Web版ひであき日記

2004年02月

  妹R、姫路へ
02/01 (日)

kocchi.gif TVで政治関係番組。年金問題の党利党略・抜本改革なき付け焼刃で大混乱など。こんな欺瞞では誰も年金を納めなくなる。人口推計が想定通り推移したためしすらない。まさに小手先の議論。噴飯物。

その後、姫路市教育会館。かとう康之を励ます会総会に父と共に出席。挨拶。引き続き、新春の集い。I市長、M代議士の来賓挨拶の後、私も乾杯後に挨拶。

元教員の方が多く、教委・管理職・組合OBの区別なく多くの方から人生訓を含めたご指導を頂く。「太った(一部貫禄という婉曲表現)・天狗になっては駄目・大志を抱け・期待している」斯くなる声も多い。現役の方からは、少人数学級について、四郷中の自然的少人数教育について伺う。更に某中学校で私の恩師が苦境に陥っている可能性が…。週明けの課題。散会後、連合兵庫のH会長にM事務所まで送って頂く。感謝。

帰宅後、妹Rが鳥取から帰宅。久方振りに家族揃って夕食。その後、竹さん通信最終稿を脱稿・メール送信。更に名簿入力、印刷作業など。いつの間にか朝。またもや徹夜。

  浜松市の合併への取り組みに驚嘆!
02/02 (月)

box.gif 徹夜のまま播但線で姫路。朝の雨中街頭演説。市政出前講座の実施、来年度予算の編成、要望の達成度について演説。いつも立ち寄ってくれる書写のTさんがドーナツの差し入れ。美味。畏兄Yさんからは、テレビ電話の活用、学生ボランティアの募集について提言。M代議士、K県議と学歴詐称問題で雑談。その後、姫路駅南口改札前のエスタシオン。モーニング。ある個人的なミスについて電話できつい叱責。反省も意気消沈。

市議会合併問題調査特別委員会の委員と合流。こだま、ひかりを乗り継ぎ浜松。合併問題についての行政視察。最近、特に出張の連続。これだけ回数が多いと消化不良。どうにかしてもらいたいのだが…。

到着後、駅前のうな炭亭。その後、浜松市議会の事務局担当者と合流し浜松市役所。人口60万人と姫路より10万人以上人口の多い同市だが、市役所は古く、継ぎ足し建築の様相。住民サービスと市役所建築にかける経費に相関関係がないことがわかってきた(笑)。

天竜川・浜名湖地域合併協議会の事務長も務める担当者からヒアリング。市役所では課長補佐という役職とのことだが、立て板に水の如き説明。また制度にも精通。他都市の状況、総務省の動き等も把握。議員が何を聞きたいのかも全て理解。大いに驚く。その後、質疑応答では私が冒頭質問。まず新民主党結党の前の民有連時代に北脇市長は民主党会派の代議士。同時期に私も少し衆議院国対に在職していたことがあるとの自己紹介についで、政令市の可否について、また議会の要望で始まったという住民説明会(部長級が公民館など地域に出向き実施。平成14年度28回、15年度36回[予定含む])、合併問題に限定した市役所出前講座の回数(平成14年度25回、15年度51回)についても確認。他の市議からもどよめき。姫路市は現在いずれもゼロ。住民への説明や情報公開により理解が進み、合併に対する異論は少ないという。法定協でも在任特例を使うという意見が一部から出た時、失笑の声があがったという。何のための合併か知る人は在任特例など恥ずかしくて口にできないということだろう。極めて意識が高い。更に、重要な話も多かったが、信義の関係で当日記には記載できない。いずれにしろ、企画局長、合併推進室長も同行しているわけだから、浜松の先駆的取り組みは取り入れる必要があろう。賛否云々は別として、その前に汗をかく必要があるということ。

終了後、オークラアクトシティを視察。その後、新幹線で名古屋。更に新快速で岐阜。ホテルサンルートにチェックイン。モバイルパソコンで作業。

家島町の合併アンケート結果を友人Nさんから拝聴。家島町単独が39.26%、姫路市との合併が27.58%、わからないが26.07%、無効が7.09%だったとの情報。想定通り。住民意思は尊重されるだろう。合併問題特別委員会のS委員長ほか同僚議員にも報告。Nさんに感謝。その後、縁肆で塩ラーメン。唸。

  視察終了→大残業
02/03 (火)

akubi.gif ホテルをチェックアウト後、岐阜市議会の担当者と合流。マイクロバスで岐阜市役所。車窓から見える岐阜最大の繁華街「柳ケ瀬」の景気も悪いという。

到着後、昨日に引き続き、岐阜市の合併問題についての取り組みについてヒアリング並びに質疑応答。他の町独自で行われていた中学校卒業までの医療費無料制度が無くなることに大変な議論があったという。住民にとってはありがたい制度だろうが、過疎少子化対策とは言え、財源なき自治体によるバラマキ型施策はいずれ認められなくなるのだろうか。

法定協では既に9回の議論を重ね、最大の懸案たる「議員の身分」の問題についても、小委員会で採決し、定数特例(旧市町ごとの増員選挙)2回でのぞむ方針という。採決にはなったが、議論を尽くしての結果であり、これで合併そのものがご破算にはならないという。政令市を目指すという都市が在任特例では民度が問われるということだろうか。いずれにしろ、昨日の浜松と共通しているのは、最初に呼び掛ける時点で既に首長のビジョンがあるということだろう。合併で54万人(現在41万)となり、将来の政令市に向けた布石を打つという。後の祭り。

博物館視察の後、岐阜駅。新快速で15分で名古屋。岐阜の中心市街地の空洞化の理由はこれ。政令市も同様だろう。名古屋で自由行動。みそかつ矢場とんでわらじかつ。B級の私好み。更に山本屋本店で味噌煮込みうどん。山本屋本店は党職員時代以来だが、前回と全く同じ感想。味噌煮込み自体が得意でないかも。

その後、新幹線のぞみで姫路。O副議長と市議会。まず観光振興課。(財)アジア太平洋観光振興センター主催姫路観光交流ワークショップへの駆け込み参加申請。K商工部長と四方山話。その後、議会事務局で行政視察の受け入れ準備に勤しむKさんの姿を見て、私たちの視察でも先方に相当な負担を頂いているんだろうと実感。感謝。25時過ぎ退勤。流石に庁内最終。市役所前のセイコーマートでカレーパン。タクシーで帰宅。

  竹さん通信校正最終確認
02/04 (水)

acchi.gif 車で市役所、合併問題についての市民クラブ会派勉強会。私は合併問題調査特別委員会の委員だけに質問は(他の委員以外の議員に譲り)せず、最後に意見表明。

姫路市の人口動向について、「自然増(生>死)」が「社会減(転出>転入)」より多い結果、人口が微増しているだけ。企業の新規雇用や魅力ある自治体と認識されての周辺からの転入は少ない。つまり、高齢化が一定程度進む数年後には、流出型人口減となるということ。現在の黒字がいつまでも現水準で保たれるという保証もない。アメに惑わされても、国にいつまでアメを作る能力があるのか。年金の小手先改革と同じ。保証なんて何もない。日本は借金700兆円の国家。将来の国・地方制度のあり方が見えない首長・議員を選んだ責任はいずれ問われる。困窮後の合併はない。責任を持って対処したい。

松屋裏のアマーノ。モッツァレラチーズとフレッシュトマトのパスタ。美味。市長室、他会派控室回りなど。同僚議員からも個人的案件についてアドバイスを頂く。

M産業局長から屋台祭りの事前説明。当初の5月連休の計画から5月22日(土)へ日程変更となったようだ。当面今年1回とし、結果を見て翌年以降も実施するか判断していくという。警備体制の関係で連休中の実施が困難というのは明石の例を見れば仕方のないことか。イベント型集客方法に異論あるという声も聞くが、その集客効果が確実にある以上、批判しても詮無きこと。

