2009年04月03日 (金)
早朝自宅近くの理容Mで散髪。昨晩髪が長くなっていることを指摘されたのだがその通り。散髪は2か月振りぐらいか…。四方山話。身嗜みについても指摘を受ける。格好構わずなので…。その後、事務所で作業。朝早いと作業がはかどる。
姫路市の無形民俗文化財「御田植祭」へ。播磨地方の稲の豊作を占う神事で、毎年4月3日に行われる。農業の神としても崇拝されてきた広峰神社の代表的祭礼という。
稲の害虫を封じ込めるとされる傘鉾(かさぼこ)が境内へ向かいます
田植を担う早乙女が続きます。先頭は姫路お城の城王の3人
広峰保育園の園児の皆さんも早乙女に
鋤(すき)や鍬(くわ)を持った田人(たびと)も
拝殿前の仮田。まず宮司による御祓い
仮田は右から「早稻田(わせだ)」「中稻田(なかてだ)」「晩稻田(おくてだ)」に分かれる。
田人(たびと)が鋤(すき:唐犂[からすき])、鍬(くわ)、?(えぶり:トンボのような農具)で田をつくります
田にお城の城王が扮する早乙女が稲を植えます。
最後に園児の皆さんも。後方では、広峯山顕彰会の役員の皆さんや田歌うたいによる田植歌の演奏も
広峰神社の人気マスコット犬「こじろう」くんも見守ります
無事田植えは終わり、広峰神社の幸田宮司から御田植祭の由来等について説明がありました。
広峯山顕彰会婦人部の皆さんによるうどんの振るまいや播磨の黒田武士顕彰会によるお神酒(播磨の地酒 本田酒造・名城酒造・灘菊酒造)の振るまいもありました
神社境内にある力石と記念碑(松本十郎元衆議院議員揮毫)。210キロの力石だが、北平野在住の関取平野川儀蔵氏が明治27年に担ぎあげて神社に奉納したものという。その後、大正8年に仁豊野の尾田徳次氏がこの力石を頭上高く持ち上げたものの、それ以降、昭和46年の現在も後に成功した人がいなかったので、平野川、尾田両氏の壮挙を記念するために建設されたという。
今日植えられた3種の稲は、今後行われる「祈穀祭」(4月18日10時から)で神事「穂揃式」で神前に供えられ、神託により今年の豊作となる作柄が一つ決められます。同日、景気づけのため本殿前から御旅所(天祖父神社前)までを馬が3往復する「走馬式」もあります。馬から人が落ちれば凶作という説も…
その後、広峯山顕彰会役員の皆さんや広嶺中の校長先生らと昼食懇談。野里は尾張屋の弁当。Oさんから文化財や文化を大切にすること、行政がどうかかわっていくか等についていろいろ教えて頂く。
その後、事務所。事務作業。来客対応など。その後、実家。親族の合同誕生会。3月末の妹Rの誕生日から1か月の間に5人の誕生日がある。一緒に夕食。四方山話。 |