憩時に会派の議員団総会。今議会提出議案の賛否等について協議決定。

今日、参院で日銀総裁に武藤氏が昇格する同意人事が否決された。武藤氏の総裁昇格については、事前に受け入れる可能性がなかったとはいえないが、予算を衆院で強行採決し、国会空転を招いたことで、民主党が賛成できないのがはっきりしていた。にもかかわらず、同じ提案をしてきたのは、否決されたとしても総裁案に同意しない野党を批判できるという算段だろうが、甘い。日銀総裁空白というが、今の福井総裁は村上ファンドへの投資発覚、辞任要求となった時点で民主党から見れば信任していない。つまり総裁空白と同じである。日銀にしても財務省とのたすき掛け人事復活など望んでいない。このあたりを読み切れないのは、官邸の機能不全または世論を分析する能力が低下しているのではと映る。新聞の社説は批判一色でも、どう書かれようが賛成しないのは当然である。

さておき、私的には国会同意人事について以前から改善が必要だと思っていたことが前進した。人事対象者が国会に出席の上、所信を述べ、質問に答えるという仕組みが導入されたことである。参院の議運委員長がその仕組みづくりに大きな影響を与えたと聞いている。人ばかりが注目されているが実は仕組みも大変重要なことである。アメリカでは、上院の承認人事として、公聴会が開かれ、所信をきき、質疑を行うのは当り前のこと。アメリカの日銀総裁にあたるバーナンキFRB議長もそうした経過を経て現職にある。それ以外にも、各国に派遣する大使も公聴会に出席し、議会の承認を得なければならない。ネオコンで知られたボルトン国務次官を国連大使に任命するにあたり、上院の承認が得られなかったことから、上院閉会中に指名するという奇策的な大統領特権(議会休会中の場合、次の会期が始まるまで上院の承認なしで欠員を補充することができる権限)を使って任命したが、上院の承認がなかったことで結果として厳しい立場となり、十分な職責を果たせないまま短期間で辞めたことが記憶に新しい。日本ではこのような緊急的な制度はなく、衆院の優越性もない。参院の位置づけが上院とも違うが、きっちりと参院の意思を示すのは現行制度の中で当り前である。

しかし、「否決される人を国会に引っ張り出した責任は重い」とある政治評論家が総理に対して怒っていた。その通りだと思う。昔の自民党ならしなかっただろう。これで次の成り手も減っていくことになる。

  (未定稿)6月議会には減額補正予算?
03/12 (水)

県庁。予算特別委員会6日目。県土整備部、企業庁の審査。

道路特定財源の延長がなければ減額補正を組むという財政課の話もあったが興味深い。税収の見込み違いによる歳入不足がはっきりしても昨年の9月議会では補正せず、執行保留したが、今回は執行保留でなく減額補正するそうだ。議員の立場では全てにおいて議会議決の必要な補正が望ましい。今後は適宜補正し説明責任を果たしていく方針に変わったということだろう。

しかし、修正協議が年度末までにまとまらず、民主党の議員立法も通らず国直轄事業の地方負担廃止もなく、衆院3分の2再議決があれば、国地方合わせて2兆6千億×2/12ヵ月程度の税収減となる(駆け込み需要を見考え2ヵ月とする)。民主党が一般財源化で折れることはまずないだろうから、合意がなければ、いずれにしろ6月議会で減額補正予算が提出される可能性は高いということ。

最近、特定財源の無駄遣いが連続して報道されているが、この道路特定財源という仕組みは一度解体すべきである。天下りとセットのものは無駄の総額が大きいが、金額的には小額のものもある。国民にとっては、小額であっても、道路特定財源については厳しい目線にある。

大きく捉えれば、こんな制度を10年とかの期間そのままにして消費税をはじめとする増税なんてことを誰が国民に提示するのか。財政構造はプライマリーバランスの黒字化のめどが立たなくなるなど将来世代へのツケの先送りのまま。本当に不幸なことである。小泉総理時代でも手がつけられなかったほど利権が大きい問題というが、政権交代によってこれらは解体した方がいい。そのためには一時的なデメリットも甘受しなければならない。有権者の多くも賛同してくれると思う。

  (未定稿)教育の分権の流れ加速−居住地間格差拡大−
03/13 (木)