その後、M代議士事務所を訪問。その後、姫路駅でHさんと合流。事務所で竹さん通信校正最終確認。印刷発注。1万部以上だが、郵送費の計算をしただけで頭が痛い。80円×1万…。その後、妹を含め久方振りに家族全員で夕食。

  家島町から法定協不参加の回答
02/05 (木)

kumori.gif 午前中は個人的用件で駅南。写真撮影など。昨日に引き続き市役所北のアマーノ。カルボナーラ。

その後、市役所。竹さん通信の大量データの送付によりメールサーバーがダウン。復旧作業。

夕刻、家島町のS町長が姫路市役所に法定協の参加有無についての回答をもって来庁。S助役に対し、法定協に入らず町単独での生き残りを目指すという回答。交付税や補助金の低下に対して、議員・職員のリストラ、行政サービスの低下で対処しようという決断。今回の合併以上の優遇措置がないとされる以上、家島町との合併は将来に亘ってもないと見るべきだろう。住民を含めた自治体の決断は重い。合併関係者とメール等で意見交換。イーグレひめじ。

  観光振興ワークショップに参加
02/06 (金)

puri.gif 事務所で作業。その後、妹Rの運転で土山の日の丸軒食堂。ほぼ全員が女性客。日の丸軒ラーメンとは元同一経営。今は別とのこと。その後、イーグレひめじ。(財)アジア太平洋観光交流センター主催、姫路観光促進ワークショップ。まず西山徳明九州大学教授の基調講演。観光資源の発掘について、具体例を挙げて講演。

その後、日本観光協会の茶谷幸治氏をコーディネーター、中沢孝夫姫路工業大学教授、石崎祥之立命館大学助教授、高崎邦子JTB西日本営業本部広報課長をパネラーとするパネルディスカッション。民間に任せばいいという趣旨の中沢節も出るなど面白い。

更に、分科会へ移行。私は石崎教授による「ホスピタリティ(おもてなしの心)と観光−姫路は観光客にやさしい町か?−」と題する分科会へ。20人もの参加者。個々に意見表明。

私は、姫路の全産業に占める観光産業の比率が低い現状と、直接の利害関係者が土産物屋さんとホテル関係者、一部施設職員等に限られていること、駅前が域内消費型構造であること等により、現在は観光は産業ではないという説を披露。これがホスピタリティ意識のなさに繋がっているのではと指摘。商議所の観光ボランティアの方からは行政と商議所、観光協会の連携に対する指摘も。未だ、「駅に観光案内所がない」という指摘をする関係者の声に驚く。しかし、それが現実。周知されていないということ。その他観光従事者の参加者も多かったが、「ガイドブックには、姫路駅から姫路城まで徒歩15分とある。観光客の中には、15分なら歩かずにタクシーを使おうという人も多いが、駅前客待ちタクシーの中には、『お城なら歩いていけ』と観光客に対して言う運転手さんもいる。このお客さんは、姫路に対して悪い印象をもって帰るだろう」という指摘には同感。長時間待って近距離では文句を言いたくなるのも理解できなくはないが、結果的に客を減らすし、姫路のイメージUPには繋がらない。私も同様の発言を言われたことがある。意識改革云々は行政の役割ではないし、できても呼び掛け程度だ。いっそのこと城専用の乗り場を作るのも手か。また、姫路駅南口トイレについて、行政に対する要望もあったが、本来、駅の管理者たるJRが設置すべきだと思う。企業も社会の公器。責任の一端を担うべきでは。

最後に、全体で意見集約。結局5時間程度。優れた意見もあったが、報告だけではこれまで同様、絵に描いた餅で終わる危惧も。実践されなければ意味がない。関係者は皆知っている。私が本会議で提言した中国語、韓国語など5ヶ国語の『歓迎』看板の設置だけでも高架後といわず実施してもらいたい。意識改革もそういう点から始めるべきでは。

その後、報道関係者と八起で市政懇談会。市政についての評価は予算編成が一つの山場になるようだ。異動の話もチラホラ。市役所でも「4月には適材適所の人事も行われるようだ(播磨時報)」が、新職場でも頑張ってもらいたい。

  松本たけあき新春の集い
02/08 (日)

kocchi.gif 昨日に引き続き体調芳しからず。日曜政治関係番組を鑑賞。島田紳介氏を見て、参院選出馬表明が頭をよぎる。そう言えば、アルピニスト野口健氏、大相撲の舞の海関はJ党からの出馬を断念したようだ。ノルディック金メダリスト、アメフト経験ある元横綱はどうなるのかな。

その後、生活体育役員として地域のバドミントン大会。準備並びに審判。今年度最後のイベント。残念ながら一般の部の試合終了後、途中退席。2年間生活体育役員として頑張ってきたが、公務とのブッキングも多く、他の役員にも迷惑を掛けていることもあり、今年度を最後に退任せねばと思う。ママさんバレーや中学生の指導など楽しいことも多かったが、手を拡げ過ぎ中途半端になっては元も子もない。

一旦帰宅し着替えた後、妹Rの運転で姫路キャッスルホテル。松本たけあき新春の集い。I市長、K県議、多くの姫路市議をはじめ、代議士後援者等が云百人。会場に入りきれない状況。国会代表質問を編集したビデオに多くの参加者も感心。姫路選出の代議士の代表質問は河本敏夫国務相以来とのことだ。そう言えば、国会クイズなるイベントでは全問正解。元職員だけに当然ながら商品はもらわない(笑)。会場で松本たけあきストラップを2個購入(入用の方は声掛けください)。

私も多くの方から声を掛けられる。様々な情報交換やご挨拶など。代議士夫人からは市議会議事録の公開について激励を受ける。市長支援者の幹部でもあるMさんからは「ラーメンばかり食って…」なる健康管理の不備を指摘する声。日記公開の結果(笑)。他にも鋭い情報収集。大いに驚く。挨拶回り等に専念し食事に手をつける時間もなし。

散会後、播但線で砥堀。事務所で作業。合併がもたらす行政効率化についての書き込みに返信。その後、まるよし。店員の方から、食事量減少と疲労の表情についての指摘(苦笑)。

  20年前、姫路ラグビースクールへ
02/09 (月)

hare.gif 早朝起床。播但線で姫路。大手前通り脇のヴィドフランスでクロックムッシュ。その後、朝の街頭演説。M代議士、K県議、畏兄Yさん。最後のバッターとして合併問題、特に家島町の離脱と今後の流れについて演説。

終了後、夜勤明けの若竹会Kくんと合流。中地の吉野家。牛皿、カレー丼。11日でアメリカ産牛肉はなくなるとのこと。その後、一旦自宅。隣家の伯母Tと個人的案件で打ち合わせ。何事もルール・原則作成が大切。

その後、播但線・市バスを乗り継ぎ、市役所。パソコンに向かいつつ、会派の同僚議員、他党議員と年金問題について懇談。民主党が昨年の衆院選でマニフェストとして発表した国民年金、厚生年金、各種共済等の統合による基礎年金部分の(消費)税負担方式+報酬比例制度について説明。そう言えば経団連もこの税方式を主張していた筈だが、民主党の政策には50点以下の評価。ともあれ4割近い国民年金未納者対策については、0.1%にも満たない少数の財産を差し押さえ、一罰百戒するという。一方で旧年金福祉事業団によるグリーンピア事業などのずさん経営で1兆7千億円もの累積損失を年金財政にもたらした責任は誰も取らない。斯くなる姑息な手段では年金不信の国民感情は払拭されないだろう。直近数ヶ月間の小手先の数字合わせなど、次の人口推計予測が出た時点で破綻する。現与党が国民の審判を受けたとする現行方式を存続するなら、給付削減に手をつけ、天下り年金官僚から追徴する他あるまい。

