Web版ひであき日記

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  (未定稿)姫路競馬の存廃は如何!!
2008年07月01日 (火)

kouji.gif 事務所に支援者来訪。いろいろ話す。カンパもして頂く。本当にありがたいことである。昼食はまねきのあなご寿司。その後、姫路市議会03会のメンバーと広峰の姫路競馬場。姫路競馬は尼崎市にある園田競馬場とともに兵庫県競馬組合が運営している(兵庫県競馬組合は県・2市の一部事務組合で構成され、議会も設置されている)。ということで、売上向上等に取り組んでいる県競馬組合のK事務局長、F姫路管理事務所長、Y課長から当競馬場の運営、売上状況などいろいろ伺う。


売得金・利用者数等の推移グラフ[平成10〜18年度の売得金・利用者数(入場者数・場外利用者数・電話投票利用者数)のグラフ]


園田・姫路競馬の公式HP
兵庫県競馬組合の概要

姫路競馬は最も盛んだった時で年間54日の本場開催(ここでのレース開催)があったが、今年は18日の本場開催という。全国16地方競馬も経営はどこも厳しく、近年兵庫県競馬組合でも単年度赤字になることが多いが、ここはぎりぎり累積赤字にはいたっていないという。

「昔はここの売得金配分で本当に助かった」とは元姫路市道路局長で03会・H姫路市議の話。競馬法でも地方競馬は自治体財政に寄与させるために都道府県等に実施が許可されている。赤字になり一般会計等から赤字補填ということは本来してはならないのである。今年1月、競馬事業活性化委員会が「競馬事業の活性化に関する報告書」を兵庫県知事へ提出しているが、いま存廃も含めた岐路にある。

JRAの場外販売受諾(18年度に場外の売上が急増している理由)による経営寄与やインターネット、電話投票の状況、園田競馬との比率など様々な点について質問。私からも設置の経緯や土地利用等について確認。昭和23年に旧陸軍の城北練兵場の一部を姫路市が国から払い下げを受け、それを兵庫県に寄附採納し、昭和24年に姫路競馬が始まったという。市川水系の船場川の洪水対策として馬場の中央部分に調整池をつくるということが示されているがこの方針についても確認。


旧陸軍の城北練兵場とその周辺施設は今、陸上自衛隊姫路駐屯地、広峰小・広嶺中(以上後ろ)、姫路競馬場(手前)などへ



パドックもある



スタンド。老若男女の観客の皆さん。土日はJRA(中央競馬)が実施されるため、地方競馬は平日開催が基本という


今日の姫路競馬第2レースは162連敗中とマスコミ注目のエリザベスクィーンが出走。3着に終わり、163連敗になったという。敗れても大人気らしい。ちょうど時間的に、第9レース出走前。少し勝負してみる。中山競馬の有馬記念にかけて負けて以来何年ぶりだろうか。やはりはずれる。


メインの第9レースは「神河町特別」。町名を冠にする代わりに地域の名産品等を副賞としてつけてもらうのだという



視察終了後、姫路市役所。I市議から資料をもらう。その後、事務所。白城会(姫路西高同窓会)東京便りが届いている。姫路西高OBでこの7月に財務省の事務次官に就任する杉本和行主計局長のインタビュー記事も。そういえば、最近、新聞の政治面に人事が発表される官界の方で何人か知っている人の名前があった。杉本さんもそのうちの一人。本人から聞いたのだが、同校からは初めての財務省(旧大蔵)入りだそうだ。その方が事務次官とは凄いことである。官界では財務事務次官が最高位と見なされている。ただ主計局長の後任に杉本さんと同期の丹後さんが就いた。同期で次官2人という報道も多い。在任期間が心配である。そういえば、国土交通省でも赤穂、淳心学院出身で姫路市役所へも出向経験のある榊総合政策局長がこの度国土交通審議官に昇格されたとの記事も。運輸など旧省庁や建設技官とのたすきがけ人事があり不透明だが、次官昇格の可能性も少しあるようだ。

そういえば、母がよく自慢する山崎高校の母の同級生Aさんも今回の人事でも登場していた。こちらは某高検の検事長へ異動。高検の検事長は名目上、事務次官より上の天皇認証官。天皇認証官といえば、私が参議院にいたころ人事院総裁であった中島忠能さん、現レバノン大使の黒田義久さんも姫路出身。ちなみに黒田さんは私と同じ砥堀小出身でもある。天皇認証官といえば一つの勲章のようなもの。凄い人がいる。
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