神戸の県庁。予算特別委員会実質審査7日目。教育委員会、企画管理部教育・情報局教育課及び大学課についての審査。私の質問割り当てとしては最後の質問。

1 県教育委員会と市町教育委員会の関係について
(1)小中一貫教育と中高一貫教育について
(2)中核市への県費負担教職員の人事権委譲について
2 モンスターペアレント対策について
3 東京都杉並区の和田中学校の「夜スペシャル」について

1(1)については姫路市の小中一貫教育の取り組みをはじめ市町教委の取り組みについては基本的に尊重するという趣旨の答弁でした。1(2)については、(1)の答弁とあわせて聞いていただければわかりますが、私の提案はとらず、処分権等は別として、移譲のあるなしに関わらず、県教委が(1)の運用に異論がないようにする。つまり、実質にはこの方向で進むというように解釈できました。

私は県の考えを聞きましたが、教育についても基礎自治体中心の流れがどんどん進んでいくという時代の流れに本県も従っていく考えと解釈しました。分権は一層進みそうです。県の一般会計の4分の1は教育予算です。人事権が基礎自治体に移る流れというのは、県のあり方にも大きな影響を与えると思います。

2については、本年度だけで教育相談所に寄せられた相談件数は1872件にのぼること、具体的なクレーマーの例なども報告されました。3については、その類似事例の導入については県教委としては様々な観点から慎重に対応したいとのことでした。

質疑応答録画放送(Windowsメディアプレイヤー対応)

今日は最後に、絵本作家で有名な永田萌県教育委員会委員長に対する質問も。永田さんは7年間教育委員をつとめ昨年10月から委員長を勤めている。姫路の賢明女子学院の卒業生でもある。質問では、委員会の感想を問われて、個性的な議員が多く本会議よりも親しみがもてたという趣旨の答弁。委員の笑いを誘っていた。

昼食に地下食堂のビッグチキンカツカレー。県庁3号館半地下にあり、誰でも気軽に利用できる。チキンの大きさが半端ではない。B級グルメとしては見逃せないメニューである。父も少し落ち着いてきたようで安堵。

  (未定稿)予算委員会の合間に
03/14 (金)

予算委員会は週明けの総括審査を前に準備のため1日休み。ということで久方振りに事務所に出勤。様々な案件がたまっている。気が重い。

手柄のM代議士事務所を皮切りに、飾磨の姫路港管理事務所、安田の姫路市役所・市議会市民クラブ、西今宿、東郷町など市内各所を回る。多くの方と面談。相談、陳情、懇談など。足を運んだ甲斐があるものもあって結果として満足の一日。

昼食は今宿の花月うどんでカレーうどん。その後、事務所。締め切りが迫っている確定申告の準備も。その後、神戸。若手有志県議と懇談会。物の見方は個々それぞれ違う。勉強になる。

  (未定稿)時計職人 永濱修さんの黄綬褒章受章を祝う会へ
03/15 (土)

播但線でホテル日航姫路。時計職人(1級時計修理技能士)永濱修さんの黄綬褒章受章を祝う会。永濱さんは、歴史ある古時計から機械式時計の修理、修復技術があり、形見の時計や震災で壊れた時計の修理も行っておられる。NHKの全国ニュースをはじめ各種メディアでも取り上げられている。内輪のお祝いの会に出席した日の日記に書いたと思うので詳しくは書かないが、父が倒れる直前に祖父から父が受け継いだ時計を修理に出していたらしく、倒れた後、時計が直ったという連絡を頂いて家族一同驚いたのものである。

祝宴で挨拶。私の挨拶に先立つM代議士から永濱さんの国際的活動の話、I姫路市長から時計の話、O兵庫県しごと局長からものづくり大学校での体験講義の話と私が考えていた話が全て出てしまって困惑。なんとか話す。


お孫さんからの花束を受け取った夫妻


元々祖父や父が時計好きで私も好きなのだが、議員になってそうした趣味から全くといっていいほど遠ざかり、携帯電話で時間を見る癖もつき腕時計をはずすことも多くなっていた。予算委員会に入って再びつけるようにしているが、やはりいいものである。

終了後、山陽百貨店。その後、事務所。確定申告の電子申告。簡単にできることのように宣伝されているが、これは簡単ではない(笑)。特に医療費控除など入力の手間は相当なものである。来年から5000円の電子申告控除が適用されないとなれば、時間とコストの面からも持参した方がいいことが明らか。ただカードリーダーを買ってしまったのでどうしようか…。

  (未定稿)道路特定財源と地方自治!
03/16 (日)