姫路ラグビースクール開校30周年記念誌のメッセージに推敲後、送稿。スクールウォーズを見て通い始めた同スクールだが、それから20年が経過。推敲時、なぜかM代議士が先日新春の集いで開陳された『三国志』の一節、呉の呂蒙の「士別三日、即更刮目相待」(士、別れて三日なれば、即ち更に刮目して相い待つべし)がなぜか脳裏によぎる。果たして自分はどうだろうか。

記者さんと懇談後、同僚のA議員の車に同乗させていただき、北条の県労働会館。連合兵庫姫路地域協議会第5回総会。各組織役員のほか、M代議士、Y前代議士、K県議、市民クラブ8名の市議のほか、O香寺町会議長ら政治関係者と、県・市・労済・労金関係者らが参加。会議前、民主党に対する的を得た苦情あり。従前より問題が指摘されていたが、総支部レベルでは対処不可。K県議に相談。

その後の総会では、勇退されるK議長の後任にOさん、事務局長には私の選対事務局長も務めていただいたN労のKさんが就任された。労働運動に対する真摯な取り組みが評価されての事務局長就任だと伝聞。組織率の低下が叫ばれる昨今ではあるが、頑張っていただきたい。紹介挨拶の後、退席。労済・労金関係者と駅前の善兵衛。懇談。その後、若竹会のF代表の浜松出張からの帰りを待って明洋軒。合併反対の意見表明あり。当選前とはいえ、姫路市として周辺市町に呼び掛けた経緯・信義、道州制をも視野に入れた政令市の法定50万人要件をクリアしておく必要性等について言及。議論の結果、「議員の在任特例は一切認めず、香寺・安富両町とは人口比例での増員選挙を実施する」ことを絶対条件とし、その他市民利益を第一とすることで賛成について了承を得る。その他、国道312号線の渋滞解消・拡幅問題等について意見交換。更にオーナー夫妻も合流し、駅北開発について議論。表情から昨日に引き続き体調不良を指摘される。困惑。播但線で帰宅。なぜかご飯に手をつけてしまう…。その後。事務作業。

  姫路市交通事業検討懇話会の動き
02/10 (火)

kouji.gif 車で市役所。月火と休み5連休の方も。羨ましい。市職員会館アンドーネで開催の姫路市交通事業検討懇話会。「8月下旬には提言をまとめたい」(6月議会答弁)とされていたが既に半年も過ぎた。具体策も年内との話だった。これまでの議事録は市政情報センターで確認しているので内容は把握しているが、しびれを切らして傍聴。議事録では発言者の記述がないが、傍聴すればこれまでの発言者が大まかにわかった。公募・民間委員の主張に厳しい意見が多い。

市バス事業については、昨年度まで一般会計から交通事業会計に7億円の補填をしていたが、今年度から更に2億円を増額して9億円を投入。これで収支はとんとん。つまり企業としては破綻状態。単独会計の意味も既に失われている。市バスや水道事業を公営企業会計として別会計にしているのは、住民全員が行政から受けるべきサービスではなく、『(バスや水道を利用する)受益者が負担する』という基本的考えに基づく。赤字が拡大するからといって、一般会計から多額の繰り出しを続けていくことは、著しくこの原則に反している。

実は、平成11年にも同様の懇話会が開催され、提言が行われた。それに基づく経営健全化計画も実施されたが、効果がなく赤字の更なる増加という結果になっている。平成12年には、交通局の事業が包括外部監査(中核市以上)の対象となり、外部監査も受けている。公認会計士であるH外部監査人は、まず会計上の問題点を指摘(財務諸表に退職給与[退職金]引当金を計上していない=見かけの数字をよくしているという指摘。ただし引き当てたとしても実際には発生しない。なぜなら退職給与は当会計で支給されない。退職前に他会計に転籍するためと言われている。これは粉飾といわれかねない)した上で『姫路市交通局は従業員の給料を稼ぐことができない会社という厳しい表現を使い、@乗合バス1台当りの職員数を他の都市平均[車両1台あたり2.15人]に減らし、A減らした職員は市の他の部局に受け入れるてもらうことによって、約6億円の経費削減がなされる。またB貸切バス事業の縮小で1億3千万円の営業赤字を回避し、さらにC特殊性のない随意契約を競争入札にするなどの方法をとれば、姫路市交通局の立て直しは十分可能である』と具体的に姫路市監査委員に報告している。当時は約7億円の赤字が発生していたため、指摘された対策で十分黒字も可能という説だったと思われる。残念だが、この具体的な提言は実行に移されていない。いつものことと言えばいつものことだが…。


また、包括外部監査人の提言する「転籍による経費削減」は、本日の懇話会でも触れられていた。それでもなお実行されていないのは、実行に障害が多いということだと推測する。S助役も懇話会委員として出席されていたが、新規採用の抑制とセットで議論する他なかろう。議論の中で、「(不採算路線には)もっと乗ってもらうように地元自治会で呼び掛けてもらったら」などの意見もあった。赤字路線廃止の明確な基準選定を望む声もあった。教育分野の幼稚園でさえ、一定の園児数に満たない状態が続けば閉園となるルールがある。今回のバス事業では、路線廃止についてのルール(営業係数などの数値基準、例外をできるだけ少なく)を定めた実施計画を決めなければならない。この根拠については地元議員にも勝たなければならない。それでも市民全体の利益のためにやる強い信念で、取り組んでもらいたい。

それにしても、恣意的と感じるほど車社会の到来について甘く見過ぎている。市議会でも公共交通機関や自転車を利用して議会に通っているのは、私を含めて4人だけではないか(職員でも自費で駐車場を借り車で通っている人も多い)。私は通勤時以外にもバスに乗るが、多くが年配の方だし、駅前のバス待合場を見ても高齢の女性が目立つ。ただ、これまでは高齢の女性に免許取得率が低い現状があったが、現在の50代の女性の多くは自動車免許を取得している。高齢者社会が来ても、自家用車を利用する人は増え続ける一方なのだ。環境や渋滞対策としてパーク&ライド方式[郊外に駐車場を用意し、そこから公共交通機関を利用してもらう方式]を試行している自治体もあるが(富山市で視察。利用者は市職員だけという結果)、失敗に終わっているようだ。市街地を進入禁止にするという国もあるが、できる限り車で目的先まで行きたいという便利さを求める現代の日本人の賛同は得られるはずもない。残念だがバス利用者は更に減少するだろう(そういえば私が車に乗らないこともいつも不思議がられる)。

議論は「固定費の削減、赤字路線の廃止・縮小を可能にする経営主体の再考」に集約される。つまり、@固定費の削減、A赤字路線の大規模な縮小・廃止が両方とも可能ならば公営の存続も可能であるし、難しいというのであれば、B一定の路線の民間委託とその拡大、C民営化、を選択しなければならないということだ。公営での@については、民間企業と異なり、公務員のリストラはできない、Aについては地元議員の関与等もあり(懇話会ではしきりにこの議員の妨害について言及されていた)、最近はBCを選択する他都市の例が多い。

残念だが様々な経営数値を見ても、同じくバス事業を展開する自治体と比べても数値がいいとは言えない。公営での存続は厳しいと思う。
これまではこういった場合、企業会計を一歩進めた第三セクター方式が活用されてきたが、全国で失敗に終わり、歴史的に役割を終えた。かといって、民営化して、他の民間との路線協定を廃止し本格的に競争すれば、厳しいリストラを実践している民間会社と戦うことになる。現在のコスト体質では非現実的だ。となると、路線の民間委託・その拡大による事業からのゆるやかな撤退がいずれとられる着地点となるだろうか。早ければ早いほど市民全体の負担は減る。

