Web版ひであき日記

[前の日へ] [次の日へ]
  (未定稿)兵庫県医師連盟主催「医療政策討論会」!!
2008年07月06日 (日)

puri.gif 昨5日、東証一部上場の真柄建設(金沢市)が民事再生法の適用を申請し、裁判所から保全命令を受けたとの報道。真柄建設(株)は姫路市市之郷で建設中の姫路警察署移転・新築工事[14億8千万円]を受注したJVの中心企業。実は少し前から朝の街頭演説中に、真柄建設について株価が額面割れしており、警察署の建設は大丈夫かとの情報があり注意していた。工事に与える影響など要調査である。

姫路警察署の完成予想図(丸正建設HP)

第二神明の明石SAで昼食。たこ焼き、たこ・鯛めしおにぎり。

その後、神戸・三宮駅近くの兵庫県医師会館。兵庫県医師連盟主催の民主・自民・公明3党による医療政策討論会。民主党からは前政調会長の松本たけあき衆議院議員、元参院厚生労働委筆頭理事の辻泰弘参議院議員が出席。まず各党の施策発表。


松本たけあき衆議院議員



辻泰弘参議院議員


次いで、県医師連盟プロジェクト委員会の橋本委員長を座長、神戸新聞の糸野論説委員をコメンテーターとする各党のパネルディスカッション。医療財源、後期高齢者医療制度などについて。自民党は西島参院議員、森山衆議院議員が出席。医療財源として消費税を増税し財源とする考えを示す一方、公明党の赤松衆議院議員は党として現時点では消費税の増税はできないとの考えを示した。民主党からは、定率減税の廃止強行以降、消費税上げを政策からはずしたこと、国民に増税を求める前にムダの排除が先ということを主張した。後期高齢者医療については全く議論がかみ合わない。

また、その後の質疑応答では、参加医師から与党側に大変厳しい指摘や医療事故や刑事裁判との関連で設置が検討されている(仮称)医療安全調査委員会についてなど活発な議論が行われた。しかし、医療の現場で苦労している方々の生の声は尖っていた。

言い訳として医療崩壊の責任を厚生労働省や官僚に着せるような意見がでることがある。それは瑣末な話。医療問題などの根本的な問題は、政権や政権政党など選挙で選ばれたものが責任をとるべきもの。年金・社会保険庁の問題もそうだが、責任を矮小化するために、スケープゴートを見つけてきて批判し、政権与党の責任をうやむやにして何が議院内閣制だ。しかし、県単位の討論会だが、ほとんどが国会の第一線で医療の議論ができる人間が出席。各党の主張がよくわかった。真に政権交代が必要だ。


神戸新聞の糸野論説委員、県医師連盟プロジェクト委の橋本委員長



松本、辻両議員


終了後、神戸国際会館。その後、たじま屋南京町店。大阪出身、神戸在住のジャーナリストO氏と夕食懇談。その後、買物など。
[前の日へ] [次の日へ]

- WebCalen -