朝からテレビで政治討論番組をはしご。NHKの日曜討論では、藤井裕久元蔵相(党税調会長)が、道路特定財源問題に関連して、2008年度の地方自治体の予算編成を、参院の議会構成の状況を踏まえて予算編成するのも地方自治のあり方という話をされていた。暫定税率分の歳入を見込まない予算編成ということだろう。ねじれ国会に対応できない永田町という話は新聞の社説等でも見られるが、地方の実情は更にこうした話とはかけ離れている。1800余りの自治体があれば、リスクヘッジとして、暫定税率部分の歳入を見込まない予算編成をする自治体が1つぐらいあってもいいと思うが、ないようだ。地方自治といっても現実は言葉だけで皆国を向いている。現在の自治体首長の権限と国との力関係の中で、暫定税率部分の歳入を見込まない予算を組み、胸をはれる首長は誰もいない。そんなことをしても睨まれるだけで、結果として住民が損をすることになるからである。暫定税率維持を求める署名も6首長を除き全員が署名したことでも明らか。その後のテレビ朝日のサンデープロジェクトでは、神奈川県の松沢知事も本当は一般財源化に賛成だが、現実にそうは言えないといっていた。民主党ももう少し頑張って政権をとらないといくら正しいことを言っても地方はついていけない。この問題では大衆迎合の批判を超えて踏ん張るべきだ。

夜、神戸のポルトバザール。セールの靴を購入。SくんやFさんなど姫路在住の知人にも遭遇。姫路にもアウトレットがあればいいのだが。

  (未定稿)予算特別委員会、I知事出席のもと総括質問!!
03/17 (月)

朝の街頭演説。県議会予算委員会の質問内容等の報告。その後、電車で県庁。予算特別委員会の総括質疑。I知事、両副知事ほか、教育長、事業管理者、理事、部長など県庁幹部が全員出席。とはいえ知事が直接答弁する場合が多い。民主党からは東灘区選出の加藤修県議が質問。私の質問関連では救命救急センターの整備拡充について特に要望してもらう。その後、加古郡選出の永富県議による討論の後、予算の採決。賛成。

昼食は万年青の弁当。その後、各会派政調会長会。各会派が提出に合意した意見書に署名。その後、会派の幹事会。夜、保育園問題の苦情に対応。いろいろある。

  (未定稿)姫路市議会03会の市議団と県民局幹部の政策懇談会!
03/18 (火)

事務所で作業。原稿、その他書類作成がたまっている。ヘルパーの資格をとったという畏兄Yさん、N労のIさんら多くの来客。懇談。昼食はどん兵衛きつね特盛。

その後、中播磨県民局。姫路市議会03会の市議団と県民局幹部の政策懇談会。県民局のT副局長、A姫路土木事務所長、Z県民生活部長と意見交換。財政負担が発生する問題などで多少意見の異なる部分があるがざっくばらんに話ができることはお互いにとってメリットがあると思う。私が市議時代にはこうした機会はなかったがいい機会だと思う。

その後、神戸。その後、民主党兵庫県連青年局の懇談会。I局長はじめ県議、神戸市議、他の自治体市議の面々、衆院選候補らと打ち合わせ。今後の方針、事業計画を決定。皆真面目である。今回から西宮市のK市議も参加。能力の高い人物だけに民主党入りしてくれて嬉しい。

  (未定稿)県民相談?!
03/19 (水)

幹事団当番のため県庁。予算特別委員会の理事会では委員長報告等の確認などがあったようだ。県議会では常任委員会の報告は文書により議長に対して行われるため、実際の質疑内容が議場で報告されるのは予算・決算特別委員会などに限られる。12月県会では決算の審査内容が詳細に報告され驚いたみことを覚えている。

昼食は高架下のとんかつ七兵衛。ここも若い人に人気がある。同じカツ丼でもセンタープラザの吉兵衛とは関係ないらしい。量は少なめ。最近肩凝りがひどいため久方振りにクイックマッサージ。

指名なし、アポなしで県民相談にこられた方に当番議員として対応。お孫さんの学校生活ことで悩んでおられる。大変難しい内容だが、困っているから政治に助けを求めている。昔なら門前払いのように杓子定規に対応していたかもしれない。私なりにアドバイス。

その後、企画管理部のM総務課長から追加議案・繰越明許費の説明。夜まで作業。満月。Tさんの評判に偽りなし。

  (未定稿)民主党姫路総支部幹事会など
03/20 (木)