一方、廃止路線の利用者の怒りに耐える必要性も出てくる。路線廃止に対する請願や陳情が予想されるためだ。えてして市民全体の利益を確保した決断に対する賞賛より、既得権を毀損された少数の非難の声のほうが大きい。

当会計は毎年、市議会厚生委員会や決算特別委員会でも問題になっている。私も以前、人件費>営業収入(売上)という危機的状態を当日記に書いたが、今回の懇話会で上記のような策の提言が出るものと期待していたが…。残念ながら素案の説明を拝聴した段階では厳しいと言わざるを得ない。経営合理化、全庁的な取り組み、民間委託も検討では…。また先送りでは政治の役割も問われる。市議会でも単発的に問題点を指摘するのではなく、特別委員会を設置し、提言に基づく実施計画等を含め集中的に検討すればいいのではないか。もうすぐ提言が市長に出される。議会でも「リハビリ」については現在待ちの状況とも側聞している。この辺りは議会の先達に任せたいが、一つの考えだと思う。対策を一日でも早く立て、実践に移すのが政治の役割。上記の対策を含めた具体的な提言が出ないならば、代わってやるほかなかろう。

今日は貸切バス事業用車両の更新時期が近いという事務局からの説明もあった。貸切バス事業については、民間との競合、営業圏の問題もある。ここで同事業を継続するため新車両を購入するか、事業の終了を決断するか、これが経営の抜本改革に取り組むつもりかどうかを判断する例になると思う。管理者の決断を待ちたい。

散会後、厚生委員会副委員長として懇話会に参加されていたF議員が控室に来訪。懇話会について感想を含めて議論。F議員は市長の諮問機関のような懇話会に議員が議会代表として入ることに異論があるようだ。バス事業への意見具申については、若いんだから遠慮せずどんどん発言すべしとの話(苦笑)。

事務所に竹さん通信3号納品。予定より1ヶ月半遅延。ネット環境にない方からはご心配の声も頂いていた。当選しただけで活動報告を怠れば、いずれ落選する。猛省。その後、「4月の適材適所の人事」についてK議員と懇談。様々な風評あり。また、議会会期中の小中学校の卒業式の出席禁止という申し合わせについても議論。公務欠席なら言語道断だが、公務の有無に関係なく一律禁止を申し合わせる悪平等には笑う。小選挙区制度を取り入れたら斯くなる珍ルールもなくなる。

その後、夢前町の合併法定協議会に対する参加意思の回答を関係者から聞く。事前情報通りだが、ケーブルテレビ事業の3ヵ年計画の完成や下水道事業を見届けたいという。いずれも起債事業ということはさておき、ならばなぜ任意協の段階で「ケーブルテレビや下水道事業の完工を待ちたいので今回は法定協に参加できません」と言わないのか?住民アンケートの結果の集約に時間がかかるというのが法定協の回答を延ばした理由だったはずで、結局、アンケート結果とは何の関係もない話を理由に、今回は法定協に入らず、特例措置延長に基づき別途協議をしたいという。驚き呆れる。

姫路市の隣接自治体の全てに声をかけるというビジョンなき政令市構想に対して、メリットを感じなかった多くの自治体は任意協議会に不参加という形で回答した。単独で生き残れる自治体にとって、首長や議員が自分の職を賭して、姫路市と合併したいと思うだろうか。住民に顕著なメリットでもなければ、単に吸収されるだけと感じて当然だろう。政令市となった際の具体的な地域振興やビジョンを示さない70万人クリアという人口要件だけの政令市構想はここで頓挫したと言える。ここで姫路市は今回の特例法の枠内での政令市をあきらめ、合併議論を中止する判断もあっただろうが、『合併を呼び掛けた播磨の中核都市姫路市として、前向きな声をあげてくれたところとは財政・将来性云々に関係なく、特例法の期限内で合併するという政治的決断をした』(私はそう認識している)。任意協議会については市長のみならず、議会を代表して議長も参加している。つまりこの任意協は当時の行政・議会の意思だ。

任意協を立ち上げた後、様々な協議や会合を繰り返し、信頼関係を醸成した上で、最終的に今回の新市の将来構想を決定した。私もこれまでの経緯を踏まえ、法定協議会への移行に賛成し、議員定数等の問題を含む未処理の課題について更に議論すべしという思いであった。一昨年高砂市に議会に付議されることもなく断られたことで将来的にも政令市が極めて厳しいことは理解しているし、合併によって将来市民の黒字が減少するというデメリットが予想されていることも承知をした上で、私が任意協設置当時、議員ではなく、その決定に参画していなかったからと言って、この一連の経緯を否定することはできないという思いであった。そういう信義を前提とした決断であったが、任意協終盤から最近の一連の動きは極めて残念だ。

地方分権・財源委譲が進めば、財政力に応じた行政サービスの差が顕著になるだろう。そうなれば住民は優れた行政サービス、利便性の高い自治体に移住する。急激な少子高齢化社会の進展に伴い、周辺部から都市部への人口流入がおこり、周辺の過疎化が進展するという青森市や札幌市の例が読売新聞で特集されていた。現在も多くを国からの交付金に頼り、それが将来に亘って減額されることが必至であり、数年後からは高齢化が進み人口自体も減少する。単独での生き残りが無理なら、特例措置がある時に町長として職を賭して合併を決断しようというのが良識ある判断だろう。それがまさか合併前の駆け込み公共事業や起債(将来姫路市が返還)をするからもう一年待って、では姫路市民の理解は全く得られまい。過去の信義も崩れたと判断したい。当初70万人だった目標が、いつの間にか50万人の法定要件のクリアさえぎりぎりとなり、足下まで見られたのだろうか。悲し過ぎる。

残業後、車で帰宅。途中、幸町の長浜ラーメン。

  高校同級生が結婚!!
02/11 (水)

hare.gif 播但線で姫路。山陽百貨店で慶事用ネクタイを探した後、地下で明石焼。美味。偶然、K県議後援会のHさんと遭遇。買いたてのチョコを頂く(笑)。感謝。

新快速で三宮。市営地下鉄で新神戸。徒歩で神戸北野教会。高校同級生Sくんの結婚式に同級生5人と共に参列。普段強面のSくんだがデレデレ(笑)。会場前で写真撮影、ビデオメッセージ収録など。その後、貸切バスで三宮。ボルカノで時間調整の後、TAO Theater。貸切で披露パーティー。スクリーンでの2人の写真紹介の後、新郎挨拶やケーキ入刀など。いろんなスタイルがあるものだ。その後、僭越ながら乾杯の発声。シャンパングラスを持ったスタンディングスタイルだけに簡単に。無事乾杯。臨席の若竹会・税理士補のMくんからは「様になっとった」なる言葉を頂く(苦笑)。その後も他の参加者の皆さんと歓談。

散会後、神戸交通センタービルの燦。Mくんほか、第一製薬のK、ニッセイ同和損保のN、県警のHくんと臨時同窓会。私だけが独身…。そんな年齢になった。さておき、爺シャツ・パッチを重宝するとか、体力が落ちたとか、小遣いが少ないとか…苦笑の連続。民間企業組は毎月100時間近い残業で大変のようだ。ほとんどがサービス残業という。Mくんの分譲マンションの購入話にも驚いた。子供もいて、一国一城の主でもある。相当先を越されてしまった。

皆、姫路を出て大阪、神戸、芦屋、西宮に居住。姫路には有名デパートやホテルがなく、一度阪神地区に住んでしまうと戻れなくなるという声もあった。新婚のSくんも姫路を出て神戸に住むという。社会減。寂しい話。