春分の日。病院。状態は少しずつよくなっている。その後、Tさんをピックアップし、手柄のM代議士事務所。民主党姫路総支部幹事会。各級議会報告、県連・選対状況報告、党員総会について打ち合わせ。その後、自宅にてFくんと夕食懇談。

  (未定稿)平成20年度予算を可決、民主党政務調査費透明化条例案は否決!!
03/21 (金)

県庁。総務常任委員会。加古川市に改修のうえ譲渡する「兵庫県立東はりま青少年館」の廃止条例など知事提出議案の採決。可決。その後、民主党提出の政務調査費透明化条例ほか議員提出条例の採決。我が会派のほかに公明党、共産党が少しずつ異なる独自案をそれぞれ提出している。残念ながら自民党が3案全てに反対ということもあり賛成少数で否決。形式的なものを除き、私の議会活動では初めて議員提出した条例改正案で答弁もさせていただいたが、否決という残念な結果になった。4月1日が施行日という関係でこれ以上の継続審議にはできないこともあり採決となったが、次の一手を考えなければならない。

委員会終了後、会派の議員団総会。本会議、役員体制等について打ち合わせ。その後、本会議。予算特別委員長による委員会の審査報告では姫路循環器病センターの充実等にもふれてもらう。その後、討論、採決。平成20年度本予算等は可決。政務調査費透明化条例案は本会議でも否決される。

予算特別委員長報告(リンク)

昼食は万年青の弁当。量が多い。その後、財政課副課長から明石海峡の油流出被害に対する漁業者への利子補給支援等についての追加議案の説明を受ける。その後、兵庫区のかんてき。寿退社するTさんの送別会。寂しくなる。

  (未定稿)卒園生の名前に時代を感じる!
03/22 (土)

姫路市網干区。R保育所の卒園式。M代議士夫人、Y市議らと来賓挨拶。卒園証書の授与で一人ずつ子供の名前が呼ばれるのだが、「すきる」くんという名前も。技術や技能という意味の"skill"からとったのだろうか。名前は時代を表すというが、私の場合、Gメン75の二谷英明からとられたらしい(苦笑)。皆勤・精勤などの表彰などの後、最後に年度末で退職する保育士さんも挨拶に立たれる。私の事務所に来てくれた人も退職。寂しくなる。他からも転勤や退職の連絡を受けることも多い。月末は送別会も多い。

終了後、網干区坂上のマドリードで昼食。その後、病院。父の様子を見る。その後、事務所。

  (未定稿)つれづれなるままに
03/24 (月)

県庁。先輩議員と打ち合わせ。その後、総務常任委員会。明石海峡油流出事故の利子補給等の補正予算の歳入審査。21日に当初予算を可決したばかりだが、今回の補正予算の財源は県税「不動産取得税」の増収となっている。当初予算編成後に県税事務所に問い合わせ、大型の土地取り引き案件が判明したということで今回の補正財源に充当したということだが、当初予算の議決は3日前。ということで財源については質問の前に説明があるものだと思っていたがなかったので指摘。金額の多寡や技術の問題ではなく、議会の存在に関係してくる。二元代表制など言うがまだまだである。国・市・県と予算の審議を見てきたが、審議の精度、政治家の感覚は議員1人あたりの住民数に比例しているというより二極分化。地方分権が言われるが、道州制なら大幅に都道府県議の数が減らせるが、導入はまだ先。まず地方議員の数を大きく減らし、基礎自治体へのシティマネージャー制導入を検討するなど地方議会の質を高めることを考えなければならない。

昼食はおこわ米八の弁当。その後、政調費説明会の資料を見る。政務調査費の使途が合法かどうかの基準は裁判結果でも分かれていることがはっきり出ている。特に会食費用が適正かどうかの金額などは裁判所ごとに違う。ここに主観以外に説明となる根拠はない。訴訟に持ち込まれると、条例の規定というより、個別具体的な支出事例ごとに司法が判断した上で判決している。それは条例の基準が極めて曖昧でほとんど何も書いていないからである。条例の規定が曖昧な上で、司法の判断となると、原告被告双方の能力や力関係によって判断は大きな影響を受ける。実は政務調査費の場合、被告は予算の執行権者である知事や市長だとしても、政調費を使った議員が補助参加人として実質的に被告として争っているケースが多い。議員側が反証せず、また資料も出さず敗訴・確定した事例もあるという。原告は弁護士もいるオンブズマンらの専門家で、全国のネットワークがあり、判例等も熟知している。対する議員側は代理人を立てずに本人が対峙して負けてしまうこともあるという。元々規定が曖昧なグレーゾーンの支出をめぐる裁判だけに裁判能力の差は特に結果を大きく左右する。