柊屋。更にMくんと更に懇談。税務関係は専門としても、それ以外の政治経済の話についても非常に博識。来年税理士資格取得の予定というが、日々業務の中で見識を高めている。やはり税や財政が政治の基本ということだろう。週末の竹さん通信ポスティングを手伝えないということで御馳走になる(笑)。感謝。

帰宅予定も神戸線が人身事故で大幅に遅延。播但線にも間に合わないということでカプセルホテル。朝方まで大いに議論。

  残業連続…
02/12 (木)

kouji.gif 徒歩でダイエー三宮店。参議院時代、一緒に仕事をしたS副店長を訪問も不在。残念。神戸さんプラザの武蔵でヘレかつ。新快速で姫路。M姫路市連合婦人会長、M代議士事務所のK事務局長と懇談。式典等に招く基準について。本当に難しい。

中播磨県民局を経由して姫路市役所。一昨日の交通事業検討懇話会について、外部監査、過去の決算、他都市の民営化事例等を含めて精査。論点は明快(一昨日分参照)。要は決断できるかどうか。いつの間にか終バスの時間。なんとか間に合う。駅北の王将。播但線で帰宅。体調芳しからず。

  小学校パソコン1人1台へ!!3億5千万円の予算
02/13 (金)

panda.gif パソコン作業のまま、いつのまにか朝。またもや徹夜。最近時間が見れない。集中というより、根の詰め過ぎ。焦りもある。自論も先鋭化。少し休息や生活改善が必要かなと考えているうちに記憶喪失。その後、妹Rの運転で市役所。

平成16年度予算大綱説明会。遅れて入室。市長他、全局長が出席。全会計総額は3448億円と前年度比9億円増と前年並み。ということは過去最大規模の予算ということ。歳出をみると、一般会計の内容は前年度計上されていたドーム系ホールの建設費がなくなったことにより投資的経費が109億円(22%)減となったが、過去の市債の満期に伴う借り換えのため公債費が74億円(34%)増、児童手当の小3までの拡大等で約15億円(6%)増など経常的経費が約91億円(6%)増となった。ただし、ドームや市債満期に伴う借換えや国の施策等の特殊要因の影響が大きすぎ、今年度予算を前年比で分析しても意味がないか。性質的分類や前年比よりも個別の案件を見る必要があるだろう。総論としては、緊縮型ではない。市債残高の減少もない。かといって無駄な箱物予算も見られない。市税収入の回復が見込める時代でもないだけに、不交付団体からの転落以降続く、財政の硬直化が少しづつ進んでいくのか。

個別に見ると、私が予算要望で提起した「小学校のパソコン台数の現在の2人1台から1人1台へ」について、なんと3億5千万円(総務費全体)の予算がついた!!自分が主張したことが実現されるというのは、本当にうれしいもの。改めて責任の重さを痛感。他には、観光振興、中心市街地の活性化施策がかなり目立つ。法隆寺、東大寺との「木造世界遺産プロジェクト」による外国人観光客誘致や商店街活性化事業など。観光の本格産業化や新規雇用につながることを祈る。

また砥堀小の不審者侵入事件を教訓として、小・幼・養の各学校に対するインターホン・センサー・警報ベルの設置に5720万円。学童保育園の県警ホットラインの設置に463万円。電子入札システム基本設計に1500万円。議会費については、議事録の拡充等の予算はついてなかった。来年からは会派要望に議会事務局も入れてもらおう。昨日、新社会党のU議員と打ち合わせた通り、議会改革についてはそろそろ進捗状況の検証が必要。K議事課長に前定例会の全委員会記録を要請。

散会後、K県議、O秘書、更に連合姫路地協のO議長と市議会会議室で打ち合わせ。民主党近畿ブロック自治体議員団会議研修会打ち合わせ。民主党の地方議員約100人が姫路で研修の予定。姫路のコンベンションや観光振興に役立てたいという思いでM代議士が誘致。参院選の話も。

その後、私立保育園協会の役員の面々が控室に来訪。保育士配置に対する加配措置の再要望。私も請願紹介議員であるし、前回本会議でも質問。子育て支援関連だけに頑張りたい。

その後、同僚のA議員の車に同乗させて頂き神戸の舞子ビラ。新年度予算勉強会ならびに代表質問、個人質問の会派打ち合わせ会。1時過ぎから6時前まで休憩なしで5時間連続議論。合併、交通事業についても議論。O副議長からは独自調査資料の提供も。感謝。申し出てある分野の原稿を書かせて頂くことに。代表質問だけに、格調ある表現にしなければならないだろうが…。

その後、人事等を含めて夕食懇談。議会改革についても議論。皆、認識は一致。後は決断。今日も体調芳しからず。

  雨中の竹さん通信ポスティング!!
02/14 (土)

puri.gif 昨日に引き続き会派「市民クラブ」の代表質問・一般質問打合せ、勉強会。厳しい意見も続出。

その後、タクシーで舞子。JRで砥堀。休む間もなく事務所。陳情対応。その後、先日納品された「竹さん通信3号」の配布準備。若竹会のFくん、Mさんと合流し、浜さきで腹ごしらえの後、ポスティング[ポスト投函]に出発。父、母、妹Rも参加。ポスティングの場合、配布先が集中している地区では郵便代のコストを抑えることができる。もちろん、私もポスティング。選挙後は初めて。ところが3時過ぎ突風と豪雨が…。ローソンでビニール傘を買い求めて頑張ったが、他のメンバーにも無理をさせてはならないと思うも時既に遅し。Fくんはずぶ濡れ。感謝。その後、事務所に戻り、郵送用封筒セットなど。F2くんも合流。手伝ってくれる。

18時過ぎ、作業中のメンバーと別れ、播但線で姫路。ホテルサンガーデン姫路で開催の石見利勝を励ます会(政治資金パーティー)に参加。ホテル全体が貸切の如き盛況。久し振りに景気のいいパーティーを見た。企業関係者の参加が特に多い。市長書き下ろしの街づくり提言書等を頂き退席。

その後、妹Rを生活体育の体育館開放当番に代理であたらせ、若竹会メンバーと再合流。八起。市政の課題や様々な話題について懇談。雨の中のポスティングには本当に感謝。感謝。

  竹さん通信ポスティング→封筒詰め作業→合併質問構想
02/15 (日)

akubi.gif 消防団の早朝訓練。部長訓示の後、分団車による放水訓練。全員で朝食。個人的案件についても報告。その後、途中退席し「竹さん通信3号」ポスティング。昼からは郵送準備。封筒詰め、料金別納スタンプ、切手貼りなどの作業。若竹会からはAくん、Fくん、Mさん、Mくん、Kくんが参加。近所のIさん、伯父・伯母、母・妹M・Rも。夕方まで。全てボランティアで作業して頂く。今日の多くの方による集中した作業で、あと数日でなんとか郵送できるまで来た。心から感謝したい。

皆の帰宅後、その後も夕食抜きで作業。名簿修繕、タックシール印刷は完了。25時。その後、合併の質問項目を確認。嫌な役回りだが、厳しい態度で臨もう。

  合併問題調査特別委員会委員として
02/16 (月)

mail.gif 合併特別委員会の質問確認の後、少し休み、播但線で姫路。朝の街頭演説。新年度予算について。全体判断及び駅前関連として、夜間保育開始、商店街活性化策等について。M代議士、K県議、畏兄Yさん。

その後、市バスで市役所。合併問題調査特別委員会。合併新法等の説明や御津町の状況、アンケートはがきやパブリックコメントの中間報告も。一般職職員の給与決定方式についても他都市の3例が提示された。法定協での協議材料となろう。

質問時間に移り、冒頭から連続質問ならびに意見開陳。1.「姫路市長に対しての夢前町長の回答」の受け取り方については、マスコミ報道を含めニュアンスが相当異なる。当局としては如何なる受け止めで、実際にはどう回答したのか?2.平成17年3月末合併と18年3月末合併との国の支援条件の違いについて、@交付税算定特例期間の延長はある、A合併推進新法では合併特例債の規定はない、B現行法改正に伴う合併特例債の規模縮小、との方向性に基づき、一方との合併で合併特例債が満額使えるとして、遅れた他方との合併では特例債による支援措置が廃止または削減された場合、削減比率に応じた傾斜等の措置は当然適当でないとまず指摘し、特例債が使えないとしても合併するという方針か?更に、3.CATV・下水道等の問題は単年度計画でない。住民アンケートの結果を踏まえ判断するというこれまでの任意協での発言との整合性、アンケートの結果と関係ない回答に当惑している旨。これまで水面下で事務を含めたすり合わせ等を行ってきた事務方の信義の問題について質問。神戸新聞をはじめ一部から指摘のある起債問題や施設関係の問題については、現在調査中でもあり次回以降の課題とした。

O企画局長からは、市長が合併しない理由を聞いたのではなく、事務方の問いに対して、CATV・下水道等の回答があった旨。特例債の問題については「合併特例債の期限延長が合併の大前提」という趣旨の答弁が出た。信義則や先方の趣旨については言及する立場にないという答弁であった。最後に、当HP掲示板で要望もあった法定協設置後の住民説明会について浜松市の例を挙げつつ要望。近いうちに職員出前講座と合わせて具体案が決まるだろう。

しかし、今日の委員会では私が冒頭から長時間質問をしたため、雰囲気が悪くなったという風の便りを聞いた。そんな対策なら、持ち時間制や大会派順制を取ればいいだけ。

その後、市役所南西のマルセイユ。焼肉定食。合併推進室や広報関係の職員の面々と遭遇。職員の方の愛用店のようだ。本日の質問の趣旨等について懇談。その後、市民クラブ控室で打ち合わせ。

徒歩で手柄のM代議士事務所。K県議、K事務局長、O秘書と党員総会、党県連パーティーの打ち合わせ。県連パーティーについては2万円×10枚の大量割り当てを頂いた。正直、一般市の専業市議にはきつい。が、県単位の活動に資金が必要なのは紛れもない事実。自己負担を覚悟しつつ、党と私を支援してくれる篤志家を探さねば。

更に、合併関係の調査など。その後、市バスで姫路。徒歩で姫路郵便局。局内特別郵便について打ち合わせ。更にN労姫路分会を訪問。竹さん通信3号について打ち合わせ。更にK・N・Iさんと連合姫路地協事務局長就任の激励もかねて夕食懇談。政治経済全般について。夜半まで。

  竹さん通信3号の袋詰め、シール添付作業
02/17 (火)

akubi.gif 最近の疲労困憊による低テンションからの脱却、気分転換もかねて、母、妹Rと出陣式の司会や総決起大会の司会をしてもらった若竹会のAくん宅を訪問。先月誕生した赤ちゃん悠和くんを抱かせてもらう。Aくんの小学生時代にそっくり。多くの家族に見守られ幸せそう。しかし、子育て経験のない私の抱き方は下手なようだ(笑)。その後、事務所へ。

スケジュール調整、タックシール印刷など。週末ポスティングした竹さん通信3号のチラシを見た方からカンパを頂く。感謝。その後、自宅で夕食。久方振りの休肝日。

その後、家族5人全員で竹さん通信3号の袋詰め、シール添付作業など。27時ごろ〒670のみなんとか終了。その後、更に、政治資金規正法に基づく政治資金収支報告書の作成。選挙後の政治資金の全てを精査。更に国税庁HPで確定申告の手続きに取り組むも、いつの間にか就寝。

  竹さん通信3号発送!!
02/18 (水)

hare.gif 妹R運転の車で砥堀郵便局。諸手続き。その後、豊富町。その後、姫路郵便局。竹さん通信3号を投函。会計の際、局員の方から「大変ですね」と言われる。

トヨタ自動車出身のN参議院議員のI秘書と電話打ち合わせ。参院選で多忙の折だが、来姫して下さるとのこと。私の選挙でも大変お世話になった。改めて感謝。

その後、M代議士事務所。参院選の水岡予定候補のポスターをピックアップ。その後、市役所。新人議員03会の勉強会。合併問題についてのフリートーク。党派や立場は異なり意見も様々だが、論点は明確になった。合併を結婚にたとえ、「こちらから(17年3月末・編入合併という)条件で求婚し、相手からその条件の範囲内で、誠意を持って結婚してもいいという返事をもらったときに、こちらから、「事情が変わったので前の話はなかったことにしてください」では姫路市の姿勢が問われる。任意協結成時の賛否や議員在職の有無は考慮しつつも、ここは良識の判断が求められるのではないだろうか。いずれにしろ3月22日の合併特別委員会と26日の本会議での法定協参加可否採決の予定。各会派の状況、現在までの合併問題の経過・取り組みから判断して、特段の不利益新情報がなければ、1市2町の法定協議案は可決だろう。更に、昨年提出した03会議会改革案についての経過並びに再要望について確認。大変厳しい声が噴出。委員会資料の事前配布は当然として、委員会記録の公開も現実に行われている以上、実現されるだろう。後は、議長の真に前向きに検討するという声を信じたい。更に道路について市レベルの勉強と合わせて、国レベルの話も聞いてみようとの話になった。人選等は私が担当することに。

その後、Uさんからの日記の早期更新を臨む声に苦笑しつつ控室。Y政調会長からは質問原稿の早期完成要請。取り急ぎ2000字程度の原稿を作成。表現等は少し工夫し関連質問も視野に。その後、市バスで姫路。若竹会のMくんと自治会・婦人会・老人会・PTA・消防団・生活体育を含む公的団体の役員、また奉仕の概念について議論。若手ながら地域活動等にも率先して参加する今時珍しいタイプのMくんだが、若者の公共に対する認識、各種役員の担い手の減少に伴い、役割が過度に集中することに対して異論があるとのこと。私も公共意識の低下については、自由主義・利己的社会の進展で更なる拡大は必至と見る。現在、各種団体といわれるもののどれだけが将来残るだろうか。東京などの都会では現実にもう存在しない組織が多い。つぶれれば必要な役割は税負担でやるということになるが、つぶす前に役員等の公平なルールの策定をした方が得策ではなかろうか。

当日記過去記載分について、当日記の読者でもあるMさんからメール。私は「姫路選出の代議士の代表質問は過去例がないのでは」と記載していたが、旧兵庫四区として見れば、河本敏夫代議士が@昭和27年11月29日改進党を代表して、A昭和52年2月3日・B昭和54年1月29日各々自民党政調会長として代表質問に立たれた例があるとのこと。播磨が生んだ唯一の総理総裁候補を見落とすとは。小選挙区でしか見れてなかった若輩の私とMさんの政治経歴のキャリアの差が出た。猛省。お詫びして訂正したい。