私は政調費にかかる条例・規則制定権が法により地方議会に委ねられている中で、違法条例審査でもないのに、個別の支出判断を司法が行うことは好ましいとは思わない。使途基準の指針やマニュアルがあってもこうした問題が起こっているのは、その役割が単に指針にすぎず、個別具体的には司法で判断されるということにあるのではないかと思っている。議会規定の場合、条例または規則で定め、場合により条例・規則の中で規程等に委ねることで法的に担保される。対策としては支出可能なものについて現行法規の中でこと細かく定めておく必要があるということであろう。議会で議論されることの中で、県民生活に関係することでもあまり報道されないが、金額的にはわずかでも政調費等については大きく報道される。全国的な報道で地方議会の信用が低下しているのは明らかなのにその対応がとれていない。政務調査費については、国は、当初都道府県議長会が要望した「議員としての経費」を認める制度ではなく、「調査に限って」法で認めたという話を昨年の政務調査会の講演で聞いた。サラリーマンと同じ控除額の給与所得ということもあまり知られていない。政調費を第二の報酬という人もいるが、多くの議員が第一の報酬の税引き部分から調査以外の経費を充当している現実がある。もう少し広範に経費を認める制度に改める必要もあると思っている(これは国の立法措置が必要)。地方議員の政務調査費にあたる国会議員の立法事務費の使途に一切の制限はないし、その報告は不要(制限する必要も感じない)。地方議員の場合、調査以外の活動経費は、自腹か政治献金として第三者から調達するのが法の建前だが、本当にそれでいいのだろうか。卵が先か鶏が先かわからないが、地方議員の数を減らすこととセットで地方政治に対する公費助成について国も少し考慮してもらわないといけない。

しかし、公費である政調費の使途について、オンブズマンの方と追及の対象となる議員とで判断がわかれるのはなぜかと思われる向きもあるかもしれない。しかし見ていると両者は政調費はもとより他の考え方でも同じことの方が少ない。議会では後者の方が多数であるため、それ以外の場で戦っているという見方もできる。

その後、会派の政務調査会。近畿運輸局のY企画観光部長を講師とする観光について勉強。その後、会派の本会議・予算委員会の質問者・役員の懇談会。その後、姫路。Nさんの愚痴を聞く会。Yさんらに遭遇。驚く。

  (未定稿)政調副会長、任期満了!
03/25 (火)

puri.gif 県庁。会派総会。議会運営委員会の報告等の後、4月1日からの新年度の会派役員について協議。拍手で決定。私も初当選ながら政調副会長として会派執行部の末席に加えて頂いていたが1年の任期を終えて退任。大いに勉強させて頂いた。1年目にガバナンスの仕組みを見ることができたことは、任期4年間にとって大変有意義であると思う。これまで役員当番や幹事会などかなり時間を割いてきたが、これからは少し時間ができるとも思う。

その後、本会議。明石海峡油流出事故の利子補給等の補正予算の採決。議長、知事の閉会挨拶など。

その後、ふる里の弁当。今日が県議団ニュースの原稿締切ということで調整。その後、三宮のR valentino。議会関係者の送別懇談会。異動あり、就職あり。途中退席し、石田屋。姫路、神戸と私と同ルートを歩んできたSくんが大阪へ転勤ということで送別会。別れの季節。寂しくなる。

  (未定稿)来月から姫路は祭り一色!!
03/26 (水)

砥堀のホームセンターアグロで買物。事務所で機械の修理。何年か振りにはんだごてを使う。電気回路が断線していたのだが直る。最近、壊れたものの修理をする機会が何度かあった。電化製品をいじったり現実に直ったりするのは結構楽しい。事務所で来客、陳情対応など。メール返信も。

夕刻、本町の姫路市観光交流推進室。O室長と四方山話。4/18〜5/11姫路菓子博、5/31ザ祭り屋台in姫路、6/22・23姫路ゆかたまつり、8/1〜3お城まつりと姫路は祭りイベント一色となる。今月、私が県会の予算特別委員会で姫路ゆかたまつりの警備について質問したのだが、トップの県警本部長が現場に来るということで、今年は正常化に向けた第一歩になることを期待したい。