  ひなまつり発表会!
02/19 (木)

puri.gif 車で豊富町のH保育園。ひなまつり発表会。来賓としてI市長夫人、M代議士夫人も。午前・午後の部各々でご挨拶。思えば昨年も参加し、大いに涙した。選挙前であったが、戦争問題などの社会的なテーマや人の役に立つ子に育てたいという育児方針が演技にも反映されており、極めて印象深い発表会であった。今年も、朝から夕刻まで全ての演技・演奏を鑑賞。感動。若竹会のMさん(凪咲ちゃん)、M中バレー部のM先輩、生活体育の元同僚Mさんのお子さんらも出演。選挙事務所のアイドル凪咲ちゃんに至っては、3歳児ながら「ひであきくんが園長先生と共に最前列にいた」という話を帰宅後Mさんにしたという。大舞台ながら緊張していないとは。流石。本当は明日の「火垂るの墓」「ないたあかおに」等も鑑賞したいのだが、会議がある。「ないたあかおに」は砥堀保育所の卒業記念として当時の田中先生から頂いた私の人生に大いに影響を与えた絵本でもある。本当に残念だ。しかし、時に、汚れた政治の世界を感じる私にとって今日の演技は、一服の清涼剤となった。来年も楽しみにしたい。

昼食休憩時M代議士夫人と懇談。加古川で導入される先生方の名札着用について再要請。更にH園長先生、H副園長先生と四方山話。

その後、車で市役所。控室で事務作業。途中、Nさんが来訪。個人的案件について。御礼。運動せねば太るとの真っ当な意見も頂く。その後、野里のグルヌいユ。同級生のMくんと懇談。自動車で帰宅

しかし、パソコンに向って遅くまで控室で仕事をする議員がいるという批判があるという声を某所で聞いた。私のことかな(苦笑)。国会でも最後に議員会館の明かりが消えるのが何時だろうか。5時6時で帰る議員も多いが、全員が9時や10時で帰宅、消灯なんてありえないのだが。議員本人が夜遅くまでパソコンに向って作業している風景などもう国会では普通なのだが…。

  市長退職金削減議案提出報道!
02/20 (金)

kouji.gif NHKのテレビやラジオで市長退職金削減議案提出のニュース。記者クラブ的には「抜かれた」らしい。朝から報道陣の混乱状況を側聞。私個人も会派的にも公式には知らない議案内容だが、知っている人は知っていたようだ。あまり一般的には知られないが、予算、各種人事、叙勲等については、行政機関と記者クラブ等の合意で、公開前の事前資料配布が一般的。過当取材や報道の事前分析が必要との歴史的な経緯で結ばれているカルテル(国や県にかかわらず押しなべてそう)。協定破りということで、記者の出入り禁止や懇談締め出し等の処分も、国レベルではたまに見られるが、今回はそうではなく、独自取材の成果ということだろう。

妹Rの運転で市役所。要請に基づき幼保関係の資料作成。幼保一元化へ向けた保育士・幼稚園教諭の相互資格の入手簡易策が国レベルで模索されているようだ。市立幼稚園の入園児減少・廃園問題が議会でも大きく取り上げられている(文教委員会記録参照)当市だが、民間事業者の競争の影響で、保育レベル・機能が格段に向上し、かつ差も出ていることは保護者の皆さんが良く知っている(希望者数に顕著)。4歳児受入園を単に拡大することより、市立保育園・市立幼稚園の統合こそ、近い将来の真の課題ではないだろうか。特区云々より、文科・厚労省益の整理さえつけば、すぐにでも実践されるだろう。

その後、データ入力作業。手柄マス徳の出前。次いで会派市民クラブ総会。議会運営委員会報告。更に代表質問、個人質問打合せ。最後に民主党地方自治体議員研修会の件で協力要請。

退勤後、議会事務局のIさんの車に同乗させてもらい、姫路キャッスルH。後藤茂元衆議院議員「険しきことも承知して」出版祈念バーティー。M代議士、K県議のほか、市長、商工会議所関係者などの参加者も。当時の労働界の役員をはじめ、市民クラブのT、K市議、市民クラブOBの方々も。後藤先生からは、「いい先輩からよく勉強しなさい」と言われる。H連合兵庫会長と懇談。播磨文壇の顔ともいうべき「播火」代表のYさんからのスピーチもあり、政治家というより作家のパーティーでもあった。

その後、タクシーでミレ。早稲田大学有志懇談会。先輩方から個人的案件を含めて、ご指導・ご鞭撻を頂く。市政についても大いに懇談。

  議案表決について報告・了承
02/21 (土)

acchi.gif 事務所で作業。党総支部組織規約改正案を起草。昼食抜きで車で手柄のM代議士事務所。党総支部幹事懇談会。総支部大会について打ち合わせ。M代議士から国政、K県議から県政、私から市政報告。@合併問題の経過説明。3月26日法定協議会設置可決見込み。A平成16年度予算については名目の予算規模は前年の上を行く過去最大規模ながら、ドーム予算の削減による投資的経費が減少し、自己財源比率の悪化も次第に深刻化、義務的経費の比率拡大傾向に歯止めなしと。結局市税収入の落ち込み傾向に歯止めをかけ、歳出を減らすほか、数値の改善は見られないだろう。B市長の自分の場合のみ退職金40%削減案については、本会議質問で述べた主張同様、ポピュリズム的とし、政治資金や政治そのものに対する相違があるため賛成しかねると説明。資金がなくても政治家にならせたい人間が出馬に踏み切れる社会、また業務の重要性・任務遂行終了時の民間企業並みの適正な待遇を整備することは、次代の政治システムを構想するに不可欠。どこから調達しようが、政治に関するコストはほぼ同じ。足りない分をひも付き資金に手を出すなら、しがらみまみれになって改革などできない。残念ながら、「献金はもらうが、陳情は受けません」が成り立てば別だか…。潤沢な自己資金を有する政治家にのみ任せれば、無償業務でも成り立つ。私の方針については概ね了承を得た。参院選、党総支部大会についても確認。計3時間議論。K県議から、代議士の能力について驚嘆の声。頭の出来が違うとしかいいようがないと。全くの同感。

その後、フォーラスの山陽座。明日の民主党地方自治体議員団フォーラム・近畿ブロック研修会で書写山を訪問予定のため、ラスト・サムライを鑑賞。感動。小雪の存在感が絶大。帰宅途中、野里のスーパー銭湯花の湯。

  民主党地方自治体議員団フォーラム・近畿ブロック研修会
02/22 (日)

hare.gif 事務所に「竹さん通信3号」の到着について大変厳しいお叱りの電話。直接、選挙御礼の上、更に郵送でなく直接持参すべしと。…。

播但線で姫路。不動産関係者と面談。問題進捗せず。フェスタ地下でセルフ式カレーうどん。播但線で砥堀。両親と打ち合わせ。その後、自転車で施設見学。

その後、播但線で再度姫路。徒歩で姫路キャッスルホテル。Hさんから大変厳しいご指導を頂く。反省。その後、民主党地方自治体議員団フォーラム・近畿ブロック研修会スタート。受入側を代表してM代議士が挨拶の後、中川正春民主党政調会長代理による「看板倒れの小泉三位一体地方財政改革、民主党年金抜本改革案」についての講演。

三位一体改革とは、要はこれまで地方に配分してきた補助金等を減らし、自由に使える(という)所得譲与税等を新たに地方に配分するという代物。「三位一体改革の名のもとに、突然地方公共団体の財政運営に致命的な打撃を与えるような削減が行われたということは極めて遺憾」(藤田広島県知事)のように、最近減額幅が示された都道府県知事が猛反発しているが、義務教育費や公立保育所など元々義務的色彩の濃い事業への補助金をなくして、その分は自由に使えるといっても、地方自治体として他の分野に振り替えるということができないなら、意味がないし、地方交付税や臨時財政対策債を含め3兆円もの大幅純減とされる以上、地方切捨てだという批判だ。

いずれにしろ、税収自体が減少する中で、その配分を変えるだけでお茶を濁しても効果はない。歳出が抑えられない以上、いや過剰歳出をしても景気回復がない以上、配分云々よりも、抜本改革が必要ということだろう。要は政権交代ではないのか。猛反発する知事も、内閣が推進する施策に反対するなら、新しい政権を選ぶか、内部から総理を変えるのか、具体的行動を起こしてもらいたい。