  (未定稿)忙しい一日
03/27 (木)

kocchi.gif 終日、来客、作業、調査など。忙しい一日。

  (未定稿)京蒔絵展を見学!!
03/28 (金)

kumori.gif 県庁。会派の新旧役員会。議席にも関係する役員決定方法等を含めて確認。引き継ぎ、席替えなど。会派の新規加入議員の話も。

その後、母、妹Mが県議会控室に来訪。三宮で昼食の後、県神戸ハーバーランド庁舎もある東川崎町の神戸クリスタルビル。兵庫県民ギャラリーで開催の兵庫県伝統京蒔絵研究会の伝統京蒔絵展を見学。素晴らしい作品が展示されている。私も今漆塗りの名刺入れをつかっている。日本の伝統文化は素晴らしい。


林晴美さん(宍粟市)の作品「蒔絵欅溜塗り棗(なつめ)」


夜、事務所にて政治資金収支報告書の提出準備。遅くまで。

  (未定稿)民主党県連、衆院選対本部総会!
03/29 (土)

puri.gif 神戸本町。下山手通のケント。その後、県庁北のラッセホール。I県議と懇談。その後、民主党県連。党総支部選対本部事務局長として衆院選対本部総会に出席。方針説明並びに各選挙区の情勢報告。党からは県連・総支部の役職をあわせるとかなり役をいただいている。できる限り頑張るつもりだが大変である。終了後、党県連選対委員会。相生市長選挙の推薦について協議決定。

終了後、姫路。南町の新生軒でラーメン。塩味で極あっさりした昔懐かしい味。昔からのファンも多い。その後、下寺町の姫路商工会議所。関電労組合同政治研修会。県政報告。講演方式は特に話が下手である。その後、事務所。作業。その後、懇談会など。

  (未定稿)民主党総支部、党員総会を開催!
03/30 (日)

kumori.gif 地域の自治会総会。H自治会長から、昨年の本日について触れて頂く。県議選の告示日である。また、父が倒れて2年と1日目でもある。状況報告等を含めて挨拶。

その後、飾磨の姫路市教育会館。民主党姫路総支部の幹事会。党員総会の最終確認。昼食はまねき食品のの弁当。その後、党員総会。私からは昨年度の活動報告。決算等の報告のほか、今年度の活動方針や予算、役員体制について提案。質疑応答にはM代表が答弁。その後、全ての議案等を全員の拍手で承認。特に救急医療、企業誘致等に取り組む方針を確認。

その後、手柄のM代議士事務所。その後、事務所。政治資金収支報告書の最終確認。その後、市川橋通のモアイ。打ち合わせ。

  (未定稿)年度末、退職・就職・異動 悲喜こもごも!!
03/31 (月)

kouji.gif 山陽電車姫路駅前。民主党朝の街頭演説。言いたいこと、好きなことを話す。終了後、はまもとコーヒー。リニューアル後初。Hさんのお父さんも復帰されて元気な姿でレジに立っておられる。父のことも心配して頂いた。

その後、事務所。警備関係者来訪。意見交換。最近、行政機関の方が人事異動や退職などで挨拶に来られる。中には望まない異動もあり悲喜こもごもである。Rに中播磨県民局に平成19年分政治資金収支報告書を提出してもらう。既に提出した市議会関係者の方から苦情を伺っていたため注意していたが杞憂であったらしい。昼食はテイクアウトのモスバーガー。久方振り。美味。

来客対応その他の後、電車で県庁。条例等の運用について意見交換など。会派職員のTさん、Oさんが今日退職ということで記念写真や仲間の職員の方々と別れを惜しんでいる。大変優秀で県議会に来て驚いたことの一つであった。それぞれの道に進むということだが、大いに成功してほしい。その後、元町のスーツストア。今日までの割引券があったのでネクタイ購入。

その後、三宮の石田屋。私の初代議員インターンSさんの同志社大学卒業、就職祝会。今日退職したOさんと同じ進学塾に通っていたというから世の中狭い。4年前にドットジェイピーのインターン紹介に申し込む際、インターンに行きたい議員の名前を第一希望から順次書くらしいのだが、実は私は第7希望だったという(笑)。京阪神の大学生が大半のため、姫路でもOKという希望者は少ないことも一因としてあるという。第7希望というのは少しショックだが今は笑える。これも縁である。なぜか大阪に来ている早大鵬志会の後輩で党代表の秘書Bくんや、高校同級生の報道関係者Mくんも合流。社会人としての姿勢についていろいろアドバイスしてもらう。Sさんは民間企業に進み営業を担当するようだが、いつか政治の世界に入ってきてほしい。



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