そういえば、地方の反発の声に配慮したと称する、またぞろ地域再生事業債の拡大枠がでてきたそうだ。借金しても将来、交付税で措置されるので自治体の負担はあまりないという触れ込みだが、これは選挙前の「いつもの手段」。選挙対策として「今、地方に配分する金が減ったら、せっかく明るい兆しが見えてきた地方経済に悪い影響が出る。ここは責任ある与党として地方に配慮し、(交付税措置する)地域再生事業債の枠を8000億円拡大しましょう」とでも言うのだろう。交付税措置の約束自体も毎度の約束だが、交付税特会自体が破綻状態。措置される額が想定を下回り、結局、借金残高だけが増える可能性が大いにあるのに、「使わねば損」なる発想に支配されてしまう。もう茶番はやめよう。先送りの発想にはうんざりだ。

次に中沢孝夫姫路工業大学教授による「これからのまちづくりと商店街を考える」と題する講演。現状として@地方都市の地価は高過ぎて、新規参入が困難なわりに、(戦後何を置いても売れた時期に儲けた中心市街地の)経営者にはストックが多く、(固定資産税が高い現状でも)生活に困っていないことが多い。その場合、(改装や業態変換など購買意欲をかきたてるための)投資に熱意を出さない(ことが多い)、A家賃補助制度に市民の利益はない、B周辺地域の商店街に支援がほとんどなく、駅前中心市街地の商店街に補助金が多いことは、(都市の玄関だからという)義務ではなく「善意」。また、活性化例の分析として@「まず補助金よこせ」型の活性化策は駄目。自己責任で頑張っているところに後から補助金をつけるのが上の策、A「駐車場がない」「周辺に大型店ができた」など、売上減の理由を他人に転嫁する人は成功していない、B成功している例をみると、一度外に出たり・他所から来たヨソ者や常識はずれのことを言う(いい意味での)バカ者がいる、B行政・商議所出身者が事務局長になって進める商店街活性化策は成功した試しがない、など。私たち姫路市議会関係者は話を伺うことが多いが、他の近畿関係の議員には新鮮だったようで、笑い声が絶えなかった。党籍とは別に、T・Y両議員のご参加も頂いた。

その後、参加地方議員、党本部のN副部長、県連職員の皆さんと懇談。更に、兵庫県連青年委員会に所属する神戸市灘区選出のI県議、尼崎市選出のY県議、K川西市議に諸報告並びに懇談。M代議士、K県議、F神戸市議、県連のN幹事長らも合流。遅くまで懇談。

  姫路市すこやかセンターへ
02/23 (月)

puri.gif タクシーで姫路駅前。定例の朝の街頭演説。畏兄Yさんから陳情ごと。途中、M代議士に交代し、市バスで姫路キャッスルH。

全員の集合を待って、2台の貸切バスで一之郷の姫路市すこやかセンター。同施設は、「市民の健康づくり」「高齢者の生きがいづくり」「子育ての支援」という3つの機能を掲げ、高齢者から子どもまで幅広い世代の保健・福祉ニーズに対応する福祉施設。多目的ホールのほか、図書室、将棋や囲碁、カラオケ施設、プール、ジム、子育てサークル支援など。太陽光による発電など環境に配慮した施設でもある。

9時前の訪問であったが、受付前に利用者が並ぶ姿も。K健康福祉局長の全体説明に引き続き、実際に全館内を視察。議員団からは、驚嘆の声の連続。「老後は姫路市で暮らしたい」。また姫路周辺の議員からは「こんな施設を老人の方に見せたら、姫路と合併したがる」等の声もあった。校区単位のバス送迎等もあり、大変な人気のようだ。老人クラブの方からは、プールだけでなく、風呂の設置要望も頂いているが、当施設については利用料金を含め、まさに至れり尽せりといえるのではなかろうか。老人クラブ連合会のH会長から資料を頂く。

その後、書写山円教寺。住職Oさんによる説話の後、映画ラスト・サムライのロケ模様等を含めて文化財や寺宝等を見学。途中から増位山随願寺住職のKさんが解説を担当。多くの笑いを誘っていた。その後、灘菊の前蔵で大返し飯。ここで、一泊二日の党研修会は終了。疲れたが、姫路に来て頂いてよかった。

その後、M代議士事務所。各種打ち合わせ。その後、市役所。O広報課長に一連の経過報告並びに御礼。その後、控室で事務作業。会費制後援会について、政治や政治資金に対する情報不足、認識乖離の現状に鑑み導入の延期を決定。終バスで姫路駅。徒歩で幸町の長浜ラーメン。

  姫路市議会定例議会招集!
02/26 (木)

車で市役所。姫路市議会定例議会招集日。I市長の施政方針演説、S助役の平成16年度予算をはじめとする議案説明など。議案自体は事前に配布されており、特段の新規事項はない。

その後、会派市民クラブ総会。代表質問最終打ち合わせ、議運協議事項の方針決定など。更に市会会期中の小中学校等の卒業式参加禁止申し合わせ(昭和55年)について議論。姫路市議は、会期中、公務がなくても卒業式に出席してはならないという申し合わせ。たとえ我が子の卒業であっても同様という。公務の欠席による卒業式出席の禁止や同一校区に複数在籍する市議の公平性を保つ目的があるとされる。申し合わせには法的拘束力はないし、当時の議会構成員でもないが、申し合わせ破りは多数決に基づく懲罰等の適用は受ける可能性はある。いずれにしろ、議会の質を示すこの種の話はモチベーションに関係する。異論があるなら、自ら多数をとって変えればいいとの正論がどこかから聞こえてきそうだが、労力をかけることも悲し過ぎるし、正直ついていけない。その後、控室でパソコンに向う。他の議員とも懇談。帰宅途中に板文など。

  餅つき大会
02/28 (土)

puri2.gif 鳥インフルエンザ大量発生の件で新聞社の取材。恐ろしい時代になった。

蒲田の児童養護施設アメニティホーム広畑学園。昭和23年開始というからもう50年以上「ともに信じあい育ちあい、夢をはぐくむところ」との考えのもと18歳までのこどもたちを預かっている。今回はこれも20年以上ボランティアにかかわっているN労の面々の餅つき大会、バンド演奏ボランティアに参加させて頂く。最近は虐待など経済的な理由だけでない境遇の子供が増えたようだ。新しい掲揚ポールに「卒園OB有志寄贈」とあった。この子供たちにも、将来そうなってほしいと願わずにはいられない。Y園長をはじめ多くのスタッフの皆さんの取り組みに敬意を表したい。そういえば、議員になったとたん餅つき回数が増えた。いつも腰が入っていないなどの指導を受けるが…。

終了後、日赤病院前の錦でぶっかけうどん。参加者に挨拶。電器店で打ち合わせ後、理容M。市街化調整区域等の整備方針について話す。購入時の低地価を棚に上げる人も多いようだ。その後、父母と手柄の文化センター。K医院設立20周年記念小椋佳コンサート。東大法卒・元第一勧銀という異色の歌手。ガンの再発もなく、全国ツアー中。K先生夫妻とのジョイントもあった。会場は満席で政界や実業界、医療、教育界など多くの知己の姿も。御招待頂いた事に感謝。妹Rがつくった豚カツなど。

  来客多し
02/29 (日)

自宅に来客多し。入れ替わり立ち代り多くの方々と懇談。御礼の連続。市政についても語る。HPを見ぬ面々には私の状況は「竹さん通信」を見てしかわからない。活動報告は義務的に考えているが、難しいもの。

来客の連続に神戸にて出席予定の本岡昭次参議院副議長の叙勲パーティーに駆けつけることができず。反省。



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